http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/113.html
Tweet |
昨日(31日)朝NHKBS1で放送された「BBCニュース」によれば、カンブリア州議会は、中央政府から数億ポンドの支援金と数十年にわたる多くの雇用創出という好条件が提示されていながら否決したという。
それも、デモなど反対運動に耳を傾け、結論を出さなければならない期限前に裁決し否決したという。
登場した地質学者は、候補地は地質学的にも不適だと語っていた。
カンブリアは悪名高いセラフィールド核施設が存在する州で、そこにも、プールに大量の使用済み核燃料が保管されている。
現在、英国の高濃度放射性廃棄物は47万立方メートルあり、最終処分場の建設に30年ほどかかることから、その時点では110万立方メートルにまで達するとのこと。
日本ではさらに核分裂を起こさせて“薄める”というアイデアも出ているが、高濃度放射性廃棄物の処理方法を説明するために出演していた大学教授は、地中深くに厳重に埋設する方法がベストだと語っていた。
==================================================================================================
核のごみ英国も苦悩 最終処分場建設を否決
2013年1月31日 夕刊
【ロンドン=共同】英国で原発から出る放射性廃棄物の最終処分場候補地となっていた中部カンブリア州の議会は三十日、処分場建設計画の是非を問う採決を行い、否決した。英政府は原発推進の方針だが、これで処分場の候補地がなくなり、日本と同様、放射性廃棄物の行き場が決まらない苦悩を抱えることになった。
具体的な候補地となっていた同州のコープランド市議会は同日、計画を可決したが、実現には州議会の決定が必要。英政府は今回の建設計画は頓挫したとしている。
同州には既に使用済み核燃料の再処理施設などがあり、最終処分場の有力候補地とみられていた。英政府は「原発を今後も新設する現在の方針は変えない。ほかの自治体が候補地に名乗り出てくれるよう働き掛けていく」としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013013102000247.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素30掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。