http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/130.html
Tweet |
60年前に赤ん坊の取り違えがされてしまい、それが原因で辛い人生を送ってきたという人が裁判で取り違えが起こった病院から3800万円の支払いを受けたという事件が報道されている。
しかし、この事件、相当程度に不自然だ。
今年60歳というとちょうど僕と同じ年だ。あのころ、中卒で仕事に就く人はかなりいた。そういった人たちの多くは、今、少なくとも半分以上の人たちが安定したそれなりに恵まれた生活を送られていると思う。中卒、大卒と言うことがどうもあまりにも強調されていると思う。そもそも、大学卒、または大学院卒でも不幸な状況になっている人たちは数多くいる。中には刑事罰を受ける人たちもいる。
自分は、この事件、2009年に起こった島根県立大女子学生バラバラ殺人事件や千葉大園芸学部女子学生殺害放火事件と同じ狙いを持ったものだと思う。これらの事件は、首都圏に学生が集中してしまい、もっと地元で進学就職してほしいという意図で、親元を離れると危険だというイメージを植え付けるために起こされたはずだ。今回の事件は、大掛かりな世論コントロールのための原資が必要なため、もっと多くの入試不正をやらせて裏金を取りたいと考えて起こされたものだろう。
ともかく、明らかに不自然な点がある。
1.なぜ、こんなにも対照的な家庭環境だったのか。普通、ある一つの産科にかかる家庭はある程度同じような環境だ。
2.取り違えがだれの責任で起こったかは確認されていない。それなのに、なぜ病院が3800万円も払うのか。悪意のある第三者がやった可能性を否定できない。
3.もし、病院に責任があるのであれば、どうやって3800万円と言う金額が算定できるのか。もし、病院の責任であれば、60年と言う年月を考えるともっと多額になるはずだ。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131126/t10013360471000.html
「実の兄に一目会いたいと」
11月26日 21時13分
「実の兄に一目会いたいと」
60年前に生まれた東京の男性について、東京地方裁判所はDNA鑑定の結果から病院で別の赤ちゃんと取り違えられたと認めたうえで、「経済的に恵まれたはずだったのに貧しい家庭で苦労を重ねた」として病院側に3800万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
取り違えられた男性の弟の1人はNHKの取材に対し、「家族として、実の兄に一目会いたいという思いでこれまでやってきた」と述べました。
取り違えられた男性の弟の1人は、「母親が生前、『いちばん上の兄が自分の子かどうか違和感を覚える』と何度か話していたことが1つのきっかけになって、探し始めた。実の兄を見つけ出すまでは本当に大変で何度もくじけそうになったが、家族として、実の兄に一目会いたいという思いでこれまでやってきた」と述べました。
また、おととし、初めて連絡を取ったときのことについて、「実の兄は最初、詐欺だと思って信用してくれなかったが、自分の写真を手紙と一緒に送ったら『確かに似ている』と言って、ようやく会ってもらえた。実の兄は、本来育つべき環境で過ごすことができず、実の両親にも会えず、気の毒でしかたがない。父も母も無念だったと思う。こんなことが実際に起きていいのかと、病院には怒りを感じる」と話していました。
「なぜこんなにつらい人生なのか」
取り違えられた男性はNHKの取材に対し、「今まで長い間苦労をしてきて、何でこんなにつらい人生なんだろうと思っていた。取り違えが分かってからの数か月は毎日、涙が出た。こんなことがなければどんな人生だったのかを考えると悔しさが募り、病院に対しては怒りしかない。でも、苦しい生活の中でできる限りのことをしてくれた元の母親やかわいがってくれた兄弟には感謝の気持ちしかなく、複雑な思いもある」と話していました。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。