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2013年04月01日14:01 日々雑感
昨日のニュースですが、、1年毎の小出し情報公開で皆の興味がなくなりつつある状況なので、やはりピックアップ。
福島第1原発 1号機注水9割漏出か 現場、水圧で認識
東京電力福島第1原発事故で、電源喪失後に1号機原子炉へ注入した冷却水の約9割が途中で漏れていた疑いのあることが、東電の社内テレビ会議の録画映像で分かった。現場は消火栓の吐出圧で漏出を認識していたとみられる。原子炉へ水が十分入らなかったため2011年3月20日から22日にかけて炉心損傷が進み、放射性物質の拡散につながった可能性がある。
東電は11年3月12日から、建屋の消火設備ラインを通じて原子炉へ注水していた=図=。
テレビ会議映像によると22日午後1時半ごろ、吉田昌郎所長(当時)が本店に「1号機の注水ラインをチェックしたら、途中にある消火栓で吐出圧が0.1メガパスカルしかない」と報告。「1メガパスカルで注入しているのに途中で0.1メガパスカルということは、流出しているとしか考えられない」と述べた。
東電は消防車の送水圧力から原子炉への注水量を算出、公表しているが、吉田所長の発言は送水のほとんどが途中で漏れたことを意味する。
東北大流体科学研究所の円山重直教授(熱工学)は、原子炉の温度や圧力のデータから「1号機は20日から22日、3号機は21日から23日ごろにかけて水がほとんど入らず、空だき状態だった。入った水もすぐに蒸発した」と分析。「格納容器の破損した部分から蒸気とともに放射性物質が大量に出ていた」と指摘する。
国立環境研究所の計算では、3月20日に放出された放射性物質が風に乗って宮城県北から岩手県南に到達。雨と一緒に地上に降ったとされる。東電は20日以降の放射性物質の漏えい量と原因を「未解明」としている。
1号機は20日午後、原子炉圧力容器周辺の温度が400度近い高温と判明。原子炉へ注水できていないと考えた現場が注水ルートを調査していた。22日朝には原発内で「1号機の炉心損傷割合がここ数日増えている。水が入らずカラカラの状態の可能性が高い」との報告があった。
東電の姉川尚史原子力設備管理部長は「注水量に不確実性があることは認識している。今後、当時の炉の状態と放射性物質の拡散状況を明らかにしたい」と話している。
◎全映像公開こそ責務/放射性物質拡散解明の鍵
東京電力福島第1原発事故で、1号機原子炉への注水が機能していなかった疑いが浮上した。放射性物質の広域拡散につながった可能性のある問題で、詳細な調査が必要だ。
東電が事故直後に公表したデータでは2011年3月20日ごろから、1、3号機で注水量が激減していた。東電は11年9月、送水元だった消防ポンプの流量計の値を基に注水量を上方修正し、大量の水を入れたと発表した。
テレビ会議映像に残る吉田昌郎所長(当時)の水圧に関する発言は、修正前の注水量が実態に近かったことを示す。ほかにも東電が格納容器の損傷を早い時期に認識していたことを示すやりとりがあり、テレビ会議の映像は事故の詳細分析に役立つ資料だ。
(解説=報道部・末永智弘)
2013年03月31日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130331t63008.htm
>吉田昌郎所長が本店に「1号機の注水ラインをチェックしたら、途中にある消火栓で吐出圧が0.1メガパスカルしかない」と報告。「1メガパスカルで注入しているのに途中で0.1メガパスカルということは、流出しているとしか考えられない」と述べた。
うん。だいたい皆、知ってた。
これで東電は
2年以上かけて小出し小出しで、やっとそれぞれの格納容器に冷却水が届いていなかったことを白状しました。
2号機
↓
福島2号機の格納容器、水位わずか60センチ
内視鏡で確認 注入水の大半漏出か
2012/3/26 20:37
東京電力は26日、福島第1原子力発電所2号機の原子炉格納容器内に工業用内視鏡を入れ、格納容器にたまった冷却水を初めてカメラで撮影したと発表した。水面は容器の底から約60センチメートルの位置にあった。水深は当初4メートル以下とされたが、大きく下回った。27日には内部の放射線量を測る。
炉心溶融を起こした1〜3号機の中で線量が低い2号機から調べたが、それでも注いだ水のほぼすべてが漏れ出る損傷があるとみられる。廃炉作業では格納容器に水をためて放射線を遮蔽する計画で、作業の難しさが改めて浮き彫りになった。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG2602Y_W2A320C1MM8000/?dg=12012/3/26
3号機
↓
3号機 消防車注水の半分以上漏出か
(3月10日 18:45更新)
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、1号機に続いてメルトダウンした3号機について、当時、消防車から緊急に原子炉に向けて注入した水の半分以上が、別の装置に漏れ出し、冷却に必要な量の水が原子炉に入っていなかった可能性の高いことが、NHKが専門家と共に行った解析や実験で分かりました。
消防車は、事故のあと、安全対策の要として全国の原発に配備されていますが、原子炉に確実に水が入るのか、事故から2年になる今も十分な検証が進んでいない実態が浮かび上がりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20130310/index.html
完璧な情報統制!!
もう大半の国民が興味も無くし、
マスコミもまともに特集すらしない状況に完璧に持ち込みつつ、
ヤバい情報を小出しに小出しにね☆(ゝω・)vキャピ
小出し小出しの東電、未だに映像も一部しか公開してないですから、もっとイッパイあるんでしょう。
ヤバい情報が。
いったい何を根拠にあの頃の、枝野や野田や保安院たちは「冷温停止」とか言い続けていたのでしょう!?
それに大量にぶっかけて行方知れずの汚染水はどこに行っのでしょう。」
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