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まあ皆さんは第二次日中戦争の予感は巷間伝えられてるようにひしひしと現実味を増してると思いますが、日米戦争て、というかたがほとんどでしょう。
でも歴史は繰り返すといいまして、奇妙な一致が目立ってきた昨今です。
例えば第二次東京オリンピクは六年後ということですが中止された最初の東京オリンピクは1939年でした。つまり第二次上海事変の2年後でした。そしてその2年後には日米開戦となったわけです。
これを現代におきかえると2018年には第二次日中戦争開戦、2022年には第二次日米戦争開戦ということになりますな。
そういえば、明治維新後約75年で幻の第一次東京オリンピクで、戦後75年で、第二次オリンピクってのも一致しています。三陸大地震なんかも時間的にちかいです。
でも、どう考えても戦うのは日米対中国という図式以外現実味がないということで片付けていましたが、俄に安倍内閣の登場で、日米関係が戦後最悪という状況に近づきつつあります。
安倍内閣はアメリカのリベラルバイアスを過小評価していたようですが建て前上でも民主主義の擁護者の看板を背負っていなければ覇権は維持できないのです。
そして中国のゴールデンタイムの日中戦争の日本鬼子のイメージに表されるように日本人の一般的評価は残酷なことが平気にでき、仕事では真面目で厳格な肯定面も戦時にはその対人的に残酷な振るまいが表面化するというものですが、これは実は戦中のアメリカ人の日本人観そのものです。
それが安倍内閣の右シフトでアメリカに俄に蘇りつつあります。
しかし、それが米中の対日包囲網へ直結するとは陰謀論的見地を除いて支持されにくいでしょう。
でも、現在の中国のGNPの成長等の驚異的な変貌が今度の尖閣問題のバックグラウンドにあるようにこの経済発展を共産党政府が制御できず、仮に中国の分裂や台湾主導の統一が実現した場合はどうでしょう。その時点で戦前の国府を対手とせずというように日本が反中政策や反韓政策を取りつづけ独自の東アジア防衛政策を取りつづけた時、日米安保が継続する可能性が高いでしょうか。
そ考えるとこの六年で日米関係がねじまがる可能性は低くないのです。戦前もまさか日米が開戦するとは帝国軍人の大半が夢にもみていなかったのですから。また、アメリカとソ連や中共が連合するとは想像もできなかったのですから。
しかし何人も歴史を予言はできないのは確かです。それはまた、何がおこってもおかしくないということです。
安倍首相の映像をみるにつけこれらの最悪のシナリオがたんなる戯言であることを切に願うばかりです。
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