http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/729.html
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アイナメ74万ベクレル 発表の異常な遅れ
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65847204.html
2013年03月15日23:12 ざまあみやがれい!
アイナメは、まさか自分たちがこんなことで有名になろうとは思っていなかったでしょう。
前回発表されたセシウム51万ベクレルを上回る74万ベクレルのアイナメが捕獲されたと報じられました。
福島第一原発の眼の前にある専用港で捕獲されたものです。
捕獲されたアイナメは、前回の捕獲よりわずか4日後に捕獲されています。
報道は以下の通り。
▼アイナメから74万ベクレル=福島第1の港、過去最大―東電 - WSJ.com
http://jp.wsj.com/article/JJ12275088343806674372616958613283480146273.html
『東京電力は15日、福島第1原発の港内で捕獲されたアイナメから、1キロ当たり74万ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。食品基準値の7400倍で、原発事故後に捕獲された魚で最も高い。
アイナメは2月21日、1〜4号機の取水口付近で捕獲された。この場所は、事故直後に高濃度汚染水が流出し、拡散を防ぐため「シルトフェンス」と呼ばれる水中カーテンで区切られた内側という。これまでは51万ベクレルが最大だった。 [時事通信社]』
気になるのは発表のタイミングです(後述)。
まずは、いつもの通り、捕獲した場所のおさらいです。
■福島第一原発と専用港と外洋の位置関係
▼[PDF]福島第一原子力発電所港湾内魚類対策の概略工程(案)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130118_09-j.pdf
このワクに囲まれた場所が「専用港」なのですね。ここで捕獲したアイナメから今回74万ベクレルのセシウム汚染が検出されたわけです。
ちょうど、本日、この「専用港」にセシウム13が1日80億〜930億ベクレル漏れていた試算が報じられました。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65847155.html
で、発表されたタイミングですが・・・遅すぎます。
前回のアイナメ51万ベクレルと比較してみましょう。
■アイナメ74万ベクレル発表の異常な遅れ
前回の4日後に捕獲された魚が、
前回のアイナメ51万ベクレルの捕獲日と発表日は以下のとおり。
▼前回 アイナメ51万ベクレル
•捕獲 2013年2月17日
•発表 2013年2月28日(捕獲の11日後)
▼今回 アイナメ74万ベクレル
•捕獲 2013年2月21日(前回のわずか4日後)
•発表 2013年3月15日(捕獲の22日後 前回スパンより11日遅れ)
今回のアイナメ74万ベクレルの検出は、前回のわずか4日後だったのにもかかわらず、発表は、ずっと遅れて22日後となっています。
異常に遅れたといっていいでしょう。
なぜこのように、発表が遅れたのか(遅らせたのか)。
繰り返しますが、51万ベクレルも74万ベクレルも、ほとんど捕獲した日には違いがありません。ほとんど同時期に捕獲した魚だということです。
報道がおくれることによって、濃縮が進んでいるというふうな印象を与えますが、あくまで、同時期に捕獲された魚の汚染(濃縮)にばらつきがある、ということだと捉えるのが自然です。
まだまだ、上回る汚染魚が見つかる可能性があると、考えるのが自然です(見つからないかもですが)。それくらいばらつきがあるということです。
報道が遅れた意味(遅らせた意味)は、何なのか。
続けざまに途方もない濃縮を報じられることを避けたためなのでしょうか。
それとも汚染を測るためにここまで時間がかかったのでしょうか。
不自然なほど、発表が遅れていることがきになります。
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アイナメから51万ベクレル=福島第1の港で、放射性セシウム−東電 (時事通信)
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/481.html
汚染水セシウム137専用港へ漏れ 試算1日80億〜930億ベクレル (ざまあみやがれい!)http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/725.html
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