http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/117.html
Tweet |
未来に向けて
この記事は、次の三つの記事の続編であり、かつ、この一連の記事のまとめです。
1.アメリカの戦略の変化を検証し、対抗策を探る
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/112.html
投稿者 taked4700 日時 2013 年 9 月 23 日 04:21:13: 9XFNe/BiX575U
2.アポロ11号月着陸のインチキと核廃棄物処理
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/114.html
投稿者 taked4700 日時 2013 年 10 月 01 日 23:34:33: 9XFNe/BiX575U
3.福島第一原発事故が起こらなかったとすると
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/116.html
投稿者 taked4700 日時 2013 年 10 月 05 日 03:56:14: 9XFNe/BiX575U
予定は未定と言うようにこれはあくまでも現時点でのかなり独断に基づいた推測でしかありません。
10月5日(土)の朝日新聞朝刊の「クルーグマンコラム」(元記事はNYタイムズ・9月27日付)に次のようなことが書かれていた。
アメリカの大企業の経営者が、自分の報酬はもっとあっていいとか、税金が高すぎると文句を言っているが、どちらも十分に特権を獲得している。例えばある幹部は所得の15%しか課税されていない。彼ら特権階級が、「今、本当に欲しがっているのはお世辞だろう。自分たちの成功に世界がひれ伏すのを見たいのだ」とし、「財力には権力がついてくる。全世界が服従してくれないいう彼らの愚痴や怒りが、やがて現実的な政治の結果としてあらわれるかもしれない。0.01%の怒りを恐れよ!」と記事を締めくくっている。(http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201310040633.html)
雑誌「エコノミスト」の今年の9.10号には「米国で大企業に優しい判決続出 強まる保守的なイデオロギー」と言う記事があり、アメリカの最高裁の判事が保守的な人が多数になり、その結果、大企業寄りの判決が続いていると書かれている。
1970年代だった思うけれど、カモメのジョナサンという小説がアメリカで大変にはやったことがある。内容は、しかしたいしたことはなく、努力をしてスーパースターになれと言うようなものだった。
今のアメリカを見ていると、ビタミンBの取りすぎで、自分は大物だという錯覚を起こしていて、身の程知らずの挑戦を続けているように見える。これがドンキホーテのように単に個人的な挑戦であればそんなに社会的な影響はないが、今のアメリカがやっていることは人間社会全体を壊すかもしれない。
なぜ、そんなに大きな影響力を今のアメリカの支配層が獲得してしまったかと言えば、インターネットの普及とマイクロコンピュータによる高速な画像処理、そして、一般的なコンピュータの高度化のためだと思う。1000キロ離れた民家の特定の部屋の中を自由に観察したり、時にはいろいろな方法でその部屋にいるものを痛めつけたりすることもできる。しかも、それは証拠を残さずにだ。
問題は、こういったシステムが完成に近づきつつあり、その結果、非常に少数の人たちによって管理運営ができるようになってきていることだ。
このような時代の特徴は多分三つある。
1.社会一般の格差化、断層化だ。少数の極端に富んだ人々と圧倒的多数の貧しい人々に分かれるということだ。
2.社会全体の劣化、多分、一番ひどいのが人間性の劣化だろう。教育と言うものがほとんど意味を持たなくなり、高学歴であるということは単に特権階級に所属しているという意味しか持たなくなる。実際、今でさえ、かなりいい大学と言われる大学の学生で小学校の分数計算ができないものが多く居るという。日本だけの話ではなく、アメリカも同じだ。または、アメリカこそがそういった傾向の始まりだった。
3.一部のものが神のように振る舞い、一般大衆がそういった人たちをヒーローとしてあがめる傾向が出てくる。以前の小泉人気も同じようなものだった。そういった結果、一般大衆の中でも、一部の人間は幸運に恵まれるが、同時に一部の人間は神のきまぐれによって翻弄され虫けらのように扱われていく。
こういった時代が終焉を迎えるには、多分、神の死が必要とされる。(つまり傲慢な神がやがて老いていき死に絶えていくということだ。教育の問題があり、こういった神は絶滅するしかない。ただ、長い時間が必要であり、一般市民は犠牲になっていく。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。