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http://mainichi.jp/select/news/20130404k0000m040100000c.html
毎日新聞 2013年04月03日 22時14分
原子力規制委員会は3日の定例会で、原発の事故リスクをどの程度まで低減するかを定めた「安全目標」をまとめた。放射性物質が大量放出する頻度については「100万年に1回」、その場合のセシウム137放出量は福島事故の100分の1に相当する「100テラベクレル(テラは1兆)」と決めた。欧米は同様の目標を掲げているが、国内の規制機関が定めるのは初めて。
規制委は、この目標の試算ができれば、福島事故のような帰宅困難地域が生じる事態はなく、健康被害も少ないとしている。安全目標ではこのほか、核燃料が溶融するケースについて「1万年に1回」、原子炉格納容器が放射性物質の閉じ込め機能を失う事態については「10万年に1回」と定めた。
ただし、目標は1基当たりの試算で、複数の原子炉が同時に事故を起こしたり、テロ行為に見舞われたりするケースなどは加味しておらず、「今後の検討課題」(規制庁幹部)としている。田中俊一委員長は同日の記者会見で「どんな(規制)基準を作っても、ゼロリスクはない。安全目標を原発運転のメルクマール(指標)とするが、今後も定期的に見直したい」と述べた。【中西拓司】
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