http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/167.html
Tweet |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130202-00000401-kitanihon-l16
高岡市、がれき受け入れ 県内初、高橋市長表明
北日本新聞 2月2日(土)8時27分配信
震災がれきを焼却することになった高岡市環境クリーン工場=高岡市長慶寺
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130202-00000401-kitanihon-l16.view-000
高橋高岡市長は1日記者会見し、東日本大震災で発生した岩手県山田町のがれきを本格的に受け入れると表明した。昨年12月に行った試験焼却で安全性を確認できたとし、木質系チップを中心とした可燃物1900トンを受け入れる方針。富山、岩手両県と開始時期や輸送方法、費用などを調整し、早ければ3月下旬にも焼却を始める見通しだ。がれき受け入れを検討してきた高岡市と富山地区、新川両広域圏事務組合のうち、本格焼却の決定は高岡市が初めて。
高橋市長は「試験焼却の結果や説明会を通じて、安全に処理できると確認でき、本格受け入れを決めた。県にも要請しながら、準備を速やかに進めたい」と述べた。
市は昨年12月15、16日に市環境クリーン工場(高岡市長慶寺)で約7トンを一般可燃ごみ約140トンに混ぜて試験焼却し、20日に市不燃焼物処理場(同市手洗野)に埋め立てた。1月25日には市民向けの説明会を開き、焼却灰の放射性セシウム濃度が受け入れ基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回ったことや空間放射線量に異常がなかったことなどを説明。がれきの段階から焼却後の灰まで、放射性廃棄物として扱う必要がない「クリアランスレベル」の100ベクレル以下だったとして、本格受け入れに理解を求めていた。
市長の表明を受け、今後は富山、岩手両県が委託契約を結び、高岡市に再委託し本格焼却を始める。JR貨物やトラックを利用した輸送準備などに約2カ月掛かる見通しだ。
環境省は、今年12月までにがれき処理を終える方針。市は当初、昨年11月からの受け入れを想定して処理量を3千トンとしていたが、開始が今春になるため、1900トンとしている。市によると、処理に必要な実費は約3千万円で、国が全額負担する見通し。本格焼却の期間中も空間放射線量などの測定は継続する。
県は1日岩手県と同省に対し、高岡市が本格受け入れを表明したことを連絡した。石井知事は「円滑に実施されるよう取り組む。困っている被災地の皆さんに喜んでもらえると思う」とコメントした。
がれきは同省が2011年4月、都道府県に広域処理を要請。富山県は12年4月に岩手県と覚書を交わし、政府から山田町の1万800トンの処理を求められた。県によると、岩手県のがれきは全体の約4割の処理を終えたという。
.北日本新聞社
最終更新:2月2日(土)8時27分
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素30掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。