http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/124.html
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01. 仁王像 2013年11月03日 13:33:07 : jdZgmZ21Prm8E : GxoXEP2zAU
http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/746.html#c1
(しがない所見だが)
米国の覇権体制があと100年持つと思っている人はいないと思う。50年はどうか? これも思考のピントを合わせれば、まずあり得ないと思うのではないか。30年はどうか、この辺になると見解は二分されるかもしれない。
20年後ぐらいとなると覇権体制の末期ぐらいが浮かんでくるのではないか。すでに覇権体制にはひび割れが生じてきていて、これが拡大しやがて収拾がつかなくなる予感がある。あと10数年もすれば、ガラガラと崩れ落ちていく可能性が高いのではないだろうか。
田中「ブラジル主導で、BRICSが米国を回避したインターネット網を構築する計画も完工間近だ」とのことだが、以前には全く考えられない質的に大きく違った現象だ。米国はもはやこれを阻止する力を持ち合わせていないのだろう。
以前、EUが独自にGPSを上げようとしたところ、米国から「待った!」がかかり沙汰やみとなったことがある。今後はEUが軍事用にも転用できる本格的なGPSを打ち上げる可能性も出てくる。そうなれば中国、ロシアもということになる。
・GPSの衛星はどれだけの数があって、どこの国がいくつ打ち上げているのですか?
http://www.rex-rental.jp/knowledge/gps/gps_001.html
(上の続きのつもり)
佐藤優「新・帝国主義の時代」2巻がある。未読だが、大体の想像はできる。
つまりソ連邦が解体し、世界を大きく二分していた冷戦構造も終焉した。ロシアと周辺諸国は社会主義体制から離脱し、資本主義体制の道を歩んでいる(早20年)。
中国は共産党の一党支配だが、経済は市場経済に移行し株も大量に売買されている。もはや社会主義国とは言えない、過渡期的な国家体制にある。古典的な社会主義国と看做されるのは、小国・北朝鮮とキューバのみとなっている。
ここで米国が普通の大国へと凋落していけば、20世紀初頭辺りの帝国主義時代に逆戻りした世界地図となるということではないかと思う。
この世界地図では大中の国々が、自国の利益のための市場争いや資源確保に先代の時代の武力進攻という形態とは少し違った多様な情報戦が主役となってゆくのではないか。
米NSAが日本への諜報活動もしていて、その主な理由は経済活動で優位に立つため、などと説明しているのは、もはや普通の大国がやりそうなことではないか。
米国が同盟国への諜報活動をしつづけることはもはや溝に嵌っていて抜け出すことはできない。そしてどういうわけか秘密裏に実施することも適わなくなってきている。極秘の裡に実行できてこそ覇権国の貫録というものである。
スノーデンの前にも先駆者がいたが(名前は失念)、今後も第二、第三のスノーデンがスピンアウトしてくるだろう(覇権体制のひび割れ現象)。米国がたやすくバルるような諜報活動する能力しかなくなると、同盟国間との不信感も増大せざるを得す、米国が求心力を失っていくのは必然である。
・http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/729.html#c4
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