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吉田照美のソコトコ スタッフブログ
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「ドイツでは原発がなくなって土地の値段が上がったんだよ」山本太郎1/31吉田照美のソコトコ(文字起こし)
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2013-02-01(16:36) みんな楽しくHappy♡がいい♪
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1月31日(木) アシスタント 唐橋ユミ
・週刊エンター:『ソコ気になるあの続き』
山本太郎さん(新党今はひとり党首)
脱原発を訴え昨年の衆議院選挙に立候補し、7万票を獲得する健闘を
みせた山本太郎さん。脱原発運動の象徴的存在としてソコトコでもお馴
染みです。現在は新党今はひとりの党首でもある山本さんをお迎えして、
新党の立ち上げから一連の選挙戦を通じてどのようなことを経験された
のか、そして今年はどんな活動を計画されているのかについて伺います。
ーーー
山本太郎さんのお話 1月31日
唐橋:
4日目の今日は脱原発脱放射能を掲げ12月の衆院選挙に東京8区から立候補されました。
俳優で新党今はひとり党首の山本太郎さんに選挙に込めた思いを伺います。
吉田:
おはようごさいます。
生で、こんなに朝早くありがとうございます。
今日は黒いハンチングに、山吹色っていうのか?薄い鶯色のニットをお召しになっております。
山本太郎さんには福島第一原発の事故発生以来、
脱原発の活動についてはいろいろと伺ってきたんですけれど、
衆議院選挙に立候補されたときはちょっとびっくりしたんですけれど、
「いやぁ、よくやってくれたな」みたいな思いで僕は見ていたんですが。
準備が、でも足りなかった感じはありましたけどね。
山本:
急でしたからね。自分で決めたっていることも、
あまりにもメディアの偏向報道が過ぎるというか、
投票への誘導というか、
吉田:あったね、
山本:自民、公明、民主、維新、みんなの党しか存在しないみたいな。
吉田:そんなやり方でしたからね、あれはひどかったですね。
山本:
だから、別の方法はないかな、と。
「みんなにメッセージを伝えるにはどうしたらいいだろう」と思って。
選挙っていうのが一番伝えられるんじゃないかなと思ったんですけど。
出馬してもあんまり取り上げられませんでしたね。
吉田:
いや、そうでしたね(笑)
本当にそうだね。
山本:放送禁止男ですから。
吉田:取り上げ方がやっぱり偏った取り上げ方しかしないからね。
山本:で、やっぱり選挙が始まっちゃうと候補者全員を取り上げなきゃいけないんでしょ、
吉田:そうですね
山本:
やっぱり石原のお坊ちゃま陣営のほうも、
やっぱりちょっと、一緒に出たくないといった部分があったみたいですね。
吉田:そうですね。
でもこれ、敗れはしましたけれども本当に2週間足らずの選挙活動で、
自民党の石原伸晃さんが、まぁ、磐石の選挙地盤を誇る東京8区で7万票を超える支持っていうのは、
これはみんなびっくりしたんですけど、すごいですよ。
山本:ありがたい話しですよね、勝たなきゃいけないっていうのがあるんですけど。
吉田:いやこれが、この7万票がよかったと僕は思いますけどね。
山本:
いや、でも本当に皆さん。
でも、もともと杉並っていう土地はね、「原水爆禁止」の運動が始まった場所でもあるし、
意識が高い場所ではあると思うんですけど、
ほんとうにありがたいです。
吉田:
いろんな脱原発活動の続きについて今朝はうかがいたいと思いますけれども、
まず後先になっちゃうんですけど、12月の衆議院選挙のことからまず伺いたいんですけど、
いろいろと報道の仕方が偏向しているという事ももちろんあったと思うんですけど、
公示直前に立候補を決断というのは、これはもう「やむにやまれず」っていう気持ちなのかしら?
山本
いや、そうですね。
ま、できれば政治家っていうかは、やりたくないですよね。
吉田:そうだよね。
山本:やくざしかいないような世界なんだから。
吉田:うんうんうん
山本:
そこに自分が身を置くなんて本当にぞっとするというか、
自由が好きだからこういう仕事をしていたわけで、でも、
「自分が今やれる最大のことはなんだろう」と思うと、やっぱりそこは外せなかったというか、
そこを「もっと早く考えておけよ」っていう話なんですけど。
ほんと、ぎりぎりだったんですよね。
吉田:
でもその脱原発を掲げる政党と連携しないで、
新党「今はひとり」という形で選挙を戦った理由というのは、
これはぜひとも伺いたいところなんですけれども、
山本:
そうですね、たとえば原発を推進しようとしている政党だったり、っていうところには属しているけれども、
心の中では「自分自身は本当は違うんだ」と、
「脱原発であり、脱被爆であるべきだと思うけれども」と思っている議員さんとかがね、
最後の最後に駆け込み寺的に来るんじゃないかなという可能性を思ったというか、
自分の中で試してみたかった、まったくいなかったんですけれど。ww
吉田:
ほ〜、そうだよね。
そこはちょっと目論見が外れたという感じなんだよね。
山本:
だから「今はひとり」という名前だったけれど、
「今はふたり、三人」ってなっていけばいいかなとおもったんですよね。
吉田:それで、そのネーミングにもなったんですよね。
山本:
そうですね。
だからそれでもしも政党要件を満たせるような、5人現職みたいな人が集まってきたら、
最後までちょっと、諦めたくなかったんですけれど、
その後比例名簿、いろんな政党の間で国民連合的なものを作れたら、
受け皿として、有権者に対して「わかりやすいかな」と思ったんですよね。
「どこに入れたらいいの?」っていうところに対して、
「そういう枠組みがあれば」と思って最後までがんばっていたんですけれど、
やっぱり、ちょっと大きなところは小さいところと組むのは嫌がりますね。
吉田:ああ、そういうことなのね。
山本:
「うちにとってなんのメリットがあるんだ?」って、
「メリットじゃないだろ」っていう、そうなんですよね。
吉田:
そういう思考法なんですね。
メールをいただいています。東京杉並区の41歳男性の方からですね、
「山本太郎さん衆議院選挙ご苦労様でした。
地盤の固い安心した土地で胡坐をかいている政治家を引きずり落としてほしかったんですが、
僕の力不足ですみませんでした。
山本さんは普通だと思います。ダメなものはダメといえる普通の人だと思います。
でも、結局原発は今日明日止まりません。
無理せずゆっくりこつこつ歩いていきましょう。みんなで応援しています」
というメールをいただいております。
でも周りの反応というのはどういうものが多かったですか?
やっぱり中傷みたいなものとか、多少妨害みたいなことっていうことはあったんですか?
山本:まあ、中傷みたいなものはね、この選挙に出るって言う前からずっとありますから。
吉田:つきものだからね、
山本:ええ、
まぁ、暇すぎて死にそうな人とかがやってきているのかなという感じなんですね。
あとは、他陣営からのということもあるんだろうなと思いますけど、
でも、最初に「立候補するぞ」と言った時に、まだそのときは選挙区は決めていなかったんですよね。
というのは、自分がやれることというのはもちろん1議席を獲得して何かを訴える、というか、
何かを変えるために行動するっていうこともあったんでしょうけれど、
ほかにもやっぱり、なんやろな、
これだけたくさんの党が連立して、
その中で「どこに入れたらいいか分からないですよね」っていうような、このマスコミの論調、
「そうじゃないんだ」と、
いま、今回の選挙で問うべきことは
「命を守れるか守れないか」の2極の戦いだっていうことをみんなに伝えたかった。
そのためにはやっぱり注目度の高い選挙区っていうことに挑戦しなくちゃいけなかったんですけれど、
100万分の1の確立で、橋下徹さんが出馬するっていうことが、可能性として捨てられなかったんですよね。
吉田:なるほどね。
山本:
で、やっぱり出てこなかった。今回様子見っていうことで。
だとするならば、その次となる所はどこなんだろうと思ったら、
やっぱり"無敵を誇るところ”といったら、
吉田:ああ、そういう選択だったんですね。
山本:
自民党というのは象徴的でもあるし、石原さんですからww
「ここしかないだろう」ということだったんですけど、
立候補した後にやっぱり、すでに僕が立候補した。
そして東京8区杉並では候補者が4人になったんですよね。
石原さん、で、民主党から、共産党から、そして僕っていう形で、
だからもうすでに支持する人を決めた人たちっていうか、市民の方から、
「ちょっと混乱している」というようなお話があったんで、
立候補表明した後にすぐ地元に頭を下げに行ったというか、
「どうしてこんなに遅くなったんだ」って、
こんなぎりぎりに立候補するバカいませんもんね。
吉田:うん
山本:「うん」って・・w
吉田:
いやいや、そこがいいところだよね。
だからそこがいいところだし、また次につながると僕は思うんですよ。
出馬するって決めたのは表明する何日前なんですか?正直。
山本:
「出馬します」って・・あ、自分自身が選挙に出たほうがいいだろうな。
うん…「出なきゃいけないよな、自分自身」と思い出したのは誕生日ぐらいからなんです。
僕は11月24日なんで、だから「立候補します」って言うまでに10日もないですよね。
吉田:あ、そうなんだ。そんな感じだったんですね。
山本:
本当にど素人ですよね。
で、選挙区を決めたのが締め切りの一日前っていうか、
吉田:
そうなんだ。
僕もさっき入ってこられる前に、すぐ裏でちょっとお話をして、
この間「自由報道協会アワード」っていうので大賞を広瀬隆さんがお取りになったんですね。
広瀬さんはいわゆるカンパを集めて、それでヘリコプターを飛ばして、
それに山本太郎さんが乗っかって、
あそこで上からああいう中継をやったりとか、
あそこから大きなメディアが報道せざるを得なくなったっていう、
象徴的なことをやったということを含めて大賞をお取りになって、
そのときに山本太郎さんが上に乗っかってね、いろいろと、
NHKに向かって言った一言が、広瀬隆さんが非常に気持ちがよかったと、
「何で報道しないんだ」と、「NHKが」
山本:
そうですね、
代々木公園に10何万人集まったときがありましたよね。14万人。
吉田:
あれは僕なんかも、本当に正直国民の気持ちは、とりあえず素直な気持ちだもんね。
あれをね、言ってくれたのが広瀬隆さんは「すごくうれしかった」というふうにおっしゃっていました。
山本:そうですね、ま、いまさら発言に気をつけたって僕の仕事が戻るわけじゃないですからね。
吉田:
そりゃそうだww・・そりゃそうだって(笑)
それはちゃんとしなきゃダメだよね、NHKだって、
間違っていることは「間違えている」って認めなきゃダメだって思いますけど、
これどうなんですか?多くの国民は脱原発を望んでいたんですけど、
どの政党も脱原発の受け皿となりえずにですね、
脱原発を掲げた政党が衆議院選挙で軒並み惨敗という理由は、
山本太郎さんの分析を聞きたいです、これ。
山本:
うん…
なんか一部では、「不正選挙だったんじゃないか」みたいな話もありましたけれども、
でもそんなことは内部告発でもない限りはね、やっぱり難しいわけで、
普通に考えて、多分なんやろな、投票を諦めた人、棄権した人が1000万人ぐらいいるんですか、
というようなデータを聞いたことがあるんですけど、
とにかく「もう政治には絶望してしまっている」と、
「そこに反映させてもしょうがないだろう」っていうような人たちも多かったんでしょうね。
で、やっぱり、はっきりしたことを言わな過ぎるんですよね。
だから、「脱原発」であったり、「脱被爆」であったりって言う、今そこにある危機っていうのを、
第3極Bチームっていう部分の人たちも、
あんまり力強く押し出して行かなかったっていう部分があるかもしれないです。
いろんなしがらみがあるからしょうがないんでしょうけど、
だから、他の政治家がいえないんだったら、「じゃあ代わりに言いますよ」と、
この、「インディーズの僕が言いますよ」って感じで出た訳なんですけど。
吉田:
そこだよね。
やっぱり、伺いたいのは夏の参議院選挙についてズバリ!
山本:そうですね、ま、ズバリ検討中!っていう
吉田:検討中ね、前向きに検討中
山本:
そうですね。
他にも自分の成すべきことがなにかあったなら、そちらに行くかもしれないし、
なんか、正直に言っちゃうと早めにいろんな作戦を発表しちゃうと、
また、メディアの露出が出来なくなったりとか、いろいろと邪魔されるんですよね。
吉田:そういうのがあるんですね、実際にね。
山本:
そうですね。
でも、その前に、
もちろん選挙とかいろいろあるでしょうけれども、
その前にいろいろとやっておくべきことがあるんだろうなと、
で、とりあえず3月中には。
この前広瀬さんとちょっと飲んでて話して、
吉田:ああ、広瀬隆さんとね、
山本:
広瀬隆さんと話して、「ちょっとやろうよ」という話になったのが、
ヨーロッパ、ドイツとかフランスの廃炉ってどうなっているのか?
廃炉による経済効果ってどういうふうになっているのか?
本当に原発立地の場所が食べていけてるのか?って言うような事を、
以前ドイツに行った時に、廃炉になったその土地を訪ねた時にね、
ぷらっと入ったお店の中で話されていた事が、
要は、「原発がなくなってどうなったか?」って言ったら、
「土地の値段が上がったんだよ」と、
だからもともと危険施設であった所に、その発電方法を諦めたっていうところで、
土地の値段が上がったって。
吉田:なるほど。
山本:
それしか僕は生の声を聞けなかったんですけど、
それ以外にも実際にどういうふうになって行くのか?
あと、中間貯蔵だったり、最終処分という話で、どういう議論が行われているか?っていうようなことを、
広瀬さんと一緒にずっとDVDを作っていたんで、
実際に、今度そういう取材をして作って、
逆に「原発立地の人達にそれを配れたらいいな」って思ったんです。
吉田:
なるほどね。
広瀬さんはそれで、この間のアワーで受賞の言葉も言っていて、
いま、官邸デモも人数が少なくなったように見えているけれど、あれは別にそういう事じゃないと。
みんな今疲れているだけだから、今はもう、アラジンの魔法のランプみたいなもんで、
こする作業をやっていって、まもなく大きい魔人が出てくるだろうと、いうふうに言ってました。
僕もそれは信じたいと思いますけどね。
今朝は俳優で、新党「今はひとり」の党首山本太郎さんでした。
どうもありがとうございました。
山本:ありがとうございました。
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