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(回答先: 対米・完全独立への具体的プロセスは研究課題である 投稿者 仁王像 日時 2014 年 2 月 25 日 20:18:19)
「新しい世界観を求めて」佐高信・寺島実郎/毎日新聞‘10年から抜粋
<米軍基地を根底から見直す>
【寺島】 ドイツが93年に手をつけたのと同じように、日本における米軍基地を段階的に縮小する道を探らなくてはならない。全世界に米軍が持っている大型の海外基地のトップ五のうち四つ(横須賀、嘉手納、三沢、横田)が日本にある。東京23区の1.6倍もの米軍基地を、日本はいまも抱えている。
アメリカが全世界に展開している基地のうちで、駐留している国が七割も経費を持っているようなケースは、他に一つも例がない。しかもアメリカがほぼ管理権占有している基地というのは、世界中の米軍基地のなかでもわずかです(グアンタナモ)。p41〜2
<日本に独立国家としてのステータスはあるのか?>
【寺島】 戦後65年間というもの、いったい我々は何をつくってきたのか。
…懸念されるのは普天間問題を沖縄の負担軽減問題とのみ認識し、「沖縄との約束」という視界だけで必死になっているということですね。本質は国内の利害関係ではなく、米国といかに向き合うべきかということです。基地を削減して、なおかつ良好な日米関係を保っていくという選択肢をどこまで探究していくのか、…このことが問われているのは間違いないわけです。p44〜9
〔仁王像〕
安倍とその側近たちが、米国の意向に逆らったり異議を唱えているのは、中身は別にして今までには見られなかった面白い現象である。おそらくご主人様の属国支配にそろそろ嫌気がさしてきているところがある。同時に米国の力の衰退も視野に入っていると見る。安倍政権が口火を切ったこの流れは、今後政権が変わろうとも変わらないだろう。賽は投げられた。
鳩山が火を点けた沖縄の反基地闘争にも良い影響を及ぼせば良い。といっても安倍の個人技に期待しているわけではない。全土にわたる広範な突き上げがあってこそ、沖縄は新たなステージを迎えることができようというもの。
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