http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/780.html
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だいぶ古い報道ですが、神谷研二氏は、現在の2011年3月19日に福島県知事佐藤雄平の要請により、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに長崎大学の山下俊一、長崎大学の高村昇とともに就任されている医師です。
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200607090064.html
原点を忘れていないか 原医研の違法行為
'06/7/9
「なぜ、どうして」という疑問がわく。広島大原爆放射線医科学研究所(原医研、広島市南区)で発覚した違法行為である。神谷研二教授(55)らのグループが基準を超える量の放射性物質で実験しながら、使用記録にうその記載などをしていた。
被爆地・広島の「世界的な被曝(ひばく)者医療の研究拠点」を目指す原医研。放射線影響研究の専門機関として放射性物質の扱いには特に厳格、敏感でなければならない。今回の不祥事は世界のヒバクシャが寄せる信頼を損ないかねない。動機などを早急に解明してほしい。
違法行為があったのは「放射性ヨウ素の内部被曝と小児甲状腺がんの実験研究」。原子力施設の事故で外部に放出された放射性のあるヨウ素131を体内に吸収すると、甲状腺がんなどを引き起こすとされる。研究はチェルノブイリ原発事故被災地で多発する小児甲状腺がんの解明にもつながると期待されている。
グループは二〇〇〇年から〇三年にかけて、放射性同位元素のヨウ素131を与える動物実験で、放射線障害防止法で定められた一日の許容量の最大六倍も使用。ところが、記録には複数の日に分けて許容範囲内で作業したように偽って記入していた。
「動機は分からない」と大学側は言うが、研究成果を早く求めようとする焦りはなかったのだろうか。不正を隠そうとしたのは明白で、倫理観の欠如や研究の信頼性を疑われても仕方がない。
さらに資格のない非常勤職員が従事したり、遮へいしないまま放射性物質を宅配便で送る違法行為もあった。人体や環境への影響はなかったというが、管理がこれほどずさんなのにはあきれ果てる。
メンバーが違反を知りながら作業していたのも問題だ。大学への内部告発で明らかになった。原医研では、昨年の医師派遣に絡む汚職事件に続く不祥事。実権を握る教授が中心になった組織の密室性にメスを入れる必要がありそうだ。再発防止策を急ぎたい。
広島大の「放射線災害医療開発の先端的研究教育拠点」は三年前、21世紀COE(卓越した研究拠点)プログラムに選ばれた。〇四年には、原子力災害時の緊急医療拠点となる三次被曝医療機関にも選定された。
いずれも原医研が中心になり先端的分野を担う。それだけに医の心と危険な放射性物質を扱う原点を忘れてはならないだろう。
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「フクシマはカネになる」と囁く広島“原爆研究所”と、その所長の“法律違反” (前・後編)
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/659.html
投稿者 千早@オーストラリア 日時 2011 年 12 月 28 日 00:13:01: PzFaFdozock6I
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