http://www.asahi.com/national/update/0227/TKY201302260546.html
2013年2月28日1時55分　朝日新聞

　原発を再稼働させるため、電力会社１０社が国の新安全基準に適合するための対策費に少なくとも計１兆円を見込んでいることがわかった。しかし、安全基準で求められている施設によっては仕様が決まっていない。各社は対策費を現時点では見積もれないため、今後対策費はさらに膨らむ。

　原発を持つ電力会社１０社に朝日新聞が聞いた。東京電力福島第一、第二の両原発を除く１５原発で計９９８７億円に上った。主なものは防潮堤などの津波対策費や、福島原発事故直後に旧原子力安全・保安院が求めた電源車の配備などの緊急安全対策費。

　最も多かったのは関西電力で、今年３月までに３８０億円、２０１７年度までに総額約２８５５億円を見込む。美浜、大飯、高浜の３原発で計１１基あり、発電量にみる原発依存度は約５割（１０年度）と高いため、早期の原発再稼働が経営改善に不可欠だからだ。

　中部電力は浜岡原発の津波対策費だけで１５００億円を見込む。東海地震の想定震源域にあり、１・６キロの防潮壁を建設中。当初１８メートルの防潮壁を造る予定だったが、国の想定が上回ったために４メートルのかさ上げを決め、１００億円追加した。

　原子力規制委員会は７月までに安全基準を定め、過酷事故や地震、津波などの対策を厳格化する。ただ、具体的に決まっていないことも多く、施設の設計ができずに工事できなかったり、工事していても追加工事が必要になったりする可能性がある。このため、対策費はさらに増える。（西川迅、小池竜太）

コメント
01. 2013年2月28日 11:28:33 : jsYUbyiDc2 それだけの予算があれば、LNG(天然ガス)火力発電所を増設し、燃料費に当てた方が、より安定して電力を供給できるのではないか。 大金をドブに捨てるのは電力会社の勝手だが、それを電気代や税金に押し付けるのは止めてほしい。 どうぞ自己資本でお願いします。
02. 2013年2月28日 13:50:21 : lQydFPZ0w4 <<どうぞ自己資本でお願いしま 　まったく　だ　　経営者抵当　連帯保証の　自己責任で　廃棄物の処理まで責任持つ事 　地震で　原発が　破断しているのに　津波対策に性を出す　狂気 　廃棄物の処理は　どうするのか
03. 2013年2月28日 16:56:59 : ypH6JZtrVQ これでまた電気料金の値上げ。 でも原発を動かさないと電気代は安くならないと言い続けるはず。
04. 2013年2月28日 18:53:01 : L9POHPIEnE 01-03のコメント全てに賛成。 それでも原発が稼働しないと電力料金が上がると信じている、いや信じさされている多くの国民。これを何とかしないと。 ますマスゴミを叩き潰さなければならない。
05. 2013年3月01日 10:40:01 : kGSWzcXkNA >>01 ＞それだけの予算があれば、LNG(天然ガス)火力発電所を増設し、燃料費に当てた方が、より安定して電力を供給できるのではないか。 まったくそのとおり、１００万ｋｗ級でもガスコンバインド発電所の設置費用は 電力会社が秘密にしていることからもわかるように、せいぜい３００億円程度と みられている。これで旧式の発電所をリプレースすれば、電気代値下げさえ可能と なる。総括原価方式が金をかければかけるほど儲かるという悪しき経営をさせるもと になった。これを改めないと電気代で日本経済が滅ぶ。
06. 2013年3月01日 16:37:34 : 0uakbCRtKo 許せない、安倍晋三！
07. 2013年3月02日 08:50:14 : oos6bijE1Y ↑　同意。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます（表示まで20秒程度時間がかかります。）
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
　 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する？」をクリックお願いします。２４時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。　最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

　次へ 　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 原発・フッ素30掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。