17. 2013年3月31日 12:54:48
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誠天調書 2013年03月07日: 大量虐殺と民族浄化が起きる現場 http://mkt5126.seesaa.net/article/343250332.html http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/568.html 「夫は自殺したのではない。殺されたのだ」動燃社内調査チームで亡くなった西村成生さんの本当の死因は何か? 2010年5月7日 http://actio.gr.jp/2010/05/07095639.html https://twitter.com/mkt5126/status/309450767906009088 1. ・ナゾの死を遂げたもんじゅ調査担当者 死の直前の言葉〈週刊朝日〉 http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/560.html 阿修羅に載っている分は ごく一部で、週刊朝日の本文は 凄まじかった。 買う価値の有る週刊誌のネタ と思った。 もんじゅ の西村成生の話だった。
https://twitter.com/mkt5126/status/309452271366832131 2. ・誠天調書 2009年10月31日: もんじゅ・西村成生(動燃職員)裁判の控訴審判決 http://mkt5126.seesaa.net/article/131632740.html この話と直結する どころか 完全に飛び越えていく。 そして まさか西村成生の残した資料に「人形峠」が出てくるとは思っても無かった。 https://twitter.com/mkt5126/status/309453905492860928 3. 【もんじゅ 1995年のナトリウム漏れ事故の時に (液体ナトリウムが漏れる すなわち空気中に触れる とは 爆発炎上を意味する) “謎の自殺をした 西村成生” が残した機密文書】 を今西憲之と週刊朝日が 第一弾と発表する話が「ウラン採掘『人形峠』で行われた住民 工作」。 まさか この話が、其処へ行くとは思ってもなかった。 そして内容も凄かった。 誠天調書 2009年10月31日: もんじゅ・西村成生(動燃職員)裁判の控訴審判決 http://mkt5126.seesaa.net/article/131632740.html
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/568.html 「夫は自殺したのではない。殺されたのだ」動燃社内調査チームで亡くなった西村成生さ んの本当の死因は何か? 2010年5月7日 http://actio.gr.jp/2010/05/07095639.html 核テロリストを含めた宗教右翼カルトは 如何にキチガイ連中で構成され 如何に悪逆非道の限りを繰り返し続けてきたか? 連中は簡単に人を殺す、しかもポアを正しくウツクシイと心底に言いだす、そういうカルト集 団でしか無い。 ↓
http://astand.asahi.com/webshinsho/asahipub/weeklyasahi/product/2013031500003.ht ml 第1章 機密ファイルが暴く「原子力ムラ」の闇/ナゾの死を遂げた動燃幹部は記録して いた ここに、段ボール5箱分にもなる、膨大な資料の山がある。 それは報告書であったり、「マル秘」の印が押されていたり、手書きのメモであったり― ―一部が破れたものもあれば、茶色に変色したものもある。一見してかなり年季が入って いることがわかる。大きさも、B5用紙からA3用紙までまちまちだ。 だが、これらは決してゴミの山ではない。これまでベールに包まれてきた日本の原子力行 政の「闇」が凝縮された、貴重な内部文書の数々なのだ。 その資料を記し、几帳面に整理してきた男は、もうこの世にいない。今から17年前の1 996年1月13日、謎の死を遂げたからだ。男は、なぜ死ななければならなかったのか ――まずは、その話から始めよう。 ◇ 男の名は西村成生(しげお)(当時49)。動燃(動力炉・核燃料開発事業団=現在の日 本原子力研究開発機構)の総務部次長だった。 動燃は、「核燃料サイクル」の研究開発などの事業を行うために設立された国の特殊法人 だ。 福島第一原発事故を契機に広く知られるようになったが、「核燃料サイクル」とは、原発 の使用済み燃料からプルトニウムや、燃え残りのウランを取り出して再利用する一連の仕 組みをいう。燃やした燃料からさらに多くのプルトニウムを取り出せることから、資源小 国である日本のエネルギー問題を解決する「国策」と位置づけられてきた。動燃はその実 現を担う、いわば国の研究機関だ。特殊法人として、その費用の大半を国が負担してきた 。 その動燃の中心事業として位置づけられたのが、発電と同時に、原発の燃料となるプルト ニウムを生み出す高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)だった。ところが、95 年8月にようやくこぎ着けた発電開始から、わずか4カ月後の12月、もんじゅはナトリ ウム漏れ事故を起こす。 このとき、事故の深刻さに加え、大きな社会問題となったのが動燃の『隠蔽体質』だった 。漏れ出したナトリウムが雪のように白く積もった生々しい現場ビデオを、事故直後に撮 影していたにもかかわらず、これを隠したのである。「想像を超えた事故隠し」と批判さ れた動燃は、頭を下げ続けた。 その時、「ビデオ隠し問題」の内部調査を命じられたのが西村氏だった。 96年1月12日、科学技術庁(当時)で記者会見に臨んだ西村氏は、ビデオ隠しに本社 の管理職が関与していたことを発表した。ところが、その翌13日早朝、宿泊先の都内ホ テルの非常階段の下で、変死体となって上司に発見されたのである。 妻と上司、同僚に宛てた3通の遺書が発見され、警察は飛び降り自殺と断定。上司や仲間 を調べなくてはならなかった心労か――マスコミでも、『ナゾの死』は大きく報じられた 。 だが、妻のトシ子さんはこう話す。 「夫の死について動燃に説明を求めても、ほとんど情報を出してくれない。会社にあった はずの遺品も返してくれず、逆にこちらの動向を探るような対応ばかりだった。遺書の内 容や遺体の状況にも不審な点が多く、『これはおかしいな』と思い始めたんです」 不信感を募らせた遺族は、旧動燃を相手どって損害賠償を求める訴訟を起こしたが、20 12年1月、敗訴が確定。しかし、いまもトシ子さんは夫の死に疑念を持ち続けている。 その理由の一つが、冒頭の「西村ファイル」の存在だった。 ◎家族にも言えぬ裏の『秘密業務』 中央大学法学部を卒業して69年に動燃に就職した西村氏は、20代半ばでトシ子さんと 社内結婚。主に文書課や秘書課など事務畑を歩み、文書課長、総務部次長と順調に出世の 階段を上っていった。 「文書課では、科学技術庁や通商産業省など国に提出する文書作成の責任者でした。文書 の文言から句読点まで細かく気にしていた。そんな経歴もあって、幹部が出席する会合に 同席し、議事録を取ることも重要な仕事でした」(トシ子さん) 几帳面でまじめな性格だった西村氏は、自らの仕事にかかわる資料を逐一、ファイルに収 集し、保管し続けていた。 その残されたファイルを読むと、西村氏が長年、家族にも話さなかった『秘密の業務』に 従事させられていたことがわかる。西村氏は、動燃のさまざまな『暗部』に触れざるを得 ない立場だったのだ。トシ子さんが続ける。 「社内結婚ですから、私も動燃のことはある程度、理解できます。でも、役職が上がるに つれて、夫は家で仕事の話をあまりしなくなりました。仕事内容はおろか、出張先すら教 えてくれない。亡くなる直前、珍しく会社の話をしたときは、『もんじゅの事故調査を命 じられたが、もうイヤだ』と言っていた。残された資料を見て初めて、夫がさまざまなト ラブル処理や『工作』にかかわっていたことがわかり、驚きました」 山積みの「西村ファイル」をひもとくと、原発や関連施設をめぐる地元住民や地元政財界 へのカネや接待、選挙での『暗躍』、そして反対派の市民運動家への露骨な『監視』など 、「国策会社」動燃の組織的な工作が克明に記録されていた。 つまり、この資料は日本の「原子力ムラ」の一つの縮図だったのである。 政財界の癒着構造や情報隠蔽体質など、「原子力ムラ」の特異な体質は、これまでさまざ まな場面で語られてきた。前掲の「もんじゅ」事故や、99年に起きた茨城県東海村のJ CO臨界事故、そして11年の東日本大震災による原発事故後の対応でも、いやというほ ど見せつけられたものだ。 トシ子さんはこう語る。 「大震災で福島の原発事故が起きたとき、どうせ東電はまともな情報を出さないだろうと 思いましたが、現実にそうなったので驚きました。都合の悪いことは隠すという体質は、 動燃ととても似ている」 西村氏が関わった「もんじゅ」事故によって、日本の原子力政策は大幅な見直しを迫られ ることになった。もんじゅは10年5月、約14年半ぶりに運転を再開したが、わずか1 00日あまり後に原子炉容器内で装置の落下事故を起こし、以来、運転再開のメドは立っ ていない。しかも、この事故を巡っては、キーマンだった燃料環境課長が11年2月に自 殺するという悲劇がまた起きた。『負の連鎖』は、いまも続くのである。 福島第一原発事故を巡る対応を見てもわかるように、「原子力ムラ」の根本にある旧態依 然とした体質は何ら変わっていない。「西村ファイル」を解読し、「原子力ムラ」の暗部 に迫ろうとするのは、そこに意味がある。 秘密の業務を強いられて無念の死をとげた西村氏はいま、天国から原子力ムラを告発する 第2章 ウラン採掘「人形峠」で行われていた住民工作 「孤立が効果的」動燃が対立住
民に「工作」〈週刊朝日 2013年3月15日号〉 http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/589.html 其の資料を見せると 動燃(動力炉・核燃料開発事業団=現在の日本原子力研究開発機構 )OBの1人は 頭に手を当てて何度も天井を仰ぎ、しきりに「まずい、まずい」と繰り返した――。 彼がこれほど慌てふためいたのは、 高速増殖原型炉「もんじゅ」の事故隠蔽問題について調査を担当し、 1996年1月13日に謎の死を遂げた西村成生(しげお)氏(当時49)の残した「西村ファイ ル」の存在だった。 その中に「方面(かたも)地区住民資料」と題された、A3用紙6枚分にわたる手書きの極 秘資料があった。 ジャーナリストの今西憲之氏と本誌取材班が明らかにする。 動燃は1990年前後、 岡山県と鳥取県の県境・人形峠の住民と「ウラン残土」撤去をめぐって対立していた。 「西村ファイル」には、 動燃が地元住民に対して詳細な素行調査や思想チェックを行った「工作」の記録が残され ていた。 特に反対派住民は入念にマークしていた。 反対運動の中心になった住民の榎本益美さん(77)についても、極めて細かく調べ上げて いた。 〈昨年(88年)8月15日以来、反対の筆頭に立っている〉 〈元鉱山労働者として放射能の恐ろしさをPNCが教育していなかった等、被害者意識が強 く、 市民グループ、社会党、プレス等をバックに「全面撤去」を主張し、全区民を巻き添え にしている〉 さらに榎本さんに対する「工作」方法を具体的に説明している。 〈社会党対策会議の○○(原文は実名、以下同)、共同通信記者、市民グループとの関係 を切ること であろうが、当面、本人を孤立させ相手にしないことが効果的である〉 反対運動の中心である榎本さんを地区から孤立させ、周囲の住民から先に切り崩していこ う という作戦が読み取れる。 この動燃の「工作」は一時は成功し、榎本さんは孤立を深めていた。 地元住民の一人は、こんな場面を覚えている。 「ある町議が地区の人間を呼んでウラン残土問題についての説明会を開いたとき、 榎本さんが会場にやってくると、町議が『お前は呼んどらん、帰れ!』と怒鳴りつけた 。 町民を守るはずの議員がなんてことを言うのかと驚いた」 http://dot.asahi.com/news/incident/2013030500068.html 週刊朝日 2013年3月15日号 住民の名前、生年月日、職業のほか、動燃に対する理解、住民に対する「工作方法」など
についても記載があった。 調査は家族関係にも及び、多くの世帯で家族の勤務先や家庭事情まで詳細に書かれていた 。 動燃は、都会から離れた小さな集落ならではの濃密な人間関係を、巧妙に「工作」に利用 しようとしていた。 たとえば、 地元の有力地権者Aさんの項目には、 〈本人は養子のため、養母、妻の意見に従うようである。 方面(かたも)地区内の親しい知人、親せき等を説得し理解を求めたい〉 農家Bさんについては、〈本家の○○を使い説得〉などと記載されている。 ほかを見ても、「工作」方法はいよいよ具体的だ。 〈地元では、○○と本家分家の関係にある ○○町議→○○→本人の説得〉 (県職員Cさん) 〈本人は養子のため、実権は養母にある。区内の動きに従うことが多く、 婦人会、親せき等の利用も考えられる〉 (教員Dさん) 地域独特の本家、分家や養子縁組と言った関係や地区の婦人会などを利用し、 「工作」に使おうとしていたのだ。 資料には、頻繁に「町議」の名前が出てくる。 東郷町議だった前田勝美氏(現・湯梨浜町議)のことだ。本人がこう語る。 「その時の動燃人形峠事業所の所長が私の親類だった関係で、地元住民の説得を頼まれま した」 実際、その依頼で住民の説得をしたという。 動燃は、政治家まで動員して“懐柔”に動いていたのである。 http://dot.asahi.com/news/domestic/2013030500070.html 週刊朝日 2013年3月15日号 資料では、地区の20世帯の住民について、 (1)名前 (2)生年月日 (3)職業 (4)PNC(動燃の略称)に対する理解、 (5)人脈・本人に対する工作 (6)家族関係 (7)地権の有無 (8)備考 ――の項目に分け、詳細に調べ上げている。 まさに、「思想・素行調査」リストである。
陰湿なのは これらに加え、勤務先の上司などの上下関係で圧力をかけていた形跡がある ことだ。 県職員Cさんに対しては、 〈夫婦の勤務先である鳥取県の上司・幹部を利用する〉 農家のEさんの場合は、 〈農協関係者の幹部による説得が必要〉 郵便局員だった地元区長のFさんには、 〈郵政関係者(地元局長)、親せき等を動かし、区長としてもう少し積極的な態度をとる ように働きかける〉 さらに当時、こうした「工作」方法を検討した人形峠事務所の打ち合わせメモには、 所長発言として こんな記載もあった。 〈有力地権者Aさんには○○自動車を通じて圧力をかけるべきだ〉 本人の勤務先の地元大手バス会社を通じて「圧力」をかけるべきだ と はっきり語っているのだ。 これ 公安の技術 そのものだよね。 つい最近に同じような事を橋下がしてたよね、どういう事なんだろうね? http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1655.html 人形峠でのウラン開発に対する地元反対派住民を抑え込むための動燃による工作の3つの 手法が、西村メモに基づいて紹介されている。 一.「タレントとの会食を通じて洗脳」 二.「津山圏は水面下でゲリラ戦」 三.「広義な話題を提供し、問題を希釈させる」 という「3つの宣撫(せんぶ〉工作」である。 此の全ては まさしく日本版CIA活動である。 第3章 動燃裏工作部隊「K機関」の「洗脳」と「カネ」 原子力ムラ「機密ファイル」 動燃の「原発推進」工作で名前の挙がったあの人 週刊朝日 2013年3月22日号 http://dot.asahi.com/news/incident/2013031300001.html しかし、旧動燃が手を染めていた「工作」は、それだけではない。 〈K機関(後にKチームに改名)特務隊のアクションプログラム 第1案〉 と題された内部資料の驚くべき内容を、ジャーナリストの今西憲之氏と週刊朝日取材班が 暴露する。 * * * 「Kチーム」は具体的にどんな工作をしたのか。 当時、本社の核燃料サイクル技術開発部の幹部だったY氏が作成した「第1案」は、実に過 激だ。 〈JC(青年会議所)ラインの利用 K機関で確保しているタレントとの会談を企画し、洗脳する〉 〈マスコミ対応 (1)K機関タレントの利用 K機関で所掌しているタレントとの会食を通じて洗脳〉 「洗脳」とは穏やかでないが、 どうやら「タレントとの会食」という美味しい“エサ”で、 動燃シンパを増やそうとしていたようだ。 別の資科では、こんな名前が挙がっていた。 〈竹村健一 石原慎太郎の活用〉 〈石原氏へは、アプローチの仕方について要検討〉 評論家の竹村氏と前東京都知事の石原氏は、ともに原発推進派である。 資料では動燃と関係が深い大手ゼネコンの名も挙がり、〈協力隊を出してもらう〉との記 述もあった。 工作疑惑の動燃元次長 「電力業界はいろいろある」 週刊朝日 2013年3月22日号 http://dot.asahi.com/news/incident/2013031300003.html 〈K機関(後にKチームに改名)特務隊のアクションプログラム 第1案〉と題された資料
からは、 旧動燃(動力炉・核燃料開発事業団=現・日本原子力研究開発機構)が、 “やらせ”や“洗脳”などを駆使して 原発反対阻止のために多くの「工作」を行っていたことが分かる。 「原子カムラ」の当事者たちは、一連の資科について どう説明するのか。 ジャーナリストの今西憲之氏と週刊朝日取材班は、 「Kチーム」で「本部キャップ」を務め、当時、本社の総務部次長だったZ氏に話を開いた 。 * * * ――「Kチーム」とは何か。 「(驚いて)どこで調べたの? そんな話。Kチームといっても大したことはしてない。 回収ウランは問題ないと、近隣市町村に説明に回っただけです。 資料も見た記憶がない」 ――「Kチーム」の意味はZ氏の頭文字の「K」? 「勝手にそう思ったこともあるが、秘書課の実力者だったKさんのこと、という話もあっ た。 あと『汚い』のKとか。何なんだろうね、という話になっていた」 ――「数千万円程度」の予算は、接待などに使ったのか。 「(声を裏返して)数千万円!? 考えられないな。そんなにかかるはずがない。 接待も何もしていない」 ――(〈新開の活用〉の項目にあった)「やらせ投書」は? 「いろいろやるんですよ……古い話はしたくないのが本音。 電力業界はどこの企業も、ほじくり出せばいろんなことがあるかもしれないが」 動燃「組織ぐるみ選挙」示す? 極秘「西村ファイル」 週刊朝日 2013年3月29日号 http://dot.asahi.com/news/politics/2013032000014.html 梶山静六3931票――。 衆院選を舞台に、旧動燃(現・日本原子力研究開発機構)は原発推進派の自民党候補を応
援するため、 茨城県東海村で徹底した選挙戦を繰り広げていた。 週刊朝日が独占入手した極秘資料「西村ファイル」の中には「組織ぐるみ選挙」の証拠と なる記述があった。 ジャーナリストの今西憲之氏と週刊朝日取材班が、その驚愕の内容を検証した。 動燃の元総務部次長・西村成生氏が残した膨大な量の資料。 「取扱注意」「マル秘」などと書かれた文書も多く、 西村氏が従事させられた「秘密の業務」の中でも、とりわけ重要だったことがわかる。
舞台は茨城県東海村。 現在、日本原子力研究開発機構(JAEA)が本部を置く地は、 動燃の前身の原子燃科公社が1957年から拠点とし、 81年には日本初の核燃科再処理施設が稼働した。 同村は、言わずと知れたJCO臨界事故(99年)の現場であり、 日本原子力発電の東海第二原発がある。 いわば「原子力ムラ」の“牙城”だ。 資料の多くは、93年の衆院選の時のものだった。 宮沢喜一首相(当時)率いる自民党が惨敗し、細川護熙連立政権が誕生。 55年体制が崩壊した歴史的選挙である。 中選挙区制だった当時、東海村がある茨城2区は自民党幹事長の梶山静六氏(2000年に他 界)、 後に通産相となる塚原俊平氏(97年に他界)の2人の自民党候補が票を分け合っていた。 動燃は、2人のために猛烈な「集票工作」を行っていた。 そのことをはっきり示しているのが、 動燃東海事業所総務課が93年6月に作成した〈過去集票実績〉というデータだ。 90年の前回衆院選の集票実績として、こう記されている。 梶(梶山氏)約3900名 職員1384名 業者2547名 塚(塚原氏)約2300名 職員784名 業者1495名 実に計6千票以上の票を集めたというのだ。 最終的に、この選挙の2人の獲得票のうち東海村票は、梶山氏が4273票、塚原氏が3717票 。 動燃は、強大な集票力を誇っていたのである。 もっとも、動燃側も違法性を自覚して、内部で検討していたフシがある。 マル秘印が書かれた87年9月作成の〈課題〉と題された文書には、 〈企業ぐるみ選挙 公選法違反の疑い〉との記述があった。 違法行為の危険性をも示唆する書きっぷりだが、それもそのはず。 続く記述には、〈資金面での援助〉〈団地内見張りの可否〉など “きな臭い”言葉が多くに出てきているのだ。 「仕事ほしければ言うこと聞け」動燃から協力要請か 週刊朝日 2013年3月29日号 http://dot.asahi.com/news/incident/2013032100075.html ジャーナリストの今西憲之氏と週刊朝日取材班が独自入手した旧動燃の元総務部次長・西 村成生氏の資料には、原子力ムラが仕掛けた「組織ぐるみ選挙」の動かぬ証拠が記されて いた。 1993年の衆院選、茨城1区からは3人の自民党候補が出馬した。 後に財務大臣などを歴任し、現在は派閥の領袖となった額賀福志郎衆院議員、 葉梨信行氏(現在は政界引退)、中山利生氏(04年に他界)である。 この選挙区でも「組総ぐるみ選挙」を示す資科が確認された。 93年7月1日作成の(マル選 状況報告)は、選挙戦の途中経過の報告だ。 そこに、こう書かれていた。 〈取引業者については 安推協、及び調達課・工務課が中心となり年間取引額500万円以上198社に協力要請中で ある〉 大口の取引先を中心に、自民党候補への投票を呼びかけていたのだ。 ここにある「安推協」とは、動燃の下で働く業者でつくる「安全推進協議会」のこと。 完璧に あっせん収賄 で100%にアウト。 連座制で一網打尽になるね。 資料の中には、50社以上の社名や連絡先が書かれた一覧表もあった。 従業員に東海村在住者がいる企業のリストもある。 それぞれ契約高や従業員数、動燃内に派遣している従業員の人数も記載されていた。 「安推協は、動燃から仕事をもらっている業者の集まり。 原発関連からガソリンスタンド、書店まで、ここに名前がないと動燃では仕事ができな い。 契約高を書いているのは、企業への圧力のため。 『仕事がほしければ、言うことを聞け』という意味ですよ」 (動燃関係者) 地元有数の大企業である動燃からの「協力要請」を断れる業者があるだろうか。 完全に共産国家そのもの。 あれ? 自民党で宗教右翼カルトの皆様は アカが お嫌い では無かったかな? 科技庁が作成 NHKへの「やらせ抗議」マニュアルの中身 週刊朝日 2013年4月5日号 http://dot.asahi.com/news/domestic/2013032800027.html まさか、ここまでやっているとは! NHKのドキュメンタリー番組に対する組織的な「やらせ抗議」を 旧動燃(動力炉・核燃料開発事業団=現・日本原子力研究開発機構)へ指示したのは、 其の上の 霞が関の官僚 だった。
元総務部次長・西村成生(しげお)氏が残した「西村ファイル」には、 その記録が克明に残されていた。 ジャーナリストの今西憲之氏と週刊朝日取材班が追及した。 問題となったのは、NHKが1993年5月21日と23日の2回シリーズで放送した ドキュメンタリー番組「NHKスペシャル 調査報告 プルトニウム大国・日本」。 当時も今も“国策”である「核燃科サイクル」に疑問を投げかける番組内容は、 所管の科学技術庁(現在は文部科学省に統合)の官僚の逆鱗(げきりん)に触れたようだ 。 2回目の放送後、NHKの担当ディレクターと科学文化部記者2人が 科技庁の原子力局長室で抗議を受けたのだ。 そして資料によると、この会談後、科技庁から動燃に次のような“指示”があったという 。 〈STA(科技庁の略称)より、 雑誌、新聞等のマスコミや有読者を用いた NHKへの反論や、寄稿、投稿、電話によるNHKへの対抗手段をお願いしたい、 とのこと〉 これは「やらせ抗議」の指示としか読めない。 国が出資する特殊法人である動燃は、科技庁に「命脈」を握られている。 指示は、事実上の「命令」と考えていいだろう。 さらに生々しいのが、資料に添付された2枚の「マニュアル」だ。 1枚目は〈NHK各放送局一覧〉と題され、 東京や大阪など全国の主なNHK放送局の住所と電話番号が書かれていた。 「経営委員会」「考査室」などと具体的な部署名まで記されている。 その下に再放送の日時と、〈☆電話及び手紙をお願いします〉とある。 2枚目は、さらに驚愕の内容だった。 〈NHKスペシャル「調査報告 プルトニウム大国・日本」を見て(Example)〉 と書かれ、電話や手紙による「やらせ」の例文がずらりと並んでいるのだ。 〈日本がエネルギーを確保するために研究開発をすることがなぜいけない。日本は世界か ら大量のエネルギーを輸入している。将来、途上国が大量にエネルギーを使い出したら、 どうするのか。足りるとでも思っているのか〉 〈30年かけて研究開発に取り組んでいることへの非難がおかしい〉 〈報道姿勢が無責任である〉 〈将来のために研究している人に失礼だ。料金不払いも考える〉 「将来のために研究している人」というのは、つまり動燃のことである。 手法は今も全くに変わらない。 だから俺は 宗教右翼カルトの性癖 という表現を使う。 工作員へは どのような指示命令系統が有るのか?その内実は如何なるモノなのか? その具体的かつ詳細の情報が 此処に有る訳だ。 http://dot.asahi.com/news/domestic/2013032600036.html 動燃を所管する科技庁がNHKの番組に抗議していた 週刊朝日 2013年4月5日号 〈科学技術庁とNHKとのやりとり(概略メモ)〉というタイトルのA4用紙1枚分の文書は、 1993年5月28日に動燃広報室が作成したものである。 欄外には「取扱注意」の印が押されている。内容は、NHKの番組に関するものだ。 93年5月21日と23日、NHKは2回シリーズで ドキュメンタリー番組「NHKスペシャル 調査報告 プルトニウム大国・日本」を放送し た。 当時、国内では91年に高速増殖原型炉「もんじゅ」が試運転を開始するなど、燃やした核 燃料からプルトニウムとウランを取り出す「核燃科サイクル」の試みが本格スタートした 。しかし、アメリカなど諸外国からは、核兵器に転用可能なプルトニウムを日本が保有す ることは「核武装」につながりかねないと危惧する声があがっていた。また、高速増殖炉 の開発は海外で次々と頓挫しており、その実現性や経済性などに疑問符がついていた。 こうした問題点を国内外の取材で浮き彫りにしたのが、この番組だった。 だが、2回目の放送から5日後の5月28日、 NHKの担当ディレクターと科学文化部記者2人が科技庁の原子力局長室で抗議を受けたのだ 。 資料には〈16:30〜17:50 原子力局長室にて〉とある。会談は、 科技庁側が一方的に話す展開だったと思われる。 〈NHKスペシャルに対する不満・誤りは全て言った〉 強い怒りが文面から伝わってくる。 資料には、次のようなやり取りが記載されている。 科技庁「技術的に間違いだった。説明の場を設けるべきである」 NHK「その予定はない。しかし上司には伝える」 NHK「番組に対するクレーム、指摘はなかった」 〈STA(科技庁の略称)が報道姿勢を非難したところ、NHKは反論。他の指摘については聞 くだけ〉 会談は80分にも及んだものの、両者の主張は平行線を辿り、結論は得られなかった。 番組に関わったNHK関係者が語る。 「放送後、科技庁に担当ディレクターらが呼ばれて抗議を受けたと聞いている。 番組は当時のNHKが総力を挙げて取り組んだもの。 隙がないように相当、知恵を絞って作ったが、 国策に正面から疑問を呈する放送内容に納得できなかったのでしょう」。 何故にテレビが凋落したか? 人材が居ない集団は無い。 人材を如何に捨て去ってきたか?という其の結果の先に今の惨状が有るだけだ。 捨て去ってきたか? と言うよりも 家畜としてきたか? と言う表現の方が的確だが。
同じ事を311以降は ネットの日本語圏を軸にした情報流通の下士官が総力を挙げて取り 組んでいる。 既にしてマスコミ新聞テレビ大手メディアの殆どは敵である事は、今更に説明するまでも 無い。 ならば 当時に存在した“そういう機関”なるモノが今は存在せず 311以降に そういう活動をしていない と偉い人が釈明をしたとしても 誰が信じるだろうね? http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1655.html 人形峠でのウラン開発に対する地元反対派住民を抑え込むための動燃による工作の3つの 手法が、 西村メモに基づいて紹介されている。 一.「タレントとの会食を通じて洗脳」 二.「津山圏は水面下でゲリラ戦」 三.「広義な話題を提供し、問題を希釈させる」 という「3つの宣撫(せんぶ〉工作」である。 福島第一原発事故への宣撫工作は 現在進行形で 関係者が総力を挙げて放射能の安全性
を訴え続けている。 「放射能は正しく怖がりましょう」 「現在の内部被爆は心配ありません」 「いまの甲状腺がん患者は放射線被ばくと関係ありません」 「福島の甲状腺肥大はほかの地区よりも低いので甲状腺肥大を心配する必要はありません 」 「市場に出回っているの食品は規制値をクリアしているので一生食べ続けても安全です」 「世界では年間積算放射能が10ミリシーベルト地帯でも安全に人々が住んでいます。 年間1ミリシーベルトは安全すぎます」 「総被曝線量100ミリシーベルトが放射線による発癌の閾値で、それ以下は影響があり ません。 そこまで浴びても大丈夫です」 放射線に無理解な地元出身の芸能タレントが、汚染現地に頻繁に出かけていってイベント 行い、子供たちへ、「ほら、おねーさんたちも大丈夫だから、何も怖がることなんかない よ!」 「どんどん地元の学校に復帰しましょうよ!」 「なんたって故郷(ふるさと)は懐かしいからね!」 などと避難解除区域の小中学校に入っていってじゃんじゃん宣伝し始めて それがテレビや新聞からも報道される。 つまり上記の第一番目の芸能人を使った宣撫工作である。 第二番目の「水面下でゲリラ戦」の詳しい解説は此処では省くが、 現在でも東海村で行われている と第3弾の週刊朝日の紙面では紹介されている。 この国は第一番に科学に疎い政治家たちが 地元の放射能汚染キウリやトマトを頬張って、安全をパフォーマンスする実になさけない
国だ。 大広告会社が、いまかいまかと、手をこまねいて芸能人使用の機会を狙っているだろう。 その広告会社への財源は、 “値上げした電気料金”→電力会社→大手広告代理店 へ支払われる宣伝費からである。 もちろん目標は原発再稼働である。 週刊新潮では 堂々と実名入りの「御用学者」を名乗る反・原子力規制庁キャンペーン が既に連載で始まっている。 政権が変わったからなのか彼らの意気軒昂さは ちょっと尋常ではない。 3月14日号の週刊新潮の記事は以下の通りである。 タイトルは 御用学者と呼ばれて(第5弾) 原子力と地質・地磐の専門家座談会 非科学がまかり通る「原子力規制委員会」の危険な 真実 出席者名: 澤田哲夫(東京工業大学助教・原子核工学)/奥村晃史(広島大学大学院文 化研究科地表圏システム学講座教授・自然地理学)/伊藤洋(電力中央研究所地球工学研 究所研究アドバイザー)/岡本孝司(東京大学大学院工学系研究科原子力専攻専攻長) ・カネの為ならば如何なる大量虐殺と民族浄化をも厭わない ・自分こそは国粋主義的民族主義者 こんな事を同時に言いだす連中なんだから とっとと「即時入院措置が必要な水準の重度の精神疾患を患っている」って言っちゃった 方が早い。 で 俺は一言で「宗教右翼カルト」って言っちゃう訳だ。 完全に精神が破綻しきっているカルト連中の世迷い言を真に受ける方が如何なモノかと思 うけどね。
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