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2号機で1000ミリシーベルト=格納容器内を調査−福島第1 (時事通信) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/778.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 3 月 20 日 00:02:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013031901051


 東京電力は19日、福島第1原発2号機格納容器内で、毎時約1000ミリシーベルトを計測したと発表した。7時間浴び続けると人間が死亡する放射線量で、格納容器内での人の作業は依然として難しい状況だ。

 2号機格納容器の貫通口からカメラや線量計などを挿入し、内部状況の調査を試みた。装置を圧力容器近くまで進め、障害物の有無などを調べる予定だったが、うまくいかなかった。

 この際、格納容器1階部分で毎時約1000ミリシーベルトを計測。温度は約34度だったという。東電は今後、再調査も検討するとしている。(2013/03/19-23:03)
 

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コメント
 
01. 2013年3月20日 01:15:10 : hKYMEdnzU2
ハッキリと「1シーベルト」と言え。
ゼロから100ミリシーベルトの間は言いたい放題だろうが1シーベルトだけはどうにもならんな。

02. 2013年3月20日 01:30:33 : hO77UeoboU
再臨界といえ
水をドンドン入れている。
でも外気温より高い。
温泉を入れてるわけでもない。
熱源を与えているわけでもない。
新たな核燃料を足しているなんてことあるわけない。
崩壊熱でもない。
だったら臨界しかない。

03. 2013年3月20日 02:07:49 : xEBOc6ttRg

>>02 

放出核種を調べてからでないと断言はできないが

普通に考えたら、まず残存燃料の崩壊熱だろう


04. 2013年3月20日 02:21:42 : ARaHGBx09U
>>02
>再臨界といえ

バカだおまえは。03が正しい


05. 2013年3月20日 02:26:09 : hO77UeoboU
03
それなら他でも温度が上がってるはず。
冷却水は循環させて、足して、地下水加わってる。
崩壊熱ならこの過程で冷やされ、温度上がらない。
循環停めれば沸き立つこともあるかもね。
循環が止まった特段の事情もないよ。
上がったり下がったりなら臨界以外ない。

06. 2013年3月20日 02:30:11 : hO77UeoboU
燃料を足してないんだから冷却による熱移動が一定なら
温度が上がるわけがない。
新たな熱源が加わったとしか考えられない。
新たな熱源というと再臨界以外ないよ。

07. 2013年3月20日 02:42:57 : xEBOc6ttRg
>>05

温度の変動は、冷却系の能力変動にも依存するし、内部の崩壊した燃料の移動状況にも依存するから
再臨界であることの証拠にはならないだろうな

温度分布と熱量移動から、実際に単位時間に生成している熱量をシミュレーションし、それが、ある時点で急上昇しているなら、残存燃料が偶然、1箇所に集まって再臨界が起こったと推測できるかもしれないが

温度計自体の信頼性も低いようだから、確実なのはXeなど核種の計測だろう


08. 2013年3月20日 02:47:54 : xEBOc6ttRg

ただし去年の段階では既にXeは検出限界以下が続いているようだし、即発臨界などの可能性も低いだろう

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_120207_02-j.pdf
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_121210_03-j.pdf


09. 2013年3月20日 03:58:28 : hO77UeoboU
2号機は沸騰水型GE社製マークT 沸騰水型
制御棒は圧力容器下部から出し入れする。
爆発、発熱で制御棒が破壊される。
制御棒がない、水位が低ければ暴走即ち臨界の連鎖が始まる。
制御棒出し入れ用の穴が140個以上開いてる。
発熱した3000度以上の燃料はこの穴から下に落ちる。
格納容器の鉄の厚さは20ミリ足らず。
溶ける。
溶けた燃料は格納容器をも突き破ってる。
その後どうなってるか正確にはわからない。
でも固まりになってることは確かだ。
なにせ41tも入っていたんだ。
確率的に臨界になる。

温度の変動は、冷却系の能力変動にも依存するし>>
変動したという特段の情報はない。

温度分布と熱量移動から、実際に単位時間に生成している熱量をシミュレーションし>>
無意味
シミュレーションしても自由度は温度だ。温度を実際に測ってる。測って崩壊熱では説明がつかないのだから再臨界ということになる。

Xeは以前のもの現状を表していない。

救いはもう2年経ったんだから臨界はないだろうという思い込みだけ


10. 2013年3月20日 05:55:41 : pvbRnSKIY2
>01. 2013年3月20日 01:15:10 : hKYMEdnzU2

>ハッキリと「1シーベルト」と言え。


私もその通りだと思いますよ。1000ミリシーベルトとか、酷いのになると100万マイクロシーベルトなんて言いますからね。


11. 2013年3月20日 07:25:39 : t4MV3tdAT2
Xeー133は、日本国際問題研究所(CTBTO)高崎観測所で、常に検知されていることがばれてしまった。

都合の悪い情報は、すべて隠蔽されている。
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/375.html#c8


12. 2013年3月20日 09:27:30 : iv8GkB4sI6
現在東電は作業員の被曝を1日1ミリシーベルト未満に制限しているそうだ。以前は
1年で1ミリシーベルト強あたりでコントロールしていた。するといまは1日で1年
分を作業員は浴びている。

法律上の被曝限度は年50ミリ、5年で100ミリまでという。実際この限度ぎりぎりまで被曝
したら空恐ろしいこととなる。チェルノブイリのリクビダートルの被曝限度が100ミリ
という。だから100ミリ以下の被曝の人がほとんどだ。それでも驚くほどの被害が
でている。

仮に年20ミリまで被曝するとしよう。将来悲惨な結果をもたらすのを受け入れるとし
てだ。で、この1000ミリの場所でどれだけ作業できるだろうか。

20÷1000=0.02時間=1.2分 で1年分の作業量となる。


13. 2013年3月20日 10:30:43 : qGGLsC13ZI
要するに、永久に人が近づけないので、永久に収束不能、永久に放射性物質漏出状態だということだ。
人類史上最悪の事故!

14. 2013年3月20日 12:04:19 : FnsgwNyZyU
     1,2,3,4号機といい言葉もない。
     
       喜劇は終わった

15. 2013年3月20日 14:00:47 : GVYsLuFuCE
東海アマさんのツイッターに、衝撃の情報がありますので転載します。
https://twitter.com/tokaiama

宝珠山( 生活が第一 ) ‏@tsghoh
@costarica0012 2号機の炉内が1Svって発表されましたが低すぎますよね。煙突の下あたりで10Svあるのに。東電は重要な事実をまた隠してますね。@kubota_photo @ompfarm @buhi_2 @crusing21 @hanayuu @tokaiama

●煙突の下で10シーベルト!
もう末期症状ではないのか。


16. 2013年3月20日 15:30:21 : xEBOc6ttRg

>>09 固まりになってることは確かだ。なにせ41tも入っていたんだ。確率的に臨界になる

だったらなぜ冷却開始して1年近くたった段階でXeが観測されず、今もCsやIも非常に低いレベルにあるのだ?

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_120207_02-j.pdf
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_121210_03-j.pdf

>>11 Xeー133は、日本国際問題研究所(CTBTO)高崎観測所で、常に検知されている 

日本国際問題研究所の高崎観測所? 初耳だ
http://www2.jiia.or.jp/


17. 2013年3月20日 15:40:06 : xEBOc6ttRg
これのことか
かなり怪しげだな

http://www.crms-jpn.com/doc/%E9%AB%98%E5%B4%8ECTBT.pdf
高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況 


http://beltix.blogspot.jp/2011/05/ctbt_09.html
CTBT高崎観測所データがもたらす困惑と疑惑 - 続報

1.ヨウ素135/プロメチウム151は検出器の誤認?

(財)日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センターは、2011年5月9日付で「高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況 (CTBT国際データ・センター(IDC)によるデータの修正のお知らせ)」という文書を公開した。以下にその文書をそのまま転載させていただく:
..........................................................................................................................

当センターのホームページにCTBT高崎観測所による3月19日、27日及び29日時点のものとして公表されました放射性核種探知データの内、3月15日から16日(日本時間)にかけて採取された大気サンプルの測定結果を示した観測データに関して、「ヨウ素(I)135が異常な高濃度の測定値(370,000mBq/m3)を示しているが、この測定値は果たして正確であるのか。」等の複数の照会が5月第一週に同センターに寄せられました。

これらの照会を受けて、同センターは早速、日本政府経由でウィーンのCTBT準備委員会技術事務局の国際データ・センター(IDC)に事実関係を照会しましたが、この度IDCより、3月15日から16日の測定結果のうち、I-135及びプロメチウム(Pm)151は、同日に発生した高崎観測所の一定時間の電源喪失等による検知システムの誤認であり、これらの放射性核種は実際には検知されていないとの回答がありました。

従いまして、当センターから公表致しました3月19日、27日及び29日時点のデータをご参照いただく場合には、上記のとおり、3月15日から16日の測定結果のうち、I-135及びPm-151については誤認の扱いとしてご利用いただきますようお願い申し上げます。

なお、CTBT準備委員会技術事務局に対しては、日本政府より、過去に報告されたデータも含め、今後、誤認が判明した場合には、直ちに報告するよう依頼しており、このような報告があった場合には、速やかに当センターのホームページで周知させて頂きます。
(以上)
..........................................................................................................................
(念のため原文のリンクはこちらから)


さて、この発表をどのように受けとればよいのだろうか。そうか、やはり検出機器に不具合があったのか、と簡単には納得できない。 たとえばBELTIXの疑問を示せば次のような点が挙げられる。

(1)停電があったことを示す記録に整合性がない

検知システムによる誤認の原因として「一定時間の電源喪失等」が挙げられているのだが、少なくともこの発表が行なわれるまで、当該データが含まれている検出時期は「3/15/15:55 - 3/16/15:55」と明記されたままであり、この24時間以内に「電源が失われた」という記述はされていない。確かに、3月16日に一部電源喪失があったことを窺わせる記載が、放射性希ガス(キセノン)放射能濃度の検知記録に残されている。「3/16 18:04 - 3/16 22:04 停電のため測定不能」という記述がそれだ。しかしながら、この電源喪失時間は、ヨウ素135とプロメチウム151が誤認されたという時間帯(「3/15/15:55 - 3/16/15:55」)とは約9分の誤差があり、もし停電を原因とするならば、この2つの記録に整合性がなければならないはずだ。

(2)仮に停電の影響による検出器の誤認であれば他の核種のデータの信頼性が疑われないのはなぜか

検出器そのものが停電によって誤動作したというのであれば、他の核種の検出にも誤認が生ずるはずであり、なぜその点が検証されていないのか疑問が残る。

(3) 国際データセンター(IDC)に確認しなければ確認できないというは不可解

高崎観測所からCTBTの国際データセンター(IDC)へのデータ転送は次のような仕組みとなっているという(下図は「CTBT国際検証システムへの協力と極微量核物質分析技術開発について」から転載)。

確かに(高崎観測所などから得られた)データは直接IDCのデータセンターのデータベースへ衛星通信で転送され、ガンマ線スペクトルとその解析データが(日本の)国内データセンターのデータベースへ送り返されてくる。そのスペクトルデータを(国内で)解析した上で核種分析と放出源の特定が行われるというデータフローとなっている。こうしたデータ解析プロセスにおいて、IDCのデータセンターへ照会しなければ検出器の誤動作を確認できないというのが理解できない。スペクトルに出現している核種ごとのピーク値を「専門家による解析」を行なうというフィードバックが働いているはずだからである。より単純に言えば、もともとのデータ検出が行われているのは高崎観測所なのであるから、「一定時間に発生した電源喪失等による検知システムの誤認」は国内で容易に判定できるのではなかろうか。それが、ほぼ2ヶ月の間見過ごされ、放置されていたというのはどう考えても腑に落ちない。

2.3月15日(3/14/15:55 - 3/15/15:55)のデータの空白には一切の説明がなされていない

さて、もうひとつの大きな疑問である3月15日(3/14/15:55 - 3/15/15:55の24時間)のデータ欠落の原因は何なのか。この24時間については(福島第一原子力発電所で起こったと同様な)「全電源喪失」(ステーション・ブラックアウト)が起きたとでもいうのだろうか。残念ながら、この件についての説明は一切行なわれていない。データ公表からほぼ2ヶ月を経過した時点で、ヨウ素135とプロメチウム151の検出が誤認だったという発表を行なうのであれば、この点についても明確にされなければならないのではないか。

この空白の24時間についても、追って何らかの原因が発表されるだろう(と期待している)が、どのような説明がなされるか楽しみなことではある。どうやら、日本の重要なシステムは緊急時になると揃って誤動作するようにプログラムされているらしい。「緊急時対策支援システム(ERSS)」と「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム (SPEEDI)」が、福島第1原発事故で本来の機能をまったく果たせなかったように。

3.備考(2011年5月9日に加筆)

総合研究大学院大学助教授素粒子原子核専攻/高エネルギー加速器研究機構助教授の野尻美保子さんが、直接高崎にご連絡されたらしく、ご自身のTwitter「野尻美保子(災害モード)」@Mihoko_Nojiriで、この間の経緯について解説しておられる。勝手ながらツイートされた内容を一部ご紹介させていただくと:

[CTBT高崎の件] CTBT 高崎は本来の機能は遠隔での核実験を探知するもので、大量の空気をエアフィルターにかけて、測定装置(ガンマ線検出器)にかけ自動的に取ったスペクトルデータを本部(ウイーン)で解析しているらしい。

[CTBT] ところが、15日は大量の普段ではない放射線が押し寄せたので、結果的にエアフィルターにまともじゃない量の放射性核種がついて、これを観測装置にほりこんだら、ガンマ線カウンターが鳴りっぱなし状態になった。

[CTBT] もしオンサイトに人がついていて自由にいじれるシステムだったら、たとえば1時間ごとにフィルター変えるとか、空気を控えめにフィルターかけるとか、フィ ルターの一部をつかうとかすれば、測定ができたはずだが、設置目的から現場の人はいじれないようになっているのではないかと思う。
[CTBT] で、日本側としてはデータはCTBT のもので、設置目的から詳細開示はむりなんですごめんなさいね、という話だった。そもそもデータをあきらかにするのが異例らしいんだけど、今日本のせいで 核実験が探査できないくらい日本がよごれちゃってるので、いいでしょうということらしい。

[CTBT] で今回は残念だったけど、今くらいおちついてくると、ちょっとしかない核種でも発見可能なので、炉の日々の状態をみるのにはいいかもしれません。というわけであんまり怒らずに、次のデータをまちましょう。(小放出とかあっても見つけてくれる) 以上です。

停電のこともいっていました。これと、今した話(も向こうはしてた)との関係はよくわかりません。

停電と核種の関係がわからんですよね。いずれにしても、あんなとんでもない量Bq ガンマ線カウンターがなってたら、エネルギー分解能なんて gdgd でしょう。Ge のγ線カウンターだったら時間分解能悪いし

しかし、思ったんだけど、担当の人は怖かったろうな、と思うんですよ。普段なんにもないところに、大量の放射性核種が押し寄せてくるのが見えるわけで。僕 らは total の線量だけみてるから、上がった上がった程度だけど、あそこの人は、ああ、あれもこれも入ってるって。

大事なことだからもう一変いうけど、今空間放射線量は地上からくる部分が大半だから、それの上がり下がりをみても、あまり原子炉の状況はわからない。炉の状況(新たな放出)に興味があるなら、エアフィルターや降下物のデータを見た方がいいと思う。
投稿者 BELTIX 時刻: 3:22


18. 2013年3月20日 15:44:41 : xEBOc6ttRg
もう今は出てないってことらしいな

http://www.cpdnp.jp/pdf/130314Takasaki_report_Feb28.pdf
CTBT高崎放射性核種観測所の粒子状放射性核種の観測結果
公益財団法人 日本国際問題研究所 軍縮・不拡散促進センター
(CTBT国内運用体制事務局)
2013年3月14日
1.はじめに
2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性核種は,包括的核実験禁止条約(CTBT)の放射性核種観測網でも検出された(詳細は以下のURLを参照されたい:http://www.cpdnp.jp/pdf/002-07-yone002.pdf)。特に,事故を起こした原発に最も近い群馬県高崎市にある観測所では高濃度の放射性核種が検出された。このことから,当センターではCTBTの国内当局である外務省の許可を得て,高崎観測所の粒子状放射性核種の測定結果を事故直後からホームページ上に掲載し,高崎における空気中の放射能濃度を公表してきた。事故直後は数多くの人工放射性核種が検出されたが,事故後約2年経過した現在では長寿命の134Cs(セシウム-134)と137Cs(セシウム-137)が検出されるのみとなっている。
現在検出される134Csと137Csの大部分は,事故直後観測所に到達した高濃度の放射性プルームによって汚染されたもので,これまで装置の除染(2011年8月)が行われ,検出器の遮へい体の一部が交換(2012年4月),残りの遮へい体と検出器も交換された(2013年1月,詳細は第3.3節参照)が,依然として装置又は建屋には汚染が残っている。今後もこれらの核種の汚染量の低減化が試みられる予定である。測定装置はこのような状況にあるが,原発事故による放射性核種観測が引き続き重要である現状に鑑み,高崎観測所の粒子状放射性核種の観測データを今後もホームページ上に掲載する。2012年3月までは,事故によって放出された人工放射性核種の測定データだけを掲載していたが,現在検出される人工放射性核種が134Csと137Csのみとなり,それらの放射能濃度も天然放射性核種のものよりも低くなっている。このため,2012年4月以降は,これまで公表したデータとの整合性を取るため,事故後に検出された代表的な人工放射性核種と天然放射性核種の放射能濃度を掲載している。ただし,134Csと137Cs以外の人工放射性核種は,現在検出されないので,それらの最低検出可能放射能濃度(MDC)を示した。これにより,事故によって放出された人工放射性核種と自然界に常時存在する天然放射性核種濃度の比較も可能になる。
2.CTBTの放射性核種観測
現在,包括的核実験禁止条約(CTBT)の発効に向け,核爆発を監視する検証制度の整備が地球規模で進められている。核爆発は,地震波,微気圧振動,水中音波などの測定,そして核爆発によって生成する放射性核種の放射能測定によって検知することができる。このため,核爆発の科学的な検証は国際監視制度(IMS)による地震波等の物理的観測と放射性核種観測,そして現地に行って調査をする現地査察(OSI)によって行われる。IMSの監視施設としては,地震波(170箇所),微気圧振動(60箇所),水中音波(11箇所),そして放射性核種(80箇所)の観測所の設置が条約で決められており(放射性核種の公認実験施設を含めれば89箇国,337箇所),これまでにそれらの約85%の施設が完成し,条約が発効するまで暫定的に運用されている。核爆発の事象は,地震波の波形観測によって検知することができるが,それだけでは化学爆発と区別することが難しく,これを核実験と断定するには核爆発由来の放射性核種の検出に頼らなければならない。
放射性核種の観測は,大気中の粒子状放射性核種と放射性キセノンを対象に行われる。これらの観測所は,全地球をカバーするように80箇所配置されており,全ての観測所には粒子状放射性核種測定装置が,そして半分の40箇所の観測所には放射性キセノンの測定装置が設置されることになっ
2
ている。これまでに65箇所の粒子観測所と,31箇所の放射性キセノン観測所が完成し(2012年6月現在),条約が発効するまでの間暫定的に運用されている。我が国には,群馬県高崎市と沖縄県恩納村に放射性核種観測所があり,高崎観測所には粒子状放射性核種測定装置と放射性キセノン測定装置が,そして沖縄観測所には粒子状放射性核種測定装置が設置され,運用されている。
核爆発を確実に検知するために監視対象放射性核種が決められている。これらの監視対象核種は,爆発によって生成した放射性核種が検出されるまでの移動時間を3日間と仮定し,それ以降に存在する可能性が高い半減期が6時間から1000年の核種で,かつ測定が容易なγ線を放出する放射性核種が選ばれている。IMSの監視対象放射性核種とそれらの半減期を表1に示す。監視対象核種には,核分裂生成物46核種と放射化生成物42核種が選定されている。これらの放射性核種のうち,放射性キセノン(131mXe, 133mXe, 133Xe, 135Xe)は希ガス測定装置で測定され,それ以外の核種は粒子状放射性核種測定装置で測定される。


19. 2013年3月20日 16:52:37 : bHrzMg6C7n
CTBT高崎へフクシマの放射能が来たときに、ちょうど東電が計画停電を行って測定出来ない様にしたというウワサだったけど。

停電期間に来た放射性ヨウ素があまりに多かったので次の日のデータまで影響してしまったけど、
停電が終わって計測したその日にヨウ素が飛んで来たという訳では無いので「誤認」と言い直したのかな。


20. 2013年3月20日 20:33:06 : MWTv3IkWeU
>>07
>温度計自体の信頼性も低いようだから、確実なのはXeなど核種の計測だろう

信頼性が低いのは、都合悪い時にしっかり故障する温度計なのか、それを使っている東電なのか。

温度計は熱電対なのかどうか。

保安院時代の有識者会議で、熱電対は頑丈なので、それを使えば良い、そうすれば、それほど壊れることはない、と言われた保安院の反応が、現に使っているのか使っていないのかもはっきりさせないような、実にあいまいなものであった。


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