小出氏は、ついに国際社会に向けて爆弾発言をした。
彼は、"フクイチ事故がチェルノブイリを上回る"ことを公式に認めた最初の日本人物理学者の一人となった。
チェルノブイリ事故における放射性物質の推定放出量は、国際原子力機関(IAEA)によると広島型原爆の約400発分である。これは大気中に放出された量である。小出氏はこれに匹敵するだけの放射性物質が、汚染水、地下水、海への放出などで流れていると考えている。従って、合計の全放出量はチェルノブイリ事故を上回る。
もちろん、これはあくまでも国際原子力機関(IAEA)によるチェルノブイリ事故の評価を前提とはしている。彼らはチェルノブイリ事故をもなるべく過少評価しようとしただろうから
INES において最悪のレベル7（深刻な事故）を全放出量において二倍も上回るとしたら、レベル7の中でも最悪、あるいは今までの最悪深刻事故の記録をさらに更新し、トリプルメルトダウン + 余震にさらされている４号機の使用済み燃料プール(爆発後のピサの斜塔状態)によるレベル8という評価をすることができるかもしれない。
なお、日本のマスごみは、こういう最も重要なニュースを大きく取り上げないままですませるのだろうか。

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チェルノブイリ原子力発電所事故 (Wikipedia)
-後に決められた国際原子力事象評価尺度 (INES) において最悪のレベル7（深刻な事故）に分類される事故である。
-爆発により、原子炉内の放射性物質が大気中に量にして推定10t前後、14エクサベクレルに及ぶ放射性物質が放出された[2] 。これに関しては、広島市に投下された原子爆弾（リトルボーイ）による放出量の約400倍とする国際原子力機関 (IAEA) による記録が残されている[3]

[2] 4月26日から10日間　全放出量は14EBq（1EBq＝10^18Bq）（原子力百科事典 ATOMICA）
[3]a b 12. How does Chernobyl’s effect measure up to the atomic bombs dropped on Hiroshima and Nagasaki?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85#cite_note-3
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