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大震災から明日で2年――「こどもをまもれ。おとながまもれ」(生き生き箕面通信) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/620.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 3 月 10 日 10:23:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/72e6f7c3dc3c133c41495621b2371094
2013-03-10 07:01:02  生き生き箕面通信


おはようございます。 
生き生き箕面通信1539(130310)をお届けします。

・大震災から明日で2年――「こどもをまもれ。おとながまもれ」

 子どもたちは守られてきたのでしょうか、この2年。「いま子どもがあぶない」というタイトルの冊子によって「子どもたちの集団疎開」に対する理解を広め、実現しようとする運動が、苦しんでいます。子どもたちは一刻も早く疎開させる必要があるにもかかわらず、日本という行政機構は動く気配を全く見せないからです。そうこうするうちにも原発事故から3年目に入り、放射線被ばくによる子どもたちの甲状腺がん発症の恐れは強まっているのです。

 子どもを守ろうとする、通称「ふくしま集団疎開裁判」は、一審では「子どもたちの避難の申し立てを却下」されました。現在は二審が仙台高裁で継続中です。かすかな希望は、一審の判決が見直される可能性です。そのために、「集団疎開裁判の会」は全国からの理解を訴え、「仙台高裁の裁判官へ、『抗議ではなく、市民としての良心の表明を』お願いします。裁判官の皆様が良心を発揮するよう、歴史的英断の後押しをしましょう」と呼びかけています。仙台高裁の住所は次の通りです

       〒980−8638 仙台市青葉区片平1-6-1 仙台高騰裁判所 佐藤陽一裁判長   

 また、ネットでの署名は

http://www.fukushima-sokai.net/signature

世界市民法定評決は次のURLから、評決を記入し、「送信」をクリックしてください。

       http://p.tl/y-TX                                                             

 さらに、ブックレット(冊子)購入もお願いしています。一冊 600円(本の泉社)

 この裁判を支持している人々は、小出裕章、山本太郎、おしどりマコ、ちばてつや、ノームチョムスキー、坂本龍一氏らです。

 集団疎開を求める人たちが主張しているのは、

 @ 福島の小児甲状腺潜在がんの頻度はすでに事故から数年後のチェルノブイリを上回っている可能性が強い 

 A 福島のこどもたちにこれ以上放射線被ばくをさせないために、速やかに移住、疎開対策を進めるべきである                            

 B 納得のいく甲状腺の検診(施設配置、制度、検診間隔、説明などに関し)を受けられるよう体制を整えるべきである

の3点です。

 こうした動きに対し、専門家の中からも、「誰か放射能で死んだ人がいますか。くよくよ悩んでいるから、それがストレスになるのです。笑っている人に放射能は来ません」と言った”暴言”が浴びせられたりしています。事態を客観的に見ようとする人には、「神経的すぎる」と言い、避難した人には「ふるさとを捨てた」というそしりが投げかけられています。

 しかし、子どもたちはいま疎開させなければ、甲状腺がんが多発し始めてからでは遅すぎるのです。子どもたちを守るのは大人の責任のはずです。


 

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コメント
 
01. 2013年3月10日 11:42:56 : EuUEAnzJug
今更疎開させることは、甲状腺癌の発生の確度を下げることには実際効力は無いのではないか。それほどの放射性ヨードの一撃を既に食らっているので、其れが発現される事態を待っている状態です。
 ベラルーシの事態を見ると、現在も高い頻度で甲状腺癌が発生しているという。プルームを吸った者の内幼い者は其の内、母親だと胎児は遅かれ早かれ甲状腺摘出手術を受けなければならない。数千キロ離れたビキニの大気圏内核実験の結果日本では50年代60年代初頭にかけて死産が頻発し、平均値の数倍の小児癌が多発したのです。其の余波で、50年近くもなり甲状腺摘出されたものも具体的に居ます。小出さんの言うように放射能はとても怖いものと思います。多かれ少なかれ全国的に被害者は発生する。
 白血病其の他の癌は勿論、其の4倍にも上るとされる心筋異状による突然死を防ぐためにも、少しはましなところへ疎開させるべきと思いますが、福島知事の交代劇、事故後直ちに山下某を副学長にしたようにこの惨劇と、その後は仕組まれたものと思われますから、独自の判断力を持たない操縦されるままのこの国家中枢は勿論、ひらめ裁判官、国策裁判所には何か期待するのがおかしいです。
 自覚した国民のベルラド放射能安全研究所のような民間組織の活動を期待します。バベンコ副所長やバンダジェフスキー氏は最初から裁判なんかしないでしょう無力ですから。杉並の主婦が3000万人の署名を集め米ソの大気圏内核実験防止条約締結を齎したような国際的機運を起こすべきです。

02. 【タヌキ腹組“ぽんぽこ”】 2013年3月10日 19:02:26 : SM2DPWDDuBDzg : bfwGRX3FdY

こどもよりふくしまをまもれ。

“もるもっと”をまもれ。

せいふが、しほうがまもれ。

・・・・・“集団疎開訴訟と風評被害”

http://pub.ne.jp/admisaki/?daily_id=20130310


03. 2013年3月10日 21:50:34 : 38NBCZtOuE
2013年3月11日

東日本大震災および東電福島第一原発事故から2年を迎えて(声明)

社会民主党

 東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所の事故発生から、2年が経過しました。地震や津波等で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々、いまなお困難な避難生活を強いられている方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 現在も全国で避難生活を送る31万5000人もの被災者が、進まぬ復興を憂えています。復興の遅れは政治の怠慢であることを猛省しなければなりません。社民党は、被災者の皆さんの現状を重く受け止め、一刻も早い復旧・復興と生活再建に全力を挙げることを誓います。

 被災地では、復興特需で活気づく事業や地域と、まちづくりや事業再開のメドがたたない地域との「復興格差」が広がっています。また、避難生活の長期化は心身を蝕み、高齢者や障がい者の健康悪化とそれに伴う家族の介護負担の増加、医師・看護師不足の慢性化など、「いのち」の問題も深刻化しています。復興の最前線で膨大な職務に尽力する自治体職員の疲弊や人手不足も復興を遅らせており、医師や自治体職員の長期・継続的な人員確保が急務です。

 復興予算や支援制度も、被災地のニーズを適格に反映したものに変えていかねばなりません。2012年度上期の復興予算では、被災地以外の「全国防災対策費」の執行率が96%であるのに対し、被災地の執行率は45.6%といういびつな構図となりました。また、住宅再建で二重ローンの支援対象から外れてしまう、高台への集団住宅移転などが優先され店舗の再建が後回しにされる、再建を諦めた住民の人口流出でまちづくり計画が根底から崩れてしまうなど、被災地の実態に合わない支援制度が被災者を置き去りにしています。「アベノミクス」の公共事業大盤振る舞いは被災地の人材・資材不足を一層悪化させ、復興事業が後回しになる懸念も強まっています。社民党は、復興予算の優先順位を明確化し情報公開と執行チェック機能を徹底するよう政府に求めるとともに、被災地が真に求める事業や災害弱者である子どもや高齢者や障がい者への支援に、迅速かつ柔軟に充当できる制度への改善を追求していきます。

 いまなお収束しない東電福島第一原発事故は、復興の最大の足かせとなっているだけでなく、被災者に多大な苦痛を与え続けています。除染は計画どおりに進まず、海洋汚染は実態の把握さえできておらず、さらには手抜き除染の問題も浮上しました。また、被害者への賠償も進んでいません。そもそも加害者である東電が加害額を査定し賠償手続きを進めるというあり方が問題であり、被害者をさらに苦しめています。また、除染作業員や事故収束にあたる原発作業員への危険手当の中間搾取の横行も明るみになりました。事故の被害者や作業員への人災が「二次災害」となって被害を拡大させています。政府は、たなざらしのままの「子ども・被災者支援法」の早期策定に着手すべきです。

 安倍総理の言う「復興の加速」は、原発事故の収束なしに進みません。安倍・自民党政権がエネルギー政策にゼロベースで臨むならば、これまで原発を推進し事故を引き起こしたことに対する国民への謝罪の念を持って「脱原発」に舵を切るべきです。
 被災地の人々にとっての活力は、復旧・復興の前進が実感できることであり、それが未来への希望に繋がっていきます。社民党は、震災や原発事故を「風化」させることなく、被災者や国民の思いに寄り添った「人間の復興」「生活再建」の実現に全力を尽くします。また、この間多くの国民と共有した「核と人類は共存できない」との確信を形にするため、脱原発基本法案の成立を図り「脱原発社会」の実現をめざします。
以上

http://www5.sdp.or.jp/comment/2013/seimei130311.htm


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