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子ども福島の代表である、佐藤幸子さんが登場するビデオ
2本のビデオが発信されている。
登場するのは、子ども福島の代表である、佐藤幸子さん。原発事故発生当初から、公的な場で発言を続け、メッセージを外国で語ったこともある女性である。
残念ながら現在は汚染地区となってしまった場所に、佐藤さんの牧場があった。本来はここで、人間と自然にやさしい有機牧場のようなものを営んでいた。
地面で走り回る健康なニワトリ、そのニワトリから生まれた健全なタマゴ、自然な肥料などを使っていたらしい。
今は、農場に残されたネコにえさをやるために、農場には定期的に訪れるのみ。
佐藤さんは子供らはいち早く秋田県に避難させたが、自らは障がいを持った人たちの作業所での仕事をするために、福島県にとどまる。避難したくてもできない障がい者たちをほおっておくことができないからである。
淡々と生活しつつも、すっかりと変わってしまった日常を語る。
さらに、元は農家であったが、今は除染しか仕事がなくなってしまった福島県民のおじさん、おばさんたちが仕事をしている様子が映される。
佐藤さんは、莫大なお金を使って除染だけに集中するよりも、子供を避難させてほしいのだが、と思っている。
さらに、車の中で、正直に原発事故被害と、金もうけ主義になってしまった今の日本のあり方を、民話の花咲き爺さんの話をたとえながら、語り続ける。
別のビデオは短いが、甲状腺のエコー検査の結果、判定だけを通知するのではなく、その場でエコー診断画像を渡してくれる医療所が映る。
佐藤さんは、自分は福島県に残ったからなにかあることを覚悟していたと語るが、秋田県に避難させた自分の子供の甲状腺に異常がないことを、とても喜んでいる様子。
なんとシンが強い母なのだろう、とこの映像を見て、私は思った。
佐藤さんの母親もシンが強い母だったそうだ。
昔、家が火事場になった時に、佐藤さんの妹は家の中に閉じ込められていた。幼い子供が残されたことに気付いた佐藤さんの母は、火の中から子供を助け出したのだそうだ。
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それでも世界は美しい 佐藤幸子さん(子ども福島代表)
それでも世界は美しい 佐藤幸子さん(子ども福島代... von Beaucoup11
福島に子どもの命の拠り所「ふくしま共同診療所」
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