http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/118.html
Tweet |
放射性セシウムの病理学など、極一部は知られていても、放射能の内部被曝の全容を知る者は、未だ誰もいない。
これは、世界を支配している、安全保障常任理事国を中心とした核兵器体制(ICRP、IAEAとWHOも含まれる)の下、放射性物質に関する情報は、軍事機密として徹底的に管理・隠蔽されてきたからだ。
言うまでもなく、世界に散在する原子力発電も、その核兵器体制を支える下部構造として機能してきた。
当然、それは今も続いている。そして実に不幸なことに、これまで、この厚い壁を打破できる存在はなかった。
ところが、近い将来、その不可能を可能にする展望が開かれようとしている。
それが、福島、東京、日本なのだ。
それは、決して英雄的な行為でなされるのではない。そんなことは、長い物に巻かれることで上手く漁夫の利を得ることを得意にし(安保体制とか)、「クウキ読み」という世界の諸民族の中でも稀有な芸当を習得した集団のできることではない。
それは、逆の行為、具体的に示せば、
・何よりも目先のカネ!という利権優先の隠蔽体質。
・イザとなったら制定法も無視する都合主義の出鱈目さ。(原子力災害対策関連法・原子力防災指針・原子力防災マニュアルなどの無視。)
・官僚組織・学界・マスコミ・企業群という全国規模での官民一体の徹底した放射能拡散。
・それらの結果としての大衆の無知、腐敗した医療、汚染された大気・水・食。
これら四位一体の内部被曝推進エンジンこそが、長きに渡る放射能機密の封印を解く鍵となるのだ。
それが世界の核兵器体制下でこれまで抑圧されてきた放射能被曝研究の遅れを取り戻す画期を人類に提供してくれる。
日本は、世界の未来に貢献する。それも自らを犠牲にして! みんな、胸熱だな。
IAEAによると、これから十数年間に稼動が予定されている原発は、新興国を中心に60器近くに及ぶという。
世界中に拡散する放射性物質によって子供らの未来に降り掛かる災厄を考えると、とんでもないことであるのは明らかだ。
どうやら無責任な輩だけは、世界に事欠かないらしい。
だが、どうやら我等が福島、東京、日本は、これらの阻止に間に合いそうなのだ。人口密度の高さも貢献してくれるに違いない。
注意深く見聞きする状況の推移は、それを十分に予感させている。
日本国民の諸君よ、これから、決して隠蔽することのできない巨大な現実の出現に大いに期待しようではないか。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。