http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/221.html
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(回答先: 世界は“悪の論理”で動いている〜戦後65年、日本は独立国家ではなかった/奥山真司 投稿者 仁王像 日時 2014 年 12 月 23 日 14:29:10)
第3章 世界の常識「地政学」とは何か
≪アメリカで国家の戦略体系として完成した地政学≫
≪地理的概念を変えてしまった北極海の氷解≫
「北東航路」の誕生という新たな地政学的転換である。地球温暖化で、本来は通り抜けられなかった北極海が通行可能となり、ここに新たな航路が誕生した。
パナマ運河やスエズ運河など、本来通れないはずのところに新しい道ができて通れるようになると、世界中の国家の地政学的な観点、つまり世界観が変わる。
北極海のルートは、日本、中国といった極東の国々にとって、恩恵が大きい。
もう一つ重要な要素は、北極の氷の下に石油をはじめとする莫大な資源が眠っている可能性が大きいことである。
エネルギーはともかく、北東航路の開発は日本にはまたとないチャンスとなる。これまでアメリカ一辺倒だった日本の国際戦略にとって、ヨーロッパ諸国との緊密な連携という新たな選択肢が誕生するかもしれないのである。
第4章 日本の属国化を狙う中国
≪沖縄をコントロール下に敷こうとする中国≫
≪中国13億人の国益は陸より海にある≫
第5章 日本を捨てるアメリカ
≪アメリカの最重要地域である中東戦略≫
ヨーロッパ、アジア、中東という三大地域への関与の仕方だが、アメリカの総合的な「大戦略」として、次の4つの度合いに分類することができる。
@完全支配
A選択的関与
Bオフショア・バランシング
C孤立主義
冷戦後の経緯を大きく見てみると、アメリカの大戦略は「完全支配」と「選択的関与」の二つの戦略の間で揺れ動いていたと見ることもできる。
中東地域はイスラエル問題やイラン核問題があり、依然として危機の火種がくすぶっている。必要とあらば、再び「完全関与」の方向に傾くだろう。
しかし、アメリカの国力が相対的に低下してきたため、三地域での選択的関与を維持することが難しくなってきた。そこで、まず戦略的な重要度が低い東アジアを、「オフショア・バランシング」のレベルまで落とそうとしているのである。
≪中国に対抗できなくなったアメリカの権威≫
【出典】同前
・http://www.asyura2.com/14/china4/msg/575.htmlの仁王像コメントから
>腐敗撲滅政策が山を越え、政局の安定を実現したとして、習近平国家主席は次に何を目指すのでしょう。
天児:私は、政治改革に向かう可能性があると考えています。
良いだろう。その過程で中華連邦国が誕生していくことを期待する。ここで初めて対日感情が劇的に変化する。
>対日政策が変わる可能性はあると思います。
多少変わるかもしれないが、根本的には上でなければならないと思う。チベッ族とウイグル族は独立し、その他の区域は、住民の総意によって、さしあたり中華連邦にとどまるのも良い。
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