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マインドコントロールに対抗するために(1)
これから何回かに渡り、「マインドコントロールに対抗するために」というタイトルの記事を書きたいと思います。
まず、テレビとかパソコンなどの画面を通じてのサブリミナル効果を使ったマインドコントロールについてです。自分がサブリミナル効果という現象を最初に聞いたのは1970年代のことで、その頃はかなり効果があるという話しだったと思います。ところが、少なくとも4、5年前にはサブリミナル効果はあまり有効性がないという話しになっていた様子です。お茶の水大学などのサイトでもあまり効果がないということが述べられていたと記憶しています。しかし、同時に、日本の有名な心理学者で、催眠状態での心理治療をやっている方がサブリミナル効果は大変に効くんだと発言されているという記事を読んだことがあります。
自分自身の経験から言うと、サブリミナル効果は大変に強力なものだと感じています。僕が県立高校での大規模な入試不正の告発に関わりだした20年程度前から何回か明らかに自分自身で自分の行動が不合理だと後から考えると思えることがありました。一瞬にしてということではなく、多分数日をかけて自分自身の考えが変化して行ったようなのですが、現実に起こっていることに対して明らかに不合理な行動をとっているのです。一つ例を挙げてみましょう。
自分は教員時代、入試不正などの証拠書類などを大きなバックに入れて授業中であろうといつであろうと持ち歩いていました。自宅に帰っても、常に自分が直接見える場所に置いておくことをしていました。ところが、ある時から玄関を入るとその重いバックを部屋まで持って行くことを苦痛に感じだしたのです。そこで、つい、玄関にそのまま置きっぱなしにすることを確か数週間続けてしまいました。玄関に置きっぱなしにしながら、これは本当はよくないと考えていたのですが、つい、玄関を入るとめんどくさいと感じてしまうのです。そして、これはやはりどう考えてもまずいと思って、そのバックの中を改めたときには、重要な書類やその他のいろいろな工作の証拠が見事無くなっていたりすり替えられていたりされていました。
このことが起こった後、僕を退職に追い込む工作が、ゆっくりではありますが、始まったので、明らかに意図的にコントロールされたものだと思います。
この時のマインドコントロールは一定のことをするようにと言うものであり、また、多分、かなりの長期間、と言っても現実には数日であるでしょうが、テレビなどの画面から僕の潜在意識に対してメッセージが送られたのでしょう。
現実には、「あることをやれ」というメッセージだけでなく、「あることをやるな」というメッセージが送られることもある様子です。
また、ある事件が起こったときに、その原因なり背景なりを故意に誘導することも行われています。ある事件が起こったときに、これはこういう理由でこういうやつが犯人だと考えても、後で振り返ってみると、明らかに不合理で現実的に不可能なことを考えていたことが何回かあります。この場合は、誤誘導の対象となるものが事前に用意されていることが多い様子です。ものが壊されたときに、そばにいた猫のせいだと考えたが、実際には猫にやれることではなく、人がやったことだというような事例です。これも、いつそのマインドコントロールがされたかは気が付きません。多分、多くの場合、事件が起こる前にサブリミナル効果が使われていると思います。
マインドコントロールが急激に欲求を起こすことに使われることもあります。多くは性欲に関係したもので、もともと誰にでもある欲求を急激に強めるものですが、場合によっては犯罪をやらせるものもある様子です。性欲に関するサブリミナル効果もかなり複雑でいろいろなものがあると思います。場合によっては性欲を感じなくさせることもできる様子です。
単に性欲を高進させるだけの場合や特定の相手に関心を向けるようにすることもできるようです。性欲とは異なりますが、特定の相手に対して嫌な気持ちを持つようにするコントロールもできるようです。
具体的なサブリミナル効果のやり方も多分何種類もあり、特定の相手のイメージをサブリミナル効果で見せて好意を抱かせたり性的な興奮をさせることなどは多分初歩の初歩の技法のはずです。あまり使われているとは思いませんが、完全に理性を失わせるほど強い性欲を起こさせることも可能であるようです。インドで昨年暮れごろ、ひどいレイプ事例が何例も報告されましたが、自分はサブリミナル効果やその他のことを使ったマインドコントロールがあったのだと考えています。
画面を見ているときに、明らかに不自然にそして急激に性的な興奮が起こったことがあり、自分でそういった現象を体験しながら、ああこれはサブリミナル効果が使われているなと思ったことがあります。
いろいろな国同様日本でも政治家がハニートラップにかかる例がありますが、事前に性欲の対象が用意され、その上でサブリミナル効果による誘導が行われる場合がよくあります。
さて、ここから対抗策について述べます。
1.最も基本的なのは、自分がどう言う危険性にさらされているかを常に意識するということです。少なくとも何らかの形で誰かが嫌がることをやる立場にいる人たちは、このことを常に考えるべきだと思います。何かの告発をしている人とか、政治家、官僚、マスコミ関係者、司法関係者、警察官などは、常に、自分がどんなコントロールをされる危険性があるのかを常に意識しておくべきです。
2.サブリミナル効果を使ったマインドコントロールの手口を理解しておくことです。多分、自分が上に述べたことなど、現実の技法に比べたら大変に初歩的なものでしかないと思いますが、それでもこういったことが起こり得ると知っておくだけでもある程度はサブリミナル効果に対抗ができるはずです。多くの場合、サブリミナル効果であるとは思わせないために、コントロールが自然なものであると見せかけることが事前に行われます。株で儲かったという報道がされた後、株をやれと言うサブリミナル効果が使われるなどです。
3.サブリミナル効果は画面を通してのものですから、大きな画面とか同じテーマの画面を長時間とか何回も見ないことです。例えば映画のセックスアンドザシティとか、日本のテレビドラマの「高校教師」、「金曜日の妻たち」などはサブリミナル効果を使われた可能性が強いと自分は考えています。もちろん、これらの製作者や放送局などがサブリミナル効果を使ったという意味ではなく、何らかの形で、画面を写す時にこれらの作品がサブリミナル効果を使う材料として使われたという意味です。なお、アメリカで戦後生まれの世代の離婚率、再婚率が高まり、1980年代ぐらいから家族の形が急激に変化してしまいましたが、自分は、このことの背景に黒人家庭の破壊意図があったはずだと思っています。このころのテレビ放送は黒人家庭も白人家庭も区別できなかったので、社会一般で家族破壊が起こりましたが、そこにドラックやエイズが加わり、黒人家庭が特にひどく破壊されていきました。これとは多少違いますが、日本でスーパーフリーという大学生のサークルで「組織的な輪姦事件」が起こされたことがあり、この事件の背景にもサブリミナル効果によるマインドコントロールが使われていたはずです。多分、同様なことは1980年代から世界各地で起こっていて、ヨーロッパなどでも薬剤がらみで学生生活の破壊がされていった様子です。
4.まだ自分で試したわけではないのですが、画面に細かい網状のものをかぶせてしまえば、サブリミナル効果を使って映像を見せようとしてもはっきりと見ることが出来ないのでサブリミナル効果によるマインドコントロールの防止になると思います。例えば網戸に使う細かい目のアミをテレビやパソコンの画面に貼っておくのです。これなら、多少見ずらいですが、画面の情報は分かりますし、一瞬の映像ならあまり見ることが出来ませんし、複雑な文字情報は多分かなりの程度自分の頭に届くのを防止できるはずです。
5.自分自身の行動や考えが変化しているかどうかをなるべく自分で観察することです。出来れば、日記を付けるといいと思います。なるべく基本原則をはっきりと立て、自分がその原則に従わないことをしようとするときに、これは何らかのマインドコントロールの結果ではないかと検討することです。
今の世界は様々な形でのマインドコントロールがされています。その内のもっとも破壊的なものがサブリミナル効果を使ったマインドコントロールです。次回は、どういった意味でサブリミナル効果が破壊的なのかを述べます。
2014年1月2日23時40分 武田信弘 ジオログのカウンターの値:40906
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