http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/134.html
Tweet |
原発災害避難拡大 対象の島の住民8倍に
動画 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130202/t10015251541000.html
2月2日 18時58分 NHK
原子力災害が起きたときに避難の対象となる範囲の目安が半径30キロに拡大されたことで、対象に含まれる島の数が大幅に増え、対象となる住民の数は従来の8倍の3万2000人余りにのぼることが、各地の自治体への取材でわかりました。
避難に使える船などが十分になく、一斉に避難することが困難な島もあり、防災の新たな課題となっています。
国の原子力規制委員会が、原子力災害が起きた際の避難の対象となる範囲の目安を半径およそ10キロから30キロに拡大する指針を示したことで、自治体はことし3月までに地域防災計画の見直しを求められています。
NHKが各地の自治体に取材したところ、防災計画などに避難することを盛り込んだか、盛り込むことを検討している島の数はこれまでの8から29に増え、対象の住民は従来のおよそ4100人から8倍の3万2000人余りに増えることがわかりました。
中には、本土とつながる橋があるケースや対象区域が島の一部であるケースなど、陸路で避難できる島もありますが、23の島のおよそ6300人は船などでの避難が必要だとしています。
ところが、このうち15の島の5000人余りについては、一斉に避難させられるだけの船が確保できていないということです。
こうした自治体では、漁業者に漁船を提供してもらうことや、海上保安庁や自衛隊などに船やヘリコプターでの救援を求めることを検討していますが、▽実際には旅行者もいるため人数が増えるとみられるほか、▽ヘリコプターが悪天候で使えないケースや、▽大規模な複合災害で島だけを優先できないケースも考えられます。
また、避難の手段が確保されている島でも、▽津波の危険があって海に近寄れず、船に乗れないとか、▽地震の被害を受けて橋が通行できなくなるなどの状況が考えられるほか、▽島から出るために原発の方に近づかなければならないケースもあり、大きな課題となっています。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素30掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。