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入試不正と地熱発電
あまり関係ないものだとは思う。しかし、ここ20年ぐらいの日本の状況を見ると、実際にはかなり関連性があるのかもしれない。
阪神大震災が1995年に起こり、その2年後の1997年に東電OL殺人事件が起こる。そして、1997年に地熱発電が新エネ補助金対象から外されるのだ。それ以来、地熱発電は新規開発が止まったと言ってよく、2011年の原発事故以来の再生可能エネルギーブームが来ても地熱開発はあまり進んでいない。
入試不正が本格化したと思えるのが1993年だ。この年、中学校現場での業者テストが全国的に禁止になった。これ以降、公立高校への推薦入試枠大幅拡大とか、中学での成績評価がそれまでの相対評価から絶対評価へ変わり、また大学入試もいわゆるAO入試とか推薦入試が激増し、一般入試で入る生徒の方が少数になる学校さえ現れた。
1980年代、東京の新宿駅周辺にホームレスの方たちは既に存在していた。しかし、2000年に入ると、本当に激増しているはずだ。確か2003年だと思うが、上野公園に行って、ホームレスの方たちが生活をされているテントが数多く張られているのを見て驚いた。1980年代よりも社会全体の富は確実に増加したはずだが、その結果は階層化だった。
何が言いたいかというと、入試不正組が不当に得た地位にしがみつくあまり、社会全体の劣化を招いているのではないかということだ。地熱発電をやることによって、日本はエネルギー自立が可能だ。地熱発電の可能性は資源も技術もある日本においてほぼ無限と言ってもいいぐらいであり、地熱開発によって冬場の農業も可能になるだろうし、水素エネルギーを地熱から作り出すこともできる。ごく普通に考えて、日本には太陽光や風力よりも地熱が向いていることははっきりしている。それでもほとんど地熱開発が進まない。大手のマスコミが言い出すことはあまりないし、政治家が地熱開発を言うことはほとんどない。
結局、今の利権にしがみついて、それを後生大事にしているから未来に向けて変革ができないのだ。入試不正の呪縛は重い。
本来は、入試不正の当事者の方たちがこういった状況を理解して、何らかの動きをする必要がある。
2014年11月06日20時30分 武田信弘
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