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2013-03-10(09:02) みんな楽しくHappy♡がいい♪
2013年3月9日(土)
「つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」
http://sayonara-nukes.org/2012/12/121220/#001
先ず皆さんには本当に今日お集まりいただいて本当に感謝いたします。
それから尊敬の念を含めてですね、本当にありがとうございます。
この2年間みなさんが走りまわって、そしてみんなにきちんと伝えて下さった事、心から感謝します。
いま、木内さんがおっしゃったように、あのヘリのどっちかは我々が飛ばした、
皆さんのお金で飛ばしたヘリです。
あのヘリの中に今山本太郎さんが乗っています。
全国に発信してくれています。
それからOurPlanet-TVの白石さんが乗っています。
それから写真家の山本そうすけさんが乗ってこれを伝えてくれています。
それから明日も国会周辺デモで写真家の広川隆一さんが乗って
それからIWJの岩上さんがついに「俺が乗る」と言って、明日乗ってくれます。
そういうことでヘリにも心から感謝しますが、
今日は時間がありませんので、私は3時間話したいんですけれど、
時間が無いので簡単に時計を見ながら話しをします。
今私が感じている怖い事を、
今なにが怖いか?という事を、自分の今の率直な気持ちだけ申し上げたいと思います。
それは去年の12月の7日から始まった余震の連続ですね。
余震という文字は「余る」という文字を書いた場合は
2年前の東日本大震災の、その影響で起こる余震なんですが、
今ずーーっと起こっている、数日おきに起こっている地震はそれだけではないんです。
あらかじめ、つまり「予兆」である地震が含まれています。
その予震も含まれていて、非常に怖いんです。
みなさんもこの首都圏に住んでいれば、おそらく同じ思いだと思いますが、
だいたい11時ごろグラグラッときますね、
私はすぐにラジオを付けて「どこだ―っ!?」と言って家中で叫ぶんですけれど、
「なんで俺はこんなに怖がっているんだろう?」って…。
いまね、原発はほとんど、日本は全部止まっているじゃないか。
大飯2基だけじゃない、なんで怖いんだろう?って思うとですね、
それはやはり二年前の福島第一原発4号機が爆発した。
あれが地震からわずか4日後に爆発した。
しかもそれが運転していない時に爆発したというのが本当に怖くてしょうがないんです。
ですから私は、名古屋から西に行く時はですね、
今新幹線に乗りますけれど、途中で富士山の前を通る時に
「頼むから今動かないでくれ」と、
「東海大地震は起こらないでくれ」と祈ります。
でもですね、それでもやっぱり今でも怖いんです。
首相官邸前のデモに行っても「何か起こるんではないか?」と、もうハラハラしながら、
そういう気持ちで生きています。
それは、この集会は冒頭鎌田さんがお話になったように、
「再稼働を止めよう」というみなさんがお集まりになっている訳ですが、
「再稼働」の意味をちょっとだけお話ししておきますが、
これは“運転するから危ない”だけではないんです。
これはですね、燃料をもう一回核分裂をするんです。
核分裂をして、とんでもない熱を原子炉の中にもう一回持つという事。
それが怖いんです。
だから一回この、
去年の大体5月5日に一回全部止めたんですから、
今せっかく冷やしているところです。
これにですね、もう一回火を付けたら大変なことになります。
みんな危なくなるんです。
どんな事をしても再稼働をさせるということは、
これからの危険性を、日々の危険性を高める。
その事を絶対忘れないでください。
それからもうひとつ、
今日は福島と繋がる会なんですけれど、
私が気がかりになっていてしょうがないのは、
みなさんが先ほどからお話になっている福島の子どもたちの健康です。
実を言いますとこの東京もそうとに放射能を浴びました。
私も事故の後、3月4月と講演会で走り回らなきゃならなかったけど、かなり吸い込んでいると思います。
みなさんもそうです。
無念ですけれど、ま、内臓は何かおかしいです、この二年間ですね。
大体おととしの8月ですよ、夏に、蚊が出なかったでしょ?東京で。
おかしいんですよ、ぼうふらからやられているんです。
東京も、ですよ。
福島では野鳥の会の人達がみんな言ってますけど、鳥が来なかったんです。
だから、幼い虫からやられてきている。
それは私たちの身体にも同じ事が起こっています。
福島で3人の子どもたちに癌が見つかった甲状腺がんが見つかったと言われていますが、
実を言うと残り7人、まだいるんですね。
「疑いがある」と言っていますが、あれは医学的に言いますと「癌」です。
何故そういう事を言うか?って言うと、あれは組織検査をしているんです。
それで「悪性」という事です。
これは医学的に、確率的に言うとこのほとんどの子どもはですね、「癌」です。
ですから、3万8000人しか調べなくて、
10人もの、まぁ、9人ぐらいでしょうか、癌が出るという事は、
もう考えられないほど異常な状態です。
何とかしてこの子どもたち、福島の子どもたち、だけじゃない、大人もそうです。
多くの福島の方達が、私に「体の異常」の事を伝えて下さっていますので、
私は時々本当に体が震えるほど怖くなります。
なんとしてもこの被曝をですいね、これからみなさんの手を借りて、止めていきたいと思っています。
あと一つ最後に言いたい事はですね、
この会場を埋めている中にスパイも居ると思います。
公安のやつら、官僚もいる、電力会社も来ているでしょう。
お前たち良く聞いとけよ!
いいですか、今、関西や富山やいろんなところで弾圧が起こっています。
皆さん知っているでしょう。
今ここに話してきた全員は、良いですか、
落合さんも含めまして実を言うと敗戦の日の前に生まれた人間なんです。
何でこの老人たちがこ子に並んでいるか、皆さん分かりますか?
我々は本当に怖いんです。
憲法に手をつけられる事がここにいる人間は怖くてしょうがないんです。
いいですか、
我々は少なくとも戦後に民主主義というものを作ってきた。
だから私の死んだ親父はですね、20年ほど前にこう言いました。
「日本人はおかしくなってきた。戦前と同じようになってきた」と言った時に私はですね、
「いや違うんだ。戦前と今は違うんだ。民主主義が今はあるんだよ」という気持ちで、
内心で反感をもっていましたが、
今見ていると本当に危ないんです。
弾圧が起こっています。
そも事がですね、なんとかして我々の力で、
憲法だけは何としても死守していかなければいけないと思います。
あそこのですね、ブースに今救援の人達を守る、
みんなで守ろうというブースがあるので、皆さん是非あそこへ寄って下さい。
もし逮捕したいなら、「ここの壇上にいる人間を先に逮捕しろ!」「俺から逮捕しろ!」と、
公安の連中に、警察の連中に言っておくけど、
落合さんだって「もう逮捕されたいわ」っていつも言ってるんだから、ね。
いやいや、言ってるもんね?
いう、いつも言ってるんだ。私ら逮捕しろって、俺から逮捕しろって言ってんだよ。
いいか!
弱い人にかかるな!
そんな卑劣な事はするな!
良く聞いとけって。
という事で、もう時間が無いんだけどあとひとつ。
ひとつだけちょっと、
昨日ね、毎日新聞が良い記事を書いて、「記者の目」でね、
ちょっとだけ読ませて下さい。
要するに再稼働で、僕は皆さんの力で絶対に原発は止めますけれど、
企業の人達を味方につけたいんですよ。
その時にね、今電気料金の値上げで、この問題をもっと本質をね、知らせたいんです。
企業の人達、会社勤めの人達に。
ともかく西の玄海原発や愛媛の伊方原発や、
あんなところを動かそうとしているんですよ。
そこでドカンといったら、日本列島は台風の進路で一発で終わりなんだよ!
ね、
我々は子どもたちや若い人を全部国外に出さなければならない。
そういう状況は目の前に来ているんです。
それで毎日新聞ではね、
今、「原発の電気料金を上げる時に原発の維持費がどんなにかかるか」っていう事を書いてくれた。
これを聞いて驚いた。
九州電力は玄海を動かそうとしているけれど、
なんと維持費は年平均539億円。
原発、ダメな原発を維持するためですよ。
安全対策、そして新たに年平均428億円だって。
合わせて1000億!
それに、さらに追加の安全対策費で数100億円を見込んでいる。
こんなのが電気料金の値上げなんだよ!
それを新聞はきちっと書いてんのか。
いや、朝日新聞や東京新聞、毎日新聞は今頑張ってくれているけれど、
「しっかり日本経済新聞も書け!」って言うんだ!!ね、
読売も書け!産経も書けっていうんだ!
まともになれ!
やっぱりマスコミが変わらないと我々国民はみんな変えられないんだから、
おねがいします。
さて、
みなさん、明日国会へ行って下さいよ。
国会前ね、絶対に行きましょうね。
明日もヘリ飛ばすから。
私は明日山本太郎さんと一緒に九州へ行って、
それからとんぼ返りで帰ってきて皆さんと一緒に合流しますから、お願いしまーす!
ーーー
記者の目:震災2年・フクシマの教訓=関谷俊介
http://mainichi.jp/opinion/news/20130308k0000m070125000c.html
毎日新聞 2013年03月08日 00時35分
電力各社の電気料金値上げ申請が相次いでいる。九州電力も火力発電の燃料費増加を理由に経済産業省に申請中だが、その内容は原発推進の姿勢が鮮明だ。原発に依存してきた経営をどう反省し、原発のリスクとどう真剣に向き合おうとしているのか、東京電力福島第1原発事故の教訓は見えてこない。将来のエネルギー政策決定を引き延ばす政府にも同じことが言える。事故から2年がたつ今も苦しみが続く福島の惨禍を政府は直視し、原発推進に固執するだけの値上げを安易に認めるべきではない。
◇九電の料金改定、再稼働盛り込む
九電の家庭向け電気料金の値上げ申請は、経産省の有識者会議「電気料金審査専門委員会」が審査し、6日に査定結果を経産相に報告した。
申請では、前回(08年)の料金改定に比べ今後3年間で、火力発電の燃料費が年平均1669億円増加すると試算する。その陰で原発にも前回より手厚い費用を充てている。運転から37年で老朽化が指摘される玄海原発1号機(佐賀県)を含む全6基に年平均14億円増の維持費(年平均539億円)を費やすほか、安全対策費として新たに年平均428億円を盛り込む。さらに申請の原価には入れていないが、追加の安全対策費として数百億円を見込んでおり、川内原発(鹿児島県)3号機増設計画(建設費約5400億円)も捨てていない。
1、2月にあった消費者の意見を聴く同省主催の公聴会では、陳述人の多くが九電に原発依存からの脱却を求めた。だが審査委員は「審査するのは電気事業の原価が適正か否かで、エネルギー政策ではない」と話し、陳述人の声が審査に反映される仕組みにはなっていない。その結果、審査委によって顧問の報酬などが原価として認められず値上げ率が圧縮される一方、原発推進方針は依然として守られる。今後、消費者庁による検討を経て、関係閣僚が会議を開き、最終的に経産相が値上げの認可を決める。
九電役員OBが震災直後、私に言った言葉が思い出される。「数年たてば多くの国民が原発事故のことを忘れる。原発はまた元の通り動くよ」
しかし、福島には今も忘れてはいけない重い現実が横たわる。2月下旬、福島第1原発周辺の自治体を歩いてそう実感した。20キロ圏の南相馬市小高区には、津波で倒壊した建物がむき出しのまま放置され、震災当時田畑を耕していたトラクターが転がっていた。この地域は放射線量が下がるなどしないと寝泊まりが許されていない。家の片付けをしていた男性(75)は「近所を見回してもまたここに住もうという人は少ない。特に若い人はもう戻って来ないだろう」と声を落とした。大熊町の女性(65)は避難先で夫を亡くし、「家は無事だったのに原発のせいで帰れない。夫もこんなに早く死ぬことはなかっただろうに」と嘆いた。日に日に弱る母親(92)を介護しながら、いわき市の仮設住宅で過ごす。
仮設住宅の自治会長の男性(59)は「私たちの地域は線量が高く、国が除染しても故郷に帰れないと分かっている。でも東電の賠償が十分でなく、他に移り住むこともできない。お年寄りは狭い仮設住宅でただ死ぬのを待っているだけだ」とうなだれた。
原発事故がもたらす、こうした悲惨な現実を九電が本気で受け止めているとは思えない。見ているのは原発をすぐにでも動かして会社の赤字を解消したいという目の前の利益だけではないか。
◇リスク考慮は長期的視点で
九電の原発は原子力規制委員会の新安全基準に照らすと、四国電力とともに再稼働の一番手とみられている。九電は新基準の施行時期と同じ7月の2基再稼働を値上げ申請の計画に盛り込む。規制委が「(再稼働の審査期間に)半年から1年必要」としているのに対し、九電の瓜生(うりう)道明社長は会見で「もっと(簡素な)やり方があるのではないか」とまで発言している。
政府のエネルギー政策決定の先延ばしを横目に、電力会社は長期的な視点を持たないまま原発推進に突き進んでいるように思う。そこで垂れ流される費用は電気料金の形で消費者に転嫁される。政府は認可にあたり、原発リスクの長期的な視点を考慮すべきだ。電気事業に適正な原価か否かの判断だけでは、福島の事故を経験した国としての自覚に欠ける。福島の原発事故の損害額や原発の高レベル放射性廃棄物の処理費用が最終的にいくらになるか分からない以上、原発のコストは今後も天井知らずだ。現代に暮らす我々ばかりか、未来に生きる人々にも大きな「つけ」を回す値上げにストップをかけられるのは政府だけだ。(西部報道部)
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