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2013年2月16日午前7時01分
安全性が保証されないまま関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させたとして、福井県などの住民154人が関電に運転差し止めを求めた訴訟の第1回口頭弁論が15日、福井地裁であった。原告側は「東京電力福島第1原発事故は人ごとではない。子や孫に放射能汚染という大きなつけを背負わせないよう、原発を止める最後のとりでである裁判所に適切な審理を求める」と意見陳述した。関電側は請求棄却を求めた。(取材班)
脱原発弁護団全国連絡会共同代表で原告代理人の海渡雄一弁護士(第二東京弁護士会)は「裁判所は過去、国策に屈し正しい判断ができず、原発事故を回避できた機会を失ってきた。自らの責任を真摯(しんし)に反省し、積極的な訴訟進行をお願いする」と述べた。
原告の今大地(こんだいじ)晴美敦賀市議は「原発マネーは甘い蜜であり麻薬だった。私たちの命を雇用や経済のてんびんにかけないで」と訴えた。
訴状によると、敷地内を走る「F―6断層(破砕帯)」について活断層の可能性が高く「運転しながら調査するのではなく直ちに運転を停止すべきだ」と主張。「地震や津波の対策は十分ではなく、大地震発生により重大事故を引き起こす危険性が高い」とした。
全電源を喪失した福島第1原発事故を踏まえて「全電源喪失はありえないとした現行の安全審査指針などの欠陥が明らかになった」と指摘。その上で大飯原発の設置について「(欠陥のある)指針を前提とする許可は適法といえず、設置許可は無効」と批判した。
関電側は答弁書で「(原告が指摘する事柄について)追って認否および主張を行う」とした。
次回弁論は4月24日。関電側は同12日までに認否などについての書面を裁判所に提出する。原告側は3月11日、新たに20人程度が2次提訴する。
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