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「身に染みる」〜と感じる心は、ゆるんだ身体にこそ宿る
第2章 あなたの身体意識に働きかける15の言葉―日本人本来の“身体のちから”を取り出す高岡メソッドの実践
≪身に染みる〜感じる心は、ゆるんだ身体にこそ宿る≫
あなたは「人の厚意が身に染みた」体験はお持ちだろうか。
辞書「深く感じる」では言い尽くせない奥の深さがある。「身に染みる」という表現が聞かれなくなったのは、日本人の身体の衰えが大きく影響しているに違いないのだ。
人間の身体には約200の骨と約500の筋肉があり、そのほかに内臓や血管、神経などのパーツがあるのだが、それらパーツ間の隙間が縮まって狭くなっている。だから、物事を身に染みて感じられないのだ。
たとえば、「腰ってどんな感じ?」…骨は硬くて変質しない。筋肉は柔らかくて弾力がある。ゆるんだらフワフワで、キュッと締まると硬くなる。筋肉は筋肉らしい性質をきちんと保っていれば、腰の中はゆるゆるで、ありこちに隙間があるはずだ。
ところが、それを多くの人は一塊にしか感じられない。なせか。
骨の周りの筋肉がまるで骨のように固まってしまい、骨と筋肉の区別がつかなくなってしまっているからだ。
そんなことが全身のあちこちで起きている。それが多くの現代人の身体だ。これでは身に染みて感じることなどできはしない。でも、せっ かくいろいろなものに出会って生きているのだから、いろいろなことを見に染みて感じたほうが面白い。
【出展】
「身体意識を呼びさます日本語のちから」 高岡 英夫/青春出版社‘04年
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