http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/128.html
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みんな中国共産党がぎんぎんの資本主義都市である香港の治めていることは知ってるよな。
1997年だったかな、それから中国本土が総香港化しつつあることも知ってるよな。
今や、資本主義対社会主義あるいは自由主義対全体主義なんてきれいに線を引ける時代はとうに終わって、体制のクロスオーバーな時代であるのだ。
簡単にいえば、選挙で一つの党から議員が選べるか複数の党から選べるかの違いだけだな。英米なんて二つしかないし、その点では中国のほうがかたちだけ多数政党制だ。
で、JAPAN人ときたら自民党って実質、開発独裁政党をこよなく愛していると見える。というかその民族性の身からでた錆なんだろうな。
で、アメリカの傘下で官僚が威張り散らす19世紀的専横国家JAPANがどこまで、全体主義国家になれるかという思想実験をしてみよう。
というかどこまでアメリカがその矛盾に耐えられるかということだな。
歴史を紐解けば、フランコ統治下のスペインは英米の支持がなければ、1975年まで続くわけがなかった。
アジアではスハルトとかマルコスなんか有名だが、ラテンアメリカのピノチェトなんかもろ遅れてきたファシスト体制だった。それもイギリスが保護したしな。
結局、これらの右翼全体主義とソ連等が違うのは建前だけ、労働者の権利を謳うかどうかで、既存の大企業と政府という支配層のむつまじい関係を擁護するか、新しく一時的に労働者階級をだまして政府のみの全体主義支配かの違いだけだ。
理屈っぽくなったが、前者がナチや軍国JAPANで後者がソ連や中国と考えればいい。
で、アメリカは限りなく前者の右翼的全体主義にちかづいてるってことはこのサイトのみんなの代替は了解事項だよな。
そうとすれば属国JAPANの現在の右翼全体主義への驀進振りはアメリカの近未来の姿でもあるのだ。
バブル後のJAPANの債務の国民押し付け経済政策なんかアメリカのFEDがミラーのように再現してくれているぞ。
てなわけでJAPANはアメリカの一歩半ぐらい先行く右翼全体主義国なんだから、かつての開発独裁国家がアメリカに見放されてアメリカに民主勢力に鞍替えされるなんてことは怒りそうがないんだな。
つまりだ、JAPANはアメリカの全体主義化をよーくみながら、その一歩半先をすすみつづけるだろうということだな。何かやくざの古文が親分の切れ具合を見ながら、脅しにかかっているようなもんだ。
で脅されてるのは自国民てのが悲しいな。
というわけで思想実験としては日本は限りなくナチの限度を超えてアメリカとともに全体主義化していくという答えに相成りました。
で、良心的JAPAN人は安倍ちゃんの暴走振りを危惧してるけど、実はこれは国内問題じゃなくてアメリカという親分の右傾化全体主義化を見ながらジャパン政府がその本性たる全体主義性を徐々に復活しているだけの話なのだ。
何しろ、みんな明治維新というあからさまな変更歴史教育に洗脳されているが、明治政府こそ典型的な軍国帝国主義政府であったことは歴史を見ればわかる。
日清戦争、日露戦争の以前に北海道を完全支配下に置いたり、沖縄の独立を踏みにじっただろ。
その後、一回目の台湾侵攻がこけたりと、政権奪取後、息もつかせず猛奪取で日米戦の破滅に突進していったんだから。
そして、「将軍たちは去ったが、天皇と官僚が残った」のが今のジャパン政府だ。
ようするに三権とも戦前のままの体制なのだ。もっと言えば、陸軍だけが解体されただけで、警察も海軍(海自は直系の定刻海軍である)もそのままだ。
まあ、話はそれたが、日本の右傾化は全部アメリカの反映だってことはわかったろ。アメリカがくしゃみしたら日本はかぜ引くなんてかなり前に言われたが、アメリカが右向けばジャパンは極右を向くのが現代なんだ。
まあ、社会科学的関心ではどこまでJAPANが戦前の軍国主義をもう一度、うまく再トライするかはあめちゃんのシステマチックな科学的全体主義化とともにとても興味があるが、みんなそろそろJAPAN脱出、亡命?の準備をしておいたほうがいいんじゃないか。
機密法とか可決の後にはこんなサイトへの書き込みで公安がお家にやってくるなんてことはもう目の前のことなんだからな。
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