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子どもの甲状腺検査「他県も福島と同じ」の嘘
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2013年03月10日13:43 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)
■他県でも6割に異常
環境省は8日、福島県以外で行った子どもの甲状腺検査の結果を発表した。6割近い子どもにのう胞やしこりが見つかったことから、4割以上の子どもに同様の症状が見られた福島県について、「他県と同じ」との見方を示した。
■弘前、甲府、長崎で検査
福島第一原発事故の影響が心配される福島県では、18歳未満の子どもに対して甲状腺の検査を実施してきた。2012年度の検査で、44.2%の子どもにのう胞やしこりが発見されたことから、「事故の影響では」とする声が高まっている。
福島県で検査の指揮を執った福島県立医科大学副学長の山下俊一教授は、同様の検査を長崎で行っているが、当時の記録ではのう胞が発見される確率は0.8%にすぎなかった。
このため環境省は、比較対象として福島第一原発から遠い、青森県弘前市、山梨県甲府市、長崎県長崎市で3歳〜18歳の子どもを対象に実施。結果の速報値を8日に発表した。
発表によると、今回調査対象となったのは4365人。うち56.6%で2センチ以下ののう胞や5ミリ以下のしこりが見つかったという。
■見過ごされている「経年増加」
今回の検査では、福島県で用いられているのと同じ、精度の高い検査器機が使用された。環境省では「福島とほぼ同様の結果が出た」と見なしており、2012年度の福島県を上回る高率となった原因については、検査を受けた子どもの年齢構成などを見直す予定。
この結果を受けて「放射性物質による影響は出ていない」との結論を出すつもりのようだが、一つ見逃されていることがある。福島県における2011年度と2012年度の比較である。
放射性物質による影響がないのであれば、ほぼ同じ数字が出るはずだ。2011年度は35.7%となっており、2012年度は44.2%。約1年で8.5ポイントもの上昇が見られている。なんらかの「外的要因」がある、と考えるのが一般的だろう。
外部リンク
◆甲状腺検査実施状況及び検査結果について
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/koujyosen-ketuka2501.pdf
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/
(税金と保険の情報サイト)
http://www.tax-hoken.com/news_azaR1A3sEc.html
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前年度との比較が欠落しているというトリックを見破ったのはお見事ですね。
しかし,被曝との因果関係のみに話しが終始していてはいけません。
それは県民健康管理調査委員会の思う壺です。
彼らはそこで話を止めようとしているのです。
症状が多く出ているなら,それ自体が手を打つ必要のある問題です。
子どもを癌から守るための何らかの行動が必要なのです。
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