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ネオコン勢力が取り仕切る「戦争研究所」の分析を鵜呑みにしていいのか/高野孟・msnニュース
公開日:2022/06/30 06:00 更新日:2022/06/30 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/307512
NHKや読売新聞などがウクライナ各地の戦況を伝える際に米国のシンクタンク「戦争研究所」の分析を頼りにしているのは、かなり不見識なことなのだと知っておく必要がある。というのも、米欧の情報世界の一部では、同研究所はまともな研究機関ではなく、超過激な反ロシア派のネオコン勢力が取り仕切る宣伝機関とみなされているからである。
フランスの文明批評家エマニュエル・トッドは「文芸春秋」5月号への寄稿で、こう言った。
「米国には国務次官のビクトリア・ヌーランドのようなロシア嫌いのネオコンもいて、破滅的な対外強硬策を後押ししている。ヌーランドの夫はネオコンの論客ロバート・ケーガン……弟は軍事史研究家のフレデリック・ケーガン。その妻のキンバリー・ケーガンは戦争研究所所長で、まさにネオコン一家。西側メディアには戦争研究所の『ロシア侵攻図』が溢れているが、これを鵜呑みにしていいのか疑問が残る」
米国でも同様の指摘は出ていて、その最近の一例は、「ノンゼロ
」という著書で知られるロバート・ライトの「米国式プロパガンダ」と題した論説である。それによると、ヌーランドは2014年には欧州担当国務次官補で、マイダン広場で市民の民主化デモが始まると現地に飛んで、それを親露派政権打倒の武力クーデターに転化させる陰謀を裏から操った。
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