41. mainau 2013年3月08日 16:32:52
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小出氏がゴフマンから大きく影響を受けたのは、おそらく次の諸点だろう。 1) 低線量放射線の影響、「線形しきい値なし仮説(LNT)」 2) 放射線の年齢別の感受性 3) ゴフマンのリスク係数新装版 人間と放射線 医療用X線から原発まで ジョン・W・ゴフマン:著, 伊藤昭好:訳, 今中哲二:訳, 海老沢徹:訳, 川野眞治:訳, 小出裕章:訳, 小出三千恵:訳, 小林圭二:訳, 佐伯和則:訳, 瀬尾健:訳, 塚谷恒雄:訳 海老沢徹(1939年 - )京都大学原子炉実験所元助教授 小林圭二(1939年 - )京都大学原子炉実験所元助手、元講師 瀬尾健(1940年 - 1994年)京都大学原子炉実験所元助手 川野真治(1942年 - )京都大学原子炉実験所元助教授 小出裕章(1949年 - )京都大学原子炉実験所助教(現職) 今中哲二(1950年 - )京都大学原子炉実験所助教(現職) 熊取組が全員!!!ゴフマンの影響を強く受けている。 ------------------------------------------------------------------- ジョン・W・ゴフマン著『人間と放射線―医療用X線から原発まで―』 京都大学原子炉実験所の今中哲二さん!!!や小出裕章さんが中心となって翻訳したジョン・W・ゴフマン博士の名著 『人間と放射線―医療用X線から原発まで―』について、小出さんは講演などで「放射線被ばくに関して最も信頼できる本」!!!として、よく引用!!!されています。 この本を安富歩・東大教授が『原発危機と「東大話法」』で取り上げています。 (以下、抜粋・要約) ゴフマン博士は、カリフォルニア大学でプルトニウムの分離の研究をしており、後に医学に転じて心臓医学の正教授となりました。1960年代にアメリカの原子力委員会からの依頼でリバモア研究所の副所長に就任し、生物医学研究部門を設立。膨大な人員と巨額の予算を同委員会から与えられて、放射線が人間や生物に与える影響の研究を行い「低線量放射線の影響が少なくとも20倍は過小評価されている」という原子力委員会の期待に背く結論を出しました。その結果、ゴフマン博士は予算を絶たれ、リバモア研究所を辞任し、1973年には大学の教授職も退き、2007年に亡くなるまで、市民科学者として活動しました。 ゴフマン博士は、「低線量被曝の影響は無視しうる」という結論さえ出しておけば、引き続き莫大な予算を原子力委員会からもらい続け、医学の世界でも出世し続けたに違いありません。しかし彼は、研究費を失い、職も失いながら、「放射能は危険だ」と言い続けたのです。 ゴフマンさんはもともと、マンハッタン計画の一部を担っていたカリフォルニア大学バークレー校でプルトニウムの分離の研究をしており、後に医学に転じて心臓医学の正教授となりました。1960年代にアメリカの原子力委員会からの依頼でリバモア研究所の副所長に就任し、生物医学研究部門を設立しました。膨大な人員と巨額の予算を同委員会から与えられて、放射線が人間や生物に与える影響の研究を行いました。1969年にゴフマンさんは、低線量放射線の影響が少なくとも20倍は過小評価されている、という原子力委員会の期待に真っ向から背く結論を出しました。ゴフマンさんは予算を絶たれ、リバモア研究所を辞任し、1973年にはカリフォルニア大学の教授職も退き、2007年に亡くなるまで、市民科学者として活動しました。 ゴフマンさんは、低線量被曝の影響は無視しうる、という結論さえ出しておけば、引き続き莫大な予算を原子力委員会からもらい続け、医学の世界でも出世し続けたに違いありません。しかし彼は、研究費を失い、職も失いながら、「放射能は危険だ」と言い続けたのです。 彼が支持したのが「線形しきい値なし仮説(LNT)」!!!です。これはどういう説かというと、放射線はどんなに低レベルであっても、発がんなどの健康リスクを持つのであり、それは放射線量が増加すればするほど、それに比例して増加する、というものです。「しきい値なし」というのは、「○○ミリシーベルト以下なら健康に被害はありません」と言えるような被曝水準はない、ということです。当時は原子力業界や医学業界から敵視されましたが、現在では、国際放射線防護委員会(ICRP)なども採用しているもので、広く受け入れられています。ですから、いわゆる「安全基準」なるものは、あくまで便宜的なものであって、本当は存在しないのです。 http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-9985 -------------------------------------------------------------------- ところで、放射線被曝を受けた場合のガンによる死者数は、年齢によって大幅な違いがあるようです。 (図は「原発のウソ」小出裕章・扶桑社新書P92より) ゴフマン博士による評価表なるものを見ますと、50〜55歳の人間が50人位死亡するような放射線を浴びた場合、0歳児だと15,152人も死亡してしまうそうです。 つまり、 0歳児では・・・15,152÷50≒303倍死亡しやすい 5歳児だと約13,000人÷50=260倍死亡しやすい 10歳だと約10,500人÷50=210倍死亡しやすい 15歳だと約5,000人÷50=100倍死亡しやすい 20歳だと約4,500人÷50=90倍死亡しやすい 25歳だと約4,500人÷50=90倍死亡しやすい 30歳だと3,891人÷50≒77.8倍死亡しやすい 35歳だと約2,500人÷50=50倍死亡しやすい 40歳だと約2,000人÷50=40倍死亡しやすい 45歳だと約800÷50=16倍死亡しやすい という感じになるようです。 放射能レベルが安全だと言ってもそれは50歳位!!!の人間に対してであり、乳幼児では300倍も危険だと言うことになってしまうわけですね。 検出される放射線の値を200〜300倍しないと、子供たちにとってはつり合わないかもしれませんね..(^^;)。。 http://blogs.yahoo.co.jp/tydm1543/20494430.html --------------------------------------------------------------------------- ゴフマンによる年齢別ガン死率の推定グラフ 横軸は年齢、縦軸はガン死推定人数です。 出典は、ジョン・ゴフマンの「人間と放射線」で、瀬尾健氏!!!が「原発事故、その時あなたは」の中で解説しておられる中にまとめてあります。 小出裕章氏の「原発はいらない」の中(P183)でグラフ!!!にして表示されています。 http://memoli4future.com/kodomira/studies/tag/%E3%82%B4%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%B3/ ------------------------------------------------------------------------ 汚染食品を大人が食べてももちろん大丈夫ではない、大人でも、安全な被曝はないが、世界が変わった以上、引き受けないといけないのです。健康に被害の出ないレベルの汚染とは、長期的なデータはあり、1ミリシーベルトで、1万人に4人はがんで死ぬ(※)、しかし、50歳!!!を過ぎたら少なくなる、このレベルの危険は引き受けるべきというのが、日本を少しでもマシにするため、してほしいと言うことです。 ※小出さんは、ICRPのリスク係数ではなく、ジョン・W・ゴフマンのリスク係数を採用しているようです。 ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/2363142/ ------------------------------------------------------------------------- |