パラノイア・統合失調症は伝染病として感染する 阿修羅で流行しているアホ陰謀論は憑依型の感応精神病 フォリ・ア・ドゥ folie à deux 1.精神病の感染
果たして、精神病というのは伝染するものなのだろうか。 人の心を操る寄生虫が出てくる小説(ネタバレになるのでタイトルは言えない)を読んだことがあるが、実際に見つかったという話は聞かないし、たとえ存在したとしてもそれはあくまで寄生虫病であって、「伝染性の精神病」とは言いがたいような気がする。 実際には、たとえば梅毒のように伝染性の病気で精神症状を引き起こすものはあるけれど、純粋な精神病で細菌やウィルスによって感染する病気は存在しない。精神病者に接触しても、感染を心配する必要はないわけだ。 しかし、だからといって精神病は伝染しない、とはいえないのである。 精神病は確かに伝染するのである。細菌ではない。ウィルスでもない。それならなんなのか、というと「ミームによって」ということになるだろうか。 妄想を持った精神病者Aと、親密な結びつきのある正常者Bが、あまり外界から影響を受けずに共同生活をしている場合、AからBへと妄想が感染することがあるのだ。 もちろんBはまず抵抗するが、徐々に妄想を受け入れ、2人で妄想を共有することになる。 これを感応精神病、またはフォリアドゥ(folie a deux)という。 Folie a deuxというのはフランス語で「ふたり狂い」という意味。 最初に言い出したのがフランス人なので、日本でもフランス語で「フォリアドゥ」ということが多い。もちろん妄想を共有するのは2人には限らないので、3人、4人となれば"folie a trois"、"folie a quatre"と呼ばれることになる。なんとなく気取った感じがしてイヤですね。 AとBの間には親密な結びつきがなければならないわけで、当然ながらフォリアドゥは家族内で発生することが多いのだけど、オウム真理教などのカルト宗教の場合も、教祖を発端として多数の人に感染した感応精神病と考えることもできるし、以前書いたことのあるこっくりさんによる集団ヒステリーも広義の感応精神病に含めることもある。 この感応精神病、それほどよくあるものでもないが、昔から精神科では知られた現象で、森田療法で知られる森田正馬も1904年に「精神病の感染」という講演をしている(この講演録が日本での最初の文献)し、その後も今に至るまでいくつもの論文が発表されている。 フォリアドゥの治療
この例でもわかるように、実はフォリアドゥには、鉄則といってもいい非常に簡単な治療法がある。それは、2人を引き離すこと。もちろん最初に妄想を抱いた人物(発端者)は、多くの場合入院させて薬物などによって治療する必要があるが、影響を受けて妄想を抱くようになった人物(継発者)は、発端者から引き離されただけで治ってしまうことが多いのだ。 ただし、引き離す、という治療法は多くの場合有効だが、そうすれば絶対に治るとはいえない。 私がまだ研修医だったころのことだ。隣の家の朝鮮人が機械で電波を送ってくる、という妄想を抱いて入院しているおばあさんの治療を先輩医師から引き継いだことがある。「自分が治してやろう」という意気込みは精神科ではむしろ有害なことも多い、ということくらいは知っていたが、まだ駆け出しだった私には、どこかに気負いがあったのだと思う。 必死に薬剤を調整してみてもいっこうに妄想は改善しない。万策尽き果てた私が、永年同居生活を送っている兄を呼んで話をきいてみると、なんと、彼の方も「隣の家の朝鮮人からの電波」について語り出したではないか。 2人は同じ妄想を共有していたのだった。 これはフォリアドゥだ! 私は、珍しい症例に出会ったことと、そして先輩医師が気づかなかった真実にたどりついたことに興奮し、さっそく「鉄則」の治療法を試みた。兄の面会を禁止したのである。
しかしこれは逆効果だった。面会を禁止してもおばあさんの妄想はまったく改善せず、それどころか2人とも私の治療方針に不信を抱くようになり、治療はまったくうまくいかなくなってしまったのだ。私は2人を一緒に住まわせるのはまずいと考え、兄のところ以外に退院させようと努力したのだが、2人とも態度を硬化させるばかりであった。 今考えれば私の方針の間違いは明らかである。私は、妄想が残ったままであろうと、彼女を兄のところに退院させるべきであった。それが彼女の幸せであるのならば。私は「鉄則」にこだわるあまり、老人の住居侵入妄想はなかなか修正しにくいことを忘れてしまい、そして何よりも、永年2人だけで暮らしてきた兄に突然会えなくなった彼女のつらさに考えが及ばなかったのであった。 古いタイプの感応精神病
続いて、古いタイプの感応精神病の例を紹介してみよう。最近の感応精神病は「宇宙語」の例のように、都会の中で孤立した家族で発生することも多いのだが、かつては圧倒的に迷信的な風土の村落で発生することが多かった。例えばこんな例がある。 昭和29年、四国の迷信ぶかい土地の農家での話である。 あるとき、父親が幻覚妄想が出現し興奮状態になった。 そのさまを熱心にそばで見ていた長男は2日後、父親に盛んに話しかけていたかと思うと、次第に宗教的誇大的内容のまとまりのない興奮状態に発展し、互いに語り合い感応し合いながら原始的憑依状態を呈するに至った。 父親は妻、娘など一家のもの6人を裏山に登らせ裸にさせて祈らせ、大神の入来を待った。長男は家に残り夢幻様となって家に放火。一同は燃え崩れる我が家を見ながら一心に祈りつづけた。父親、長男以外も一種の精神病状態にあった。 悲惨な話だが、どこかゴシック・ホラーの世界を思わせないでもない。
これがさらに拡大すると、村落全体が感染するということもある。青木敬喜「感応現象に関する研究(第1報)」(1970)という論文に載っている例だが、これはフォリアドゥというよりむしろ、以前書いた こっくりさん http://homepage3.nifty.com/kazano/kokkuri.html
の例のようなヒステリー反応とみなすのが適当かもしれない。
昭和11年、岩手県北部にある戸数40程度の集落での話である。
発端となったのは35歳の農家の妻Aである。昭和11年5月、夫の出稼ぎ留守中、頭痛や喉頭部の違和感を感じるようになり、また身体の方々を廻り歩くものがあるような感じがするようになった。あちこちの医者を回ったがなんともないといわれるのみで一向によくならない。どうも変だと家人がいぶかしんでいる間に、患者はときどき 「鳥が来る。白いネズミのようなものが見える」 などといったり、泣いたり騒いだりするようになった。家人はこれは変だと患者の着物を見ると、動物のものらしい毛がついている。 これはイズナに違いない、と12キロほと離れた町の祈祷師K に祈祷してもらったところ、たちまち発作状態となり、さらに発作中に自分は集落の祈祷師Tのもとから来たイズナであると言い出したのである。その後もこの患者は発作を繰り返すようになり、多いときには一日のうちに数回起こすようになった。 さてAの近所に住む農家の妻BとCも、昭和11年5月頃から喉の違和感を覚えるようになる。12月にはBの夫がBに毛が付着しているのを発見している。BとCは例の祈祷師Kのもとを訪れ祈祷してもらったところ、祈祷中に2人は急に騒ぎ出し、「Tから来たイズナだ。Tで育ったものだ」と言い出す。 こうして昭和12年4月までの間に続々と同様の患者がこの集落に発生、ついにその数は10名にのぼった。事件は集落をあげての大騒ぎとなり、 「集落は悪魔の祟りを受けた。なんとかして悪魔を滅ぼさねば集落は滅んでしまう」 と不安と緊張が集落にみなぎるにいたる。 こうしたなか、本当にTの祈祷のせいなのか確かめようじゃないか、という動きになり、昭和12年8月20日午後3時ごろ、集落の共同作業所に患者10名を集め、集落の各戸から1名ずつ、合計四十数名の男たちの立ち会いのもと、TとKのふたりの祈祷師の祈祷合戦が繰り広げられることになった。 まず疑いをかけられているTが祈祷をするが患者は何の変化も示さない。 次にKが祈祷すると、約10分くらいして患者たちはほぼ一斉に異常状態となり、 「Tから来たTから来た」と叫ぶもの、 「お前がよこした」と激昂してつかみかかるもの、 「命をとれといわれたが恨みのないものの命をとることができないからこうして苦しむのだ。苦しい苦しい」と泣き喚くもの、 ものもいえず苦しげにもがいているもの など憑依状態となり、まったく収拾のつかない大騒ぎとなった。
このため、これは確かにTの仕業に違いないと集落のものは確信を抱き、Tに暴行を加え、T宅を襲って家屋を破壊した上、村八分を宣言したのである。 さらにその約1ヶ月後のことである。集落の各戸から1人ずつ男たちが出揃ったところで副区長が 「イズナが出ないようにするにはイズナ使いの家に糞便をふりかければイズナは憑くことができないという話をきいた。どうであろう」 と提案した。すると、一同は一も二もなく賛成し、そのまま四十数名が暴徒と化し、大挙してT宅に押しかけ、雨戸を叩き壊して座敷になだれ込み、糞便をかけ、Tをはじめ家族の者を殴打、重傷をおわせてしまった。 これまたものすごい事件である。ただ、「宇宙語」の家族は隣にいてもおかしくないように思えるが、こちらはわずか60年前の事件とは思えないくらい、私には縁遠く思える。集落全体が外部から遮断された緊密な共同体だった時代だからこそ起こった事件なのだろう。こうした共同体が減ってきた今では、このような憑依型の感応精神病はほとんど見られなくなっている。 家庭内幻魔大戦
さて今度はまた篠原大典「二人での精神病について」(1959)から。家庭内の騒動が、宇宙的規模での善悪の戦いにまで発展していってしまうという、興味深い物語である。
昭和31年5月、Kという呉服商が相談のため京大精神科を訪れた。 彼の話によれば、昭和23年に妻と長女、三女が彼と口論をしたあと家出。しばらくして帰宅したが帰宅後はことごとく彼と対立、離婚訴訟を起こした上、妻と長女は前年から二階の一室にこもり、ときどき外出して彼の悪口を言い歩くが、一見正常に見えるから始末に困るという。なお、別居中の義母も妻とは別に彼を悪者扱いしているという。 そこでこの論文の著者らはただちに母と娘を閉鎖病棟に収容した。現在の常識からすればこれくらいのことでなぜ、と思えるが、当時はそういう時代だったのだろう。入院後も2人が協力して反抗してくるのでただちに分離したという(「鉄則」の通りである)。 さて母子の入院後、2人の部屋からは数十冊にも及ぶ膨大なノートが発見される。そのノートには、驚くべき母子共通の妄想体系が詳細に記されていたという。その記述によればこうだ。 宇宙外にある「大いなるもの」から一分子が月に舞い降り、さらに地球に来て母の肉体に宿った。太陽を経て地球にきた分子は長女に、ある星を経て来た分子は三女に宿った。彼女らは肉体は人間の形をしているが、魂は大いなるものの一部であり、月や太陽の守護のもとに人類を救済する使命をもち、「宇宙外魔」の援助を受けて彼女らをおびやかす悪の根源である夫Kを撃滅せねばならない! 家庭内幻魔大戦というか、家庭内セーラームーンというか、とにかくそういう状態なのである。ここで、仮に母を月子、長女を陽子、三女を星子と呼ぶことにし(実際、論文にそう書いてあるのだ)、2人が書いた手記をもとに、この妄想体系が完成されるまでの経過をたどってみる(以下斜体の部分は手記の記述による)。 Kは苦労人で丁稚奉公のあと、月子と見合い結婚すると暖簾をわけてもらい東京で呉服店を開いた。一方月子は貿易商の長女で甘やかされて育ったせいもあり、派手でだらしなく浪費癖があり、夫とは常に対立していた。2人の間には4人の子どもが生まれる。長女陽子、長男、次女、三女星子の4人である。 長女陽子は自然が好きな子どもだったが、人間は嫌いで、幼稚園の頃は太陽の絵ばかり描いていた。 「父は些細なことで怒り赤鬼のようになって母を叩き、耐えている母をみて母の尊いこと」を知った。 父と母の争いにまきこまれ、成績があがらず落胆し、学校も家庭も憎み、 「よく裏庭に出て月や星を仰いで」いた。5年生のときにH市に疎開、終戦までの1年間は父のいない楽しい生活を送ったが、終戦後父もH市で商売を始め、再び母との争いに巻き込まれることになった。 しかも、中学から高校にかけては父の命令で、妹たちとは別に祖母のいる離れで寝なければならなかった。祖母は向かい合っていても何を考えているかわからない人で、 「父が悪事を企んでいる」と真剣な顔で陽子に告げるのであった。この祖母も分裂病だったと思われる。陽子の手記によれば 「父から物質的恩恵を受けながら父を愛せませんでした。そのことを深刻に苦しみましたが、誰も理解してくれませんでした。知らず知らず孤独を好み、しかし一方では自分が頼りなく誰かに頼らねば生きていられませんでした」。そして高校1年のときある事件が起き、それ以来彼女ははっきりと父を敵とみなすようになるのである。 その事件については陽子の母月子の手記をもとに見ていこう。 昭和25年、月子と陽子はKの弟の家で軽い食中毒を起こす。このとき月子の心に最初の疑惑が生じる。昭和27年、月子は夫の甥が陽子の部屋に無断ではいるのを発見し、夫に告げるが「夫は全然取り合わないのである。私は夫の仮面を見たような気がした」。 昭和28年1月、陽子は腎臓疾患にかかり、月子は離れで陽子を看病するが、Kが離れに出入りしたあとは必ず容態が悪化することに気づいた。「ここに至っては夫が陽子に危害を加えていることは明らかである。私は夫と甥に警戒の目を向けた。家の中は自ら疑心暗鬼、一家をなさず私と陽子対夫と甥の目に見えない対立が生じ、間に入ったほかの子どもたちはおろおろするばかりである」。長男は中毒事件までは母についていたが以後父に従い、次女は最初から父の側、三女星子はほとんど母についていたが、終始母に批判的であったという。 28年3月、月子は飼い犬のえさのことで夫とひどい口論をしたときに夫に「何か一種の妖気を感じた。私は今までの夫にないものを見たのだ。以後奇怪な事件は連続して起こっていった。私たちは身体に異常を感ずるが、くやしいことにその根源を科学的に実証できなかった。しかし害を加えられるところにとどまることはできない」 彼女たち3人は家を出て警察などに訴えまわり、3ヶ月後に帰宅した。 「家に帰ると陽子は身体がしびれて動けぬという。奇怪だ。しかしある夜、私はその正体の一部を見た。私が陽子を看病していると、といっても病気ではない。 見守っていると、はなれとの境目の板塀の節穴からさっと私たちに向かって青白い閃光が走った。私も陽子もしびれるような異常を感じた。相手は見えざる敵である。あるときは右隣、あるときは左隣から来た」 やがて29年になる。「私は陽子を連れて二階に引きこもることにした。疑いを持った人とともに生活することは無意味だからである。そしてこの不可解な事件をどう解決するかということに専念した」 家出前後の事情は娘陽子の手記にも書かれている。 「腎臓炎になってから不思議なことが次々と起こり、布団が非常に重く感じられ、時計の音が大きく響きました」 「父が薬を飲ませたとき、味が妙だと思いましたが、あとで毒を入れられたのでそれで病気が治らなかったのだとわかりました」 「父に殺されるといったのは私で、家を出ようといったのは母です」 「隣の家から光線が出て2人とも気持ちが悪くなったこともあります」 「H先生(遠縁にあたる絵の先生で、彼女の片想いの対象)に何度も危険を訴え、殺されたら裁判所に訴えてくれと頼みました」。 笑っちゃいけないのだが、月子の手記がなんだか妙にB級ホラーサスペンスタッチなのがおかしい。母子と父の戦いはいったいどうなるのか。 昭和29年になると、母月子と長女陽子は2人で2階で暮らすようになる。陽子の手記によるとこうだ。「母と2階で生活し、父が来ると追い返し塩を撒きました」「私が買い物に出て家の周りのことを母に伝え、対策を考えてはノートで敵を攻撃しました」 「ノートで敵を攻撃」というのがどういうことかというと、つまり呪文による攻撃なのである。母のノートには「神不可抗、我等と敵魔外魔との反発源を白光通像の中へ密着入せよ」などとあり、娘のノートには「さしもかたき暗黒の魔星、四方に砕けて、たちまち無くなれり。彼方より尊き神の御光、仰げ白光たえなる神を」とあった。 また、「敵撃滅敵撃滅敵撃滅……」という呪術的文句も延々と繰り返されていたという。ここにきて、事態は家庭内呪術戦争の様相を呈する。 昭和30年、ついに2人は「大いなるもの」と接触する。 「『ご自身の世界に一度顔を出してください』と太陽から聞こえたり、大いなるものから『来たければおいで』と知らせてくれました。体がしびれたとき、目を閉じるとダイヤモンドのようにきらきら光るものが見え、母に話したら大いなるものだといいました」。 きのう書いたとおり、困り果てた父親が精神科を訪れたのが昭和31年5月。そして2人は入院することになる。入院3日目より陽子は 「壁の後ろから父に命令されたものが電波をかける」 と訴え、母の名を叫びながらノートにも 「お母さんお月さんはありますね」 「お母さんを離れては私はありません」 「お母さんの心は私の心、一心同体とお母さんは言いましたね」 などと書いた。母と会わせると抱き合って
「月と太陽が……あいつと宇宙外魔が……」 と語り合っていた。 入院第1週から月子は「私の伝記」を書き始める。これが今まで引用してきた手記である。
第2週、娘は 「新しい素晴らしい世界ができる。その主となるのは私」 「地球も宇宙も月も捨ててしまう」 「月も太陽も出ない。宇宙を逆転させて、しめたといったのは誰だ」 と緊張病性興奮をきたし、父と面会させると
「あれは亡霊です人間ではありません」 と逃げ出した。主治医はつとめて妄想を肯定するように対応したが、すると彼女は主治医とH先生(きのうの記述にも出てきた、陽子が片想いしている絵の先生である)を人物誤認し、 「太陽は自由だった。太陽に飛んでいきたい。しかし地上にも幸福はある。それはH先生」 と書いている。この頃から興奮は鎮まり、第3週から手記を書き始めている。 母の症状はなかなか改善しなかったが、第6週には娘は父の住む家に外泊、父は案外やさしい人だといい、逆に母を説得さえするようになった。
「入院はいやだったが、病気が治りかえって自由になった」 と書いている。第8週に母はなんら改善されずに退院。第10週に娘も母と別居し父と暮らす約束で退院した。 しかし、話はここでは終わらない。陽子は1ヶ月ほど父と生活したが、H市の母のもとに手伝いに行ったのをきっかけに、ふたたび母と二階の一室で暮らすようになる。ときどき帰る父と母の緊張、H先生への恋を母に禁止されたことなどが誘引となり、10ヶ月後、再び陽子の症状は悪化してしまう。 昭和32年4月、陽子は京都にH先生に似ているというある俳優の撮影を見に来ていたが、その俳優が殺されるシーンになると不安になり、ハンドバッグから持ち物を出し、次々と太陽にすかし池に投げ込んだ。かけつけた父を罵りますます興奮するので、主治医が呼ばれて行った。 「よい月が出ているから安心しなさい」 と主治医が言うと一応鎮まり、 「二次元と三次元の世界のどちらを選ぶべきですか」 と質問したという。 かくして陽子は再入院。第1週には 「人間なんか信用できないから地球に未練はない。あの汚らわしいやつ。人間のできそこない、あいつは絶対に許されない。神でもないのに神のつもりでいるのだ。あいつは物質的恩恵を与えたつもりでいるけれど、太陽によって成り立った物質はあいつのものとはいわせぬ」 「私の元の世界は宇宙の外にある。お母さんが帰らなければ私だけH先生を連れて帰ってしまう」 などと話していたが、2週目以降はやや現実的になり、母親と離れることの不安やH先生への思いを語るようになっていった。 入院2ヶ月後にLSDを服用させて妄想を発現させたところ(驚くべきことに、昔はそういう治療法があったのである)、1時間後強迫的に笑い出し、
「ケセラ・セラの歌は私がお母さんに頼っていたことに対する警告だと思います。お母さんを捨ててH先生と結婚します」 といい、2、3時間後には 「先生! オールマイティになってください」 と主治医に寄りかかる。一人で立たないといけないと突き放すと不安がつのり 「空に飛びたい。元の世界に帰る」と机の上に乗って飛ぼうとする。しかし飛べずに興奮し始め、「過去も現在もなくなってしまえ」 と叫びながら主治医にH先生になってくれと懇願する。主治医がうなずくと次第に静まっていったという。 念のため言っておくが、これは今じゃとても考えられない荒っぽい治療法である。 ともかく、入院4ヶ月目に陽子は退院。以来京都で父と暮らし洋裁学校に通うようになったという。 論文の著者はこう結んでいる。 「母からH先生へ、そして主治医へ、退院の頃には主治医から父へと陽子の依存性は次々と移され、その程度も弱まり遂には精神的独立を決意するに至っている。かくて主治医を通じて父との新しい人間的結合を生じ、母から分離したのである」。 つまり主治医は、陽子の分離不安をいったん自分で引き受けることによって治療を成功させたわけなのだけど、これも下手をすれば主治医が妄想に取りこまれないとも限らないわけで、けっこう危険を伴なう治療法だと思うんだけどなあ。ま、結果よければすべてよしですが。 http://homepage3.nifty.com/kazano/folie.html という訳で、
創価学会による電波攻撃とか、
地震兵器、ムサシによる不正選挙とか 放射能汚染による病気の激増とか 相対性理論が間違っていたとか 阿修羅で実しやかに語られている陰謀論がどういうものか大体わかって来ましたね。
阿修羅掲示板は中世の人里離れて隔離された山奥の村落と同じで、すぐに憑依型の感応精神病が猛威をふるってしまうのです。 [32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理 2. 中川隆[-5754] koaQ7Jey 2017年12月19日 18:40:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523] ▲△▽▼ 統合失調症に良く見られる症状としては同じ言葉を繰り返す、言葉のサラダ(意味のない単語の羅列)、宇宙人と交信しているという、霊と話をする、チャネリングが出来るというetc. そして何より、自分が統合失調症であることを認めない患者が多いのがこの病気の最大の特徴であり、統合失調症が発病してから、5年放置した場合、脳の萎縮が前頭葉に達し二度と現実の世界に帰ってこれなくなってしまうのです。 つまり、統合失調症であることを否定し続け、5年間何も対処せずに放置した場合、もう手遅れであるということです。 私は霊能力がついた、ハイヤーセルフとつながっている、という人たちのブログも読みましたが、統合失調症の初期症状が出ているとして間違いないと思います。 ← 大川隆法先生はコレ あの時の私と完全に症状が一致している。 統合失調症は現在では治療可能な病気であり、予後も良い病気になってきています。 薬も副作用の少ないものがたくさん出てきています。しかし、早期治療が何よりも重要であることには間違いがありません。 どこか思い当たる節があるのなら、一度病院に行って検査されることをお勧めします。 何もないとしたら、それはそれでめでたいことです。しかし、手遅れになってしまえば 人生を台無しにしてしまうこともありえるのです。 http://plaza.rakuten.co.jp/kuukuumaromaro/diary/200806050000/ ののしりアバター、統合失調症患者の「声」との闘いに有効 2017年11月24日 12:27 発信地:パリ/フランス 【11月24日 AFP】「お前はクズだ、役立たずだ、いない方がいい」──統合失調症患者の若い女性が画面に向かうと、コンピューターのアバター(分身)が手加減せずに非難の言葉を浴びせる。「あっちへ行ってくれない?」と、最初はおどおど頼む女性。だが、しばらくすると勇気を得て力強く言い切る。「もうあなたの言うことなんか聞かない!」
このやり取りは、「声が聞こえる」統合失調症患者のために英ロンドンとマンチェスターの研究者らが開発した革新的治療法の一幕だ。研究チームは24日、この治療法には効果があるようだと報告した。 英精神医学専門誌ランセット・サイキアトリー(Lancet Psychiatry)に発表された研究論文によると、この「アバター治療」を試験的に3か月間受けた75人のうち、7人が「完全に声が聞こえなくなった」という。 論文の主執筆者であるロンドン大学キングスカレッジ(King's College London)のトム・クレイグ(Tom Craig)教授は、全ての被験者において「声に関連して感じる苦痛、1日のうちで声が聞こえる回数、声に圧倒される感覚の程度などが実に大幅かつ有意に減少した」と説明した。 「アバター療法」の代わりにカウンセリングを受けた比較群の75人では、幻聴が止まったと答えたのはわずか2人だけだった。 統合失調症患者の約3分の2が、「声」とともに生きている。想像上の人物が自分に「話しかけ」てきて、通常は侮辱したり脅かしたりするのだ。クレイグ氏は「恐ろしく苦痛」な状態だと語る。大半の患者はその声を支配的で全能とさえ感じ、それに比べて自分は劣っていて無力だと感じるのだ。 研究によると、大半の患者は薬で症状が緩和されるが、約25%の患者には声が聞こえ続ける。平均して3種類か4種類の声が聞こえるという。 「アバター療法」では、中でも最も患者にとって苦痛となっている「声」と、その「声の主」だと患者が想像する顔を用いてアバターを作成。声音や口調、言葉遣いまで「声」を再現したアバターと患者を50分ずつ6回にわたって対面させた。対面中は別室にいる療法士がマイクを使って患者をサポート。「今の対応はいいね。でも、もうちょっと強く言ってみてくれないか。背を伸ばして、相手を見て、あっちへ行けと言ってみよう」などと励ます。治療が進むにつれ、患者は強く主張できるようになり、アバターはやがて患者の強さを認める。 「一連の経験によって、何か非常に恐ろしいものが自分でコントロールできるものに変わっていく」とクレイグ教授は説明している。(c)AFP/Mariëtte Le Roux ______ 幻聴か独語か Dr林のこころと脳の相談室 http://kokoro.squares.net/?p=6497
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【3535】無意識の独り言を幻聴だと勘違いしていた の質問者は次のように述べている。 息を止めてみたところ幻聴が収まり、口を閉じて、鼻で呼吸することにより幻聴はなくなるということを発見しました。幻聴が聞こえているとき、リラックスして半開きになった口の近くにボイスレコーダーを押し当てて録音してみたところ、自分の考えに合わせて不規則に変化する声に聞こえる息が録音されました。どうやら、自分の口の無意識の動きによって発生する独り言を他人が言っているものだと勘違いしていたようです。 すなわち幻聴と独語の混同。統合失調症におけるこの現象は、実はかなり前からよく知られている。たとえば 『安永浩 著作集 4 症状論と精神療法』に収載の『分裂病の症状論』(1978年)という論文中に次のような記載がある。以下、太字はこの論文からの引用である。 p.31 ある患者は「”幻聴”をテープにとってきました・・・・・」と録音テープを持参した。テープを聞いてみると、実際にささやくような声が録音されているのである。「どうやってこれをとったのか?」という問いに対して、彼はマイクを自分ののどにあててとったのである、と答えた。改めて聞きただすと、彼はそこに録音されているのが自分の声でると認めた。しかしそれは自発的にしゃべった言葉ではなく、外力に操られて「しゃべらされた」言葉なのだ、というのであった(させられ体験)。しかもこの患者は、最初は自ら”幻聴”といっていたのである。この例の場合、幻聴と”させられ独語”とは、本人にとってそれほどに区別できない一塊の体験であったことがわかる。 この患者には独語がある。まずこれが出発点としての客観的事実である。一方、患者の主観としては幻聴がある。主観体験の有無は本人にしか判断できない以上、これもまた事実である。そして実際には、客観的事実である独語と、主観的事実である幻聴は、同一の現象だったことがわかった。この患者はそれに気づいた・・・という表現は厳密には正確ではない。彼は「”幻聴”をテープにとってきました」と言っているのである。それが独語であることを医師から指摘されて認めたという形である。【3535】はこれに似ているが、「自分の口の無意識の動きによって発生する独り言を他人が言っているものだと勘違いしていたようです」と自分から気づいているという点が、安永のケースとの一つの大きな違いである。もう一つの大きな違いは、安永のケースは「外力に操られて「しゃべらされた」言葉なのだ」という、「自分の意志ではなく、外部からさせられた」という体験であるのに対し、【3535】はそうではない。したがって【3535】は ”させられ独語”とは言えないが、「”自分の意志で喋っている”という自覚がない」とまでは言える。つまり独語が自分の意志によるものではないという意味では共通点がある。言い換えれば(独語という)行為の起点が自己ではないという意味では共通点がある。 同様の現象は 【3532】妻の独語がまったくおさまりません にも見られている。すなわち【3532】の独語は、 機械から私に情報が送られてくるといって日常に関係があることを自分の知っている人が言っている形で独り言を続ける という形を取っており、これは(独語という)行為の起点が自己ではないという意味では安永のケース及び【3535】と共通しており、その起点が外部にあるという点では安永のケースと共通しており、さらにその外部の起点を「機械から私に情報が送られてくる」と述べることで、いわば、より「妄想らしさ」が感じられる症状になっている。 【3533】勝手に口が喋る。馬鹿にされている。見られている。BDSMの嗜好。の体験にはこの「機械」にあたる要素はないが、(独語という)行為の起点が自己ではないという点は共通している。次の通りである。 ・ 自分は言いたくないのに、勝手に口が喋ってしまう(心では、そんなこと言いたくない!違う!!と思っているのに、口が私を無視して話してしまう) ・ 自分が何を話しているのか理解できない時がある(これも、勝手に口が喋っています。私自身が自分の意志で話しているという意識はありません) 2
安永の論文からの引用に戻る。 p.31 実際、独立に”させられ独語”を訴えている患者はしばしば同時に”幻聴”の形の訴えをもっている。ときにどちらかのニュアンスがはっきり前景にでるとはいえ、根本において幻聴で聞かれる内容は、同時に内語として発語されているのであることをうかがうに足る。 幻聴とは何か。それは、本来は自分の考えている内容、ないしは内言語が、外部から聞こえると体験される — すなわち、外部の空間に定位されたものである。ここまでだと理論的考察にすぎないが、独語と幻聴の区別が曖昧なケースが示されると、この理論的考察が説得力を持ってくる。上記「幻聴で聞かれる内容は、同時に内語として発語されているのであることをうかがうに足る」はこのことを述べている。 安永のケースも【3535】も、幻聴か独語かを本人は明確に区別できない(または、できなかった)例であるが、さらには、そもそも幻聴や独語があるのかないのかもよく自覚できない場合も統合失調症では少なからずある。 たとえば【3194】自分に幻聴があるかどうかわからないですの質問者は 私に幻聴や独語はあるのでしょうか? 診察の時、なんて答えたらよいのでしょうか? と困惑している。他方、 通院を開始したのは24歳のとき。でも前の主治医はいうには、中学2年生ぐらいから自分に語り掛ける幻聴があったみたいだねと言われています。 という記載からは、医師が診察すれば、幻聴があったことは明らかであることが窺われる。 ここで注意すべき点は、この場合、「医師が診察」といっても、何かハイテクな技術が適用されたわけではないことである。幻聴の有無の診断材料は本人の話以外にはあり得ない。ということは、医師との対話の中で幻聴体験を自分の口で語っているにもかかわらず、それでも本人は、自分に幻聴があったか否か、明確にはわからないのである。 【3194】にはその後の経過がある。【3355】複数の人がざわざわと話している声が聞こえる である。そこにはこう記されている。 よくわからなかったのですが聞こえるという事はこういう事なんだと思いました。 主観的なレベルでは、【3194】では幻聴は明確でなく、【3355】では幻聴は明確である。このような場合、【3194】と【3355】のどちらの時点のほうが病態が進んでいるかという判断は慎重にくだす必要がある。仮に単純に(自覚的な)「幻聴の有無」を指標にするならば、【3355】のほうが重い、すなわち病態が進んでいるということになろう。だが、「それまでは幻聴と認識できなかった体験を、幻聴だと認識できるようになった」のだから、むしろ症状は軽くなったのだという全く逆の解釈もできる。個々の症状の有無や症状の個数だけに着目する重症度判定法のナンセンスさをここに見出すことができるが、それはともかくとしてこの【3355】では、さらに次のような症状が現れている。 それともう1つ気になる事は、職場の同僚が私のことをよく思っていないということ
です。話題にしたり噂になったりして気になります。 統合失調症に非常によく見られる典型的な症状がここに来て現れている。この情報が加わることで、【3355】の病態が【3194】の時期より進んでいるという判定を導くことができる。 3
独語のテーマに戻る。安永論文の”させられ独語”についての記載の続きはこうだ。 p.31 この発語は、実際に高声の独語になるものから、ほとんどつぶやく程度のもの、さらには舌、のどのわずかに動く程度のもの(客観的には、幻聴に相当する現象をさして「舌が動いてしまう」という患者はまれでない)を経て、機械的検出装置によってのみ発声筋の活動を検出できる段階に至るまで、連続的に移行している。 【3535】は「リラックスして半開きになった口の近くにボイスレコーダーを押し当てて録音してみたところ、自分の考えに合わせて不規則に変化する声に聞こえる息が録音されました」であるから、安永のいう連続的に移行する段階の中の「舌、のどのわずかに動く程度のもの」と「機械的検出装置によってのみ発声筋の活動を検出できる段階」の間に位置するとみることができる。 そして p.31 「”声”がうるさい」と訴える患者に「自分ののどをつまんでおさえてみよ」と教示したところ、少なくともそのあいだだけは「”声”がとまった」と述べた患者もある(土居)。 【3535】の「息を止めてみたところ幻聴が収まり、口を閉じて、鼻で呼吸することにより幻聴はなくなる」という体験は、上記土居のケースと本質的に同じ現象であろう。 p.31 そもそも”独語”は客観的に外から見つけやすい症状であって、病症のいろんな時期にみられる。慢性者の病棟などでぶつぶつ何かつぶやいている患者をみるとき、幻聴があるな、と察するのは経験者には周知のことであるが、これは単純に想像されるような声の主との対話では必ずしもない(もちろんそういう場合もあるが)。 上記「経験者には周知」の「経験者」とは、統合失調症というものを一定以上観察した経験ある者(家族、医療者など)を指している。本人の主観の中では幻聴という「声」と対話しているのだが、客観的には「声」は存在しないので、客観的に観察される症状としては「独語」になる。確かにそういうケースはある。だがここでのポイントは「単純に想像されるような声の主との対話では必ずしもない」という部分である。独語という症状は時に不気味で理解し難いものであることから、「独語=幻聴との対話」と整理したくなるし、そう説明すれば納得されやすい。しかし統合失調症の独語とは必ずしもそういうものではない。というより、幻聴との対話 は独語のある一つの型にすぎないのであって、決して典型ではない。独語に限らず、統合失調症の症状を健常者が追体験できる範囲で理解しようとすると、統合失調症という病気の本質を見誤ることになる。 p.32 実際にはかなりいろんな場合があって、文字どおりのひとり言の場合もあろうし、”させられ独語”という自覚形態の場合があり、さらに本人としては独語というより幻聴として体験されていて、自分の口の動きには気づいていない場合がある。さらにはこれらの区別そのものが本人自身明確になされていないのではないか、と思われるような場合もまた多い(小倉参照)。 「小倉参照」と示されているのは 1965年に小倉日出麿が発表した『独語症状の研究』と題された論文である(精神神経学雑誌 67巻12号 1187-1196)。その論文の中にはいくつもの実例の紹介とともに、次のような記述がある。 「対話形式の独語では幻覚は客観化されたもので、独語は自我に意識され得るものといえるが、この体験の区別は必ずしも明確でなく、幻覚と独語は混乱して体験されることもある。即ち、独語していてもそれを意識することなく、幻覚として体験する場合もある」 「幻聴と独語は同一事象の両面といえる。従来から「独語」は低い声で語るのを聞くところに成りたつ」(Baillarger)ともいわれる。」 また、次の記述は前記【3533】の「自分は言いたくないのに、勝手に口が喋ってしまう(心では、そんなこと言いたくない!違う!!と思っているのに、口が私を無視して話してしまう) 」に一致するものである。 「独語症状の認められる患者で、自己の体験を反省して供述できるものも少なくない。独語に伴う主体的体験の第一は主体の意志に反して独語が語られ、口を衝いて出るという強迫-衝迫(obsession-impulsion)である。」 そして、 「衝迫性独語は時としては、他人から聞かれている、察知されると体験されるものである。このように思考、言語は自我の能動的支配から脱して外界へ伝播し、客観化される傾向をもってくる」 これは本稿4に後述の【3296】自分の考えを口に出して漏らしているような気がする という体験に重なるものである。 4
本稿、「幻聴か独語か」と題した。幻聴と独語の境界はときに曖昧である。というより、「幻聴」と「独語」は、観察される症状を理解しやすいように恣意的に別々の言葉を割り当てたにすぎないのであって、本質的には同じ症状なのではないか。少なくとも症状発生の根本にある「何か」は共通しているのではないか。ここからさらに敷衍すれば、多彩に見える統合失調症の症状すべてに共通する「何か」が見えてくる。たとえば「自分の考えが人に伝わる」という考想伝播。最近では「サトラレ」と表現されることも多い(【0790】私はサトラレです、【2208】友達が、サトラレで悩んでいます など)、統合失調症に典型的なこの症状にも、独語-幻聴-考想伝播 という一連の流れが透けて見えるケースがある。 たとえば 【3296】自分の考えを声に出して漏らしているような気がする 2年ほど前から自分の考えが人に伝わっている、というか、実際声に出ていて周りに聞こえているのではないか? と思うようになりました。 この短い記載の中に、まさに独語-幻聴-考想伝播の要素を見出すことができる。 この【3296】の質問者はさらにこう述べている。 周りに聞こえたのではないか?と思うときは、自分が何か嬉しいことやテンションが上がる出来事があったときに、自分では心の中で声を出したつもりなのに周りに聞こえているかもしれないせいで見られる時です。 . 「見られる」。統合失調症に非常に高率に見られる典型的な訴えである。 【3296】はさらに次のように述べる。 今少し声がでちゃったのかな?とも思うのですが、それならそうと友達であれば「なに?」とか「なんか言った?」 と言うのでしょうが、私を見てくる人はさして仲良くもない仕事関係者だったり通りすがりの人に限っています。 . 「通りすがりの人」が「私を見てくる」。これもまた、統合失調症に非常に高率に見られる典型的な訴えである。ここの【3296】のケースにおいては、 (1) 通りすがりの人が自分を見る (2) それは自分の考えがばれているからではないか (3) すると私は自分の考えを無意識に口に出しているのではないか という論理構造で症状が形成されているように見え、すると(1)が出発点なのではないか(実際に見られていたかどうかはともかく、本人の主観の中では見られていると感じられたことが出発点なのではないか)と推定したくなるが、これは独語を幻聴との対話であるとする前記解釈と同様の推定で、このような通俗心理学的解釈は、統合失調症という病気の理解では禁物である。もちろん仮説としてなら価値がある。その仮説は正しいかしもれない。だが正しそうに感じられる、自然な理解として納得できる、という理由で、その仮説を正しいものとして採用するのは軽率である。 【0717】寝言を盗聴されている気がしますも【3296】に類似している。 数ヶ月前から、盗聴されている気がしてなりません。
お恥ずかしい話ですが、頭の中で性的なことを考えていて、それを寝言でいい、職場の人がそれを盗聴して自分のことを笑っている気がするのです。
最近では寝言を聞かれているのを見越して、頭の中で盗聴している人たちのことを口汚く罵り、それを寝言で言って不愉快な思いをさせてやろうと考えています。そうしないと我慢がならないのです。 「自分の考えている内容」が「外に出る」ため「人が反応している」という構造は【3296】と全く同じである。 「外に出る」が【3296】では独語、【0717】では寝言という形を取っている。独語は発せられれば直ちに人に聞かれるが、寝言はそうではないので、【0717】では「盗聴」という中間項が挿入されているとみることができよう。 「自分の考えている内容」は様々なものがあり得るが、【0717】では「性的なこと」であるため、それを知った人の反応は「自分のことを笑っている」になっている。そして対抗手段として「頭の中で盗聴している人たちのことを口汚く罵り、それを寝言で言って不愉快な思いをさせてやろう」と考えている。【0717】は「自分の考えている内容」が「外に出る」が寝言という形を取っているため、対抗手段も寝言が活用されているが、もし「外に出る」が独語という形を取っていた場合には、攻撃的な独語という手段になっていたであろう。 以上のような症状構造分析はそれなりにもっともらしいものだが、しかしこれもまた仮説にすぎない。但し、統合失調症という病気が治療されずに悪化していけば、攻撃的な独語が発せられたり、言葉だけでなく攻撃的な行動が生まれることがあるのは事実である。 5
前記の通り、「幻聴」にしても「独語」にしても、それらは、観察される症状を理解しやすいように恣意的に別々の言葉を割り当てられているにすぎない。そもそもある現象に(症状とは限らない。現象一般)言葉を割り当てる、すなわち名前をつけるとはそういうものであって、言葉にした途端に本質からの逸脱が始まることは否めない。「幻聴」は統合失調症の症状として最もわかりやすいものの一つであるが、「幻聴」という言葉のために、かえって病気への気づきが損なわれる場合もよくある。【1072】幻聴がなくても統合失調症ですかはそんな一例である。【1072】の質問者は次のように述べている。 Q: 医師から統合失調症と診断されている、20歳の女性です。
お聞きしたいことは、本当は私は統合失調症ではなく人格障害なのではないかということです。
現状は、
・自分の心の中が周囲の人に知られている。きこえている。
・他人の会話の内容がすごく気になる。
・音に対して敏感。
・人や物に自分の思考を吸い取られそうで怖い。
・働いていないので、食べることに罪悪感がある。
・自分が演技しているみたいに感じる。
・周りの人が私を追い込もうとする。私を騙す。
・他人の言動が自分のことを指しているのではないかと思う。
・人を信じられない。嫌われていると思う。 上記の通り、幻聴はありません。なので、自分は人格障害だと思うのです。 【1072】の回答の通り、このケースが統合失調症であることは間違いないが、「幻聴」という言葉へのとらわれが、「幻聴がなくても統合失調症ですか」という質問(診断への疑問)を生んでいる。 前述の通り、統合失調症の「幻聴」とは、 本来は自分の考えている内容、ないしは内言語が、外部から聞こえると体験される — すなわち、外部の空間に定位されたもの であって、聴覚性の有無は本質ではないのである。現に、「聞こえているのか自分が考えているのかよくわからない」とか「声ではなく考えが入ってくる」というような訴えは統合失調症の、特に初期にはよくある。 【1290】声ではなく気持ちがわいてくると言う10歳の息子は統合失調症でしょうかでの 「心の中の悪いやつが・・・・・と言っている」と言うことが増えてきた。ただし、これは前に書いたように第三者の声が聞こえてくるときもあるが、ほとんどはそのような気持ちがわいてくるような感じということでした。 . という体験も同種のものである。もっとも、10歳という年齢での統合失調症の診断はかなり難しいが、この【1290】の体験は統合失調症の診断を強く推定させるものである。(なおこのケースは気持ちが「わいてくる」というのは慎重に判断すべき表現である。自分の中に「わいてくる」という表現は健常者でもしばしばある。これが「入って来る」となれば、かなり統合失調症らしいと言えるが、「わいてくる」だけだと何とも言えない。だがこの【1290】では、「第三者の声が聞こえてくるときもある」ことから、「わいてくる」も統合失調症らしい体験であると推定することができる。(安永も次のように記載している: p.33 自分の中の現象という自覚は保たれながら感覚性としては知覚形態に近づくという類の現象がある) 6
独語は自己が発する言葉として自覚される。すなわち起点は自己である。 幻聴は他者が発する言葉として自覚される。すなわち起点は他者(または非自己)である。 【3535】や安永のケースでは、独語と幻聴が混同されている。起点が自己である独語の、その起点が逸脱して自覚され、幻聴として体験されている。 それが行為であれ、思考であれ、自分の行為は自己が起点であり、自分の思考は自己が起点である。これはあまりに自明であるため通常あえて意識されることはないし、自分の行為や思考の起点が自己でなくなるなどということは考え難いことだが、その考え難いことが発生しているのが統合失調症である。起点の逸脱。それを自我障害と呼ぶこともできる。 7
表象と知覚。 自分が考えていること。それがある意味内容であれ、言葉で表したものであれ、視覚的なイメージであれ、それは「表象」である。先の「起点」という語を用いるならば、表象の起点は自己である。 知覚は外部からのインプットである。知覚の「起点」は非自己である。 表象と知覚の起点は健常では截然と分離している。両者を混同することはあり得ない。統合失調症ではこの起点をめぐる障害が発生する。それは「表象の擬知覚化」である。 統合失調症の最もわかりやすい症状の一つである幻聴。それもまた表象の擬知覚化である。すなわち、「自分の考えた内容」という表象が、主観の中では「外部から聞こえる声」に擬知覚化する。 そして、【3535】や安永のケースでは、表象からの擬知覚化の中間項に独語が挿入されている。言い換えれば、幻聴も独語も、表象の擬知覚化という症状を構成する要素にすぎない。 前記【3296】の「通りすがりの人」が「私を見てくる」という、統合失調症に非常に高率に見られる典型的な訴え。【3296】についての前述の通俗心理学的解釈(仮説)の正否はともかく、これもまた表象の擬知覚化として理解できる現象である。すなわち、「通りすがりの人が自分を見ているように思う」という表象にすぎないはずのものが、本人にとっては「実際に自分を見ている」というように擬知覚化している。 前記【3355】に、 それともう1つ気になる事は、職場の同僚が私のことをよく思っていないということ
です。話題にしたり噂になったりして気になります。 という統合失調症に非常によく見られる典型的な症状について、【3355】の回答で私は それも幻聴といっていいでしょう。「職場の同僚が私のことをよく思っていないような気がする」という段階が関係念慮または関係妄想、そしてそれが「話題にしたり噂になっているのが聞こえる」という段階になれば幻聴があるということになります。 と説明した。この説明はもちろん間違いではないが、「関係念慮または関係妄想」も「幻聴」も、表象の擬知覚化という意味では同じものである。そして実際の臨床での患者の症状も、それが「関係念慮または関係妄想」なのか「幻聴」なのかは区別がつきにくいことは非常によくある。両者は互いに移行するといってもよい。 8
ところで、「擬」知覚化というのは、第三者から見てのことであって、本人にとっては「擬」が外された「知覚化」である。さらにいえば「化」も外された「知覚」である。「知覚」そのものである。だからこそそれが幻聴だとか妄想だとか説明されても、またどんな証拠を示されても納得しない。本人にとってはまごうことなき「知覚」だから。それが統合失調症の病識欠如の基盤にある重要な要素である。サトラレは病気の症状であるという説明が【3099】 のように 私は、私の思ったことや考えたことが他人に聞こえる、いわゆる「サトラレ」です。100%統合失調症ではありません のように頑として受け入れられないのは、また、幻聴が幻聴であるという説明が【3513】林先生の答えには納得できません。悪口を言われているのは事実です のように頑として受け入れないのは、「表象の擬知覚化」が本人にとっては「知覚」そのものだからである。(もちろん病態の重さによって病識にもレベルがある。【3158】病識の無さのレベルについて参照) 「表象の擬知覚化」は先の安永の論文中にある表現である。「起点の逸脱」という表現自体は同論文にはないが、「起点」という語を使った説明はある。 p.37 幻聴の”内容”は本来の思考と平行的に存してその傍流をなす思考であるようにみえる面と、本来の思考とむしろ一体であるようにみえる面とがあるが、いずれにせよ本来能動的な或る思考、内語運動の発動に由来しているようにみえる。ただその起点たるべき部分の定位が自我中心とずれて知覚される、とでも表現されるべき事態がそこにあるのではなかろうか。 これが、統合失調症の症状を統一的に説明する、安永の壮大なファントム理論につながっていくのであるが、メモとして書き始めた本稿、すでにほぼ1万字になってしまった。ここまでとする。 付記 本稿のタイトル「幻聴か独語か」は、実のところ意味に乏しい問いである。いや、もちろん現象レベルでは意味がある。幻聴と独語は別の現象である。だがどちらも「起点の逸脱」という単一の障害の表れである。さらには統合失調症のいかなる症状も「起点の逸脱」が様々に形を変えて表れているものにすぎない。おそらく。 http://kokoro.squares.net/?p=6497
連合弛緩 Dr林のこころと脳の相談室 http://kokoro.squares.net/?p=6591 1 連合弛緩は統合失調症にきわめて特徴的な症状で、古くはブロイラーが統合失調症の基本障害であると位置づけている。 だが連合弛緩は実に説明のしにくい症状である。 精神科ポケット辞典(弘文堂)には次のように記されている。 ある表象が別の表象を意識に呼び起こしたり、この過程を助けることによって要素的な精神内容が統合することを連合という。このような意識内容の意味のある結合が障害されて弛緩した状態を連合弛緩という。 これは正確な説明であっても、抽象的でよくわからない。もっと具体的に言ってくれと言いたくなるであろう。 そもそも「意識」とか「精神内容」というのはその人の内界にあって外からは見えないものなのだから、たとえこの説明が完璧に理解されたとしても、ではそれが目に見える症状としてどう現れるかを理解するのはまた別の問題である。 通常、精神内界はその人の発する言語の中に表出されると考えることになる。 そこで現代の診断基準であるDSM-5には、主要な5症状に位置づけられるA項目に、まとまりのない発語(例: 頻繁な脱線または滅裂); Disorganized speech (e.g., frequent derailment or incoherence) があり、これが診断基準中では連合弛緩に最も関係が深い症状とみていいであろう。 言葉は精神内界よりははるかに具体的だが、しかしそれでも、「まとまりのない発語」と言われてもかなりの種類・幅があるし、「頻繁な脱線または滅裂」もまた、まだ統合失調症の連合弛緩の特徴を示す表現としては非特異的にすぎよう。 【3555】自己診断では「理論的に考えられる」が「考えすぎるタイプ」だという結論ですには比較的よく連合弛緩が表出されている。以下2に【3555】からそのまま引用する。 2 【拝啓】○○様への【申告】 これらは単なるこじ付けに過ぎない「怪文書」であると「明言」します。何かが起きれば、「回文書」のように言葉が「逆さま」になり、「まさかさ」と思うような、「意味不明」な「事態」が起こるかもしれないということに「気付いて」、次は「築いて」ください。その「神」が「深刻」だと思われている「事態」「自体」に、「忌み」があるか「不明」だということです。「紙」に残るかもしれません。ただ、いまは「深刻」はなく、神は寛大なので「申告」されているだけです。神は「天罰」を与えるために「天災」を誰にも気付かれずに起こす「天才」だと思っています。でも神の「意思」はいつ「石」に変わるか分かりません。そして「次」の「告ぎ」がいつかは分かりません。その「時期」は「次期」です。「世」が「夜」に変わるかも知れません。「明言」は「名言」になるのかもしれません。 こちらは、名前も生年月日も言いにくいことから、匿名を希望しており、著作権など全ての権利は公的な立場の人間や、機関に譲りたい。既に「放棄」しています。著作権が移ったということがメディアでの報道や裁判所の公示を行なえば、私は知ることが出来るし、知っていて当然の状態になります。私は匿名ですが、そちらの連絡先は全て把握できる状態です。なので、私はいつでも「公道」で「行動」を取ることが出来るということに「気付い」てください。そして「築いて」ください。 これは「特命」を受けた「匿名」の活動です。既に権利を「放棄」したので、その後、秩序が戻り、「法規」が整うのかもしれません。「権」を失ったので、「剣」を失うということかもしれません。 これから「カオス」を越えて「静寂」を取り戻せる可能性があります。なので私は、周りから、「すごいな〜」って言われるようになりたいです。でも、「匿名」なんです。でも、「至急」、「子宮」について問題に取り組むための「特命」なんです。 ちなみに、「以上」の後に起こることは「異常」なのかもしれません。今までの常識であった「正常」ではありませんから。ですが、「異常」は異なるというだけで、良い意味にも悪い意味にも捉えられます。「捉え」方を間違うと「捕らえ」られます。「誤魔化し」は「誤った悪魔に化し」ます。ですので、次期が「正常」であれば、「政情」に繋がるということです。そして、ピリオドなどと呼ばれたりする句読点は、「終了」を意味します。 以上。 3 上の【3555】の文章でまず形式として目立つのは、同音異義語の並列である。 「気付いて」と「築いて」 「天災」と「天才」 「意思」と「石」 「世」と「夜」 「特命」と「匿名」 「放棄」と「法規」 「至急」と「子宮」 などなど。 この中には、部分的に取り出してみれば、あえて同音異義語を唐突に持ち出すことによる効果を生む詩的センスを感じさせるものも含まれているが、(たとえば「意思」と「石」など)、関連がなさすぎて無意味と言うしかないもの(たとえば「至急」と「子宮」)も含まれている。つまり同音異義語が不合理に繁用されている。単なる思いつきによる利己的・自閉的な使用と言ってもいいかもしれない。そして全体としては、筆者が自分の思想を主張しようという意志は感じ取れるものの、空虚で実質的な意味に乏しい文章であると言わざるを得ない。 安永浩は次のように述べている(文献1)。 (統合失調症の)思考障害のいま一つの様相は、一つの概念の意味の拡散、多義化による混乱、逆にいえば患者は、ある言葉なら言葉の意味を正確、単一につかみえない、という形で現れる。 文脈を無視した同音異義語の繁用は、その一つの表れとみることができる。 4 上記安永の記載もブロイラーの記載も、表出された言葉についてのものである。言葉として表れる症状は精神内界を反映している。言葉は脳を映す鏡であるとも言えよう。一方、ブロイラーが基本障害としている連合弛緩はあくまでも精神内界の存するものである。ブロイラーは彼の有名な著書『早発性痴呆または精神分裂病群』に次のように記載している(文献2; 以下「翻訳書」と記す)。 翻訳書p.24 無数の現実の、あるいは潜在している表象群は、正常な観念過程においては、それらの惹き起こす作用が個々の連想を規定するものであるが、分裂病の場合には、一見無法則的にその表象群のいくつかの組合せ、ないしは組合せ全体が活動を停止していることがある。その代わりに主観念とまったく関連がないか、あっても不十分であり、そのために思考過程から排除されねばならぬ表象群が活動しはじめることもある。その結果思考は滅裂し、衒奇的となり、不適当なものとなり、切れ切れになる。しばしばすべての思考の糸が働かなくなり、思考過程はまったく中断される。この途絶の後に、以前の観念とはまったく関連のない観念が浮かび上がって来ることがある。 このあたり、安永とブロイラーの論は一致している。安永は先の引用(・・・患者は、ある言葉なら言葉の意味を正確、単一につかみえない、という形で現れる。)に続けて次のように述べる。 それでも日常の会話でたいした混乱が起きないのは、そのときの状況、文脈がその意味をほぼ決定してくれるからである。病者の場合その文脈の規定力が明らかに弱まっており、一つの言葉についての連想が雲のように湧き、浮動してしまう。 文脈の規定力が弱まっている。文脈と無関係な言葉の産生。ソフトの誤変換に近いイメージである。ソフトの誤変換は、文脈を無視して、入力した文字列を(PCが利己的・自閉的に)対応する漢字に変換することによって発生する。【3555】の文章を書いている脳内でも同様のメカニズムがあると考えられる。たとえば「こうどう」という言葉が浮かんだとき、「一つの概念の意味の拡散、多義化による混乱」が発生し、「逆にいえばある言葉なら言葉の意味を正確、単一につかみえない」ために、「私はいつでも「公道」で「行動」を取ることが出来る」という文章となって表出されたのであろう。 そして、「一つの概念の意味の拡散、多義化による混乱」「一つの言葉についての連想が雲のように湧き、浮動してしまう」は、同音異義語という形でのみ表れるわけではない。【3555】の「逆さま」と「まさかさ」や、「神」と「深刻」などは、誤変換ではまず出て来ないもので、「一つの言葉についての連想」が同音異義語以外の形で表出されたものであると言える。 同音異義語が日本語のように多くない外国語で表れるのはこの形になる。たとえばドイツ語では、「(統合失調症においては)語音による連想も多い Häufig sind ferner Assoziationen nach dem Wortklang」 とブロイラーが記している(文献3; 文献2の原書。以下「原書」と記す)。 原書p.19 Kopf — Tropf; Frosch — rost — rostig; sauber — Tauber; geschlagen — betroffen — beglagen ブロイラーはさらに次のように述べる。 翻訳書P.27 ・・・語音の同一性、いや実に類似性だけでも連想の方向を決定するのに十分であることをわれわれに示してくれる。 音連合もしばしば衒奇性という分裂病的性格をおびている。 ある女性患者は、カレンダー(Kalender)は岩石販売である。岩石は不毛(kahe)だから、と語った。ある女性の緊張病患者の前でFischmarkt (魚市)のことを話すと “私もHaifisch (鮫類の魚)なのですと悲しそうに言う。彼女はまったく特殊な、分裂病者以外の醒めた人間には不可能な音連合 “Fischmarkt —– harfisch” を、彼女がまったく悪い人間であることを表現するために用いている。その際この種の同一化がまったく不可能であることが無視されている。 5 連合弛緩の表出としての滅裂な文章は、ブロイラーも安永も実例を挙げているが、やはり翻訳では弛緩のニュアンスは伝わりにくい。安永のほうを引用しよう。 (連合弛緩について) 顕著な場合には誰の目にも異常が明らかになる。この場合、思考の渋滞、阻害を伴い、みた目にもたどたどしく苦しそうで、強制すればなお滅裂が顕著になり、といった受け身型の場合もあるが、しばしばかえって能動的かつ自発的に、滅裂的文章が奔出する場合がある。 安永はこのように述べた後、「滅裂の程度としては中等度」の例として、患者の文章を引用している。それは次のように始まる。 きのうは十二日でしたけれども私があまりに仕事念(熱)心なので気体(期待)されているだけにこわい。たましいだけれど性活(格)は明郎(朗)なので五月生れの人は秀才とまでいわれているので、それならまだ自分の思い道理(通り)の道を一人で散歩するなら、建国紀(記)念日の平和を祈って自分の生きたいところにはばたいてほしい。小さい時は手をとり足をとりお互いにむかって話のあえるところにいってほしい。 (以下略) 安永はこの引用の後に次の「注」をつけている: 明らかに誤字と思われるところは圏点、を付し正しい字を補っておいた。これはもちろん知識不足や”うっかり”だけの問題ではなく、あて字を”意に介しない”ということ自体が目立つ。 とは言うものの、上記の引用文に見られる誤りは「知識不足や”うっかり”だけの問題」と解釈する余地もあり、むしろ【3555】の方が安永のいう「一つの概念の意味の拡散、多義化による混乱」「一つの言葉についての連想が雲のように湧き、浮動してしまう」をよく反映しているように思われる。 6 「一つの概念の意味の拡散、多義化による混乱」「一つの言葉についての連想が雲のように湧き、浮動してしまう」は脳内のメカニズムに言い換えれば、不必要な情報を不活性化し、必要な情報を活性化するプロセスということになる。 現代脳科学の知見に従えば、これは視床の機能である。この機能の障害が、言語症状にも反映することが、Nakajimaらの2017年のAphasiologyの論文に示されている(文献4)。 同論文には視床出血をきたした患者の発語が次のように記されている。 「口の中100度になったり10度になったりしてあまり高い音にはならないけれど、100度とか120度になるから」 意味性ジャルゴンと呼ばれる言語症状である。 この記載部分だけを読めば、これが統合失調症の滅裂言語とは違うことは明らかであるが、論文に引用されるのは特に典型的な症状が選ばれるのが常であって、実際にこの患者の発語すべてを見渡せば、中には統合失調症の滅裂言語と区別がつきにくいものもあったに違いない。そもそもDSM-5の記載のように「Disorganized speech」という語でくくってしまえば、上記の意味性ジャルゴンもDisorganized speechに違いなく、統合失調症の滅裂言語と脳損傷の意味性ジャルゴンは区別困難になる。 と言っても実際に診察すればやはり違いは明白なのであるが、ではその違いを言葉で説明してみよと迫られるとなかなか難しいものがある。 何であれ、「経験ある専門家がみればわかる」という説明には限界がある。発展性がない。職人芸は価値あるものであっても、徒弟制度によって綿々と繋ぐことまでしかできない。 そこで統合失調症の言葉をより客観的に分析し、特徴を抽出せんとする研究は昔からよく行われている。 比較的最近ではBritish Journal of Psychiatryの論文があり、統合失調症患者が書いた文章は健常者に比べて I が少なく they が多い などの結果が記されている(文献5)。これは興味深い論文ではあるものの、まだまだpilot studyの域を出るものではなく、また、人称代名詞の使い方が大きく異なる日本語にそのままは応用できないので、日本人の統合失調症の言語分析という観点からはかなり遠い結果である。 もっとも、現代ではAIを駆使した言語分析研究が急速に進行しているので、文章や発語にみられる「統合失調症らしさ」を客観的に示すことができる日が来るのは意外に早いかもしれない。そうなれば統合失調症の脳障害の本質はすぐ手の届くところに接近するであろう。 視床損傷の言語症状の分析によって、視床の機能を見出すことができることに見られることが示しているように、言葉は脳を映す鏡なのである。 7 しかしいずれにしても、統合失調症以外の病態でも「わけのわからないことを言う」という症状はいくらでも認められる。Disorganized speechは決して統合失調症に特有の症状ではない。脳器質疾患等でも十分に現れ得る。 「Disorganized speech」を「連合弛緩」と言い換えたとしても、そしてそれを統合失調症に特有な症状だと主張したとしても、それは「私のいうところの連合弛緩は、統合失調症に特有な連合弛緩を指しているのだ」という主張に等しく、これは同語反復にすぎない。意味性ジャルゴンも、やはり連合は弛緩しているのである。 さらに言えば、たとえ統合失調症に特有の連合弛緩の特性を客観的に示すことができたとしても、それは他の脳疾患に見られる連合弛緩とは違ったタイプの独特の連合弛緩であることを示したというにすぎない。 そして連合弛緩のメカニズムを「一つの概念の意味の拡散、多義化による混乱」「一つの言葉についての連想が雲のように湧き、浮動してしまう」と記したとしても、それはたとえば視床損傷による意味性ジャルゴンのメカニズムを考えたとき、説明としては同じ表現になってしまう。 それでもなお 連合弛緩を統合失調症の基本障害に位置づけることができるか。 8 ブロイラーの主張にあらためて目を向けてみる。彼は著書の後半で次のように述べている。 翻訳書p.393 われわれはそこで、連合障害を、それが連合親和性(Affinität)の低下あるいは平坦化という意味である限り、一次性症状と考える。阻害(Sperrungen)や系統的分裂は二次性である。 原文は次の通り Wir halten also Assoziätiosstörung für primar, soweit es sich um Herabsetzung oder Nivellierung der Affinitäten handelt; sekundar sind die Sperrungen und die systematischen Spaltungen. そして次のように記されているので、先に挙げたような表出は二次性ということになろう。 翻訳書p.396 二次性症状にはまず、連合弛緩の直接の結果として思考における単なる概念断片の使用(その結果はおかしなものになってしまう。)、概念の移動(Verschiebungen)、象徴化、濃縮、思考の滅裂などがある。 (ちなみに、ブロイラーの時代には視床失語についてはほとんど何もわかっていなかった。失語症学の誕生をBrocaが後にブローカ失語と呼ばれる大脳皮質損傷の第一例を学会報告した1861年とするとしても、視床失語をはじめとするいわゆる皮質下性失語の概念が生まれたのはそれよりはるかに後である。1959年にはPenfieldが「視床は皮質の言語領域を統合する機能を有している」と述べたが、当時もなお視床損傷による失語症例の学会報告や論文はほとんどなかった。1967年に我が国で発刊された大橋博司の『失語症』(文献6)には「視床病巣の失語症例の報告も少数ながら存在し、・・・ しかしこれらの症例の症状分析はなお不充分であり、今後の検討を必要とする」と記されている。ブロイラーが教科書を著したのはそれよりはるかに以前の1911年である。) (なお上記翻訳書の「その結果はおかしなものになってしまう」は、文脈から見て不器用な表現だが、原文は次の通り自然に流れる文章である: der Gerauch blosser Begriffis bruchstucke zum Denken mit seinen unrichtige Resultaten ) 滅裂などの言語症状を、基底にある基本障害としての連合弛緩の表れである二次症状であるとするブロイラーの論は十分に首肯できる。だが基本障害というからには、統合失調症のあらゆる症状を、その障害の表れとして説明できなければならない。 では統合失調症で最も目立つ症状である幻聴は連合弛緩からどう説明できるのか。ブロイラーは次のように記している。 翻訳書p.432 いかにして現実の歪曲が妄覚の形で示現されるか、われわれはそれを知らない。 (原文は Wie die Wirklichkeitsfälchungen sich in Sinnestäuschungen ausdrücken können, wissen wir nicht. ) この記載には失望を禁じ得ない。 いや、ブロイラーの著書は1911年に発刊されたものであって、それから100年以上が過ぎた現代の目から批判するのは不公正であろう。だがそうは言っても、「統合失調症に見られる症状を何らかの基本障害の表れとして説明する」のは、必ずしもニューロサイエンスの知見を必要とするものではないから、時を超えた論考として成立すべきものであるし、何より最も目立つ症状である幻聴を説明できず「われわれはそれを知らない」と開き直るようでは、基本障害という地位を連合弛緩に与えることには無理があろう。 対照的に安永は、幻聴という症状の成り立ちの説明を試みている。幻聴か独語かにメモした内容すなわち独語と幻聴の連続性、共通性がその一つであり、さらに統合失調症にしばしば見られる関係づけを言語症状との関連で次のように述べていることは大いに示唆的である。 臨床場面でみても、それが一つの文脈の中に明瞭に位置するときでさえ、その文脈の決定する通常の意味が優越権をもてぬところに不思議さがある。ある他者の言葉が、「まったく別様の意味を暗示しているようでもある・・・」 (中略) このような意味のだぶりと浮遊とは、”言葉”にとどまらず、一般の知覚刺激の受け取り方にそのような面がみられるのである。 「店の男の人がこっちをみたとき、眼の光がすごかった。猫がのびをすると棒のようで不気味である。・・・風呂場の壁が一部青く塗ってあるのは何か意味があるようで不思議だ・・・。」 そして連合弛緩については安永は次のように述べる。 分裂病の病的体験の構造を偏見なく検討してゆくとき、これ(連合弛緩)もまた単独で他の症状を誘導してゆくだけの位置をもたない むしろそれらと相並んで、同じ方向の基礎的変質を被っている事態、と理解すべきであることがわかってくる。 すなわち連合弛緩、あるいはそれを反映する言語症状は、統合失調症の根底にある基本障害ではなく、他の症状と並列される統合失調症の一症状にすぎないというのが、安永の論である。私も全く同感である。 文献
1. 安永浩: 安永浩著作集 症状論と精神療法 2. E. ブロイラー: 早発性痴呆または精神分裂病群. 飯田・下坂・保崎・安永訳. 医学書院 東京 1974. 3. Eugen Bleuler: Demtentia praecox oder Gruppe der Schizophrenien (Unveränderte neuauflage der Ausgabe von 1911) Psychosozial-Verlag 4. Nakajima A and Funayama M: Attentional dysfunction and word-finding difficulties are related to semantic jargon after a thalamic lesion: a case report. Aphasiology 2017 5. Fineberg SK et al: Word use in first-person accounts of schizophrenia. British Journal of Psychiatry 206: 32-38, 2015. 6. 大橋博司: 失語症学. 中外医学社. 東京. 1967年. 05. 10月 2017 by Hayashi http://kokoro.squares.net/?p=6591
統合失調症患者の幻聴との会話 幻聴と会話してる方他にいませんか? 01: 名前:george(" ") 投稿日:2009/08/17(月) 08:39
僕は幻聴と普段から時折話しています。 麻雀やらせたら、ちゃんと正しく捨て牌を選び、ロト6の数字を選ばせたら六つ数字を選びます。 たいした会話はしませんが、自らを「幻聴」ではないと主張します。 しますが名前を聞いても、ごまかし、住所を聞いても答えません。 出てきて欲しくない時は出てこず、此方が話しかけると答えます。 手のかからない幻聴さんです。 他に、幻聴が聞こえる方、どんな様子でしょうか? 02: 名前:ジャイアンツ ◆jH.6d5ig投稿日:2009/08/17(月) 09:14
自分も幻聴聞こえるのですが、会話型ではなく一方的に聞こえてきます。 ”ほかの人の話し声が自分の事言われている感じ”がしたり “テレビの声が、自分の事言われている感じ”がします。 あと、”鳥の声や工事の音が暗号化されて自分の事言われている感じ”がしたりして怖くなることがあります。 03: 名前:george ◆uaFaM4H2投稿日:2009/08/17(月) 19:00
会話型幻聴って珍しいのでしょうか? 知らない道を案内されたことは無いんですが、散歩で道を選ばせたりしていると、一度通った道を覚えたりもします。 どうにも不思議で、他の会話型幻聴の人の経験も聞いてみたいです。 04: 名前:ルカ ◆Q8qPG/TA投稿日:2009/08/18(火) 06:35
私の場合は幻聴と会話というより、戦いといった感じであります。 「おまえはこうしくちゃならない」 ということを、耳にするのですが、それに対して、自分がどう対応するのか迷ってしまうのです。 それと以前ある精神科医が言ってたのですが、(基本的には)幻聴とは自分以外の 声だとの事です。 その意味においては当てはまらないのですが、私は自分の(と思っている)感情・思考がスパイラルすることがよくあります。 ラジオをつけっぱなしの如く、言葉が頭でぐるぐるになり、自分を責めるのです。 そのような体験をしています。 ただ、一時的な発作のようなもので、24時間ずっと続くわけではないのですが・・。 05: 名前:心 投稿日:2009/08/18(火) 12:09
私は会話というより予言する幻聴なら聞えますよ。 思考伝播もありました。 集団ストーカーの被害でもうけてるのかなとも思いましたけど最近は思わなくなりましたよ。 06: 名前:tako 投稿日:2009/08/18(火) 21:38
私も週末はベットにごろごろしながら、幻聴と話をしています。 最近は名前は言わなくなりましたが、前は登場人物がいっぱいいました。 一番出てきた子は”ゆう”という名前の男の子でローソンにいくと”これ、 買って”とかまで言ってきました。 でも会話ができるようになったのはまだいい事でその前は命令ばかりされて、 変な事をいっぱいしてました。 初めて病院に行った時には、トイレの天井に抜け道があると言われて探したり、 診察室の手前にある事務所のドアを突然開けてみたり、他の人の目を見たら 声がうつると言われていたので、初めての診察は先生の後ろにあるランの花 を見ながら”入院して休んでください。医療保護入院ですので断れません” とかいうのを何となく聞いていました。 入院中も入院患者なのに夜以外はベットに寝ころぶ事を許されなかったり、 勉強をしてもいけないし、買う雑誌もおやつも全部決められて、ご飯はお米 一粒たりとも残させてもらえませんでした。 先生にも幻聴が聞こえる事を言うことを許されず、嘘を言って退院しました。 その後も仕事を探す時にこの仕事はだめとかいいとか指示を出し、ある会社 の面接に行った日の夕方に”今日、電話がある”と言われたので、もう夕方 だしないよ・・・と思っていたら、夜遅い時間に電話があり、仕事が決まりました。 仕事をはじめたら、今度はパソコンに入力してたら、”漢字違う”とか注意 されていました。 ジャイアンツさんの言われている症状も全部ありましたね。 他の人に言われている事はいまだに自分の事のように感じる時があります。 急性期はエアコンの音がメッセージに聞こえて、エアコンつけれませんでした。 笑っていいともでタモリが私の話していると感じました。 変な症状ですよね。 何年たっても、完治しないのでしょうか? 08: 名前:george ◆uaFaM4H2投稿日:2009/08/18(火) 23:22
幻聴は自称女性なんですが、自分のことをあまり答えないので、話題が広がりません。しゃべるといっても最近では、此方から話しかけないと滅多に話しかけてきません。 最初、幻聴のコトを昔好きだったある女性だと思って話しかけていたんですが ある日幻聴が 「XXXにはなれない」と叫びだし、自分はその人物ではないと言い出し今に至ります。 最初の頃は色々、ドコソコにいるから来てくれ、振り回されました。自分も幻聴だとは思っていませんでした。 09: 名前:心 投稿日:2009/08/19(水) 12:20
某芸能人がニュースでハワイで挙式と放送される何秒前かにそとでハワイと聞えました。 それと郵便局に行った時、あいのてと、聞えて何日か後にラジオであいのてを入れたい曲というのをやってました。 georgeさん:
私の幻聴は昔好きだった男の子から始まり、その後、いろいろな人がその子に 会わせる前にしっかりしつけすると言っていろいろうるさく言い始めました。 私も幻聴と思わず、半年位、精神科の先生に嘘を言っていました。 今は誰でもありませんが、今気になる人がいるので、その人に嫌われてるだの そんな事ないだの・・・週末はだらだらと言いあいしています。 心さん:
私も頭に浮かんだことを、偶然に前を通りかかった人が言ったりします。 一時は私の考えていることばかりがMSNのホームページに書かれているので、 インターネットが怖くなって、コンピューターの電源がつけれませんでした。 11: 名前:george ◆uaFaM4H2投稿日:2009/08/20(木) 00:53 >心さん 「あいのて」は偶然のような気がしますが、「ハワイ」はびっくりですね! 他にもあるのでしょうか?
>takoさん うちの幻聴があまり多弁でないのに比べて、よく話し相手になってくれる幻聴のようですね。
まだテレパシーだと思っていた頃、うちの幻聴を精神科の先生と話させようとしたことがあったんですが、その途端、何もしゃべらなくなって、がっかりしたことがありました(苦笑 今も何か書き込めと言うと「なんで私がそんなことしなきゃならないんだ」 と言って、意味にならない単語を入力させようとするので、止めさせました。 12: 名前:george ◆uaFaM4H2投稿日:2009/08/20(木) 01:06
幻聴を説得して、掲示板に発言させてみました。 ぶつくさ、言いながら、以下の発言を記述するにいたりました。 「念話者」は定着しちゃった幻聴さんの呼称です。 「takoさんの幻聴さんこんにちわ、私はここにいます。念話者です。 なんでこんなこと考えるでしょうね、georgeは,」 13: 名前:tako 投稿日:2009/08/20(木) 20:21
georgeさんの書き込み見て、”私の幻聴は何か言うかな?”と思ったら、 ”アホか?” って聞こえました。(私は関西人です) まあ、よく似たものですね(笑) 14: 名前:george ◆uaFaM4H2投稿日:2009/08/20(木) 22:14
こんばんは、 幻聴は「そっか、なるほどね」って言ってました。 幻聴同士会話したら、何を話すかな?って思ったんですけど、 ダメでしたね、すいません、つき合わせてしまって。
15: 名前: 投稿日:2009/08/21(金) 01:05
幻聴一月目の者です。 誰か見ててくれれば、嬉しいのですが・・・皆寝てるかな・・ 之は私の実体験ですが、一度誰かと右の脳なのか耳なのかで話したことがあります でその方とは会えたのですが私の知ってる人ではなかったと思います。 ですが、腹の下辺りが熱くなりその方も同じ症状でした。嘘だと思ってもらってもいいです。 今はその方とは話ができませんが、今度は左の脳?の耳鳴り?が 私の頭で考えてることをシグナルのように自分の考えが自分で聞こえる? 表現が難しいですがそんな感じです。之も統合失調症の現れでしょうか? 病院へは行きました。勿論今は心因何とかと診断されていますが、処方されている薬を飲んでも欝っぽくなるだけで全く症状は改善されません。 最初は物凄く小さな耳鳴りでしたが今は少し大きくなってます。 女性のようです。怖いや好きなどの声を聞きます。 19: 名前:機動戦士パンダム 投稿日:2009/08/23(日) 20:52
私も幻聴がひどくて、薬を飲む前はいわゆるテレパシーがあると半分信じ込んでいました。 治療前でも、科学的にはそんなことありえないと落ち着いて考えれば判断できたのですが、そもそも落ち着いていられるときが少なかったので、徐々に妄想に押し 流されてしまいました。 幸いなことに薬がよく効く体質らしく、薬を飲んでからはそのような妄想から、かなり早いスピードで脱することが出来ました。しかし、今でも幻聴は残っていますし、暇だと会話してるときが多いです。 最近は幻聴に幻聴が答える事もあったりして、思わず笑ってしまいます。 幻聴の主は多数居て、実在の人物の過去の発言やそれに類する内容の発言と、架空の(抽象的な)人物が現在の行動や考えてに対して行う発言とに分かれます。 21: 名前:george ◆uaFaM4H2投稿日:2009/08/25(火) 21:44
私は、幻聴に時計の代わりをさせてみて、まともに時間を知らせることが出来ないことを知り、ああ、これは幻聴さんだな、と思えるようになりました。 普通の人なら、家に時計があり、携帯電話なり腕時計で時間を確認できますからね。 幻聴同士が会話するっていうのはすごいですね。 どんな話をするんでしょうか? 幻聴さん何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか? 僕の場合最初幻聴が始まってすぐの頃、大量の幻聴さんどうしが話しあう声が聞こえ、「僕に味方する幻聴さん一人が残ることになった。」という演技を某さんがテレパシーでしたと考えてました。 複数の幻聴さんの声が聞こえたのは後にも先にもその数分の間だけでした。 24: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/08/27(木) 15:37
名前が何も表示されなかった者です。それ以降幻聴に指示された場所に行っても誰にも合えませんでした。これです私もこれでした。 その後も何度というより私の頭で考えてることがアッチに筒抜けと思い、切ってくれと頼んだらいつの間にか消えてました。 ただ私の場合はこの女性が自分は私の初恋の相手だと名乗りました。勿論、幻聴でです。 14年見ても無かったので私の記憶が正しければ、別の人だったと思います。かなり記憶が新しいので、その女性に会ったのは皆既日食の次の日でした。 その頃は余りにも怖かったので、その女性の家に行き(本物)が住んでいるだろう場所に行って事実確認をしました。結果は恥ずかしくて顔は見ませんでしたが結婚されてました。 同じような幻聴を聞いて、たまたま同じ場所に幻聴を聞いたもの同士が集まってしまったのでないことを確認されましたか? またそのような現象が起こったら確認しようと連絡先など交換してませんか? 残念ながらしていません。ですが会ったのがカフェでして逆ナンではないですがライターの火が付かずカチカチしていましたのでライターは上げました。そして何も話していません。 その自分を私の初恋の相手だと言い、もし○○なら足を動かせと言えば動かしました。チョット面白かったです。 それともう一人女性がいました。この方の方は全く記憶にはありません。もしかしたら、その様にして出会った一人だったのかもしれません。 大量の幻聴さんどうしが話しあう声が聞こえ、「僕に味方する幻聴さん一人が残ることになった。」 これです!!私もありました。多数の人間が同時に同じ事を言ってる声です。 何でしょうか?未来予告みたいな事もありましたが、私の信条的に未来は誰にも分からないと思っていましたので、その時はなぜか舞い上がってましたが、紙に書いて残していましたが捨てました。 この2ヶ月の間に憑依?もされました。3回です。 最初は女性、次に3つの考えがある男、最後は人に雷落としたり疫病ばら撒いた事のある歴史上の日本人です。 今は左側の耳鳴り、脳鳴り?で治まってくれただけで奇跡かもしれません。うざいですけどね。しかし、何かに集中していたり、仕事をしていたりすると全く気にならないのでまぁいいかなということになってます。今度脳ドックへ行きます。 28: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/08/27(木) 21:48
私の場合幻聴さんの声にあわせて、何かを指でコツコツと叩くと何故か、声がよく聞こえたので、しばらく、そのようにしてました。 なるほど、私の場合さっきもですが今は脳鳴りは聞こえていません。ですが面白いことに喋ってるとき(私の妄想ですが)脳鳴りが聞こえない時、体がその喋ってる動きに合わせて動いている時が殆どです。 尻の下ぐらいから振動のように聞こえてくる声もあります。幻聴の声を自分で喋るですか・・・私の幻聴はチョット卑猥な発言もしますので喋ることは難しいですね。 憑依のときは凄かったです。もう部屋中ぐるぐる自分では決して動けない動きをしましたね。 最初の女性のときでしたが幻覚もその時のみ見ました。透明で冠みたいなのを被ってましたね。 あれはきつかった。その女性が言うにはというより、私にも体や声は自由に動かせませんが自覚がありました。それが凄いと後々の憑依された方々に言われました。精神力が強いと(笑) 精神も糞もねーと思っていましたが、まだ沢山の声が聞こえているときに今度取り付いたら許さんと言ってもうそれは無いと言われたのでホッとしています。 それが取れたとき今でもそれが見えるんですが体から白い煙がブワーッと出ているのを見ました。(普通はチョロチョロとしか見えない) 31: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/08/28(金) 20:00
幻聴に口を貸すのですが、貸すといっても、いつでも自分で割り込めるので・・ 実はこの頃左の後ろ側の脳鳴り?がとても小さくなって凄く聞こえず楽なってし まいました。 幻聴さんには、最初、ブッダの生まれ変わり扱いされました 実は3人目の憑依された方から、お前は俺の力と魂の生まれ変わりだと言われました。 その時、私が頭の中でそれは無いと言ってたのですがそうらしいです。名前は菅原道真といいます。 私も今は話せるのは一人だけですね(女)。と言っても今は会話になりませんw 病院へは行ったのですが・・薬はきつくてもう飲んでいないのに完全に回復してきています。 相変わらず体から出る煙は見えるのですがこうなるまでに実は私がそうだと思っている原因があります。 32: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/08/28(金) 20:11
最初はある神社からでした。岩戸?岩室?と言う所で願い事をしました 。 そして、その夜(体から煙がでてから)体のへそ辺り(丹田)に熱いなんか蛇かなんか? がぐるぐると動いていて、その頃ヨガをやってまして瞑想をしていました。 丹田呼吸をやっていたのですが、イメージでその丹田にあるエネルギー(本当は何も無い)を眉間に持っていくイメージですwをやっていると無茶苦茶気持ちよくなりました。なんでしょうか? 卑猥な表現になりますがセックスをしている時の射精をする感覚が2時間ぐらい続くみたいな事があり、煙も見えていましたのでこんな状態で神社にお願いしたらなんかいいことが有るんじゃないか?という気持ちで手を合わせて来ました。 その夜から今日までの事です。現実的に見ればはっきり言って何の足しにもなりませんでしたが・・・ 48: 名前:だつ ◆RshxIIMU投稿日:2009/09/04(金) 22:04
>georgeさん アドバイスをありがとうございます 。 さっそく自分の幻聴か確かめるために、脳内パフュームに大学で何を専攻しているか訊いてみました(3人中2人は本当に未公表)。 やはりというか、案の定答えませんでした。 暇が出来たら病院に行ってみます。 49: 名前:george ◆uaFaM4H2投稿日:2009/09/05(土) 01:05
幻聴さんの答えられる範囲は概ね、自分の知識内のことに限られます。 例外もあって、その辺不可思議です。 えっと、ちなみに、専攻を答えたりした場合、専門的なことに踏み込んで、質問し、ネットで答え合わせすると、見事に頓珍漢で面白いですよ(笑 ソレをスラスラ答え始めて合ってたら、儲けモノですね(苦笑 教えを請いましょう(爆 50: 名前:george ◆uaFaM4H2投稿日:2009/09/05(土) 01:07
「集団ストーカー」は最近ネットでも取り扱うページが出来るなど、 既に浸透しているタームです。ですが、多分9割は、妄想だと思います。 51: 名前:心 投稿日:2009/09/06(日) 13:38
妄想なら良いですけどね。たまたま聞えた幻聴など、ほのめかしや原因を突き止めようとした者がたどり着く妄想の答えかもしれません。 被害妄想かもしれませんね。実際行われていたら事件にもなってます。 52: 名前:ねこ 投稿日:2009/09/10(木) 02:21
その幻聴さんはあなたのことしか見てない・理解してない可能性がありますね。 あなたにリンクしてるのであってこの世界全体とはリンクしてないという可能性がありますね。 そのため、あなたが見たり、聞いたりしたものしかわからないのかもしれません。 性格が丸くなったのは良かったですね。私にとって悪いことをしないで良いことをしてくれるやさしい幻聴だけになってほしいと思ってます。 私にとって悪いことする超存在はいなくなってほしいのですが、なかなかいなくなりません。困ってます。 あなたの幻聴の性格が丸くなったきっかけはなにでしょうか? よろしければ教えてくれませんか? 私は自分含めて複人数で異常体験をしましたので脳の問題でないことは理解しています。 悪いことする超存在(世間では悪霊とかというのでしょうか?)を退治する方法をご存知の方がいらっしゃったら教えてほしいです。 (統合失調症の薬以外で) 53: 名前:george ◆uaFaM4H2投稿日:2009/09/10(木) 20:00
最初は、何かしら、嫌なヴィジョンを送り込んできていた、幻聴さんなんですが、話しかけているうちに、和んできたというか、夜の街を徹夜で歩かされたコトもあったんですが、そんなこんなしているうちに、自然に馴染んで来てしまった感 が強く、特にきっかけがあったわけではありません。 ところで、その「超存在」とは話が出来るのでしょうか? 私の場合、幻聴さんと話しているうちに、馴れ合ってしまって、仲良くなったので、「超存在」ともひょっとすると打ち解けられるかもしれないと思ってしまいます。 54: 名前:ねこ 投稿日:2009/09/11(金) 02:13
例え話ですが、野球でいえば、8回まで2対0で勝ってたのに9回になったら0対0になってたといった感じです。 そして同じチームの健常者も同じようにスコアが変わったという認識を持っていたということです。 野球を例にしましたが実際はもっと少人数で体験したできごとです。 超存在と打ち解けて仲良くなれたらとてもいいですね。 自分もいろんなところを徹夜で歩かされました。 ただ、そのときは怖い幻聴が主流だったので大変でした。 私はまだ自分にとって良いとは思えないいろんな異常体験があるので、困ってます ほんと悪いことする超存在(世間では悪霊とかというのでしょうか?)を退治する方法をご存知の方がいらっしゃったら教えてほしいです。(統合失調症の薬以外で)です。 56: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/09/11(金) 04:03
私も超存在ではないですがそういう状態がありました。私はそれを悪と呼んでいました。 先ず、話せるならその超存在をあなたがどういう者又は象徴だと理解していますか? 出来るなら質問してみてください。 あなたが理解している超存在と会話している超存在に違いがありませんか?あるなら取り敢えず話を終わらせることが出来るはず。多分それでも何か言い続けるでしょうが・・・・ それで次です。もし、その超存在がこれをしろとか、死ねとか言ってきたら何もしないでいてください。 多分その工程を踏めば落ち着いてくるはずです。 何もしないこれが大事です。出来れば寝ててください。目は覚めててもかまいません。 寝たら死ぬとか言われても絶対に死んだりしません。(薬はやめてね) もし、憑依体験などされているならそれでも何もしないでください。 動かないで寝ていてください(動かないで寝る意識はいる) 深呼吸とかいいですよ。そんなアホなと言われるかもしれませんが効きます。 それだけで憑依されません。 ねこさんの脳の問題ではないでしょうが多分まだ超存在とのチャンネルが合ってることが問題だと思います。 人にはまぁ霊能者とか?w直せる人がいるのかも知れませんがほぼ無理です。と私は思います。勿論薬でも死ぬまで飲み続けなければならないかも知れません。薬を使いたくなければ自分の意識で消すことが非常に重要となります。 先ず重要なのはそれが出てきた根本原因を自分で探すことです。多分その部分がねこさん達の超存在根っこになっています。 57: 名前:ねこ 投稿日:2009/09/12(土) 00:00
いろいろなたくさんの超存在がいます。 みなさんはそれぞれ1人だけなのでしょうか? 好意的であったり友好的な存在もいれば、負の感情をもってたり、私にひどいことをしたりするものもいます。性格もいろいろです。能力もいろいろです。 ひどい目にあっているやさしい弱者などのものなどもいるようで、そういったものたちに助かってほしいとも思っています。 人間との意思伝達手段が限られてるものもいるようです。 そのため意思伝達をしようとすると人間に苦しみなど、不利益が伴ったり、または思うように意思が伝わらない場合が多いようです。 そしてこの超存在たちの中には悪意あるものや悪いシステムの支配下にあったり、影響下にあったりするものもいるようです。 なんとかこの悪意や悪いシステム(当然、私に対しての悪意や悪いシステムを含めて)を退治したいものです。 霊能者には悪い霊はいないといったり、悪霊払いはしないというものが多いです。 ですが、実際には悪い異常体験をしてないか、悪霊を恐れているたりして悪霊に逆らいたくないのだと思います。 神主でも悪霊払いはなかなかやってもらえません。悪霊を恐れていて悪霊に逆らいたくないようです。(そりゃ当然か、怖いもんね普通。) 特に日本の場合、祭られてる神様自体がいろいろな性格だからなのか悪霊払いを断られることが多いです。 みなさん、悪霊払いをしてくれる良い神社を知りませんか? 是非教えてください。 59: 名前:george ◆uaFaM4H2投稿日:2009/09/12(土) 12:15
統合失調は、ただの「病気」ではない とは思っているのですが、「超存在」を悪霊のような存在だとは思いませんし、人知を超えた何かであっても、神社などそのようなモノに対抗するにきちんとした能力があるとは思えません。 霊能者と呼ばれる人たちの多くは、詐欺の一種であることが多いと思います。 私は自分が「超存在」の、「軽いイタズラ」だと思っていたものは、今は治まっており、治まる前の「イタズラ」は、自分の機能にも、問題があったのではないかと思います。 62: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/09/12(土) 17:34
私も統合失調症今はまだ心因何とか?wですが、改めて思うのはこの異常事態に なる人々は一種凄い人間だと思います。社会のニッチに目を向けれる。しかも、それを存在させる(私の場合自分自身の中だけですがtt)。之は普通の人には無理です。考えを飛躍させると、ただ生きるという事に長けていると思います。 georgeさんは超存在を悪霊のような存在だとは思いませんと言われていますが、私の解釈では受け入れた(私もそうです)と思われます。ねこさんはまだこの手前だと思います(掲示板に掛ける時点でセーフ)。 インドでは其れを内在神といっています。之を現実的に言えばつまりあなた自身です。 私の解決策は取り敢えず、何もしないです。何故なら、必ず何かを言ってくるわけだからねこさんの言う良い者も悪い者も、必ず何かを要求します。そうでなければ存在しません。 だとするなら何もしない、要求は聞かない(之は難しいかも)だからその数?が減ってくるまでは何もしないが一番いいですよ。 無理だと思われたら仕方ないですが、薬にたよざるを終えません。 抵抗があるなら、どちらにしろ人は物を食わないと死にます。嗜好品で言えば酒もタバコも害ですが気分がよくなります。1つ希望を・・・たとえその時はチャンネルがあってても人は別の事、チョトたとえが悪いですがサッカーと剣道は別物です。サッカーをしていていきなり剣道をしても上達しませんが、色々なルールが違います。人の脳はどうにかして大多数のバランスに戻ろうとします。之が一番薬を使わずにすむ方法です。 63: 名前:心 投稿日:2009/09/12(土) 17:59
健康な心でいられるかどうかですね?何もしないのが一番ですが何か結果を出したいときは、アクション起こさないと出ないですしね。アクション起こしても相手が何もしなければ何もおきませんしね 良いことも悪いことも誰かのおかげで、止まってるかもしれませんね。 64: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/09/12(土) 19:39
私は今でも時々幻聴は聞こえます。健康な心という定義には少し疑問を抱かざる終えませんw 身体的には全身くまなく調べましたから、問題はありませんでした。 ただ、脳みそ自体は問題は無くても幻聴は聞こえます。全く苦しくはない程度ですが・・ 何もしないとは、この場合ねこさんの状態のときです。 失礼ですが嫌な言い方かもしれませんが、ただ寝るという行為自体も脳の休養と体力の回復を図れます。何もしないとは呼吸はしますよw 良いことも悪いことも誰かのおかげで、止まってるかもしれませんね 統合失調症を心療内科的に言うと幻聴、幻覚を悪いことと捉えると最終的にはご自分の力です。 事実止まるのは自分自身ですから。 私のこの状態を(苦にならない幻聴)を完全に消すには薬に頼るか又は幻聴が出るまでに体験した出来事が完全に私の許容範囲に入った場合消えるかもしれません。 健康な心が何なのか正直な所、私には分かりません。それを考え出すとそれこそ宗教でしょう。勿論犯罪はダメですけどね。宗教は何にしてもただそれだけでルールがあります。薬と一緒です。 それに頼らざる得なくなる。健康、不健康、善と悪まぁここまで来るとややこしくなりますが・・・ 簡単に考えると受け入れることが重要かもしれません。ねこさんが幻聴を聞いても別に何とも無くなるまでは今は殆ど聞こえない状態に戻るのが最善だと思います。それにはどんな声も無視してただ寝てたり、幻聴が出た根本原因をご自分で探ってみたり(手帳等にその経緯を書く之は私もしました)、 ボーっと散歩したり、悟ることが重要かも(ご自分で)自分に自信を持って下さい! 65: 名前:おはな 投稿日:2009/09/12(土) 19:51
私の幻聴の症状は、ほぼ全部が何故か学校の知り合いや芸能人の声でした。 症状が酷かった数年前は『え!?芸能人が話しかけてくれてる!?』と思い、 短期間、幻聴と会話してました。でも、処方薬を飲んだら、なくなりました。 今のところ、そういう症状は特に出てないですね。 医者には『幻聴が話しかけてきても会話するのはできるだけ避けた方が良い』 と言われましたよ。何故かは分かりませんが。 66: 名前:心 投稿日:2009/09/12(土) 20:00
>どうしてこうなった?さんへ 幻聴は誰もいないときに聞えるのですか?誰かを介して聞えるのですか? 誰かを介して聞えるのは実際には言ってないことを自分の脳で勝手に判断して 聞えるのかもしれませんね。 私の場合も苦にもならない幻聴の程度です。未来を予言するような幻聴体験もあります。 幻聴が出るまでに体験した出来事が完全に私の許容範囲に入った場合消えるかもしれません。っていうのは不思議な体験したということでしょうか? 今思えばあの時あの人を介して聞えた言葉は幻聴なのか?もしくわ何かされているのかと妄想に入る時もありますが、今こうして生きていられて良かったと思うときもあります。 幻聴なら何も起きていないのだと思います。 幻聴でなかったらなんだろう?と思います。 この前なんて○○が犯人と聞えてきました。 不思議ですねこの幻聴というのは! 67: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/09/12(土) 21:07
なるほど〜その様な方々の幻聴もあるんですね。会話はできるだけ避けた方がいいと言うのは分かります。多分グルグルと平行線で終わらないからだと思います。要するに現実的にですね。 >心さん そうです。ほぼ家族や友人が居る時は聞こえなくなりました。私の場合、誰かを介してではなく何かを介しての方が正しいでしょう。 例えば風だったり(風が耳に当たると)その様に聞こえるとかw 水の音だったりそれは人それぞれかもwは実際にありました。 今は自分の頭左下?右脳下からしか聞こえません。 最初の方は集団ストーカーですかwみたいに思っていた事もありました。 が、私は気持ちオープンな奴なので別に見られても構わない。と思っていました。 要するに精神分裂という呼び名が適当かもしれません。私も未来の予言などはありました。 68: 名前:心 投稿日:2009/09/12(土) 22:22
同じような体験をしてるのですね。私の場合は携帯電話を8年前にハッキングのようなことをされ自分の未来を予言するようなことが録音されたテープを発見しました。 テープには昔働いていた職場の人の会話も録音されてました。 そして周りには人を介しての幻聴なのか、その人が言ってた声なのかあまり僕しか知りえないことなど聞えてきました。 このような事が重なり思考伝播、サトラレと思い込んだのです。 18歳くらいから幻聴みたいなものはあったのですが病気とも認識できませんでした。 元職場の人たちやその家族が集団ストーカーで出てくる宗教に入っているのです。 これも全て妄想のなのか現実なのかわからなくなる時があります。 これも病気なんだなと思うときもありますが、油断はなりませんね。 犯罪被害者なのか?被害者妄想なのか? 精神がやはり分裂しているのでしょうね 73: 名前:ねこ 投稿日:2009/09/13(日) 04:51
いろいろな超現象を体験してきましたが、わかりやすいのを書きます。 冬場で何ヶ月も窓を締め切ってた(寒いからね)部屋のなかで幻聴と会話してるといろんなものが突然現れるのです。鳥とかいろいろ。 (狭い部屋の中では曲がりきれないので、壁にぶつかりまくり、逃がすのが大変でした。無事逃がせれてで良かったです。) 悪意のない超現象から、悪意のある超現象までいろいろです。 74: 名前:ねこ 投稿日:2009/09/13(日) 04:58
悪魔がいくら強いといっても 自民党のように政権交代が起きて、悪魔が失脚するかもしれませんね。 75: 名前:ねこ 投稿日:2009/09/13(日) 04:59 >>74では悪い超存在を悪魔といってます。
76: 名前:ねこ 投稿日:2009/09/13(日) 05:31
おはなさんや、こころさんや、どうしてこうなったさん の幻聴主は悪意のない存在のようですね。 何かを介して(波の音など)話してくるのなら それは、あなたに負担をかけないようにかなり気を使ってるのだと思います。 超存在の中には能力不足かこちらのことや状況を理解できてないなどで、 悪意がないと主張しつつ、こちらに負担をかけてしまう(こちらが苦しんだり、不幸になったりしてしまう。)ものもいます。 当然、悪意をもった超存在たちもいます。(ほんとに苦しめられたり、不幸にされたりします。) みなさんは幻聴で苦しんだり、不幸になったりしてるのですか? 78: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/09/13(日) 20:11 >ねこさん 私は思うのですが・・・この私の幻聴もはっきり言って現実的には理解できない事が発生してその苦しみから自分の頭のリミットが外れて妄想で幻聴が派生してしまったと思います。
73で言っていることを現実的に解釈していくと、ねこさんにとって、とても不幸なことが起きてしまったとします。あなたにその不幸な事を与えてしまったのは多分人です。その通りなんですがその人の悪意なんですよね。 ねこさんのレスを見ていて幻聴が聞こえ出しました。 私の幻聴にお前は悪意があるのか?尋ねました。 すると無いですと言いました。 ですが、私の考えではお前の存在自体が悪なんだがな〜と思ってしまって(正直ウザイですしw)幻聴がえ〜んえ〜んと言って泣いてますw 私の目には体から白い煙が出ているのが見えますwなんか使えないかなーと画策した日々もありましたが徒労に終わりましたw 私にとっての超常現象は自分の体から血液がひいていく状態に何日もなった事ですかね。今は全くそれはありませんが私にはそれが、何故なったのか?何故私なのか?何かを私が否定しているからなのか?そして今何故それが治まっているのか? 今でも分かりません。ある意味何かに取り憑かれていたのか?体の異常だったのか? どちらにしても今はその症状はなく現在の私の体の異常はあまり何を言っているのか分からない幻聴のみに治まりました。 良い神・善霊的なもの(良い超存在)はいます。しかし、悪神・悪霊的なもの(悪い超存在)よりはるかに弱い・力がない これは正に人の心その物に見えます。(現実的に言うならですが・・) 81: 名前:えり 投稿日:2009/09/14(月) 03:37
なんだか声がわたしを罵りつづけている。 金切り声で、でもきこえないほどの音量で。 なにかで、気をまぎらわせているときはいいけど、寝るときはつらい。 ひっきりなしに、声がきこえてきて、罵っている。 寝られないからネットを徘徊して、なぜ死んではいけないのか、などの書き込みをながめている。 なんて言っているんだろう、彼らは、ひとことでは、言い表せない。 時期がくると、叫び始める。 言っていることは、おそらく、たいしたことはない。 うぬぼれるな、とか、ひとを馬鹿にしている、とか、とにかく、まあ、わたしの態度を非難しつづけて、その声が、だれかの声だとしたら、機械的すぎるからきっと、自動的にくりかえされているのかも。 録音してだれかにきいてもらえたらいいんだけど、 だれも、録音してきくことのできる声だと思っていないし、わたしも、信じてもらおうとは思っていない。 どんな意図で、どんな人たちが、どんな仕組みで、声をきかせているのだろう。 あちらのほうからきこえてくると、音源は特定できる。でも、そちらへ行くとふいと止んだりする。 そしてまたべつのほうからきこえてくる。 わたしの態度を読み取って応じてくるから、幻聴だとひとは言う、わたし以外の全世界の人間が言う。 サトラレという言葉が、掲示板におどっていることに驚いた。 あの漫画の影響はこんなところにあったのだ。 そういえば、声は言っていたっけ、おまえは才能はないけれど、サトラレなんだよ、って。 謝れ、といい、働け、といい、それから、…。ああ、そう。わたしのまわりの家族はね、みんな手先で人質なの。たぶん、あいつら「声」の。 誘導補助員、そして、わたしが従わなかったときのための人質。 こうやってとらわれて生きているひとが、この世の中にはたくさんいるんだね。 「声」は、人々の恐怖を利用し、家族を分断し、その網をひろげているんだ。 従えば、救ってやると。 あ、ちがったね。従わなければと言って脅すんだ。 もうすぐ、わたしのたいせつなひとを、「声」として迎え入れるんだって。うんざりだ。 彼は、やつらの声をわたしに届けるために、捕えられ、つれてこられ、わたしを監視させられ、そんなはめに。 わたしのたいせつなひとを、べつのたいせつなひとが傷つける。こんな連鎖が、ひじょうに効率よく、わたしを縛っていく。 神様気取りさ、ローテーションでわたしの面倒をみているのかもしれない。 声がきこえてくる、眠れそうもない、こんどは何をすればいいだろう。 話の通じない相手じゃ、会話になんてならないしね。声を相手に会話できるひとが、わたしはうらやましいよ。 もうすぐ、わたしの親しいひとの声をきかせてやろう、と連中は言う。そして、 罵られることになるのだろう、この無機質な金切り声のかわりに、あざけりと感情のこもった声で。 今まで、ずっとそうだったように。 わたしと同じ、とらわれの人々はどこにいる? 感覚遮断されているのだろうか。やはり、統制された情報を流し込まれているのだろうか。 どうやったら健全な精神を、声のなかで保てるのだろうね。 どうやったら自由を、声の支配からとりもどすことができるのだろう。
そして、どうやったら声の主を消すことができるだろう。 わたしたちを縛るこの機構を、ひとを力で従わせようとするそのやり方を否定し、なきものにするためには。 より、大きな力が必要だ。声、を上回るような。 適切な言葉で助けを求めれば、余力ある人間がひょっとしたらそれをきくかもしれない。その人間が、じぶんの利害に合致すると思えば、協力してくれるかもしれない。 そう、適切な言葉。きっと、あなたがとらわれているとすれば、あなたの耳はふさがれていて、あなたの目はとざされている。 よくまわりを見てよく言われた言葉を分析すれば、あるいは何か見えてくるかも。手がかりが。 あなたをとらえたのはだれ? 外に出るのに、手を貸してくれるひとはいない? わたしは無理だけど、助けを求める声は、けっこう、届いていることも多いから。 あなたが逃げ延びたら助けに来て。もし、状況が許せば、だけれども。 84: 名前:ねこ 投稿日:2009/09/14(月) 08:06 >>えりさん 私が思うには。 いろんなところで助けてと訴えてれば、 通りすがりのやさしい超存在が気付いて助けてくれるかもしれません。 このスレをみてもわかる通り、悪意のなさそうな、気のよさそうな幻聴主(超存在)もいるのです。 ただ、優しい気持ちを持ち続け、大事にしたほうがいいとい思います。 人間同士でもやっぱり優しい人間を助けたいと思うのが普通だからです。
85: 名前:心 投稿日:2009/09/14(月) 16:04
サトラレだと思い込んでそれにたいして幻聴で何か答えてきたりしたらサトラレだと確信してしまうかもしれませんね。 いろいろ妄想が出てきたら対処法を考えなくてはなりませんね。 妄想が当たり前になると妄想の世界が普通になってしまうのでその普通になったら大変ですね。 でも声に出して話さないと相手には伝わらないと思います。 考えにくいのですが幻聴は未来の自分の声とか。 まあそれはないですね。 86: 名前:心 投稿日:2009/09/15(火) 15:17
幻聴は今日はないですね。頭が平和なのは良いですね! 思考伝播やサトラレだという体験すると心が浄化された感じしますね。 幻聴の正体はわかりませんね。幻聴という本にもこれからしようとすることが 先に聞えると書いてあったので幻聴なのでしょうね。 心が浄化されても体調悪いときって聞えてきますね。 霊が存在するなら人を介して聞えさすことも可能かなとおもいます。 何かにとらわれすぎると、人間ってだめですね。 88: 名前:心 投稿日:2009/09/18(金) 18:02
昨日外に人がいる様子だったので聞えると?サトラレの感じがあったので きいてみると何秒かに(きこえる)と聞えてびっくりしました。 病気の症状がひどいとき常にサトラレ感があったのでそんなに頭の中動揺しなかったのですが、まだ頭の中は浄化されきっていないと思いました。 まだ汚い部分が残っているのです。でも人間らしいのかな?とも思いました。 もう少し大人になった時、過去の自分にまた語りかけとかできるのかなと思いました。同じ体験の人いませんよね? 89: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/09/22(火) 14:53
過去の自分にまた語りかけとかできるのかなと思いました 私はそれはいつでも可能だと思います。私は症状としては7月下旬から8月上旬ごろまで小学生頃牛乳を落として助けたとか(意味がわかりませんがw)そんな事を言ってくる幻聴がありました。 幻聴じゃなくても何時でも思い出せばいいんじゃないですかね。 90: 名前:心 投稿日:2009/09/22(火) 21:31
私の場合人ごみの中から聞える抽象的な言葉なども時間がたつとその言葉を 聞いたり、見たりします。意識的に何か考えてたりすると、その言葉を連想するような考えなど浮かびます。 91: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/09/22(火) 22:38
私も8月の間例えば風が窓に当たったり、クーラの排気の音、車を運転している時に段差などのガタガタ音なんかが言葉に聞こえたりしました。その他は完全に私にしか聞こえない例えば仏壇のチーンと言う音を途切れさせて言葉に聞こえるようにした音が聞こえてました。 92: 名前:心 投稿日:2009/09/23(水) 11:27
私の場合は未来を予言するような幻聴なのです。 風や物の音からは何も聞えません。 93: 名前:どうしてこうなった? 投稿日:2009/09/23(水) 17:39
私の未来予言の幻聴は8月2日から8月8日の6日間で起きました。 全て自分事であったり親しい人間の未来だったりしました。 その幻聴は集団で同じ事を寸分違わず言ってる様な声でした。なので、名前は集団意識と名づけています。人ごみの中では聞こえません。一人で居るときのみでした。 自分にとってはいい事ではあったのですが・・全てそうならない様に自分の 人生は動かしています。 94: 名前:心 投稿日:2009/09/23(水) 20:39
未来予言は不思議ですよね!病気になる前からもありましたけど病気になった今だからこそ気づいた部分もありますが、人を介して聞えるので病気になるとみんなそういう力身につけるのかなと思ってしまいます。 95: 名前:心 投稿日:2009/09/25(金) 15:33
幻聴は自分にしか聞えないので、聞えても無視するのが良いですね! 病気ではないと幻聴の世界も味わえないことですね。 幻聴と会話できるのであれば少しサトラレみたいなところあるかもしれませんね。 98: 名前:ryoichi ◆LBqBcTUU投稿日:2009/10/19(月) 19:17>>28 どうしてこうなった?さん、はじめまして あなたのおっしゃる”脳鳴り”とは具体的にどんなものでしょうか?
耳鳴りとは違うのでしょうか?。 私は耳鳴りが酷くて・・・。両耳で金属音が聴こえるので耳鳴りと思っているのですが。 私も幻聴も経験し会話もした事もあります。 ものの音が声の様に聴こえる場合もありますよ。私も・・・。 99: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2009/10/20(火) 00:31
失礼しました。その頃恥ずかしながら、耳を塞いでも聞こえていたので私の日記帳に脳鳴りとかいてますが、正しくは耳鳴りですw(病院に行ったときに説明されました) 私の場合、左耳から聞こえます。私もどんな音?言われれば金属音ですね。 分かりやすいのは、仏壇のチーンと言う音を少し小さくしてずっと聞こえる感じです。 幻聴が酷かったときは右からでも上からでも聞こえていましたが(はっきり)今は左の耳鳴りで治まっています。時々不安感や恐怖感などが感じられると頭で考えてる事が耳鳴りの音を分断?して言葉になり聞こえてきます。 時々電気を消し落ち着きだして、ねむる〜って時に意識していない(頭で考えてる事を)言葉の幻聴が聞こえる時があります。 又、現在は会話になっていません。 多分、トウシツの耳鳴りは心因性が殆どだと思うので投薬を服用されてドーパミンを抑えると良いかも知れません。 私は薬は飲んでなくて、変かも知れませんが深呼吸や音楽を聴いて自分で高ぶりや不安を抑えると耳鳴りは消えてます。又、消えている要因として物事に集中していると消えてます。ですが家に帰ってきて部屋に入ると聞こえてくる毎日ですね。 ものの音が声の様に聴こえる場合もありますよ。私も・・・。 私も現在でもあります。分かってきたのは一定のリズムを取ってる音とかじゃないですか? 説明は難しいですが、音質が一緒?の時に聞こえ方が言葉になる時があります。 私の対策としては、ipod聞いたりとか、意識を別に持っていくとそれを回避できます。 100: 名前:ryoichi ◆LBqBcTUU投稿日:2009/10/20(火) 03:55
やはり耳鳴りも統合失調の症状だったですね。 私の主治医は違うというのですが次回の診察の時に話してみます。 私の投薬状況は”エビリファイ”のスレに書いてます。 音楽を聴くのはいいですね。幻聴は少し良くなってくるのですが 耳鳴りは消えませんね。 102: 名前:だつ 投稿日:2009/10/26(月) 20:33
何だか追い込まれているので、ここでお訊きしたいことがあります。 私は趣味でヴァイオリンを弾いているのですが、都合2人の先生につきましたが 人間関係が上手く行かず止めてしまい、田舎だから教えてくれる先生も無くそれ以降自分で弾いていますが、何年続けても巧くなりません。 しかし脳内彼氏が「自分は市民オーケストラにいるからそこで会おう!」というのです。 そこは一度行ったけど、メンバーにバカにされて以来行きたくなかったところです。でも先日、脳内彼氏やその他の脳内メンバーがとてもうるさいのでその練習場に足を踏み入れました。 私はそこで恥ずかしながら練習をしましたが、また市民オケメンバーに音程が変wwwとバカにされました。もう私はいい年だし、これから練習してそこに加入できるほど腕が上がるには先生についたとしても何年もかかるので、脳内彼氏と結ばれなくても(それ以前に存在を確認しなくても)いいから、市民オケには入りたくないです。しかしそういうと、脳内彼氏に責められるのです。もうイライラが止まりません。 103: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2009/10/27(火) 01:08 >>だつさん その脳内彼氏は、市民オーケストラに行った時に存在されてたんですか? 又はその脳内彼氏は事実存在していて、幻聴と言う名の脳内彼氏と言う事ですか? ここからは私の勝手な妄想ですが、だつさんは市民オーケストラに入りたい(脳内彼氏の役目)、
ですが深層心理はヴァイオリンは好きだけど、市民オーケストラには入りたくない。上手になったという意識の第一歩が市民オーケストラだと確定的に思われていないですか? 私は幻聴(脳内彼女?)の出現条件が違いますが、その幻聴の本人に会い恥を掻いて、少しづつその幻聴の存在理由が曖昧になり、結果消えたと思います。 もし、この工程が役に立つならその脳内彼氏が又合おうと言ってきたら市民オーケストラに参加されてはいかかでしょうか?その時、ほら見ろお前はいないじゃないか?と(私は之が何度もありました;;) 104: 名前:ryoichi ◆LBqBcTUU投稿日:2009/10/27(火) 07:16
>だつさん ヴァイオリンと聞いても葉加瀬太郎さんのCDしか思い浮かばない稚拙な私ですが、いわゆる脳内彼氏の言うことには、いちいち反応されない方が良いかと思います。 幻聴の内容は人それぞれですが、内容が論理的に合ってるようですが話を突き詰めれば合ってません。 私の脳内彼女は、それこそ卑猥な事を言います。ご紹介できる範囲で言えば 「梶町のマンションで裸になって待ってるで」なんて言います^^。 どこのマンションか?なんて話を進めても最後は部屋番号はおろかマンション名 さえ曖昧です。 幻聴は、その人の深層心理とも関係あると思います。 あなたの場合、”ヴァイオリン”、”嫌な思いをされた市民オーケストラ”のキーワードで幻聴が現れるのだと思います。 私の場合、幻聴が現れるとヘッドフォンで大音量で好きな音楽を聴いてます。 幻聴は、多くの場合、ずっと続きませんので音楽を聴くのはお勧めします。 105: 名前:だつ ◆RshxIIMU投稿日:2009/10/27(火) 21:53
脳内彼氏は幻聴だと思います。実はその幻聴はもう1年以上続いています。 幻聴の内容は何度も変わっています。よくよく思いだせば統一性がありません。 私も何だか焦っているから、そういう幻聴を聞いてしまうのだと思いました。 幻聴はネットをやっていると余りやってきません。何かに夢中になるといいのかもと思いました。 106: 名前:アイ アイ 投稿日:2009/11/02(月) 20:38
僕は、独り言を神様や宇宙人が話します。 デパートに行こうとか、缶コーヒーと煙草をしろとか言います。 よく、「おめでとう、具合が良いわよ。」と言われます。 エビリファイで失敗したようで、よく、興奮しているだけだから、マスターベーションをしろと言われます。 薬で失敗して、会社勤めを止めてから、3年ほど経ちますが、ずっと、しゃべりっぱなしです。大学の教授になりますよと言われたり、アメリカの諜報機関で研究しますよとか言われます。 あと、身内で不幸が続いていたのですが、よく、励ましてもらいました。 僕は、何か悪いことがあると、よく自分の所為だと思ってしまうのですが、独り言の神様や女神様や、仏様に、貴方とは関係ないわよと、言ってもらっています。 とにかく、神様や女神様や、仏様は、元気で力強いので、それだけで救われます。 たぶん自己治癒だろうと思います。 あと、僕は、とにかく、メモ帳やノートにいろいろなことを書きまくりました。 運命が、翻弄されるっと言われたのを覚えています。 不思議と怖い感じではないです。 独り言は、とにかく、楽しいのです。嬉しいのです。
108: 名前:ジャイアンツ ◆jH.6d5ig投稿日:2009/11/12(木) 13:31
自分は、幻聴というか、怖くなることが多いです。 鳥の声が、自分のことを暗号化されている感じがしたり 他の知らない人が、自分の事を見透かされているんじゃないかとか 他に怖くなられる方いらっしゃいませんか? 109: 名前:心 投稿日:2009/11/12(木) 15:55 >ジャイアンツさんへ 見透かされてるのは、思考伝播やサトラレ感があるからですか?
110: 名前:ジャイアンツ ◆jH.6d5ig投稿日:2009/11/12(木) 17:02
それが、よくわからないんです。すみません。 111: 名前:心 投稿日:2009/11/13(金) 11:53
自分でも解らないのであれば気のせいかもしれません 112: 名前:心 投稿日:2009/11/22(日) 14:13
見透かされてると思うなら、人がたくさんいるとこで(きこえる?)と思い反応あるかどうかしますね。 113: 名前:ななし 投稿日:2009/11/30(月) 03:19 私も幻聴で悩んでいる者です。 気功(ハンドパワー、2000円)に行って、CD(2000円)を買って、それを 鳴らしたら幻聴が静かになって癒される。皆さんもどうですか?
http://profiles.yahoo.co.jp/-/profile/?sp=H0v8WCohdKivZoo3Q_RLino- この方に気を送ってもらい、幻聴(雑霊?)を取り除いてもらいました。 友録して定期的にお願いしています。無料です。この方はご自身の霊位が向上するためにやってるそうなので、安心して頼ってください。御礼をちゃんと言ってくださいね。では皆さんの苦心が少しでも和らぎますようにー。 送信をクリックしてメールを書いてください。あとは偶然同時にパソコンの 前に着いてチャットまたはスカイプで話してみてください。 115: 名前: 投稿日:2009/12/04(金) 02:53
思考伝搬(サトラレ)についてですが、私は全く逆の見解をしています。 統合失調症になるような人は…いわゆる悟りに近い状態、空の状態になっていて、他人の考えたことをあたかも自分が考えている様に思ってしまうということです。 ですから、相手がそれを話し出す前の心の中にあったものを、先に共有してしまい、それについて相手が現実に話し出すと、あたかも自分の考えをその相手が盗んで、あるいは伝播して喋っている様に聞こえてしまうのです。 私も以前は自分の思考がバレていたと思っていました。 しかし、成人してこのことについてずっと研究してきたのですが、これは信じられないかもしれませんが、統合失調症になるような人って言うのは、相手の心の中のものを無意識に共有してしまう性質があるらしく、それを自分の考えだと思いやすいということなんです。 ですから、決して「サトラレ」になったのではなく、「サトリ」なのですよ。 統合失調症の人は自分の考えを持たずに、空っぽだから、そこに入ってきた他人の迷いそのものである思考をあたかも自分のもののように思ってしまっているのです。 この違いは、何事にも主体性を持たずに受動的に生きているか、能動的に生きようとしているかの違いです。 統合失調症になるような人は、悟りに近い人であり、いわゆるテレパシーで会話できる人なのだと思います。 …こんなこと書くと、「あんた!それが病気なんだよ!!」なんて言われちゃいそうですがww でも、私のこれまでの4年間の研究事実なんです。 そして、これが分かるようになると、たとえば○○さんと一緒に居ても何の思考も湧いてこないのに、××さんと居ると妄想(思考)が湧いてくる。 というようなことが次第に自覚できる様になってくると思います。 何か○○さんと居るのは楽なんだけど、××さんと居るのは疲れるんだよなとか。 ハッキリと分かってくると思います。 それは相手がそう思っているからなんです。 実はこれは、その○○さんには妄想がなく悟りに近い状態であり、××さんは迷いに満ちて思考がスマートじゃなくなっている状態なんです。 こういうことに気付くようになれば、「なんだ、自分が考えていたと思っていたけど、私は××さんの迷いに満ちた妄想に影響されていたのか」ってのがハッキリ分かるようになると思いますよ。 116: 名前:ななし 投稿日:2009/12/04(金) 20:03
幻聴と雑霊・低級霊では別物ですか。 そうですか、分かりました。 雑霊・低級霊はそのまんま。幻聴は不思議な力を持った悪い人が人に見せかけるために作ったカゲロウだそうです。 118: 名前:とくめい 投稿日:2009/12/24(木) 00:08
幻聴の期間5年ほど、薬を飲んでここ最近は幻聴はおさまっていて落ち着いていたのですがまたここ数日のうちでどうやら発症してしまいました。 もう治った、と安心してたのでショックです。 みなさんは薬、必ず飲んでますか? 私は副作用に負けてしまうのであまり飲みたくないのですが他に何か方法あるのでしょうか? サトラレ感って他の方もあるのですね。知りませんでしたが私もそのようです。 みなさんと同じように幻聴の薬ではサトラレ感は治まりませんね。辛いです。 121: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/12(火) 22:56
それは、要するにその霊能者の方からのカウンセリングをされてるのだと思いますよ。現実の沢山ある心療内科のカウンセリングよりは効果はいいカモ(笑) でも、気をつけないと金をむしり取られ本末転倒だから、よくよく考えた方がいいです。新興宗教やなんちゃって霊能者がいい例です。霊格=人気なんですよ(笑)もうななしさんが、いい宣伝人になってる。 御礼をちゃんと言ってくださいね。この効果は分かります。 昔の人はすごい物で現代医療ではどんな成分で脳に刺激すれば落ち着くとか、高ぶるとかが分かっているから、薬で処方します。 その御札の呪文は有名どころでは真言宗の真言と同じ効果です。其れは唱えるだけで、脳にセレトニンやらアドレナリンやらが出る仕組みになっています。実は自分で出してるだけですが・・ もっと言うなら、人は走ると息切れをしますがその時、深呼吸して息を整えると体は元に戻ります。 好きな人に好きと言うだけで人は興奮します。要はそう言う事です。俺が知ってる真言で一つ ノウマク、サンマンダバザラダン、センダ、マカロシャダ、ソワタヤ、ウンタラタ、カンマン 不動明王の真言らしいです。効きますよ(笑) 書いててあれですが、このノウマクやソワタヤなんかは体の下側に効いて、意識をどっしりとした気持ちにします。之を科学的に言うなら体からセロトニンが出てるんでしょうね。 真言宗は密教で人間の心や体を鍛えるために、又現代では統合失調症ですが、そういう心の病気はあったと思います。其れを日本では御祓い や(笑)、滝うち(笑)などで解消してきたのでしょう。俺は出身が九州ですが、必ず昔は区切り程度でそういう心の病を取り除ける人達がいたと思います。 極論してしまうなら、本当かうそかという話らなら、之ばっかりはその人次第としか言いようがありません。 俺の祖母は佐賀ですが、祈祷し(笑)みたいな人はいたらしいです。昔で言うなら狐憑きとか、(狐がかわいそうだ(笑)) 122: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/12(火) 23:13
>>完全にななしさん 俺は悟りとは取ってません。悟ってるなら幻聴や他人の想念を受け取って自分が傷ついたりしないと思うからです。というか、悟りとは何者にも束縛されない状態じゃなかったかな? 酷い言い方をするなら思い込みが激しい人、又は思い込んでしまった人がトウシツ(幻聴や幻覚)引き起こしてしまった。という言い方が正しいのかもしれません。 俺の友人は新興宗教をしていました。マインドコントロール宗教ですね。勿論、其れを信じ込めて生きていける人も居ます。まぁ其れには其れ相応の酷い経験があったんでしょう。 その友人のみ新興宗教から脱退しているので、その環境の過去を引きずっての 生活が待っています。友人はパチンコ依存症で借金があるんですが、自分を異常だとは思っていません。其れによるフラッシュバックの人格崩壊もありません。そういう人間も居ます。 だだ、その友人は過去の事は何も話しません。というより、思い出せないないんでしょう。思い出して俺に話す時はとても苦しそうにしていました。又其れ系の話になると急に沈黙します。 今は会ってませんが(笑)もういい歳なので、そうじゃなくても生きて行かなければならない。 123: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/12(火) 23:39
幻聴の期間5年ほど、薬を飲んでここ最近は幻聴はおさまっていて落ち着いていたのですがまたここ数日のうちでどうやら発症してしまいました。 何故発症したのか、を考えた方がいいです。 環境が変わったからなのか、 自分が嫌だと思う人間が現れたからなのか? 副作用が嫌だから投薬を控えていたから又出たのか? サトラレ感と幻聴は投薬が違うと思います。 幻聴は聴覚と右脳の異常?サトラレ感は脳の感覚器官?だからだと思います。 瞑想ではなく、自分自身の今の現状を先ずは認識すると可能性として消えると思います。 この病気が完治するのは間違いなく、自分の周りの環境とリンクしているからです。 サトラレ感がいやなら、先ずは幻聴の摩訶不思議感とか、サトラレ感ではなく、 自分が何故其れが出たのか、どういう生活をしていたのか?又はしているのか? を先ずは考えるべきだと思います。現実的に、いや真実的にかな? 現実感も言うなれば、自分が見ている世界としか言いようが無いから、自分の真実ですね。 俺の現状は考思化声とヒミツという名の幻聴人格ですが、出るタイミングは孤独になっている時で一番解り易いのはベットに入り寝ている時のみです。 124: 名前:名無し 投稿日:2010/01/13(水) 21:59
私の幻聴は行く所まで行ったという感じです。 もう今では安定している感じです 。 もうすぐパートでもしようと思ってますが、人の話が聞えないので、1人でする仕事をと思っています。幻聴とは適当に仲良くしていればいいと思います。 125: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/14(木) 01:51
幻聴とは適当に仲良くしていればいいと思います ハイそうだと思います。この病気には肉体ではなく、心(精神)なので完治という概念自体不適切だと思います。 幻聴や幻覚なんてのも好き好んで見たいとか聞きたいとかいう人がいる現代の世の中ですからね(スピリチュアルなんてのがいい例)。 自分でバランスとれてれば其れが完治じゃないでしょうか。 126: 名前: 投稿日:2010/01/14(木) 02:49
昨日、意識がおかしくなり、精神的に苦痛が続きました。今日入院です。(結局、病気は霊能力者によると生霊がついているという詐欺でした。 電話後、「ひまちゃーん、同情しなくていいのよ」という声に挑発されたり、警察役の声に書けと挑発されたり、普通では無いことが続きました。) 幻聴は恐ろしいものです。 事実は事実償わなければ納得いきません。 プライベートはプライベート、 幻聴は幻聴ですが、 病気としては不可解でした。 127: 名前: 投稿日:2010/01/14(木) 02:50
住民の空間的な出ていけという訴え即答でお願いします。 超常現象で訴える人を大昔、テレビで見たことがあります。 昨日は大変でした。「ひまちゃーん、どう思う?」とか、わざと気に為らせる「どう思う?」とか毎日、幻聴と本人の声が2階1階で聴こえ続きました。 ひどいことです。病気は黙っていること。 無視です。 無視を続けると住民が黙っていないんです。 住民の訴えをどう思いますか。呼びかけ、(家の中)に対する外の住民からの呼びかけに無視に苛立つ住民をどう理解しますか? 129: 名前: 投稿日:2010/01/14(木) 07:22 >127 これは、絶対大丈夫です。 本日入院とのこと。気にせずゆっくり療養下さい。
132: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/14(木) 23:54 >>126さん 即答できなくてすいません。先ずは、落ち着きましょう。今現在は急性期でしょうか?
多分統合失調症としては急性期だと思います。 大丈夫ですよ。先ずは落ち着きましょう。マジで深呼吸がいいです。 多分126さんは急性期だから、今色んな物事に過剰に反応している状態だと思われます。 また、霊能力は在りませんご心配なさらずに。 その幻聴(生霊)は全て126さんが作り出したものですから、全て不快な幻聴は 取り敢えずは無視です。 取り合えず言える事は住民の訴え、無視に苛立つ住民は居ません。もし出来るなら、イヤホンで音楽を聴くことをお薦めします(病院へ行くまで)。後は、よく睡眠をとることをお薦めします。 133: 名前: 投稿日:2010/01/15(金) 08:13
ありがとうございました。注射を強いのを打ってもらい大分落ち着きました。 生霊じゃないなかもしれないと少し思えるようになりました。 入院は先送りになり、たまに激痛がくるぐらいで済みました。 135: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/16(土) 00:36 >>133さん よかったです^^ 取り敢えずは気分を落ち着かす事をお薦めします。
たまに激痛がくるぐらい 激痛はどこに来るんでしょうか?症状は解りませんが、体の力を抜くという事をすると少しはましになるかも知れません。深呼吸で体の力をどっと抜いてください。勿論寝ながらでもいいですよ。 生霊なんかは俺がこの病気になって、色々調べて解った事をここに書きます。 まず、何故霊は体や心に反応するのか?と言う事です。反応という事は自分が反応しているから(要するに受身)と言う事です。 生霊=悩みと捉えてもいいです。というか、生霊=悩みです。 唯、この悩みが分からないから人は混乱して霊だとか何とか言いますが、生霊(悩み)を消すにはその悩みの正体を知る必要があります。そして之は霊能者も霊も関係ないです。先ず間違いなく。 あなたの人生の中で生きている中で何か理不尽な事や不可解な事に遭遇しているのかも知れません。勿論、現実的にです。此処が重要です。幻聴も生霊も霊能力者も関係なくてです。 136: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/16(土) 00:51 124名無しさん そういう風に言われると、俺はいけない事を言ったのかと思ってしまします(笑)
唯、俺の場合は人の話が聞けないほどの幻聴ではないので、仕事中や勉強、家族や友人との会話中には幻聴は存在しない状態なので、バランス取れてると思うし、別にこのままでも何ら問題無いという結果になっています。 ですが、今年の正月は朝まで親戚とマージャンしていましたら、プレイ中でも幻聴は聞こえてきました。 疲れも関係あるかもしれません。 其れこそ、幻聴抜きでも人はそれぞれだと思うので、幻聴があろうと無かろうとお一人で仕事をする事が好きな人もいます。そういう意味で、完治という言葉も取って頂けるとありがたいです。こういう結論から心って言うのは完治も何にも最初から無いのかもしれません(笑) 138: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/16(土) 23:57 137さん 症状と言うのはどんな症状の事なんでしょうか?。幻聴でしょうか?それならバランス取れてるならいいと思いますよ。どうせ周りには全く聞こえてませんから(笑)
精神科医から言わせれば、全部症状だと思うんですよ。つまり、唯の言葉です。 例えば、風邪でも風邪と言う症状です。でも、風邪が治るのは体の中に在るウイルスを撃退する抗体が出来たから直っただけであって、また幾らでも風邪になります。つまり、風邪にかからなくなった訳ではないと思うのです。 精神科的に言わせれば137さんが好きな仕事して、幸せに暮らしていけるなら それで良いんじゃないでしょうか?勿論色々な方が精神疾患者でなくても居ますので。 と言うより、137さんがどんな人か分からないので、まぁ公共の福祉に反しない限りは病気ではないと思います(笑) 139: 名前:ルカ ◆Q8qPG/TA投稿日:2010/01/17(日) 21:07
幻覚を強制的にそこに、置いて、話しかけたりしてみるが、返事はない。 独りでいるのを寂しく感じて、仮に昔の記憶の中の女性をイメージして隣に 置いてみたら、寂しさが少し緩和された様な気がした。 ただ、声をかけても笑ったり表情を作ったりはするが、返事はしない。 しかも彼女は外人で会った時も、言葉で会話するまではいかなかったから なのかも知れない。 とにかく、幻覚は返事をしなかった。 言いたい事はそれだけです、今も意識すれば彼女は側に来ますが、会話は できませんし、会話してもそれは幻聴なのだと思います。 だけど一瞬彼女を側に感じることができまして、それは幻覚・幻視なのかも 知れない、だけど普通の人でもそのくらいあることなのかもしれないし・・・。 140: 名前:124名無し 投稿日:2010/01/17(日) 22:18
私の幻聴はひどいです。 「あんたは世界一幸せ者だから世の中のほとんどの人に恨まれている。 そして皆であんたを苦しめた」 と言ってます。本当でしょうか? 147: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/19(火) 01:01
4日前ぐらいの話ですが、俺の幻聴人格は2人いるんですが、一人ととても仲良くなって話していたんですが、家に帰ってくつろいで、たばこ吸ってたら、もう殺してくださいと聞こえ始めました。 (その仲良くなった幻聴からです)俺はその時、恥ずかしいですが、ごめんねと言いました 。 居て良いからねと言ってます。例えこの先消えても、其れは俺の一部だから、その場合はすまないと言ってます。 そしたら、わかってますと言います(笑) 俺的には時々、もう死ねよと聞こえる時があります。もう一つの幻聴からです。 勿論、原理的には俺が俺に対して言ってるんですけどね。 その優しい幻聴は俺にもう死ねよと出た時(出る時俺がうっとくる(笑))、何故かネオンと言って誤魔化してくれます(笑)。 成る様になれですか・・・実は俺も本質そう思ってます。でも、人が書くと面白い事に投げやりに見えますね。 この症状の場合(幻聴とかの場合)諦めるという発想はよくないです。 幻聴ではなく、自分の人生で何故幻聴が発生したのか?を考えた方がいいです。 幻聴はもしかしたら、あなたの問題を解決するために出たのかもしれないですよ。 148: 名前:124名無し 投稿日:2010/01/21(木) 18:09
私は幻聴の正体は雑霊だと思い込んでいます。 確かに色々アドバイスしてくる幻聴もいます。でもここぞという時に裏切ります。 悪い人は不幸だから人に当たるんだと聞かされました。 もう自分自身が幻聴から逃れるのに絶望してしまいます。 でも幻聴の薬は飲み続けます。 150: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/21(木) 23:55 124名無しさん 雑念でいいと思いますよ。気長に付き合いながら、あなたがああ幸せだーと思う時がきた時多分、もう消えていると思います。
気にしない事が重要でしょうね。でも、俺がまぁ期間は短い方だと思いますが、 急性期当時は幻聴が在る事が普通だったと記憶しています。自分で幻聴を出した。之が俺にとっては真実です。 俺も夜中にタバコを買いに行こうとした時、幻聴に今コンビニに行って買うべきか、(寒いので笑)明日まで待つべきか、どっちがいいか決めてくれと言ったら(心の中、頭の中?で)どっちでもいいですと連呼します。 どっちか決めろと言うとエート、エートと言って永遠と10分間位そんな事を 言いながら過ごす時があります(笑)その日は其のまま夜中行きましたけど(笑) 薬は重要でしょう。唯、ちゃんと自分の精神状態を把握するのは重要だと思います。鬱、興奮(之は多分吐き気)とか、この作用をしてしまうなら最初の投薬当初は仕方ないですが、御自分で病院の先生と試行錯誤をしながら、安定した 状態に持っていくように頑張ってください。 151: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/22(金) 00:27 ルカさん バニラスカイ見られたんですか?刑務所でトムクルーズ(ディビット)が幻覚のペネロペ(ソフィア)を見ながら絵を描くシーンがるんですが其のペネロペも何も喋りません。動きますけどね。其のシーンを思い出したんです。
実は俺も幻覚を1度だけ、透明の(水で出来てるような女性)其の時は憑依みたいなことが在ったので、あれなんですが在りました。 まぁその内容は恥ずかしくて書きたくないですが、其の幻覚は、ちっちゃな冠を着けていて、風でなびいてる羽衣みたいなのを着ていて、髪は肩上(でも後ろ側が長かった?)、目は二重で切れ長、鼻筋通ってて唇は小さい、俺は心の中で(うわ、マジで綺麗・・)と思いました。 その後が重要なんですが、其れが終わった後、右脳側が半端なく重たくなって、更に吐き気がしていました。そして便所で吐きました。色も無い、顔の動きも無い、見た時間は10秒程度の幻覚でしたが、反動はそういう状態だった訳です。 この病気は人其々でしょうが、聴覚、視覚と優れている分野が違うことで得意?不得意?があるんだな〜と思いました。 幻で恋人を追い求めるなんて、かわいそうな話だと考えています まぁそうですね。可哀想な話かもしれません。唯、男性は求めると思いますよ。例え幻でも(笑) 俺は可哀想な男かも知れません;; 幻聴うざいですよ。寝る時なんてずっと聞こえてますから(笑) 無心になったって俺の場合は、耳鳴りになる(笑) もう慣れましたけどね。 153: 名前: 投稿日:2010/01/22(金) 22:43
幻聴があるのを当たり前のように意識に入れるのが一番の原因です。 意味付けしようとしてませんか?裏切られるとか自分の意思で生きているのですから。 書き込むことで楽になるのなら良いですけどね。 幻聴と会話。あなた方に必要なのは声に出して誰かに聞く、話す勇気をもつことです。病気だから幻聴なのです。 154: 名前:どうしてこうなった? ◆optzixGI投稿日:2010/01/23(土) 00:18
>>153さん 幻聴があるのを当たり前のように意識に入れるのが一番の原因 間違いなくそうだと思います。ですが、この幻聴、俺の場合は自転車と一緒で一度乗れちゃったら何故か忘れないんですよね(其の感覚を)。勿論、仕事してる時とかは全く気にならないと言うより、多分、存在していません。俺の意識の中では(それに、気にしてたら仕事にならん(笑))。 唯、まぁ嫁さんでも貰えばそれも消えるかもしれませんね。 意味づけに対しては、消すための一つの条件に俺はなったので、何とも言えません。急性期時は自分の意志では操れませんよ。(このニュアンスもだめかな・・) もしも、之を薬で強制的に消すことが出来たとします。ですが、果たして其の先も出ないと言う保障には多分ならないと思います。幻聴が出るにはその人なりの人生に、何か重大な事が起きた証明でもありますから。 又起きていて、耐えられなくなったからなのか? 俺はこの幻聴を親、親戚、兄弟、友人、全員に説明してます(笑)よく聞かれたのは、どんな風に聞こえるとか俺は出てきたか?とか、こっちが何を言ってるんだ?と思う質問ばっかりでしたけどね。 幻聴で面白いのは、人と話している時は全く聞こえない (俺は)之だけでも、幻聴を自分で作り出しているという理解に繋がると思います。 168: 名前:kikiriri" " 投稿日:2010/02/21(日) 19:54
僕の最初の病名は幻覚妄想症でした。「俺はやくざに狙われている」 見たいな事だと教えてもらいました。まだ若くて自分の力で何とかなると思っていたのが歯がゆいです。 幻聴について、結局自分の脳に何かが作用している故に自分の分かる範囲内かと思いきやそうともいかず。理不尽さに任せて、しまうか。しまうしかない。服薬か診察か入院して休息をとる以外では。 僕の思考は支離滅裂。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。以上失礼 171: 名前:名無し 投稿日:2010/02/22(月) 17:29
幻聴のある皆さん、宗教どうですか? 不思議なことが起きている人は不思議ないいことが起こりやすいそうですよ。 私も幻聴があるので宗教を信じて入ってみたところ、数々のいいことがありま した。お勧めです。 172: 名前:kikiriri" " 投稿日:2010/02/22(月) 17:42 御仏は信じていますか?
173: 名前:名無し 投稿日:2010/02/22(月) 18:48 幻聴が出てから信じました
186: 名前:名無し 投稿日:2010/03/04(木) 00:44
話は変わりますが、以前、占い師に診てもらったら「あなたには霊感があ る」と言われました。幻聴に混ざって霊感もあったようですが、まともなの が霊感でふざけたものが幻聴なのかなと思ってました。そしたら幻聴が 「どっちも幻聴だよ。あんたの気をひくために色んなお告げをして、その代わ りにイタズラもするんだよ」 と言いました。 187: 名前:鬼太郎 ◆optzixGI投稿日:2010/03/04(木) 01:59
幻聴に混ざって霊感はありません。幻聴は幻聴、霊感は霊感です。 そして、この世界中どの人間も例外無く、霊感はあります。 少し、紐解いていくと解るのですが、霊感とは”普通”に全ての人間が視力の許す限り、見えている(感じている)世界とは別の物を捉える時に、ゴーストや霊、霊気、プラーナなど色々な国によって名前は違えど、そういうのを見る、感じる、のを霊感とします。 198: 名前:P 投稿日:2010/04/09(金) 13:17
幻聴の人、人間性が子供みたいだと思いませんか? 付き合ってられないです。 特に「くやしい」と言われるのには苦労させられました。 考え続けてやっとでたのが「下劣」と言い返すことです。 なんか頭もくらくらします。幻聴の内容と関係あるのでしょうか? 199: 名前:鬼太郎 ◆optzixGI投稿日:2010/04/09(金) 19:48 >>Pさん 俺も今は多分、その段階に来ていると思います。
簡単な事を連呼しませんか? 付き合う必要は無いですよ。俺はほぼ無視していますから。 其れにその幻聴多分俺と状態が一緒なら、もうPさん自身です。つまり、人格性が無い。 彼方の性別が解りませんが、このスレッドで解ったのは、最後に落ち着くのは 俺(本体)が男だから幻聴は女で、本体が女の場合幻聴は男に落ち着くと思います。 しかも、チョットアホな、まぁ餓鬼な感じでしょうね。 霊能者ではこの事をスイッチという表現でしている方が居ますが、意識を幻聴に向けないようにすると頭や体に響きませんよ。俺はもう、そうしています。 190: 名前:フリーダム 投稿日:2010/03/04(木) 23:09
george(" ") 同様、幻聴と会話できます。幻聴は歌も歌います。症状もめちゃくちゃで、「解放してくれ。」、「それはできない。」、「幻聴の原理は人間の脳波に同調させて話しかけている。」などと言っています 200: 名前:鬼太郎 ◆optzixGI投稿日:2010/04/09(金) 21:51 >>フリーダムさん 190からの書き込みを見ていましたが、幻聴と話す感覚ってありませんか?
俺は在るのです。其れを無視する方向で、別の事(何でもいいです)をしていると 多分、直ぐには無理ですが、幻聴を抑える事が出来ると思います。 俺は急性期時は色んな物音さえ、自分の頭で声で変換していたと思うんです。 俺の研究から言えば、脳も体も別々だが連動していると思うのです。 先ずは自分の体を鍛え上げてみる事をお薦めしますよ。其れこそ中山筋に君じゃないですがある一定の物事に集中していると、確実に幻聴は消えてます。 先ず、聞こえている時は幻聴と会話をしている以外は、ほぼ集中力など要らない作業をしていると思います。 もう一つ其の根拠としては、音楽をヘッドフォンで聴いていると、聞こえなくなります。其れは聴覚を半場強制的に音楽に集中させているからだと思います。 190の文章の幻聴との会話を見ていると、もうフリーダムさん自身が幻聴に捉われている会話内容なんですよね。 本質は幻聴もフリーダムさん自身です。 其の人格性を作ったのも、フリーダムさん自身です。 二重人格の理論です。 其の答えは、前におななさんが証明してくれました。 後はその幻聴人格が自分にとって近ければ近いほど、捉われる気持ちが増大します。 nanoさんという方も居ましたが、其れこそ簡単にこのトリックがわかると思います。 nanoさんの幻聴の主は自分の夫でした。会話内容によっては之が幻聴だという確固たる認識が早いわけです。綺麗に分ける事が出来たら、後は無視です。意識を意図的にずらす。 大人になっても抜けない癖ってありますよね。俺は無いですが、俺の弟(腹違い)が指をかむ癖をよくします。そう言うのと同じだと思われてもいいです。直すのは少し辛いですが、意図的にずらす事をしていると癖のように幻聴も消えると思います。癖に成る事それ自体も、癖を解消する事と一緒だからです。 201: 名前:フリーダム 投稿日:2010/04/09(金) 23:07
自分の場合、幻聴は薬を飲もうが、集中しようが、音楽をヘッドフォンで聞こ うが、なにしても聞こえます。 24時間人の話を聞き続ける状態でノイローゼです。考えただけで違う病気になりそうです。 202: 名前:フリーダム 投稿日:2010/04/09(金) 23:26
世の中には、お金を持っていて、将来の不安もない。普通の人と同様に仕 事をして、子供を育てることができず、ある程度将来が予想できるので真面 目にやるのがばかばかしく、世の中の人は踊りを踊っているように見える。 まさしく人生に退屈するような人間がいるのでしょう。 そんな人間が暇つぶしにオンラインゲームの主人公(人間)を操るそれが今の自分の現状でしょう。 人間をロボットのように操ることができる。これは間違いなく事実でしょう。 http://hpcgi3.nifty.com/prunus/bbs/mibbs.cgi?mo=p&fo=avium&tn=0305 [32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理
3. 中川隆[-5753] koaQ7Jey 2017年12月19日 18:41:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523] ▲△▽▼ Ex4: 精神分裂病患者の脳観察〔日経産業新聞2001年10月3日〕 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームは、精神分裂病患者の脳で組織の損傷が進んでいる様子を撮影するのに成功した。 分裂病は米国人の約1%にみられ、特に10代後半から20代に多いが、詳しい原因はわかっていない。 病気の進み方が詳しく観察できるようになることで、早期の診断や治療が可能になるとみている。 次期共鳴画像装置(MRI)を使って、10代の患者グループの脳を繰り返し撮影した。 はじめ、脳の外部の方にある灰白質という部分が10%以上損傷し、これが脳の残りの部分にも5年にわたり拡がっていくことが分かった。 この損傷がひどい患者ほど、幻覚や幻聴などの 症状もひどかったという。 http://www.geocities.jp/ec71276/gennchou/gen.html 脳の画像解析の進歩からわかったこと
統合失調症が約100年前に一つのまとまりある病気とされてから、その病気の仕組みについてたくさんの研究がなされてきました。まずは亡くなった統合失調症の患者さんの脳が調べられました。脳のどこかで何か異常な所見が見つからないかと、さまざまな脳の部位の切片が作られ、顕微鏡で細かく調べられました。 その結果、前頭葉・海馬やその周辺の部位などで、神経細胞の数が少なかったり、並び方が乱れていたりするらしいという所見が得られましたが、残念ながらすべての患者さんの脳で確実に見られるというものではありませんでした。そのため、このように脳の組織を調べる研究はしばらく行われなくなり、脳の機能(働き)を調べることに研究者の興味が向けられるようになっていました。 CTやMRI
ところが、1970年代から、放射線技術の進歩により人の脳を輪切りの形で撮影することができるようになりました。今でしたら大きな病院であればどこでも備えられているCT(コンピュータ断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)という脳の画像解析装置です。この装置を使って、統合失調症患者さんの脳の形を調べた研究が数多くなされました。今までのところ、多くの研究者の間で一致している意見としては、対照群に比べ 脳室(脳の中心にあって脳脊髄液という液体で満ちている空間)が拡大していること (逆にいうと脳の実質が小さくなっているということ)、 前頭葉や側頭葉が小さいこと、 大脳辺縁系の海馬や扁桃体がとくに左側で小さいこと などです(ただし、小さいといっても統計的に対照群と比較して小さいということで、脳の画像を見て診断ができるほど大きく違うということはありません。それでもこのような所見が研究者の間で注目されるのは、これが統合失調症の本質的な病因を探るための手がかりになるのではないかと考えられているからです)。これらの脳の部位が小さいということは、その機能も障害されているのであろうと想定されます。図1にMRIによる脳の断面図を示しました。脳の細部までかたちがよくわかります。
PETやfMRI
最近では科学技術の格段の進歩により、脳の形だけでなく、脳の活動もそのままの状態で調べることができるようになってきました。脳のある部分が活発に活動すると、エネルギーのもとになるブドウ糖がそこでたくさん消費されます。脳の血流もその部位で増えて、酸素の消費量も増えます。PET(ポジトロン断層撮影法)、SPECT(シングルフォトン断層撮影法)や機能的MRI(fMRI)などとよばれる方法を使うと、検査されている人の脳の中で、どこでブドウ糖の消費や血流が変化しているかを見ることができます。頭の中で考え事や計算をしてもらったり、ものを見たり聞いたりしてもらいながらテストをすることもできます。このようにいろいろな精神活動をしているときに、統合失調症の患者さんは、そうでない人と比べて、脳のどこの部位でどのような特徴的な変化を示すのかを調べるのです。このような研究は現在世界中で行われています。テストをいろいろ工夫して、統合失調症に特徴的な所見を得ようと研究者は懸命になっています。 機能的MRIによる研究の一例を図2に示しました。この図ではふつうのMRIの像の上に、課題によって信号が変化している部位を赤色で重ね書きしています。様々な所見が得られていますが、多くの研究者のあいだで支持されている所見は、 統合失調症では前頭葉の機能が低下しているのではないかというものです。とくに前頭葉を働かせるようなテストをしてもらうと、機能の低下がはっきりしてきます。それ以外にも、左側の側頭葉(言語に関連する領域です)の機能が低下しているという研究者も少なくありません。 また、PETを使うと脳内の神経伝達物質の受容体なども可視化することができます。図3では、FLB457というドーパミンD2受容体に結合する標識化合物を使って、ヒト脳でのD2受容体の分布を調べたものです。 2-2脳の生理的機能の研究からわかったこと
人の脳の機能を丸ごと調べようとするのは、脳の画像診断技術が進歩する前から、脳波や目の動きなどを指標として行われてきていました。残念ながら、当時の脳波や目の動きなどの生理的指標を用いた研究では、統合失調症の病因に直接アプローチするには限界があったといわざるをえません。それでも、統合失調症の患者さんは振り子を見てもらったときに、目の動きがぎこちなくなることや、特定の図形を見てもらったときに視点があまり動かず固定しがちであることなどが明らかになっていました。
最近では、いろいろな刺激を与えた後に出現する脳波をコンピュータで分析し、事象関連電位という脳波上の微妙な変化を抽出することによって、刺激が脳の中でどのように情報処理されているかを調べる方法がさかんに行われています。このうち、聴覚刺激を突然与えた時、約300ミリ秒後に出現するP300という脳波の波形がよく調べられています。P300は聴覚刺激後脳内で複雑な情報処理を経てから出現するものと考えられ、統合失調症の患者さんではP300の出現がよくなかったり、出現が遅れたりすることから、脳の情報処理過程の障害が推測されています(図4)。 http://www.smilenavigator.jp/science/sci02_01.html 統合失調症の原因ははっきりとわかっていませんが、統合失調症の症状が発現しているときの脳の働きがどのようになっているのかについては、徐々に明らかにされつつあります。
統合失調症の症状発現に大きく関与しているのが、ドパミンやセロトニンなどの神経伝達物質*の異常です。幻覚や妄想などの陽性症状はドパミン神経系の機能が過剰亢進しているために引き起こされ、また一部のドパミン神経系では逆に機能が低下するために陰性症状が現れるなど、ドパミン神経系の機能異常が統合失調症の病態に深く関与しています。 また、セロトニン神経系の機能異常でも幻覚などが発現することが知られています。一方、セロトニン神経系はドパミン神経系に対して、抑制的な調節をすることが知られています。また、最近では、グルタミン酸なども病態に関与しているのではないかと考えられています。 陽性症状と陰性症状の発現に関与するドパミンの機能異常 統合失調症ではドパミンの機能異常が病態に大きく関与しています。統合失調症の病態を説明するものとしてよく知られているのがドパミンの過剰です。ドパミン遮断作用をもつ抗精神病薬が陽性症状に対する治療効果をもっていること、また、ドパミン活性作用をもつ薬剤が統合失調症に似た幻覚・妄想を引き起こすことから、統合失調症ではドパミンの機能亢進が1つの病態として考えられています。 脳内のドパミン神経系にはいくつかの経路があり、それぞれ異なった生理機能をもっています。統合失調症の精神症状に関係している1つの経路が中脳辺縁系で、この経路でドパミンの機能が亢進しているために幻覚、妄想などの陽性症状が引き起こされているとされています。 一方、すべてのドパミン経路においてドパミンの機能亢進がみられるわけではなく、一部の経路においては逆にドパミン機能の低下がみられることも明らかになっています。中脳皮質系の経路においてはドパミン機能が低下しており、これが意欲減退、感情鈍麻などの陰性症状を引き起こしていると考えられています。 統合失調症では、中脳辺縁系においてドパミンの機能亢進が、中脳皮質系にてドパミンの機能低下が引き起こされているために、陽性症状と陰性症状という一見相反する症状が併存する背景となっています。 陰性症状の発現に関与するセロトニン系:セロトニン仮説 ドパミン遮断作用のみの抗精神病薬では陰性症状が改善されず、ドパミン遮断作用に加えてセロトニン遮断作用のある抗精神病薬において陰性症状への効果がみられることから、セロトニンが陰性症状の発現と関連しているのではないかと考えられています。ただし、セロトニン遮断作用のみを有する薬剤では抗精神病作用がみられず、抗精神病薬との併用で陰性症状への効果がみられることから、ドパミン神経系とそれを抑制的に作用するセロトニン神経系とのバランスが崩れ中脳皮質系におけるセロトニン系の優位が陰性症状の発現に関係しているとされています。
統合失調症の病態に関与すると考えられる他の神経伝達物質:グルタミン酸仮説 一部の麻酔薬が陽性症状のみならず、陰性症状や認知機能障害に類似した症状を引き起こし、それら薬剤に共通してグルタミン酸遮断作用があることから、グルタミン酸が病態に関与していると考えられています。特に、麻酔薬ではNMDAとよばれる受容体の機能が阻害されているため、NMDA受容体を介したグルタミン酸機能の低下を病態の背景として想定しているのがグルタミン酸仮説です。この仮説では、統合失調症の一次性の障害としてグルタミン酸の機能異常があり、それを背景にドパミンの機能亢進やセロトニンの拮抗優位が二次性に生じて陽性症状と陰性症状が現れると推測されています。 http://www.mental-navi.net/togoshicchosho/rikai/kasetsu.html [32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理 4. やもめーる[-1398] guKC4ILfgVuC6Q 2017年12月19日 20:34:16 : Qmnk3gs5bE : Czg2LCiXylE[-14] ▲△▽▼ すべてバカ川の妄想でそれこそパラノイアの ㋖印の精神異常な頭の構造だろ?(笑) [32初期非表示理由]:担当:アラシコメントが多いので全部処理
5. 中川隆[-5751] koaQ7Jey 2017年12月20日 20:14:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523] ▲△▽▼ 本物の憑依は統合失調症ではなく解離性同一性障害(多重人格) 解離性障害は、元々はヒステリー症状から派生したものです。 ユングは、ヒステリーの中でも夢遊状態や憑依状態、多重人格状態に注目しました。それが現代でいうことろの解離性障害と繋がっています(昔の名称は解離型ヒステリー)。 解離性トランス状態
特定の地域および文化に固有な単一の、または挿話性の意識状態、同一性または記憶の障害。 解離性トランスは、直接接している環境に対する認識の窮窄性、常道行動または動作で、自己の意思の及ぶ範囲を超えていると体験されるものに関するものである 憑依性トランスは、個人としてのいつもの同一性感覚が新しい同一性に置き換わるもので、魂、力、神、または他のものの影響を受け、情動的な不随意運動または健忘を伴うものに関するものである。 たとえば…イタコや巫女などもこれに含まれるでしょう。 別人格を憑依しているような状態ですね。 解離性同一性障害の中にもこの人格が含まれることも多いです。 http://www.geocities.jp/minako_0108/sinri-kairi.html 古代から、感応ヒステリーを利用して、神様と巫女は交信してお告げを得ていたと言います。宜保愛子さんや六星占術の細木数子さんなんかをはじめ、たいてい、ヒステリー性格の人が多いと思います。
この性格の人は、非暗示性が高く、自己顕示欲も強いし、悪気もなくうそをつけることができます。ぼくは、印鑑販売のため易学院などで、数霊や姓名判断を学んだことがあります。ここでの先生は、男性の方が多かったのですが、やはり、ヒステリー性格が強く、話が上手くて、詐欺師のように、完全になりきって講義をされていたのを思い出しました。 わたしは、このヒステリータイプの女性とのつきあいが多いので、一つの仮説として、うそと現実が区別の付かないようなことが、これらの性格の人には見られることから、科学的に検証しようとするなら「ヒステリー性格」についての研究も必要だと思います。 実際には、経験していないうそごとを、あたかも体験してきたかのように、これらの人は話す能力を持っています。 クラブのホステスなど、水商売のおばさんに多いタイプです。 まあ、私自身信じていないので、説得ある回答がかけないのが残念です。 でも、インチがあるからといって、すべての人を否定するのはやめて欲しいと思います。わたしは、自分の部屋に、仏像を持っているのをあてられたこともあります。これは、やはり、その霊能者に、その程度の能力があったと思います。しかし、株式の価格の変化などは、自分でも分からないから、あてられないのかもしれません。 http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa447943.html 統合失調症の幻聴と多重人格(解離性同一性障害)の幻聴
・統合失調症の幻聴=頭の外から他者の声がきこえる。
・解離性同一性障害の幻聴=頭の中から別人格たちの声がきこえる。 幻聴は幻聴でも、まったく違う種類のものです。
統合失調症の場合には、脳の器質異常から妄想が起こり、その妄想から発展して幻聴や幻覚が起こります。 この場合、基本的に本人に自覚はありません。
一方多重人格の場合には、脳に器質異常はまったくなく、よって妄想もなく、無意識下に抑圧されたトラウマが生み出した『別人格=別意識』が基本人格にコンタクトをとろうとして、それが幻聴として意識されます。 この場合、本人にはっきりとした自覚があります。 つまり多重人格の場合の幻聴は抑圧された自分自身の心の声であり、統合失調症の幻聴は脳の器質異常からくる妄想の中の他者の声です。
まったく性質のちがうものです。 解離性同一性障害(多重人格)が疾患として認識されるようになったのはごく近年になってからであり、それ以前は幻聴があるものはみな統合失調症(以前は精神分裂病)だと片付けられていたのです。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413936964?fr=rcmd_chie_detail わたしは、統合失調症という病気で多重人格とはかなり違うのですが、幻聴が人格を持ち実在の人物を考えるとその幻聴が現れました。
もしも多重人格の兆候があるとしたら楽しむ余裕などないと思います。 幻聴という幻聴すべてが人格を持ち、次から次へと現れました。 もしも多重人格だった場合恐ろしいことだと思いました。 わたしが子供の頃遊んだこっくりさんで呼んだ霊を名乗る大量の幻聴が現れました。 そんなこと忘れていたのに、現れたのです。 多重人格の恋人を持った人のHPを読んだのですが、 「鏡を見ながらもう1人の自分を作りあげた。」という部分は、ぞっとしました。 わたしは、思春期に冗談半分で鏡に向かって名前をつけて顔を変えて鏡の自分と話してたのです。 Yという人格です。幻聴としても現れました。 「悪いことをするとき、必ずわたしのせいにするの。ひどいわ!」 といわれました。(幻聴なのであくまで頭の中でもことですが…。) 別の人格を持った幻聴が 「あなたは、人のせいにして酷い人ね!」 というし、またKを名乗る幻聴は、私自身でもあるのですが 「わたしは、風呂が大好きで、男が大好き。お願いだから不潔なことしないでよね!」 と言ってきました。YもKも女性です。 わたしの声なのですが別の人格でした。 多重人格の参考になるかわかりませんが…。 http://psychology.log.thebbs.jp/1105620975.html 前世を覚えていると主張する人は世界中に数多く存在する。しかし、よく耳にする批判の一つとして、有名な歴史上の人物の生まれ変わりと称する人があまりにも多すぎるというものがある。
1930年代には、ジョアン・グラントというイギリス人女性が、古代エジプト(ギリシアと並んで前世の話によく出る行き先)の華やかな人生の思い出を続けざまに脚色してみせて名声を得た。他にも、スコットランド王ジェームズ四世としての前世を思い出した女性や、チャールズ二世の愛妾ネル・グウィンだったと称する女性などがいる。 しかし、アメリカにおける188件もの事例を対象とした最近の調査では、大半の被験者が矛盾だらけのお粗末な前世を思い出していることが分かっている。 ◆逆行催眠と前世
逆行催眠というものがある。催眠術を使うことで、人を青春時代や子供時代、幼児期へと年齢退行させ、忘却の彼方にある過去の記憶を取り戻そうというものだ。この逆行催眠を徹底すると、胎児の状態を超えて前世にまで遡ることができるという。輪廻転生の研究においては、当初、意識的に前世を思い出すケースが対象となる事例の中で大部分を占めていたが、1950年代初めに催眠術の被験者が誕生の瞬間からさらに前世まで逆行することで、輪廻の証拠となる比類ないほど大量の情報を採集できることが発見され、この分野の研究は飛躍的に進歩した。俗に『前世逆行』と呼ばれる初の重要な事例は、1952年コロラド州で行なわれている。 モーリー・バーンスタインという名のアマチュア催眠術師が、ヴァージニア・タイという若い女性に催眠術をかけ、精神を前世まで逆行した結果、彼女が1798年から1864年まで中流階級のアイルランド女性ブライディー・マーフィーとして生活していたことが分かったというものだ。 その時、タイは中西部アクセントからアイルランドなまりにすっかり切り替わると、19世紀前半のコークやベルファストでの日常生活について、説得力ある細かい内容をとうとうと述べたという。バーン・スタインが1956年にこの事例の記録を出版すると、たちまち大評判となり、彼に倣って催眠術による前世逆行実験を行おうとする者が雨後の筍のように続出した。 もっとも当時のアイルランドに関する記録はほとんど残っておらずタイの話を確認することは難しいことから、バーンの実験に疑問を呈する人も少なくない。結局、逆行催眠で得られた記憶が本当に前世の記憶なのかどうかは、歴史的にも確認できる詳細な前世記録を収集し、その中に時代錯誤と思われるものを探すことでしか証明され得ないのだ。催眠術によって極めて暗示にかかりやすい状態にある被験者が、催眠術師の誘導的な尋問によってヒントを得たか、あるいは知っている歴史記録をもとに空想を作り上げただけという可能性を完全に除外することはできないだろう。 例えば、ハリー・ハーストという被験者は、前世逆行によってラムセス三世時代のエジプトに古代都市テーベが存在したことを記憶していた。その他にも、彼はローマで広く使用されたセステルティウス硬貨を持っていたと述べた。 しかし、ハートの証言の細部を確認するように依頼されたエジプト学者は、そこに明らかな矛盾点を数多く見出した。ラムセス時代のエジプト人なら、この都市を“オン”とは呼んでも“テーベ”とは言わない。テーベとは後代のギリシャ人作家たちがつけた地名なのだ。さらに、エジプト人は歴代のファラオに番号をつけたりはせず、誕生や王位や治世の名前を複雑に大系立てて、同名異人の支配者を区別していた。 当時のエジプト人がラムセス“三世”などという現代的な称号を知ってるはずがないのだ。また、セステルティウス硬貨が初めて流通したのは、ラムセスの治世から1千年後のことだった。しかし、このような決定的な矛盾点にさえ、逆行催眠による前世の記憶の妥当性が完全に否定されるわけではないと主張する研究者もいる。前世の記憶が現世の体験にどの程度ふるいにかけられるかの問題にしかならないと言うのだ。研究者たちがこうした前提を認める以上、前世でイタリア人だった人がその記憶を英語で述べたとしても、被験者が空想にふけっているという決定的証拠にはならないということになる。一方で、被験者が異国語を話した数少ない事例を調べれば、前世の記憶の信憑性をより確実に評価することができるという主張も確かであろう。 心理学者イアン・スティーヴンソンは、逆行催眠の被験者がノルウェー語を的確に交えながら当時のスウェーデン語を流暢に話したという事例を紹介している。しかし、こうした事例に対して心理学的な立場から有力な批判・反駁を行おうという研究者も存在する。その一人イアン・ウィルソンは人間の驚異的な記憶力を証明するある事例を挙げている。ジャンというマージサイト出身の若い被験者は、1556年にチェルムズフォードで行なわれた巡回裁判で魔女として裁かれたジョアン・ウォーターハウスという少女の劇的な前世を思い出したと言う。ウィルソンは古い記録を徹底的に捜索し、確かに同名の女性がこのときの巡回裁判で魔女として裁かれたことを確認した。 では、ジャンの事例は輪廻転生の確固たる証拠になり得たのかというと、それとは逆だったのである。当時の資料によれば、実際に裁判があったのはジャンが述べた日時から10年後の、1566年7月だったことが分かったのだ。この混乱の元凶と思われる情報源は巷に流布していた巡回裁判に関する書籍であった。 ジャンの語った1556年とは植字工が犯した致命的な写植ミスであったのだ。ジャンが、どこからその記憶を仕入れたのかは正確には指摘できなかったが、安っぽいラジオ・ドラマか少女漫画、あるいは図書館で隣の人が開いていたページから偶然的に拾った記憶だったのかもしれない。ウィルソンは自分の研究結果をまとめて、次ぎのような結論を下している。 催眠術下で得られる前世の記憶は、実際は、脳が記憶とは認識しない内容を想起するときに起こる無意識の剽窃、つまり“隠された記憶”という心理学的現象の例である。ウィルソンはさらに、催眠術下でさまざまな人生を思い起こすのは、一般的には子供時代の精神的外傷(トラウマ)の結果として、一部の精神病患者に現われる多重人格になぞらえることができるとも示唆している。生まれ変わり現象に対して、多重人格障害を理由に持ち出したウィルソンの主張は物議をかもしたが、1950年代以降、多重人格障害は催眠逆行療法と並行して増加傾向にあり今や世界的な広がりを見せている以上、彼の論点は軽視されるべきものではないであろう。 ◆シャーマニズムと人格分裂
興味深いことに、多重人格症の患者の中には分裂した人格のほかに不可解な人格、例えば死んだ人間の“魂”の人格が存在する例があり、『悪魔憑き』や『憑依現象』と勘違いされることがある。また交代人格が、自分は複数の人間に乗り移っていた『霊』だと主張したケースもあり興味深い。当然、そのような死者の記録を調査して、実際に該当する人物が見つかった例は皆無に等しく、被験者が潜在意識の奥で作り上げた空想上の“魂”であることは歴然としている。このように近年、退行催眠で“思い出した”記憶には多分に被験者の空想が混在することが分かったため、すでに欧米では退行催眠の妥当性に対する信頼は大きく後退している。 確かに被験者に催眠術かけ、記憶を遡って昔の自分に戻させることで、顕在意識の上では忘れてしまった潜在的記憶を呼び起こす退行催眠は、現在でも幼少時のトラウマをさぐる目的で心理カウンセリングなどで活用され、また宇宙人に連れ去られ記憶を消されたと主張する人たちの記憶を取り戻す目的で用いられることがある。しかしその一方で、催眠術師あるいは心理療法師の誘導の仕方如何によって、退行催眠が偽の記憶を作り出してしまう可能性も警告されている。カールトン大学のニコラス・スパノスと共同研究者は、このことに関する興味深い実験を行っている。 スパノスらは被験者に、「自分の眼球運動と視覚探索能力がよく連動している」と信じさせ、それはベビーベッドの上で揺れるモービルのある病院で生まれたからと説明した。そして、被験者の半数には「実際にそう確かめる」という名目で退行催眠をかけ、半分には幼児期の体験をイメージするようにという“記憶再構成誘導”を施した。すると、催眠をかけられた人の56%、誘導を受けた人の46%が、実際にはなかった揺れるモービルの病院の様子を思い出したのだ。あるいは退行催眠に依って前世を思い出したという事例は古来から存在したシャーマニズム、ないしシャーマンによる憑霊現象などと比較することができるかもしれない。 多くの部族社会で重要な地位を占めるシャーマンは宗教や呪術を司る特殊技能者で、シベリア、中央アジア、北アメリカ、オセアニアなどの狩猟採集文化に広く見られる。シャーマニズムは、シャーマンを中心とする宗教形態で、通常、そこでは精霊や冥界や霊の世界が一般的に信じられている。シャーマンは恍惚状態に入ることで自己の魂を霊の世界に送り込み、霊と意思を通じ合わせる特殊な存在であるとされる。その際シャーマンはしばしば幻覚や幻聴を引き起こす――彼らに言わせれば“神聖な薬物”を使用する。例えばシベリアのシャーマンは、トランス状態や幻覚を起させる薬として、ベニテングタケやカラカサタケなどのキノコを煎じた液を飲む。 多数の人類学者や古代宗教の研究者によれば、このように意識の変革を起させるためにキノコなどの幻覚性物質を用いるのは極めて古い時代、おそらく人類の歴史と同じくらい古いのではないか、と述べている。古代ギリシアでは、エレウシスの神秘宗教の新入会員に“女神の姿が見えるようにするため”、特殊な菌類を飲ませた。同じように、古代インドでは、ソーマというものが“神々の食物”であると同時に、神々の顕現に接したいと考える人々のために選ばれた食物でもあると言われていた。このソマの正体が、シャーマンが飲んだ何らかの幻覚性物質のようなものであろうことは現在では異論がない。 さらにスペインの年代記作家ゴンサロ・ドビエドによれば、ネイティブ・アメリカンのシャーマンたちは、霊と意思を通じ合わせることができる秘密の手段を持っていたという。「シャーマンは恍惚状態にあるように見え、また不思議な苦痛を感じているようでもあった。……彼は意識もなく地面に横たわり、族長やその他の人々が自分たちの知りたいと思うことを尋ねると、霊がシャーマンの口を通して、きわめて正確な答えを与えた」と彼は書いている。しかし、古代のシャーマンたちと同様、トランス状態に入る現代の霊媒師たちは幻覚性物質など用いていない。彼らが霊を憑依させる(厳密にはそう信じ込む)ための主要な手段はおそらく“自己催眠”であろう。 先に多重人格障害について述べたが、シャーマンや霊媒師が“支配霊”とか“霊の導き”と呼んでいるものの大半は、この多重人格症の一例に過ぎないのではないか、という解釈である。この場合“別の自我”は、表面に現われると本来の人格を完全に乗っ取ってしまうため、当人には別の人格になっていたときの記憶はまったくない。こういうと、通常の多重人障害のパターンと、シャーマニズムの憑霊あるいは交霊会で霊媒が支配霊を呼び出すときの様子はあまりにも違いすぎる、という反論もあるだろう。 しかし、シャーマンや霊媒師は霊魂を呼び出す際に、ほぼ例外なくトランス状態に入る。とすれば、トランス状態の下で、霊媒が自分でも気付かないうちに別の人格を出現させたと考えることも可能なのだ。 実際、この現象は精神病歴のない正常な人に催眠術をかけた際にも、不意に起こる場合があることが知られている。ではこの場合、霊媒の出現させた“第二の人格”が特定の限られた人しか知り得ない情報を知っているのはなぜだろう。これを説明するには、人間の心に潜む驚異的な力、俗に『神話作成』として知られる能力を引き合いに出さねばならない。神話作成とは、誰かが催眠術にかけられてトランス状態にあるときに、よく“過去生”という形で語られるものだ。これは非常に説得力のある詳細な話や、神話を創作する能力を伴っており、その結果が一部の霊媒に“潜在意識の偽造”の能力を与え、死者の声や生前の癖や筆跡、さらには作曲やデッサンのスタイルまで真似る力を与えるという。 実際に、催眠術にかかった被験者が、突然、通常の生活では気付いてもいなかった才能を示す場合があることはよく知られており、ある人は催眠状態で見事な絵を描き、またある人は巧みな歌を歌う。人間は通常、脳細胞の1割しか使っていないといわれ、残りの9割の部分は無意識状態で普段は意識できない領域である。催眠中に失われていた記憶を呼び戻したり、あるいは非常に重たいものを軽々と運んだりするなど、催眠術には脳細胞の残りの9割を活性化させる働きがあると言えるのだ。潜在意識の偽造は、交霊会の霊媒師や恐山のイタコなどに特有の心理現象というわけではない。意識的であれ無意識的であれ、おそらくは死人の生まれ変わりを称する多くの人々に適用できると言わなければならないだろう。 いわゆる前世を記憶していると主張する人々は、宗教的に輪廻転生が認められてるインドやスリランカ、その他アジア地域などで出生している場合が多い。ヴァージニア大学の朝心理学者、イアンスティーヴンソンがインドで収集した事例の3件のうち2件は、貧しい境遇の子供が上位カーストの一員として前世を記憶していたという。この場合、子供の側に願望的思考が窺えるだけでなく、生まれ変わった人格が元の家族に財産の所有権を主張する可能性も認められる。実際、ヴィア・シンという子供が、前世での父親ラクシュミ・チャンドに財産の三分の一の分与を公然と要求したが、チャンドが不運にみまわれて新しい父親より貧しくなってしまうと、元の家族への関心を失ってしまったという妙に現実的な事例まである。 スティーヴンソンが収集した有力な事例には、前世で負った傷跡に相当するアザを持った子供たちが数多く含まれている。その一例がラヴィ・シャンカールというインド人少年の場合で、この少年は前世で惨殺されて首をはねられたアショーク・クマーという少年だったと主張した。実際、スティーヴンソンはシャンカールの顎の下にナイフの傷跡に似た、細長いアザがあるのを発見している。しかし、アザは生まれ変わりが実在する決定的証拠にはとてもなり得ないのが実状である。むしろ、このようなアザに合理的な説明をつけるために、わざわざ前世の記憶を作り上げたというのが本当のところだろう。とはいえ、多くの事例の中には、虚言や精神分裂症そして催眠による神話作成だけでは説明できない事例があることも確かである。このことに関する突っ込んだ考察は、また別の機会に行いたい。 http://www.fitweb.or.jp/~entity/shinrei/rinnetensei.html [32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理
6. 中川隆[-5750] koaQ7Jey 2017年12月20日 20:18:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523] ▲△▽▼ 統合失調症ではない本物の憑依現象の実例は イエスのヒーリングは本物のシャーマンには敵わない http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/609.html [32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理 7. 中川隆[-5749] koaQ7Jey 2017年12月20日 20:19:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523] ▲△▽▼ 分裂病とSF schizophrenia and science fiction 言語新作の項目を書いたとき、44歳の男性分裂病患者のこんな妄想を紹介した。 数億年前、宇宙人が地球に降下し、真にして善なる国を建設した。その末裔がイザナギ、イザナミの命であり、この血脈はさらにアマテラスとスサノオ、ヤマトタケル等を経て天皇一家に伝えられているが、われわれ人類も多少ともその血を継いでいる。 しかるにいつの頃からか、次第に邪悪な力が世界を堕落させ、現在は虚偽を打破して昔のような真実の世界に戻そうとする大いなる全能者(彼はそれを「おやじ」と呼ぶ)と、ますます堕落させようとする力が戦っている最中である。 彼は生後間もなく「おやじ」に戦いに参加するよう求められ、「おやじ」に心身ともに委ねて、その指示通り働くことを約束した。そして「おやじ」の指令により、「人間構成の素粒子論」や「心理プラズマ」や「運動の周期律」等々を研究する。新しい言葉(漢字)を創るのも「おやじ」の要請で、すでに腐敗した既成の文字では新しい世界の真理を発見できないからであるという。 まるで、40年代のスペースオペラみたいではないか。書きようによってはヴォクトばりのワイドスクリーン・バロックになるかもしれない。 考えてみれば、分裂病患者は異常体験を説明するのに「電子頭脳」や「テレパシー」などSFの言葉を使うことが多いが、「魔術師に魔法をかけられた」などとファンタジー用語を使う人は見たことがない。 これはなぜだろう。 それはたぶん、SFと分裂病の妄想との間には共通点があるからなのだろう。 まず、SFは世界を描く小説だということ。ファンタジーではあくまで異世界における人間が描かれるのに対し、SFには世界そのものを疑い、新しく構築しようとする意志がある。一方、分裂病患者に特徴的とされている症状に、世界没落体験というのがある。これは「世界はいまや危機に瀕している。世界の終末は近い」という、周囲から迫ってくるような絶対的な確信のこと。 分裂病患者にとって、世界はグロテスクに変貌をとげつつあるのだ。それじゃホラーじゃないか、だと思われるかもしれないが、ホラーの理不尽な世界で人間が長いこと生き続けるのは難しい。グロテスクで不条理な世界の中で自己を守るためには、SF的な論理を使ってでも世界を論理の中に位置づけるしかないだろう。それが、分裂病者がSF用語を選ぶ理由なんじゃないだろうか。 さらに、SFには、形而上的なものを強引に形而下に引きずり下ろしてしまうという特徴がある。抽象的な思想も無理やり「絵」として見せてしまう。バリントン・ベイリーの諸作を思い出してもらえばわかるように、これはSFのパワーであると同時に安っぽさの源泉でもあるのだけど、一方で分裂病の思考にはコンクレティスムス(Konkretismus(独) 英語ではconcretism。具象化傾向と訳されている)という特徴がある。分裂病者は比喩や抽象を理解できず、そのまま具体的に受け取ってしまうというのだ。 たとえばこんな例がある。 雑誌『精神療法』1992年9月号の「海外文献抄録」というコーナーに、「抑圧と分裂――言語構造論的端緒に基づく神経症と精神病の境界設定に関する考察」という、やたらと長ったらしいタイトルの、ドイツ語の文献の抄訳が載っている。 この文献で取り上げられている患者は20歳で、10歳のときからペリー・ローダンを読み始めたので、「人生の半分はペリー・ローダンのことばかり考えてきた」のだという。そして、「15歳のとき女の子と恋愛関係を持ったことがあるが、その後学校へ行けなくなり、ますますSFにのめりこむようになった」「友達と会うでもなく、ペリー・ローダンのことにだけ専心するようになった」のだそうだ。ついには、入院していた病棟を抜け出し、ちょうど行われていた講義に侵入し、マイクを奪って「ペリー・ローダンは私の精神の父です。電波をかわし合う相互関係が、私とローダンとの間にはあるんです。私は過去、現在、未来です。私は3次元で神のようなものです。自分は神だと思います」と叫んだという。 つまりこれは、「ペリー・ローダンを神とし、ついにはペリー・ローダンと自分とを同一視するようになった」という症例なのである! 医師との会話がよく理解できなかったこの患者が、窓辺で何かを飲み込むような動作をして「情報を飲み込んでるんです」と言った、というのがコンクレティスムスの典型例。それどころか、この事例をもとにして、1982年、ホルム-ハドゥラという医師が「コンクレティスムス」の概念を導き出したのだった。 コンクレティスムスの概念誕生とSF小説との間に密接な関わりがある、というのも何かの因果というべきか。しかし、この患者の場合、これは本当に分裂病独特の思考なのかな。この思考は、この患者が分裂病だったことより、SFファンだったことの方に関係あるような気もするんだけど……。 ただし、SFと妄想に共通点があるからといって、分裂病者の妄想を病者の豊かな想像力のあらわれだと考えるのは間違いである。彼らは決して、想像の翼を羽ばたかせているわけではない。彼らはこのような観念の中で身動きが取れなくなっているのであり、それは想像力とは正反対のものである。彼らは、妄想世界を想像しているのではない。妄想世界を生きているのだ。 そして、その妄想に触れ、驚異を感じたりユーモラスに感じたりと、いろいろと想像を働かせることができるのは、我々非分裂病者の特権なのである。 しかし、例外というものは必ずあるもので、きわめて豊かな想像力を感じさせる症例もごくまれにだが存在する。 たとえば、1958年の「精神神経学雑誌」に載っている「Neophasieの生成機序について」という論文に紹介されている症例がそうだ。地味なタイトルだが、これが、言語新作から始まり、ついにはまるまるひとつの惑星と文明を創造してしまったという驚くべき人物を紹介した論文なのだ。 著者はヤラスラフ・ストックリックといって、チェコのプラハ精神衛生研究所の主任教授。ふつう、日本の専門誌に外国人の論文が載ることはあまりないのだが、この論文は、著者が特に日本の精神医学雑誌への掲載を希望して寄稿したものなのだという。なんでわざわざそんなことをしたかというと、この論文で扱っている症例が日本に縁があるからということのようだ。 症例はチェコ人の患者で、名前はドクター・D・ドッド(仮名)。1910年生まれの一人っ子。幼少の頃から数々の重い病気にかかったが、よく勉強し、大学は医学部に進学。医学のさまざまな分野について非凡な知識を習得し、結局精神科医になったというエリートである。 彼は医学論文を書き、音楽を作曲し、独特な速記術を編み出すなど多彩な才能を発揮し、特に、夢の解釈、ロールシャッハ・テスト、脳腫瘍その他について大きな著作をものしている。順風満帆な人生である。 しかし、1945年のこと、広島に原爆が落とされたことを知った彼は激怒し、たったひとりである強烈な平和運動を開始する。宣伝ビラを街中に貼り、教会の円頂に声明文をひろげる。大統領やローマ法王にも激しい手紙を送りつけ、友人や親戚には新しく築かれた国家では官職に任命することを約束した。そんなことをしているうちに法に触れ、精神鑑定を受け、患者として釈放されたのだそうだ。そんなに変じゃないように思えるんだがなあ。 このときに彼が担当の精神科医に語ったのが、実に驚くべき物語なのであった。 1942年のある日のこと、プラハ近郊に惑星間を飛ぶ航空機が墜落して燃え上がった、と彼はいう。彼は急いで燃えている機体に駆け寄ったが、救い出せたのは一人の少女だけ。少女の名はDehorjane(読めん)。アストロンという惑星(一名テティスともいうらしい。「地球」と「世界」みたいな関係のようだ)から来たという。彼女は徐々にチェコ語を覚え、彼に身の上話をした。父はアストロンの大学教授であり、彼の最初の惑星間飛行で命を落としたのだという(その後いろいろと長い話があるらしいのだが、この論文には書かれていない)。 その後彼はDahorjaneと結婚、アストロンの歴史や文化について教わるのだが、そうしているうちに、彼は徐々に前世をアストロンで過ごしていたことを思い出していく。彼はアストロン人の生まれ変わりであり、来世には再びアストロンに戻り、日本とテティスの皇帝として君臨するのだ。彼によれば、日本人は惑星系を支配する任を追うべき運命にあり、彼自身がその指導者なのだ! なんだか日本のアニメのようなストーリーである。 さてなぜ彼が日本にこだわるかといえば、彼の自伝(長大な自伝を書いているのだ!)によれば「4歳から6歳にかけて、母の買ってくれた日本人形を愛し、着物を着替えさせながら愛撫した。こうして日本女性の形象によって、早い時期に性愛がめざめた」からだという。「子供の頃から天皇が陽の女神の後裔であることを、単なる象徴ではなく事実であると信じた。その力は世界支配に適うものである」とも書いているらしい。なんともなあ。 6、7歳の頃、一人っ子だった彼は、人形や箱で街を作っては一人遊びをしていたという。さらに住人のいうことを親に理解できないようにするために、彼は自分で新しい言葉を考え出したという。しばらくしてこの遊びはやめてしまったが、大人になるまで新しく作った言葉のことは忘れず、Ishi語と名づけて徐々に洗練させていき、ついにはこのIshi語で小説や科学論文を書いたり、福音書を翻訳したりもするようになった(論文には、彼の書いたIshi語の文章が図版として掲載されている。見たこともない文字だが、きわめて整った字で、ひとつも訂正がない)。 そんなときに、彼はDahorjaneと出会い、自分の考え出した言語は、前世の記憶であったことを悟るのだ。 その後、彼は、アストロンのさまざまな民族の言語を作り上げた(というか、思い出したんだな、前世はアストロン人なんだから)。しかも、彼はそれぞれの言語がどのように発生し、利用され、消滅していったか、そしてどの言語でどんな古典的著作が書かれ、どこに保管されているか、などすべて具体的に述べることができる。つまり彼は、言語だけではなく、惑星アストロンの歴史をまるごと作り上げてしまったのである。 Barnum語は名詞には8つの語尾変化があり、性の区別がある上、生物は無生物とは違った語尾変化を示す。合計22の語尾変化があるのだそうな。動詞はきわめて不規則に変化し、214の異なった変化形がある。その上、6つの完了形、3つの未来形、3つの条件形などがあるのだとか。こりゃ難しそう。 Tvad語は現在は死語だが、かつてはアストロンの強大な種族の言語だった。この言語の言葉は2音節からなり、例外なく子音で始まり子音で終わる。 Kimbal語はKim語とも言われ、アストロンの黒人種の言葉である。わずか666語からなり、象形文字で書かれる。 などなど、ドクター・ドッドが作り上げたさまざまな言語が、論文には紹介されている。精神病であったにせよ、そうでなかったにせよ、少なくともこのドクター・ドッド、非凡な才能の持ち主であることは確かなようだ。彼の書いた膨大な量の自伝というのを読んでみたい気がする。 なお、この論文の最後には、「きのうは一日中雨が降った」という文をアストロンの各言語に訳したもの、というのが載っている。 Ishi語……Rububi irsxhwae sut o dyn Stehut語……Betschive giphir savjeijifopu Barnum語……Rukabut kab matschcharjapan Kimbal語……Schescho kschajikofba onom Mirrsch語……Dom lechi kafimriju siba pseche Tobol語……Dajpi bintiti rinuch pjar Rischi語……Bareck kulka aba tantaharetanra Kvad語……Meop kidzuntschopon nomoma はあ。もう、ここまで来ると著者ストックリック先生も、医学的考察なんてどうでもよくなってますね。分析も考察もせず、「ただ発明の産物として驚嘆に値する」とだけ書いて終わりにしてしまってるし。 一つ気になるのは、この人、スペオペを読んでたのかなあ、ということ。1940年代のプラハでSFは手に入ったんだろうか。語学に通じた彼のことだから、たとえチェコ語に訳されてなかったとしても、英語のままですらすら読んでしまいそうである。「Kimbal語」なんていう名前をつけてしまうあたり、E・E・スミスくらい読んでそうな気もするんけどなあ。まあ「Kimbal」の一語で決めつけるわけにはいきませんが。 http://homepage3.nifty.com/kazano/psysf.html 本物の天才がパラノイアになった例
ヴィルヘルム・ライヒ(Wilhelm Reich、1897年3月24日 - 1957年11月3日)は、 オーストリア・ハンガリー帝国のガリチア・ドブジャニツァ出身の精神分析家。 学生時代から精神分析について学び、敬愛するジークムント・フロイトからも指導を受けた。
ウィーン大学卒業後、ウィーン精神分析診療所で、精神分析とマルクス主義の統合を目ざして活躍する一方、精神分析技法ゼミナールを主宰して、研究と指導に専念した。 患者の態度やふるまいに現れる性格抵抗 (主要な抵抗) に注目した〈性格分析〉の理論と技法とを追求して、 《性格分析》 (1932) を発表し、古典的精神分析から現代の自我心理学的精神分析への発展の端緒を切り開いた。 社会学的見地に立ち、社会適応を重視した性格形成論、性を社会的抑圧から解放し、〈性器性欲の優位性〉を確立して、健康なオルガスムの体験能力を獲得することこそ健康の基盤であるとする性革命理論などが知られている。 著書はほかに《衝動的性格》 (1925)、 《ファシズムの大衆心理》(1933)、《セクシャル・レボリューション) 》(1945) など多数にのぼる。 ライヒは子供時代に関してあまり語らない人間だった。その理由として、父と母が共に自殺している点があげられる。 13歳の時、母・セシーリアが自分の家庭教師と性交している現場を目撃してしまう。ライヒはそのことを父・レオンに告げた。 精神バランスを崩した父は母を自殺に追いやった。そして自身は、わざと真冬の凍った池に何時間も立ち続け肺炎で死んだ。両親が自殺したのは自分のせいではないかと、ライヒは後悔し続けることになる。 こうした中で、全ての人間は「性欲」(リビドー)に支配されているというフロイトとの出会いは衝撃的であった。やがてライヒはユングが抜けた後の精神分析学会で精力的に活動を行う。 しかし晩年のフロイトも、さすがに「性欲理論」は無理があるとして放棄しつつあった。またユングはリビドーを「性」ではなく生命エネルギーと定義し、右脳と左脳のメカニズムにまで迫ろうとしていた。 しかしライヒは時代に逆行する形で、性欲理論を補強していった。 「全ての人間はオルガスム(性的快感)を求めて生活している」 彼は、神経症で悩むオールド・ミスの患者にマスターベーションを勧めた。自虐癖のある患者に「では実際に打ってみようか」と臨んだ。どれも確かに症状は好転した。 そして、性の解放と称し ・未成年の避妊教育の実践 ・堕胎の権利の確立 遂には、性の全面的な解放を行えば、神経症や性倒錯、そして犯罪の一切存在しない理想郷が誕生すると主張した。 ライヒの思想は進歩的ともいえるが、いささか過激すぎる点も多い。 ・・・ライヒの思想は禁欲を重んじる20世紀初頭のヨーロッパ社会で、当然受け入れられるような内容ではなかった。師匠フロイトも、この「明らかに行き過ぎた理論」に不信感を抱きつつあった・・・ 共産主義者としても積極的に活動していたが、 33 年ドイツ共産党から、 ついで 34 年国際精神分析学会から除名され、ストックホルムやオスロ を経て、39 年アメリカに亡命した。ライヒが主張する「性の解放」を全ての人間が嘲笑したのだ。 そのころから精神に変調をきたし、「オルゴン(オルガスムの)・エネルギー」と名付ける宇宙エネルギーの存在を信じこれに熱中するようになった。 世界には至るところに「オルゴン・エネルギー」が満ちている。それが細胞を動かしているのだ。愛するものと別れるとオルゴン・エネルギーが不足して病気になる。しかし休養すればオルゴン・エネルギーが充電されて再び健康になるのだ・・・ このエネルギーを集める力を持った〈オルゴン・ボックス〉に入ると、すべての性障害が治ると称して、ライヒは金属箱を販売した。しかし、これがアメリカの薬事法違反に問われることになる。 それまでのライヒは、思想は別として精神科医として極めて優秀な評価を受けており、裁判に負ける可能性は低かった。しかし、ライヒは陪審員達にこういった。 「オルゴンエネルギーを暴発させて大洪水を引き起こしてやるぞ」 ライヒは裁判中、法廷侮辱罪で投獄され、不遇のうちに獄死した。 尚、ライヒの心身相互作用に着目した療法は、今日の心身医学やボディワークの始まりとされている。 http://www.d4.dion.ne.jp/~yanag/kora9.htm 初期フロイトの路線を強調した上で、精神分析に政治的な視点をもたらし、精神分析とマルクス主義を結びつけようと試みた。性的エネルギーの社会による抑圧からの解放を目指したが、その極端な思想や行動が嫌われ、後に精神分析協会からも共産党からも除名された。
1934年ナチス・ドイツのドイツ国からノルウェーに亡命、オスロ大学で性科学を 研究中滅菌した肉汁中の小胞バイオンと1939年バイオンの研究中オルゴンを発見、 アメリカ合衆国のテオドール・ヴォルフ博士の招きで渡米、ニューヨークに住む。 1940年メイン州レーンジュエリーに転居、支援者によりオルゴン研究所 「オルゴノン」でロバート・マッカローらとともにオルゴンの研究に取り組んだ。 1941年にはアルベルト・アインシュタインにオルゴノスコープ(オルゴン拡大鏡) でオルゴンを見せている。よく知られている物としては、オルゴン蓄積器 (オルゴン・アキュムレーター、蔑称としてオルゴン・ボックス、セックス・ボックスなどとも呼ばれた)という箱と1951年にラジウムとオルゴンの研究中発生したというオラナーとデッドリーオルゴンの雲をなくすため発明したオルゴン放射器のクラウド・バスターなども作成していたことがあげられる。 1954年、UFOを目撃DORを利用した侵略者の宇宙人の宇宙船と直感しクラウド・バスターで撃墜の必要を訴える。1954年にFDAにオルゴン・アキュムレーターの販売が、がん治療機を不法製造販売にあたると裁判を起こされ、裁判所の命令に従わなかったため、有罪判決を受け1957年投獄された。 精神分裂病(統合失調症)の可能性が疑われ、精神鑑定が行われた。オルゴンに まつわるいくつかの妄想的な言動がみられるが、その他の点では正常だったと いわれる。出獄することなく、1957年11月3日コネチカット刑務所で心臓発作で死亡した。 http://musical7.org/83948342838B8377838B83808145838983438371/ オルゴン理論
オーストリア生まれの精神科医兼マッドサイエンティスト、ウィルヘルム・ライヒが提唱した、超自然的生命エネルギー「オルゴン・エネルギー」に関する理論です。 若かりし頃のライヒはフロイト学派に属する精神分析医で、フロイトの伝統にのっとり、性衝動(リビドー)、特にオルガスムを中心にすえた精神分析の分野で卓抜した研究をしていました。 ところが1930年代の末、性的エネルギーの研究に関連して、「オルゴン・エネルギー」の存在を発見した(と思い込んだ)ことから彼の人生は大きく転回します。 彼はこの発見をコペルニクス革命に匹敵するほど重要なものと考え、それ以後は自分を精神科医というよりも、生物物理学者とみなすようになります。 そして思う存分研究に打ち込むために、反対者の多かったヨーロッパから逃れ、自由の国アメリカに移住します。 ライヒによれば、オルゴン・エネルギーとは自然界のあらゆるものに浸透している非電磁的な力で、生命力の基礎となるエネルギーです。 それは青い色をしていて、空や海の青さは青い光の乱反射によるものではなく、オルゴンのせいだということです。 人間ではオルゴンは性エネルギーの元となっていて、それはフロイトの言うイド(無意識領域での精神活動)が性エネルギー的な実体となったものと考えられます。 またそれは性交の最中には性器に集中し、オルガスムと共にまた全身に流れ戻ります。 さらにオルゴンは呼吸によって赤血球に充電され、生命力の源となります。 ライヒはオルゴンを吸収すると赤血球が青くかすかに光る現象を、顕微鏡によって観察したと主張しています。 また詳しい原理の説明はありませんが、オルゴン・エネルギーをガイガー計数管で測定したとも言っています。 1940年代になると、彼はオルゴンを利用した医学的治療箱「オルゴン・エネルギー蓄積器」を発明し、医療事業に乗り出します。 それは内側には鉄板を、外側には有機材料を張った電話ボックスのようなもので、その中に入ってじっと座っているとオルゴンを吸収することができ、色々な病気に効果があると彼は主張しています。 当然のことながら、オルゴン理論はまともな学界からは無視され、良心的な科学者から反論されましたが、ライヒは彼らを辛辣に批評し、反論の反論としてオルゴン理論をますます壮大なものにしていきました。 彼によれば万有引力と原子力の根本原理、物質と大宇宙の起源、空間と時間の秘密など、ありとあらゆる自然現象をオルゴン理論によって説明することが可能となります。 そしてその著書「聞け小人よ!」の中で、世の中の”小人たち”に何と言われようと、「私はお前に生命と宇宙的本性の無限に広大な分野の秘密を暴いて見せた。 これが私の偉大なお返しだ!」と叫んでいます。 1950年代になって、ついにFDA(アメリカ食品医薬局、日本の厚生省に相当)がオルゴン蓄積器の調査に乗り出します。 FDAの依頼を受けた専門の科学者達が慎重に厳密な試験をした結果、「オルゴン・エネルギーなるものは存在せず、同器は医療上有害無益」との結論が得られ、ライヒは連邦裁判所に逮捕されてしまいます。 オルゴン理論は典型的な疑似科学で、ライヒは典型的なマッドサイエンティストと言えます。 マッドサイエンティストには多かれ少なかれパラノイア(偏執狂)の傾向があり、次のような特徴を持っています。 • 自分を天才と考える。 • 自分以外の者を無学な愚か者とみなす。 • 自分が不当に迫害され、差別待遇を受けていると信じる。 • 最も偉大な科学者や最もしっかりと確立された理論に攻撃を集中する。 以前はニュートンと万有引力の法則が最高の標的でしたが、 現在はアインシュタインと相対性理論がそれに代わっています。 • 複雑な特殊用語を使って文章を書く傾向があり、その特殊用語は自分自身で創り出した造語であることが多い。 これは精神分裂症患者の「ネオロギズム(新語。 患者にとってしか意味のない、チンプンカンプンな造語)」と呼ばれる症状と似たところがあります。 マッドサイエンティストは似非科学者や本物のペテン師とは違って、本質的には好奇心に溢れた誠実な人間であり、他人に迷惑さえかけなければ、本来は愛すべき人々です。 ライヒも、オルゴン蓄積器などを作って医療事業に乗り出しさえしなければ告発されることもなかっただろうにと、少々気の毒な気がします。 時代的に考えて無理なことはわかっていますが、彼がプラセボ効果というものを知らなかったのは本当に残念なことです。 http://www.snap-tck.com/room04/c01/kanwa/kanwa02.html [32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理
8. 中川隆[-5748] koaQ7Jey 2017年12月20日 20:22:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523] ▲△▽▼ 統合失調症とは 統合失調症の症状 妄想というのは,強固な信念で,明らかに間違っているのに決して訂正されず, 本人が確信しているものをいいます。私たちが,「あの人は私のこと嫌ってて イジワルしているのかもしれない...」などと半信半疑に思っているのは妄想とは 言いません。 例えば, 「○○が自分の才能を妬んで様々な嫌がらせをしてきている。 電話は盗聴されているし,電子メールも全てハックされている。 このままでは私の発明は全て盗まれて先に特許をとられてしまうに違いない」, こういうことを言っている人に「そんなことあり得ませんよ,大丈夫ですよ」 と忠告してあげると, 「いや,これは確実なことだ。証拠もある。さてはお前も〇〇の回し者だな!」 などと言われた場合,これはかなり妄想に近いと言えるでしょう。 http://www2f.biglobe.ne.jp/~yasuq/schizophrenia2.htm#14 統合失調症の症状妄想と幻覚
統合失調症の初期症状でよくみられるものに、「妄想」と「幻覚」があります。 妄想とは「明らかにありえない考えを正しいと思い込むこと」です。 しかし、これは私たちの経験上珍しいことではありません。単なる思い込みは誰にでもあるし、現在正しいといわれている知識でも、やがては誤りであることが証明されるかもしれません。また生活文化の中には、はるか以前から脈々と受け継がれてきた迷信もあります。 しかし統合失調症の妄想には、誤りを訂正できない思い込みと、強烈な不安感が認められます。また、妄想は宗教と異なり個人的体験といえます。妄想にはいくつかのパターンがあります。 妄想の種類
迫害妄想 自分は周囲から迫害されていると思い込む 誇大妄想 大発明をしたとか、大金持ちで何でもできると思い込む 関係妄想 自分がある事件に絶対に関わっていると思い込む 身体妄想 自分の身体が変わったと思い込む 罪業妄想 犯罪を犯したと信じ込む 嫉妬妄想 妻(夫)が不倫をしていると思い込む *他宗教妄想などもあります。 このとき、自分が考えていることが周囲に漏れる、あるいは自分以外の考えを吹き込まれる、思考を乗っ取られる、と訴えることも多いのです。 もう1つの幻覚では、幻視よりもむしろ幻聴の形をとることが多いといわれます。
幻覚の例
誰か知らない人の声が聞こえる。 話しかけてきたり、自分を批判したり、命令したりする。 たとえ遠方であっても、声はきちんと聞き取れる。 特に命令されることに対して、患者さんは従わざるを得ない心境になり、それが大変に辛いといわれています。 __________________________________________ 統合失調症において、頻繁に発症する症状は、幻聴や幻覚などといったものです。
これはそのまま妄想につながる事もありますし、独立した症状として発展していく事もあります。統合失調症における最も基本的な症状のひとつと言って良いでしょう。 幻聴は、実際にはない音や声が聞こえているかのような状態になる事です。 少なからず、常態の方であっても起こり得る症状ではあります。 ストレスなどで身体が弱っている時、誰かの声が聞こえたような気がするということはないでしょうか。 知っている人が声を掛けてきたと思い込んだり、誰かが家を訪ねてきた時の声がした、と感じたりする事は、誰もが経験する事だと思います。 しかし、統合失調症における幻聴は、そういった単発的なものではなく、常に声や音が聞こえている状態です。 例えば、自分の悪口が聞こえてきたり、命令する声が聞こえたりというような、自分にとってマイナスとなる声が聞こえてくるケースが多いようです。 よく、殺人事件などが起こった際に、その弁明に「悪魔の声が聞こえた」などという供述がされていますね。 この場合も、まず統合失調症が疑われるようです。 実際にそうだったのかどうかは、精神鑑定によって明らかとなります。 こういった幻聴の症状を周りの人が判断する場合は、いくつかの基準があります。 例えば、独り言を延々と言っている人や、何もない、誰もない所に向かって話したり怒鳴ったりしている人に関しては、幻聴を疑っていいかと思います。 この症状は、患者にとってはかなり深刻で、日常生活を送れない状態になる事が多々あるようです。 http://www2.gz-sf.com/post_23.html 嫉妬妄想・恋愛妄想
統合失調症における妄想は、恋愛に関してもかなり大きく現れるようです。 恋愛がらみで統合失調症になったという人も、少なからず存在しています。 それは、恋愛というものが大きな精神的苦痛を伴う事が多々あるからです。 統合失調症の要因のひとつであるトラウマにしても、大きなストレス、ショックにしても、恋愛にはよく起こりうる負荷なのです。 まず、「嫉妬妄想」がこれに該当します。 嫉妬妄想というのは、簡単に言えば病的な嫉妬です。 浮気や不倫をされていると信じ込み、携帯電話を逐一チェックしたり、浮気の痕跡がないか衣服や財布などを念入りに調べたりと、常軌を逸した執着を見せる場合、嫉妬妄想という診断が下されるでしょう。 これは、少なからず多くの人が該当するものと言えるかもしれません。 嫉妬深いというのは性格として普通に存在します。 その程度によって病気か否か、という事になるのは、ボーダーラインの設定が非常に難しいのですが、明らかに自我に異常があり、殺傷の可能性もあるという状態になると、精神疾患とみなされるようです。 また、「恋愛妄想」という直球の妄想もあります。 これは、相手に対して過剰な量の好意的なメールを送ったり、電話を時間に関係なく掛け続けたり、家の前でじっと覗いていたりなど、いわゆるストーカー的な行動を取る人に対して診断される疾患です。 簡単に言えば、ストーカーの要因という事になります。 これも性格的なものとのボーダーを引きにくくはありますが、明らかに被害者が存在しているという場合は、恋愛妄想とみなされるようです。 ドラマや漫画などでは割とよく見るタイプかもしれませんが、現実世界では病気とみなされます。 http://www2.gz-sf.com/post_22.html 幻覚・幻視
統合失調症においては、「幻聴」と並び、非常に多く見られる症状のひとつに数えられるのが、幻視・幻覚です。 幻覚というのは、実際にないものが見える症状の事です。 当然、それは正常な状態ではありません。 ただ、こういった症状に関しては、統合失調症特有のものというわけではありません。 また、精神疾患特有のものというわけでもありません。 それどころか、正常な状態の人であっても、幻覚を見たことがあるという人は沢山います。 全人口の4分の1くらいは、一度は幻覚を見たことがあるという調査結果があるそうです。 疲労やアルコール摂取によってそういった症状が一時的に起こるという事は珍しくないとされています。 ただ、統合失調症の幻覚の場合はかなり危険です。 頻度が高く、より鮮明に映るようです。 その為、その幻覚に対して戸惑いを覚えるのではなく、その幻覚が実際に存在しているものとして認識し、それに対して何らかの反応を示します。 その結果、周りから見ると異常な行動を取っているように映りますし、その行動が原因で他者を傷つけることもあるようです。 幻覚という症状は、麻薬やアルコールによって引き起こされる事が多いとされています。 その為、統合失調症とみなされる前に、まず麻薬やアルコールの中毒を疑われます。 これによって、さらに患者が心に傷を負うこともあるようです。 特に、麻薬に関しては、疑われれば相当に傷つく事になります。 そういう意味では、幻視・幻覚の症状をきたす統合失調症は、発見が難しい病気なのかもしれません。 http://www2.gz-sf.com/post_24.html 被害妄想 ←大川隆法先生の症例1
統合失調症における陽性症状にはいくつかの種類があります。 その中のひとつが妄想ですが、この妄想もいくつかの種類に分類できます。 そうやって細分化された中にあって、特に近年増加しているタイプというのが、被害妄想です。 統合失調症において、ある意味一番スタンダードな部分が被害妄想かもしれません。 同時に、一般人にとってもかなり馴染みのあるもので、それ故に統合失調症という病気とは結び付けられないケースが多々あります。 実際、性格的な部分で処理される事が多い症状です。 被害妄想というのは、実際にはそうではないのに、自分が被害にあっているという思い込みが極端に強い状態の事です。 小さい点で例を挙げると、周りの人が皆自分を中傷しているような妄想にかられる状態です。 これは思春期によく起こる例ですが、道や廊下を歩いていて、そこでひそひそ話をしているグループを見かけると、その人たちが皆自分の悪口を話していたり、自分を蔑視したりしているのではないかという思考に囚われるという事はないでしょうか。 これが被害妄想の一番顕著な例です。 これが酷くなると、誰に対しても自分に何か被害を及ぼすような画策を練っているとか、常に自分を落としいれようという考えがあるとか、自分を軽視、蔑視しているとか、そういった考えしかできない状態になっていき、その妄想に対して攻撃的、あるいは悲観的、絶望的なイメージを膨らませていくようになります。 その結果、暴力を振るったり、引きこもりになったり、あるいは自ら命を絶とうとしたりする事になるのです。 周囲とのトラブルが絶えない人の場合、この被害妄想という症状がかなりの確率であてはまります。 被害妄想は立派な病気なのですが、そう認識される事は少ないようです。 http://www2.gz-sf.com/post_15.html 血統妄想 ←大川隆法先生の症例2
統合失調症における誇大妄想は、様々な種類に分類できます。 その中にあって、「血統妄想」というのも症状のひとつとみなされています。 血統妄想も、自分を誇大する為の妄想です。 統合失調症の血統妄想とは、自分が高貴な血を引く人間であると信じ込んでいる状態の事です。 これが例えば実際に高貴な生まれであるならば、特に問題はありません。 性格的に他者を見下す、あるいは高圧的な態度を取るというのは、ただのパーソナリティの問題です。 ですが、血統妄想の場合、実際はそうではないのに、そうであると確信している状態である事が問題となります。 統合失調症は、思い込み、盲信といったものが主だった症状となります。 血統妄想の場合は、自分をより偉く、より強く見せるという願望から、自分の血統を誤った状態で信じ込んでいるというケースに至ることが多いようです。 ただの思い込みのレベルではなく、実際にそうである者として行動、言動を行うという点に問題があります。 周りの人から見れば、やはりそれは「危険な人」という認識をせざるを得ないでしょう。 血統妄想は、天皇陛下の隠し子であるとか、織田信長の生まれ変わりとか、そのような思い込みが多いようです。 つまり、現状の自分で満たされない部分を、血統という安易なステータスの向上によって補うというものです。一種のブランド志向に近いかもしれません。 ただ、本人にしてみれば、それが真実なので、親は本当の親ではない、天皇陛下の子供なのだから何をしても良い、何を買っても良い、などという思想に発展し、実生活に影響を及ぼす事になります。 http://www2.gz-sf.com/post_18.html 誇大妄想
統合失調症において、最も顕著な症状と言えるのが、「誇大妄想」かもしれません。 統合失調症のほとんどの妄想は、この誇大妄想が発展した形と言えるでしょう。 誇大妄想というのは、自分自身に特別な力があると信じるとか、自分だけが社会から、周りの人から嫌われ、ないがしろにされていると考えるとか、そういった事実を大きく飛躍、誇張した思想を元に行われる妄想です。 統合失調症における妄想の多くは、この誇大妄想から派生した形で行われていると考えて良いでしょう。 ありもしない事を事実であるかのよう認識してしまうというのが、この病気の基本的な在り方ですが、誇大妄想はその典型と言えます。 誇大妄想の厄介な点は、躁鬱両方の場合に発生する事です。 躁の場合は、自分にできない事はない、自分は神だ、といった、宗教妄想や血統妄想などの類を引き起こします。 一方、鬱の場合は、自分は周りの人間から常に中傷を受けているとか、常に誰かから監視されているといった被害妄想などを引き起こします。 いずれにしても、精神的にはかなり不安定な状態に陥る可能性が高いと言えます。 誇大妄想というものは、低い程度であれば少なからず誰しもが一度や二度は抱くものです。 自分に対する過大評価、あるいは過小評価からくる周囲とのズレ、そして摩擦というのは、別段珍しいものではありません。 ただ、統合失調症になると、これが際限なく大きくなり、そして固定観念として患者の精神を追い詰めていく事になるのです。 http://www2.gz-sf.com/post_20.html 注察妄想・追跡妄想
統合失調症の陽性症状は、幻覚を見たり、幻聴を聞いたりするという症状が主にあります。それらは妄想の部類に入ると言って良いでしょう。 実際に幻覚や幻聴を覚えるというのは、肉体的な問題によって引き起こされるケースもありますが、統合失調症におけるそれらの症状は、肉体的に何ら問題がない場合の妄想が生み出すものなのです。 その中にあって、自分自身をその幻覚や幻聴が追い込むという類の妄想もあります。 それは、「注察妄想」や「追跡妄想」です。 いずれも、統合失調症におけるスタンダードな妄想かと思います 注察妄想というのは、自分が常に監視されているという妄想にとり憑かれている状態の事を指します。 常に誰かに見られているという感覚から、自分を見ている人の幻覚を見ることもあるようです。 これは、被害妄想の一種でもあります。 ただ視線を感じるというだけではなく、実際に見られている状態であると確信し、外を出歩けなくなるという状態が、注察妄想です。 それに対して追跡妄想というのは、常に誰かから追われている状態だという妄想が働いている状態を指します。 幻覚、幻聴によって、それがより一層顕著になる事も多々あるようです。 追跡妄想も、注察妄想と同じく、外を出歩けない状態となります。 こういった症状は、精神的に参っている状態の人にも比較的訪れやすいといえます。 ただ、統合失調症ではない人の場合、そこで気のせいだと割り切ることができます。 一方、統合失調症の人の場合は、精神的にどんどん追い込まれ、自分が何者かから命を狙われているという認識で支配され、それを純然たる事実として他者に話したり、一切の交流を遮断するという方向に流れていってしまいます。 http://www2.gz-sf.com/post_19.html 心気妄想・被毒妄想
統合失調症には、陽性症状と陰性症状があります。 妄想の類は陽性症状という分類ですが、「心気妄想」と呼ばれるものは、むしろ陰性症状のひとつとみなされています。 それは、この妄想には幻聴、あるいは幻嗅といったものが大きく関わってくるからです。 これらは通常、統合失調症における陰性症状とみなされますから、心気妄想も陰性と言って良いでしょう。 心気妄想というのは、自分から臭いにおいが発せられている、あるいは自分の身体の形がおかしい、などという誤認識を思い込みとして信じている状態の事です。 実際にはそういう事実はないにも拘らず、そう思い込む原因はいくつかありますが、一番はやはり被害妄想によるものでしょう。 統合失調症の状態だと、周りからヒソヒソ話が聞こえてくる時、自分が中傷を受けているという被害妄想が働きますが、その中傷される原因が自分の身体にあるのでは、という考えから、こういった心気妄想に発展するケースが多いようです。 酷くなると、身体の中に虫が入り込んでいるような幻覚が現れるようです。 また、「被毒妄想」というものもあります。 被毒妄想も被害妄想の一種で、自分が毒を盛られるのでは、という思い込みに囚われ、食事をとれない状態になるようです。 家族の手料理にも一切口をつけなくなります。 この場合は、1人でこっそり食事をするという状態になります。 この症状は、被害妄想の中でもかなり厄介で、酷くなると何も口にできなくなるという状態になります。 http://www2.gz-sf.com/post_21.html 宗教妄想 ←大川隆法先生の症例4
統合失調症の陽性症状には、「宗教妄想」という分類をされる症状もあります。 これは、誇大妄想に近い、あるいはその中のひとつという分類をされる事もありますが、ここでは独立したひとつの種類として取り扱います。 統合失調症における宗教妄想というのは、簡単にいうと自分を神、もしくはその生まれ変わりであると信じ、それを実際に周りの人に話すというタイプの症状です。 誇大妄想に近いというのは、自分を極限まで誇大しているからですね。 世界は自分を中心に回っている。 自分は世界の救済者である。 来るべき時に備え、自分は神となって自分を信じる民を救う使命がある。 現在の世の中を壊し、新たな楽園を作る。 などといった、漫画などでよく見られがちな思想にふける状態がよく見られます。 また、自身を神と信じるだけでなく、他の何かを神と信じ、その神の為には手段を選ばない状態も宗教妄想といえます。 こういった精神疾患は、度々大きな事件を呼び起こしていました。 一番有名なのは、大きな社会問題ともなったオウム真理教でしょう。 宗教妄想というのは、ある意味最も危険な状態といえます。 宗教にはまるという言葉がありますが、この極限状態がこの宗教妄想です。 厄介なのは、自身、もしくはその宗教に対して、盲目的な状態になっている為、理想実現の為には他者を傷つける事を厭わないという点です。 その為、大きな事件になりやすいという性質があります。 病気の診断に関しては、比較的易しい部類と言えます。 だれでもその異常性には気付くことができるからです。 そして、この宗教妄想は統合失調症の中では多い部類に入ります。 こういう時代だからこそ、多くなっているのかもしれません。 http://www2.gz-sf.com/post_17.html 関係妄想
統合失調症における妄想は、いくつかの種類に分類されています。 その中のひとつに、「関係妄想」という症状があります。 被害妄想とも通じるところがありますが、分けて考えるのが一般的のようです。 統合失調症の妄想の中にあって、関係妄想はある意味基礎的な部分と言えるかもしれません。 というのも、関係妄想は、他者の行動や表情などが、自分と関係しているという妄想をするというものだからです。 例えば、街を歩いている時に、後ろから笑い声がしたとします。 すると、その笑い声は自分を嘲笑しているのではないかという妄想が働きます。 これが関係妄想です。 この例だけを見ると、普通の人でも多少なりともあり得る発想ではないかと思われるかもしれません。 実際、それは正しいでしょう。 しかし、統合失調症における関係妄想というのは、これを常に断定する状態に陥っているのです。 その結果、常に自分は好奇の目に晒されている、笑われている、という妄想にとり憑かれ、精神を蝕んでいく状況になってしまいます。 これは、被害妄想ともかなり近い部類と言えます。 関係妄想は酷くなってくると、ヒソヒソ話は全て自分の事を話していると断定したり、特定の歌の歌詞が自分の事を言っていると思い込んだり、テレビや新聞で組まれた特集が自分の事を指し、笑いものにする為にやっていると思い込んだり、という症状がでてくるのです。 こうなると、最終的には自我が崩壊してしまう可能性もあります。 http://www2.gz-sf.com/post_16.html _______________________________ 陽性症状と陰性症状
統合失調症とは、10代から40代くらいまでの比較的若い世代に起きやすく、約100人に1人の割合でかかる病気です。
症状には個人差がありますが、主な症状として、実際には存在しない声や音が聞こえる幻聴やあり得ないことを信じ込んでしまう妄想、頭の中が混乱して考えがまとまらなくなる思考障害、興奮症状等があり、これらはまとめて陽性症状と呼ばれます。 また意欲の低下や自閉傾向(閉じこもりがちなこと)など、エネルギーが無くなったような状態になることも多く、これらは陰性症状と呼ばれます。 このような症状をともなって、多くは20歳前後に発病します。しかし幻覚や妄想は、本人にとって全くの現実と感じられるため、発病を自覚できないことがあります。本人より先に家族や友人が異変に気づくことも多いようです。 脳内には神経伝達物質と呼ばれる物質が存在し、その量の異常も関係していると考えられています。薬物療法では、抗精神病薬という、神経伝達物質の量を調整する薬を用います。薬の進歩は目覚しく、最近の抗精神病薬は幻覚や妄想を取り去るだけでなく、従来の薬では難しかった陰性症状の改善にも効果があります。 統合失調症の症状は、大きく2つのグループに分類することが多く、陽性症状と陰性症状に分けられます。 陽性症状と陰性症状は一見無関係のように見えても、実は根本のところで共通した要素があります。 それが「社会性の欠如」です。 私たち人間は社会の中で暮らしています。そこには法律や生活習慣といったルールがあり、また共通の言葉を使ってお互いの意志を通じ合ったり、常識として情報や知識を共有しています。 これらは社会が存在するためには、必要不可欠のものですが、逆にいいますと、これらのルールを守り互いのコミュニケーションが成立できれば、私たちは社会の一員として生活を送ることができるのです。 ところが、統合失調症は幻覚や妄想、自閉といったように、社会生活上のルールが当てはまらなくなる、あるいは社会との連絡を拒絶するようになります。 これを「社会性の欠如」と呼びます。このことが統合失調症の特徴ともいえますし、治療を難しくしている原因でもあります。 治療の最終的な目標は、欠如してしまった「社会性の回復」にあります。 http://www.karacli.com/schizophrenie.html01.html 陽性症状
陽性症状とは幻覚・妄想・興奮・昏迷などの急性期症状を指します。典型的な統合失調症では、 この陽性症状によって発見されることが多く、薬がよく効きます。 主な陽性症状 幻視 正常な人には見えないものが見える 幻聴 正常な人には聞こえない声が聞こえる 妄想 明らかにありえない考えを正しいと信じ込む 焦燥感 イライラ 激しい興奮 精神運動興奮 奇異な行動 奇怪な格好や空笑 無意味な行動を繰り返す 攻撃的な行動など 思考形式の障害 支離滅裂な言葉、不可解な返答など 場にそぐわない感情 陰性症状
陰性症状は発症した時点から現れることもありますが、通常は発症後数年経つうちに目立ってくるものです。
陰性症状は陽性症状と反対に、正常な心理状態にまで及ばないものを指します。 「及ばない」というのは、普通の人よりも感情の揺れや言葉・行動の動きが鈍くなり、通常の状態にまで至らなくなることです。 代表的な陰性症状
自閉 引きこもり、自分の殻に引きこもること 無為 意欲が低下し、何に対しても関心がなくなること 情動の平板化 情動鈍麻 表情が乏しくなる、自発性がなくなる、感情の変化が少なくなる 声の抑揚がなくなる 思考の貧困 会話が少なくなる、会話内容が貧しくなる、すぐに返答できなくなる。使う単語が少なくなる 意欲・発動性欠如 身だしなみに気を遣わなくなる、だらしなくなる 仕事や勉強が長続きできない 快感消失・非社交性 趣味や娯楽などへの関心が薄れる、性的関心の低下 親近感を感じなくなる 注意力の障害 ぼーっとしている、物事に集中できない これらの症状は、従来の抗精神病薬では効果がないとされてきました。 しかし近年では非定型抗精神病薬という新タイプの薬が登場し、陰性症状にも有効との報告が多くなされています。 http://www.karacli.com/schizophrenie.html02.html
躁うつ病との鑑別診断 ← 大川隆法先生の引き籠りを鬱病だと誤解している人が多い
躁うつ病(双極性障害)の躁状態が陽性症状に、うつ状態が陰性症状に類似することからときに鑑別が難しい場合があります。
大きな違いは統合失調症が「思考」の障害であるのに対して躁うつ病は「気分」の障害であることから、症状が気分に関連して変動する場合には躁うつ病として鑑別が可能です。 また、躁うつ病は躁の病期とうつの病期がはっきりと分かれ、病期と病期の間は正常な機能レベルに回復しますが、統合失調症の場合にはそのような病期があることはまれで、正常な機能レベルに回復することはありません。 http://www.mental-navi.net/togoshicchosho/shindan/kanbetsu2.html 25家族に一人いる割合であり極めてありふれた病気。 心の肺炎というくらいありふれた病気。
100年前は不治の闘病と言われていた。 中身は違う。8〜9割が社会の中で生活している。 実際問題として、半分以上の人が入院しても退院する。一年以内。 一年たっても一割が退院できない人がいる。 つまりタイプが違う。 三年たっても退院できない人は直り難いタイプ。
統合失調症はありふれた病気だ。統合失調症は原因が不明である。 ショックやストレスでなるという訳ではない。 なりやすい体質 内因性の病気。早い人で中学生 就職したて。思春期青年期の人がなりやすい。 特有の精神症状。被害的な幻覚妄想。 陽性症状という。かんかい収まっている状態。 いろいろなきっかけで再発を繰り返すケースが多い。 頭の中に一度この病気が起きると、何かのきっかけで発症する。 インストールしてしまうと幾らシャットダウンしても起動されてしまう。 インストールされたソフトはものすごく丈夫である。容易に繰り返す。 履歴現象、慢性の経過をたどりやすい。 後遺症を残す。地味な症状。 なおったと言う矢先に、頭の働きが落ちる。 認知症状が出る。生活に支障が出ることもある。 仕事についても続かない。物忘れがある。 はっきりした症状のない影に隠れた症状。 脳の機能障害。中枢の失調障害。 「からっぽやみ」などは心の病気 反応が重い。コンピューター(脳)の働きが微妙にかんばしくない。 陽性症状として幻覚が見えて恐怖がはっきりしている。 気分障害、躁の元気が出て出てという場合認知症がでてぼーとかんばしくない。 このために世の中で自立して生活していくのが難しい 前駆期、神経症みたなのがずるずる伸びる 何かへんだなぁと思っている間に緊迫感が襲ってくる。妄想気分。何か起こりそうだ。 世の中、何か変だ。気分がそのうちに結実していく。 妄想の形が被害妄想に、恐ろしい言葉が聞こえてくる。 恐怖で人を拒絶する。それが続くと興奮してくる。 急性期を経て発祥したと言う。 薬で回復してくる。眠気、だるいと病気疲れが出る くれらを繰り返す・・履歴現象 なかなかすっきり治らなくなる。 ずるずるとして院生症状が出てくる。 言葉が豊かでなくなる。 言葉をかけてもどうですかと言葉をかけても 「なに?」と怒る反応をしてくる。 無関心、脳の躍動が低下していく。 もっともひどいと膝を抱えて無為となる。 今は薬が進んでそういう人はいない。 関係の無い人を被害妄想の対象にする。 幻聴、自分にコメントする。 思考仮性、ものが聞こえてくる。 思ってもいないのに、声が聞こえてくる。 思考電波、自分だけでなく人にも聞こえていると思う させられ体験。混迷。おかしいおかしい、とフリーズする。 それがいきなりスイッチが入り止らなくなる。 笑いながら歩く、なども陽性症状。 急性期では自分が病気だとは思わない。 言葉が聞こえたり見えたりすると恐怖で恐怖に襲われる。 頭、感情が低下してくる。表情がなくむすっとしている。 若い頃に起きてくる。怖い怖いと急性的に出る場合 薬でシャットダウンするとスパンと治る。 妄想型はなかなかやっかい。 本人には執拗に妄想に翻弄される。 なかなか病院につなげるのが難しい。 ぎゅと悪くなってすぐ治る人と 治らないタイプの人もいる。 多くは繰り返すうちにだんだん治らなくなる人が多い。 何回か再発したが何とか世の中で生活している すっぱり治ったというひとが4分の1。 再発しているひとが4分の1くらい。 何とか繰り返しながら生活しているのが半分くらい。 治療が遅れると治りが悪い。 かんかいに進みずらい。 いかに上手に治療していくか。 頭がなぜぼーとしてくるのか。 グルタミン酸、伝達物質がやたらに 多く働くと脳の働きが障害されるという説がある 何度か繰り返すと治り難くなる 悪くなってもなかなか治療を導入できないと かんかいまで持っていけず治り難くなる。 治療とは薬物療法。 前駆期で症状に気がつき早めに治療。 予防する方がいい。がなかなか進まない。 陽性症状、陰性症状が良くなっても 頭の回転がどうも芳しくなくなる。 つまり認知症状が出てくる。 それが最近になってわかってきた。 具体的に言うと、物覚えが悪い。 今言ったことが思い出せない。 二つくらいしか覚えられない。 人の話が理解できない。 ニュースの意味が分からない。 知識が無いと勘違いする。 二つのことが同時に出来ない。調理が出来ない。 スピードについていけない。 スピードの慣れ、が出来ない。 集中力がない、世の中は雑音だらけ。 われわれは雑音を排除しているがすべてはいってくる。 だから疲れる。そして傷つきやすい。誇り高い。 人の表情が読めない。ジョーダンを取れない。 そんな辛さがある。 そのために就職が出来ない。 金銭管理、身だしなみ 人付き合い、気配りが出来ない 作業能力が出来ない。柔軟に対応できない。 ということから元気そうにみえても 就職できないという事を引き起こす。 脳の情報処理が微妙に障害されている 記憶の障害。最近は病気になる前から 不器用さがあったのではないか。 脳のコンピューターの重さがあったのではないか と言われている。 なるべく早く治療かせ必要であり再発を防ぐ。 世の中で何とかやっていくには、この認知機能障害の 方が実は大きい。頭の働きの方が左右する。 何も症状がなくすっかり治っても認知機能症状が あるとどうしても社会復帰は難しくなる。 作業療法など訓練をする必要がある。 30〜40パーセントと双子を比較した場合の数値 その結果から遺伝とは言い切れない 養育環境と昔言われた。現在完全に否定。 家庭環境や養育環境は、予後にはものすごく関係。 家族の対応がその後の経過に影響する。 親とか家族関係は発症に関係がない。 退院した人の予後を研究した。 ぶり返した人とそうでない人の比較。 一人暮らしの人の方が家族と暮らす人より再発が少ない。 一人暮らしの人の方が再発が少ない。 関係のあったのは感情表出。家族の対応で変わる。 ネガティブの感情を外にあらわす。 軽蔑、敵意、それらを言葉にだして言う。 家でごろごろしていることに小言を言う。 本人にとって嫌な感情を表現する 小言とか叱る、軽蔑する、おおげさな過保護な言葉 疲れてしまう。それらを言わない。 それを言う家庭と言わない家庭ではずいぶん違う。 いつも言っているとすぐ再発する。 思っても言わないという家族の協力が必要。 文句を言わない。ちょとでもほめる。いい所を認める。 そういう対応が再発を防ぐ。 自分が一番つらい。 塩で傷をなめられる感じとなる。 「さっき言ったしょ」という言葉。 「また」というネガティブな叱責はしない。 本当に心から言わない人は「無関心」な人 思う人は一生懸命小言を言う。それを少し変えてみる。 ご家庭においてもご主人に対しても子供に対しても対応は同じ。 右向いたら「右むいてだめでしょ」としょっちゅう言われる人がいる。 子供は特に注意が必要、配慮かせ必要。 薬を飲まなくなったら再発するがそれよりもいい環境をつくること。 小うるさい家庭の中にいて定期的に薬を服用しても半分は再発してしまう。脳に対するストレスの大きさ。http://blog.livedoor.jp/nekomalo/archives/50923897.html
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