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福島・郡山にホットスポットあり? 室井氏、線量の高さに驚く〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130314-00000007-sasahi-soci
週刊朝日 2013年3月22日号
先日、仕事で福島県を訪れたという作家の室井佑月氏。放射能の線量計を持っていたという室井氏は、車の窓を開けた時のエピソードを次のように話す。
* * *
テレビの仕事で福島へいった。新幹線で郡山に着き、その後、会津へ。
郡山駅の前には、デジタルのでかい線量計が建てられていた。そこには「0.26マイクロシーベルト」と表示されていた。2年前、郡山に住んでいる方に依頼され、この地を測ったときは、驚くほど線量が高かった。
(よかった、下がってる)とほっとしたのもつかの間。車に乗りちょっと窓を開けたら、あたしの持っている線量計は0.6マイクロシーベルトを超えてしまった。車内の線量がもともと高かったわけではない。窓を開ける前は0.09と低かったのだ。
毎時0.6マイクロシーベルトといえば、放射線管理区域に指定される地区となる。放射線業務従事者の管理下でないと入れない場所だ。
先週、読んだ写真週刊誌のフライデーの記事を思い出した。「独自調査で判明 子供たちに甲状腺異常続出の遠因か!? 福島の放射線は『国の測定数値』の2倍だった」という見出しの。編集部が測った数値と国が公表している数値の違いがずらりと並べられていた。
窓を開けただけで0.6 マイクロシーベルトまで数値が上がった郡山では、未だところどころにホットスポットといわれる場所があるのかもしれない。
◇
フライデー誌「独自調査で判明:福島の放射線は“国の測定数値”の2倍だった」
http://ameblo.jp/3580358358/entry-11477266277.html
週刊フライデー3月8・15日号
子供たちに甲状腺異常続出の遠因か!? 独自調査で判明 福島の放射線は「国の測定数値」の2倍だった
http://instagram.com/p/WD7UFpMyyW/
この記事が明らかにした事は、重大な問題だ。
モニタリングポストの数値が、実際の半分しか表示していないというのだ。
(以下、記事の要約)
甲状腺がん3人さらに7人ががんの疑い、11年度の検査で判明した他、放射線被害を調べているNPO団体が、子供達の異変を訴える。
「80人ほどが検査を受け、大人一人に甲状腺がんが疑われ、その他6割の大人と子供にのう胞が発見された。特に野外でスポーツをしている子供に多く見つかる。医師も通常はこんなに多く出る事はありえない、と危惧している」
昨年8月から10月まで官公庁などがつかう高精度のサーベイメーターでモニタリングポスト近くに近づけて放射線量を測定したところ、公表値の2倍近くの数値を示した。
両者の数値は、除線されている所で51%、除線されていない場所では54%になった。この指摘に文科省は、放射線量が、低めに表示されていた事を認め、モニタリングポストの調整を行った。
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