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http://jp.wsj.com/article/JJ10682273328150694183420141122501179640243.html
2013年 3月 27日 10:31 JST 更新.「安全性への慢心あった」=原子力学会が中間報告—原発事故 .
東京電力福島第1原発事故を調査している日本原子力学会の事故調査委員会(委員長・田中知東京大教授)は27日、事故の主な要因を「想定を超える津波による冷却機能の喪失」とした上で、シビアアクシデント(過酷事故)への取り組みが不十分だったとする中間報告を公表した。中間報告には学会OBや役職経験者を対象にしたアンケート結果も収録。「安全性への慢心や謙虚さの欠如があった」など反省の声も寄せられた。
中間報告は、近畿大(大阪府東大阪市)で開催中の同学会の年会で公表された。12月に取りまとめる最終報告に向け、多重防護の在り方や過酷事故対策、除染など環境修復に向けた課題などを論点として提示したが、事故の原因解析や進行状況の分析については、これまでの政府、国会事故調の内容を超えるものはなかった。
アンケートは役職経験者ら289人を対象に実施。事故原因や、学会が事故前にすべきだったこと、できなかった理由などを質問。回収率は約35%だった。
[時事通信社]
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130327/k10013479991000.html
原子力学会が中間報告 新たな分析なく
3月27日 11時25分東京電力福島第一原子力発電所の事故について、日本原子力学会が専門家としてまとめた事故調査の中間報告を公表し、「過酷事故への取り組みが十分でなかった」などと総括しました。
しかし、専門家ならではの新たな分析などはほとんどなく、事故を防げなかった原子力の専門家としての姿勢と責任が問われます。
日本原子力学会の調査委員会は、福島第一原発の事故を専門的な立場から検証しようと、去年8月、大学や研究機関の40人余りで発足し、東大阪市で開かれている学会の春の大会で中間報告を公表しました。
この中で原発事故について、「過酷事故への取り組みが十分でなかった」としたうえで、「安全の備えを十分していれば、事故は起きても放射性物質の大量放出のような社会に迷惑をかける事態は回避できた」などと指摘しました。
しかし、原因などの分析については、すでに知られた事実や既存の文献の内容をまとめた形で、政府や国会の事故調の報告を超えるような原子力の専門家ならではの科学的な調査や分析はほとんどありませんでした。
一方、学会の幹部やOBに行ったアンケート結果では、「安全性に対する慢心や自信過剰があった」とか、「原子力村の一員として電力会社に遠慮があった」といった反省の回答が多く寄せられたということです。
原子力学会では、ことし12月までに最終報告をまとめる予定で、今回の事故を防げなかった原子力の専門家としての姿勢と責任が問われます。
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投稿者の感想:
上の二つの記事を比べると興味深い。今の日本の報道の自由がいかに劣化しているかが分かる。それだけいろいろな圧力が学者の方にもマスコミの方にもかかっているのでしょう。しかし、圧力に負けたら困る。何とか頑張っていただきたい。
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