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そもそも再処理は必要なのか?
再処理なんてできるわけありません。
まとな科学者ならみんなわかってやっている。
そやのになんでやるのか?
再処理、プルサーマルのための研究と称して、科学研究費が毎年湯水のようについてくるし
天下り先も万全やし、「わかっちゃいるけど、やまられない!」
ということで、青野さんが今回も鋭く指摘されていますので
紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー転載はじめーーーーーーー
発信箱:プルトニウムの行方=青野由利(論説室)
毎日新聞 2013年03月29日 00時26分
http://mainichi.jp/opinion/news/20130329k0000m070150000c.html
結婚するなら離婚のことから、会社を合併するなら解消の仕方から。「出口から考える」のが米国式の契約だが、日本人はそれがにがて。今週、原子力委員会を傍聴し、以前に聞いた話を思い出した。
テーマはプルトニウム利用計画。日本は原発から出る使用済み核燃料を全量再処理してプルトニウムを取り出し、再び燃やす「核燃料サイクル」を国策としてきた。英仏に委託した分をあわせると再処理によるプルトニウムを44トンも所有する。これを燃やすはずだった高速増殖炉は頓挫したまま。普通の原発で燃やすプルサーマルでしのごうとしてきたが、原発事故で今やまったくめどが立たない。
余剰のプルトニウムを持てば、「核兵器を作るつもり?」と国際社会から疑われる。だから、原子力委は、毎年度「利用計画」の公表を求めてきた。しかし、電気事業連合会は来年度分の計画を見送った。にもかかわらず、日本原燃は「再処理工場」をこの10月に完成、操業させるという。電事連は「それまでに計画を作る」というが、すっきりしない。
この点について、原子力委の鈴木達治郎さんの提案は納得できた。「供給ありきの発想を転換し、利用の見通しを明確にしてから再処理量を考える」という主張だ。裏を返せば、利用のめどが立たない限り再処理はしない。もう一歩進めれば、そもそも再処理は必要なのか、という課題につながる。
鈴木さんは、プルトニウムの「在庫削減」と「柔軟な利用計画」も提案したが、簡単ではない。これほどため込んだプルトニウムをどう減らすか。英仏に譲渡できる可能性はあるか。現実的な出口を考えずに突っ走ってきたツケは、当然のことながら思わぬ離婚や合併解消の比ではない。
ーーーーーーーーーーーーー以上転載終わりーーーーーー
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