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漏れた汚染水は120トン 福島第一、地下水に混入か
http://www.asahi.com/national/update/0406/TKY201304060050.html
2013年4月6日12時42分 朝日新聞
【木村俊介】東京電力福島第一原発内の地下貯水槽から放射能汚染水が漏れた問題で、東電は6日、漏れた量の推定を約120トン、漏れた放射能は約7100億ベクレルと発表した。事故前の年間排出上限の約3倍の量。2011年12月に政府が事故収束宣言して以来最大という。遮水シートの継ぎ目部分などから現在も地中に漏れ続けているとみられ、地下水と混じり合っている可能性もある。
東電は6日早朝から、隣の別の貯水槽に汚染水の移送を始めた。毎時約100トンを移すため、完了には5日間以上かかる見通し。
ためられていたのは、原子炉で溶けた燃料を冷やしてセシウム吸着装置で処理した後のストロンチウムなどが含まれた高濃度の汚染水。1立方センチメートルあたり約29万ベクレル。約1万3千トンがたまりほぼ満水だった。
貯水槽の水位は4日と5日で下がり続け、120トンほどの水が貯水槽の外に漏れた可能性があるという。漏れた放射能量は7100億ベクレル。貯水槽は海から800メートル離れている。原子力・立地本部の尾野昌之本部長代理は6日未明の記者会見で「海への流出は今のところない」としている。
貯水槽は地面を掘って造られた。縦60メートル、横53メートル、深さ6メートル。貯水槽は、粘土質の遮水シートと、ポリエチレンの2重の遮水シートの3層構造になっている。
週1度貯水槽の外側に開けた穴から水を取って調べていた。これまでは検出限界値未満だったが、3日に貯水槽の北東側の穴にたまった水から1立方センチメートルあたり20ベクレルの放射能を検出。翌4日は35ベクレルだった。
貯水槽の外側に汚染水が漏れた可能性があるため、東電は5日、北東側にある遮水シート2枚目と3枚目の間にたまった水を採取し、約6千ベクレルと判明した。
東電は、1枚目と2枚目のポリエチレン製のシート(厚さ1・5ミリ)が破れたと判断。継ぎ目部分などから漏れた可能性が高いとしている。さらに貯水槽の外側からも放射能が検出されており、外側の粘土質のシート(厚さ6・4ミリ)から土壌にも汚染水が漏れ出たとみている。
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