http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/892.html
Tweet |
学童に対する青森、山梨、長崎の甲状腺検査結果の詳細が本日発表予定
3月8日に発表された「福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果(速報)」の詳細データの発表が本日29日に行われるはずだが、一切まだメディアに出てきていない。担当である環境省総合環境政策局環境保健部の放射線健康管理担当参事官室に電話で問い合わせると担当者が会議中で午後にならないと戻ってこないという。3月8日の速報では「対象地域別の結果を含む詳細な調査結果については、3月下旬に公表」となっていたので、3月の最後の平日である本日に詳細な調査結果が発表になるはずだが、午前10時を過ぎてもはっきりしない。
しかし、福島第一原発事故直後の被曝に関しては隠ぺいがされている。例えば、東京電力福島第1原発事故を受けて11年3月12日午前5時ごろから、福島県が約5キロ離れた避難所に可搬型測定器を設置して緊急時放射線モニタリングを行いながら、測定器を回収した同9月にデータを消去していたということがある。福島県は「データを上書きし記録も残っていない」と釈明、国への報告も怠った。原発10キロ圏では同時刻ごろから線量の上昇が確認されているが、消去により国の指針が定める住民の被ばく評価もできなくなった。なお、測定器のメーカーによるとデータを上書きしても元データが残っていて取り出すことができるということだが、福島県はそれをやっていない。
更に、本日詳細が発表されるはずの福島県外3県の調査は3歳未満の調査は行っていず、福島県内での調査は0歳児から対象になっているので、この意味でもデータの比較には注意が必要だ。細胞分裂が最も盛んな3歳未満のデータが青森、山梨、長崎のデータで欠落していることは奇妙なことだ。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています<<1405>>TC:38693, BC:22462
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素30掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。