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2013年2月6日
美浜町の町民代表者と関西電力の幹部が意見交換する「町原子力懇談会」が四日夜、同町郷市の関電原子力事業本部であった。地元の代表者からは美浜原発の再稼働や古くなった原発のリプレース(置き換え)を求める声が相次いだ。
漁協や農協、観光協会などの代表者十五人と関電の八木誠社長ら十二人が出席。オブザーバーとして山口治太郎町長ら四人も加わった。八木社長は「原子力はエネルギー、地球温暖化の観点から見ても、極めて重要な電源。先手先手で安全対策を行い、原発の再稼働に努めたい」と冒頭あいさつし、以後報道陣に非公開で行われた。
議事録によると、町民からは「美浜原発を見て育ってきた。今後も共存共栄していきたい」との意見や「早く(美浜原発を)運転していってほしい」と地元経済のためにも再稼働や後継機の建設を要望する意見が多かった。
懇談会後、取材に応じた八木社長は「国のエネルギー政策を見極めながら、原発の再稼働や後継機の建設を求めていきたい」とあらためて表明。山口町長も「当面は(原発の)再稼働を求めていきたい」と語った。町民代表の三人も記者会見し、再稼働の条件となる新安全基準を早期に策定するよう訴えた。
懇談会は二〇〇四年に発生した美浜原発3号機の蒸気噴出事故を受け、翌年から再発防止策の一環として毎年開催。今年で八回目を迎えた。
◆非常用発電機の試験でトラブル
関西電力は五日、定期検査中の美浜原発1号機(美浜町)の非常用ディーゼル発電機で、負荷試験中に出力が低下するトラブルが発生し、同発電機を手動停止させたと発表した。
負荷試験は発電機が正常に機能するか確認するのが目的。関電によると、五日午前九時二十四分ごろ社員が非常用ディーゼル発電機を起動させたところ、出力が100%の三千百二十キロワットに達した直後の同九時四十八分に約二千キロワットに低下。屋外の排気筒で黒煙を確認し室内の煙感知器も作動したため、発電機を手動で止めた。
負荷試験は毎月実施しており、一月の試験時には異常はなかった。美浜1号機にはトラブルがあったのとは別の非常用ディーゼル発電機一台と空冷式非常用発電装置があるため、保安規定の運転上の制限を満たしているという。
(角野峻也)
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