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「日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと〜こうして日本人は国を愛せなくなった」高橋史朗/致知出版社 H26年から抜粋
≪「ウォー・ギルド(戦争有罪性)」という考え方≫
戦後、日本の「再教育・再方向づけ」のための最重要課題は、「罪の文化」が欠如した日本人の心に侵略戦争を起こした罪の意識すなわち「戦争有罪性」を植え込むことであると考え、「精神的武装解除」政策の最重要課題としてウォー・ギルド・インフォメーション・プログラム(WGIP)が実施されたのです。
≪戦後日本の「義眼」の原点にある『太平洋戦争史』≫
WGIPは、『太平洋戦争史』を日本人に徹底的に刷り込むことから始まりました。この『太平洋戦争史』の基となったのは、1943年にOSS(戦略諜報局)が作成し、アメリカ国務省が発表した『平和と戦争』という公的な米国史観です。実は、これが戦後教育の自虐的な歴史観の根っこにあるものの正体です。
当時の日本人は「大東亜戦争」という言葉を使っていました。しかし、それが禁止されたのです。したがって、戦後の歴史教科書の中で「大東亜戦争」という言葉は使われず、「太平洋戦争」と書かれています
また占領軍は、日本人に犯罪意識を刷り込むために共産主義者や社会主義者を利用しました。コミンテルン史観によると、明治維新以来、日本の対外戦争はすべて天皇制絶対主義国家の侵略戦争であると見なしています。
≪日本人に贖罪意識を植え付けるキャンペーンの始まり≫
戦後の教育改革を主導したCIE(民間情報教育局)の主要任務は、日本人の「内部からの自己崩壊」を目指す「精神的武装解除」にありました。その中身を具体的にいうと軍国主義と超国家主義の排除ですが、それを実現する情報宣伝活動の中で最も重視されたのが「戦争有罪性」と戦争責任です。
≪映画を通じて無意識のうちに行われた日本人の洗脳≫
(略)
≪検閲の強化により日本人の伝統的価値観を封じ込める≫
(略)
≪戦前の日本を全否定した「新教育指針」≫
(略)
WGIPの先駆的研究で思いつくのは、江藤淳「閉ざされた言語空間」がある。本書は、米国の資料を精力的にあさり、その趣旨をさらに詳細に論じている。
- Re: 現代の日本人から対米完全独立の気概が薄れている根本要因は、戦後の米国による執拗な洗脳教育にあったと、改めて言え 仁王像 2014/7/27 22:54:29
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