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http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16520
平成25年3月29日
福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果について(お知らせ)
にあるデータのことで環境省の放射線健康管理担当参事官室へ電話をした。午後4時過ぎぐらいに最初の電話をして10分ぐらいに渡り、何がおかしいかをお知らせした。担当者ではないが何を質問したいのか言ってほしいということで、8点ほど具体的に問題点を述べたのだ。そして、僕が質問点はだいたい以上ですと言った後で、電話口の方が担当者は会議に出ていて午後8時過ぎでないと帰ってこないと言い出した。そもそも、このこと自体がおかしい。何時間も会議でいないのなら、電話口に出た担当者は最初から分かっていたはずだ。
そのため、では戻ったら電話をいただきたいと要望してこちらの電話番号を伝えた。そして、午後8時を待ったが電話がない。そこで8時10分過ぎにまたこちらから電話をした。まだ会議中だという。そのため電話を待っていますと伝えた。今夜中の2時過ぎだ。今更こんな夜中に環境省の放射線健康管理担当参事官室へ電話をしようとは思わない。
しかし、自分が述べた質問はかなり重要なものだ。口頭でその場で言ったので正確に再現はできないが、一応思い出してここに書いておきたい。
1.2000年に長崎で山下教授が行った甲状腺検査と2011年から福島県で行った検査、そして、昨年末からこの3月にかけての3市(弘前、甲府、長崎)の検査で発表された統計の基準が微妙に異なっている。個々人のデータは残っているはずなので共通した基準で発表をする予定はないのか。
2.3市の検査で対象者はどうやって選んだのか。付属校の生徒を中心に選んだはずだが高校生は付属校がない。
3.3市の結果でB判定は44名だった。これらの生徒に2次検査をする予定はないのか。福島県での検査では2次検査を受けることになっているのに、3市の検査で2次検査をしていないのならおかしくないか。
4.3市の検査は福島県でやったのと同じ手順でやるとされていた。しかし、A1判定の人数が3市ではかなり少ない。更に、福島での検査ではソナーを数十秒しか当てないという話しがある。福島及び3市での検査でどんな手順をとったのか、その公開をするべきではないのか。そうでなければ、なぜA1、A2の人数にかなりの開きがあるのかの説明が別に必要だ。
5.3市での検査ではソナー画像のプリントアウトを受検者に渡したのか。
6.3市での結果は日本での甲状腺がん発症リスクが通常の100万人に1人と言うレベルから考えると数百倍になっていることを示している。このことに対してどう考えるか。
うーん、8点質問したはずだが思い出せない。ひょっとしたら1で書いたことをもっと細かく質問していたのかもしれない。また5番は質問したかどうか微妙だ。
ともかく、4月4日(木)にまた電話をして確認してみるつもりだ。この問題は原発廃炉の問題とも密接に絡んでくる。また、将来、このことが非常に多くの人々の健康問題とも絡んでくる。多分数千万人、ひょっとしたら5千万人を超す方たちの健康問題に直接絡むことだ。
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