http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/243.html
Tweet |
http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/12609198.html
遺跡破壊を自ら宣伝するISILの意図はサブリミナル効果をこれから使うということ
過激派組織であるISILが、イラク北部に位置するモスルの博物館の石像などをハンマーや電動工具で破壊する動画をWeb上に公開したということです。
いくら信仰があつくても、遺跡を破壊することは今までやってきませんでした。だからこそ、今遺跡が残っているのです。偶像崇拝を禁止する宗教はいくつもあり、そういった宗教を信じる人々が多数派を占める国家であっても遺跡破壊をすることはあまりなかったのです。
一般市民から見れば、こういった破壊行為は狂気の沙汰です。まあ、自国の防疫センタービルを、いえ、貿易センタービルを、飛行機を突っ込ませ、爆薬で倒壊させ、それをイスラム教徒のせいにするようなことをやる方がよっぽど狂気の沙汰ではあるのですが、世界貿易センタービルの方は本当にイスラム過激派がやったんだと多くの一般市民は未だに信じ込んでいます。信じ込んでいるというよりも、たいした関心はないが、マスコミや政治家がそういうので一応そうだと思っているということでしょう。しかし、世界貿易センタービルのテロと今回の遺跡破壊は多少意味が違います。世界貿易センタービルのテロ攻撃は一般市民にはまねできません。しかし、遺跡破壊は一般市民が簡単にまねできるのです。
サブリミナル効果を使ってマインドコントロールするためには、後々そう言った事が行われたということを隠す必要があります。そのため、一定の行動を起こしたのが自らの意志だと思い込ませるための環境づくりが必要なのです。
環境づくりはいろいろな形で可能です。一つは、経済的に誘導することです。お金をじゃぶじゃぶ使わせることでかなりモラルを廃頽させることが出来ます。反対に困窮化させても、いろいろな形で犯罪行為をやらせることが出来るようになります。ロールモデルを使うこともよく行われます。映画などで一定の行動を素晴らしいものだとか、今までは道徳的によくないと思われていたが時代が変わったんだと宣伝するわけです。ロールモデルの一つに、犯罪行為をくり返し宣伝することがあります。犯罪行為ですから普通は誰も自らやろうとは思わないのですが、他の誰かがやったとしてもそれを疑問に思わなくなります。
もう一つのやり方は相手を孤立化させ、他の人が状況を知ることがないようにすることです。地域ごと孤立化することが出来れば、その地域の人びと全体にサブリミナル効果を使うことが出来ます。
サブリミナル効果は、多分技術的に相当に研究され、テレビとかパソコン、スマートフォンなどの画像を通じて、相手に気がつかれないまま、かなり極端な行動をやらせることが出来るようになっているはずです。
今の世界のおかしいところは、学者の方たちや政治家の方たち、またはマスコミ関係者が世界の実態に踏み込むことをせず、まるで中学校の学芸会のような言論をすることです。サブリミナル効果が相当程度に既にいろいろな場面で使われていることをきちんと指摘することが必要だと思います。
2015年2月27日20時00分 武田信弘
***********************
http://news.ameba.jp/20150227-488/
イスラム過激派組織「ISIL」 イラク、モスルの博物館の石像など破壊する動画公開 ユネスコが非難声明
2015年02月27日 16時03分
イスラム過激派組織「ISIL」が26日、イラク北部に位置するモスルの博物館の石像などをハンマーや電動工具で破壊する動画をWeb上に公開しました。壊されたのは、1985年に世界遺産に登録されたハトラ遺跡の彫像や、ニネヴェの芸術品などです。
【拡大画像や他の画像】
ユネスコのボコバ事務局長はこの行為に対し声明を発表。イラクの歴史、文化に対する計画的な攻撃であり、暴力と憎しみを煽り立てるものだと非難しています。
現在、イラクやシリアから文化財を略奪する行為が前例の無い規模で起こっており、これらも武力組織やテロリストの資金源になっています。12日に行われた国際連合安全保障理事会では、イラクやシリアの文化財の略奪、密輸の防止などを各国に呼びかける「安全保障理事会決議 2199」が採択されました。
今回の「ISIL」の破壊行為はこの決議を侵害するものだと、ボコバ事務局長は声明で発言。文化的な悲劇をはるかに越えた安全保障問題だとしています。イラクの文化財を保護するために国連安全保障理事会の緊急会合を行なうことを求めています。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。