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「福島原発4号機及び全国の使用済み燃料の問題を考える第3回議員と市民の院内集会」に参加してきた。
元スイス大使の村田光平氏、原子力資料情報室の澤井正子氏、原発設置反対小浜市民の会の中嶌哲演氏らのブリーフィングがあった後、みどりの風の谷岡郁子氏ら何人かの国会議員の挨拶があり、第二部の原子力規制庁、資源エネルギー庁、東京電力に対するヒアリングとなった。
そこで論議された◎乾式キャスクに移すのに要する水冷期間について◎ジルコニウム火災に対する対策◎使用済み燃料プールのキャパシティー◎福島に震度6強以上の地震が発生した場合の対応等々、私がこれまで考えたこともなかった事柄も多かったが、外国からの諸資料を基に問い質す質問者に対し、規制庁もエネ庁も東電も、外国の資料を見ていない、知らない、考えていないと答える様子に戦慄を覚えた。言質を取られない役人としての答えとしてはそれが一番無難な態度かもしれないが、起きてしまえば日本はおろか北半球全域に被害をもたらす大惨事となる事態に対して余りにもおそまつな頭の中身ではないか。
3月18日、ネズミ1匹のせいで29時間停電したとされる際に明らかになった、事故後2年経った今もおそまつな仮設電源一つに頼っている現状を思い起こすにつれ、麻痺した当事者意識の持ち主たちに、この国の運命を任せている危うさを今更ながらに思い知らされた。
福井孝典ホームページ「常住不断」http://plaza.rakuten.co.jp/fukuitakanori/diary/?ctgy=1
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