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福島第1原発の敷地内に所狭しと並べられた円筒形の汚染水タンク。奥は(左から)1、2、3、4号機の原子炉建屋=10日、共同通信社ヘリから
ひしめく汚染水タンク ひしゃげた鉄骨は散乱したまま 福島原発、上空から撮影
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130210/dst13021019000013-n1.htm
2013.2.10 18:59 産経新聞
東京電力福島第1原発事故から間もなく2年となるのを前に原発上空の飛行禁止区域が緩和されたことを受け、ヘリコプターで上空1500メートル付近から敷地内を撮影した。汚染水が入ったタンクが所狭しと立ち並び、4号機原子炉建屋では組み立て途中の燃料取り出し設備も確認できた。
1〜3号機では今も水を循環させて冷却を続けているが、毎日大量の地下水が入り込むため汚染水が増加している。東電はタンク増設でしのいでいるが、1〜4号機の西側区域ではタンクが林立、空きスペースはほとんどないようだった。
4号機周辺はがれきやひしゃげた鉄骨が散乱したまま。11月からプール内の燃料を取り出す予定で、建屋脇には取り出し設備の土台部分が設置されていた。
原発南約3キロの上空500メートル付近のヘリ内部で毎時約2・5マイクロシーベルトの放射線量が測定されたが、3キロ圏内の上空1500メートルではほとんど測定されなかった。
上空1500メートル付近から見た福島第1原発4号機の建屋。左上は組み立て途中の燃料取り出し設備の土台部分=10日、共同通信社ヘリから
http://sankei.jp.msn.com/affairs/photos/130210/dst13021019000013-p1.htm
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