http://www.asyura2.com/13/cult12/msg/864.html
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真の日韓友好を希望します。
カイカイ通信から
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/37724565.html
このメールを受け取る前に、メール主とは数回やり取りをしています。最初に送られてきたメールは、「海外からカイカイにコメントを書き込むことができません。何とかなりませんか?」「韓国と日本の友好のために力になりたいです」という内容でした。それを受けて私から、「海外からのコメントを書き込めるようにすることはできませんが、もし何か日本人に伝えたいことがあれば、記事としてカイカイで紹介することはできます」と伝えました。そして、過去にも同様のケースがあったことを伝え「韓国人メール」のURLを送りました。その後、送られてきた内容が以下のメールです。
メール受信日時:2014年3月17日12:48
返信ありがとうございます。送っていただいたURL先の記事も読んでみました。このブログが韓国の掲示板サイトにも知られているとは思いませんでした。私の他にも同じ思いを持つ人がいることを知り、励みになりました。記事に書き込まれた日本人のコメントもいくつか読んでみました。
30. 名無しのオージャン 2014年03月06日 00:07 ID:.FbrikeV0
何度も言うけどカイカイのコメ欄読んで日本好きになるやつがいたら相当なドMだと思う。
このコメントが特に印象に残りました。
私はドMではありませんので、現状を憂慮しています。
これから私が書く内容に対して、皆さんがどのような反応を示すのかは、ある程度予測しています。それが皆さんにとって特に意味をなさないことも分かっています。しかし、一人だけにでも、私の思いが届けば、それで十分だと思っています。
学生時代、日本という国に興味を持ち、大学でも日本語を専攻しました。数えきれないほど多くの立派で素晴らしい日本の方々に出会うことができたので、日本語を専攻した自分の判断に間違いはなかったと思っています。
最初に日本に興味を持ったのは、私が中学2年生の時でした。たまたま見た一本の映画がきっかけでした。ヒット作ではありませんでしたが、映画に映し出される風景や人々の姿に魅了されました。その後、映画に登場した人物について調べたり、日本文化に好感を持つ人たちが集まるコミュニティにも参加するようになりました。去年、日本でも話題となった「おもてなし」という言葉があるように、私は、謙遜の心を持ち、他人に配慮する日本の文化に多くの関心を抱くようになりました。
現在、私は、韓国でも日本でもない別の国で、自分の夢を実現させるために、勉強をしながら働いています。時々、ネットを開いては、日本に関連する番組やニュースを探したりもしています。スマスマやロンハーの動画を見つけた時は必ず見るほどファンです。
2012年、私は日本の大阪で1年間生活をしました。その経験は、私が日本に抱いていた好感をさらに引き上げるものとなりました。実際に、その文化の中で生活をしてみて、改めて「やはり自分の考えは間違っていなかった」と確信しました。そう思えるぐらい本当に楽しい記憶が残っています。
最初の半年は、小さなフードコートで働きました。一緒に働いてた日本人のおばさんは、私を自分の息子のように面倒をみてくれて、私が知らない日本の伝統食品や、日本人の情けなどについて教えてくれました。誕生日になればプレゼントをくれたり、休みになれば、大阪城や博物館のようなところにも連れて行ってくれました。もちろん、このおばさんとは、今でも時々連絡を取りながら、交流を続けています。
残りの半年は、大阪駅の大型ショッピングモールの中にある飲食店で働きました。とにかく忙しいお店で、働いている人の数も多かったです。従業員のほとんどは、大学生アルバイトで、私と年齢が近い人ばかりでした。そこで一緒に働いていた日本人とは、本当に楽しい時間を過ごしました。仲良くなった友達の家に泊まりに行ったり、友達のお母さんが美味しいご飯をご馳走してくれたり、仕事が終われば、朝までカラオケやボーリングをしたこともありました。また、みんなでお弁当を持ってお花見をしに大阪城公園にも行きました。忙しい仕事でしたが、たくさんの楽しい思い出を作ることができました。
韓国に帰国することになった時は、その仲間や他の友達が、夜12時という遅い時間であったにも関わらず、20人もの人たちが集まり、私のために送別会を開いてくれました。会ではサプライズとして、お別れの挨拶を収録した映像まで作ってくれました。これは一生忘れることのない、温かな記憶として私の心の中に刻まれています。
このような温かな「おもてなし」を受け、私もそんな人たちのために何かできないかと考えるようになりました。スポーツの国家代表戦があれば、日本チームを応援し、日本が勝利すれば喜び、負ければ悔しがります。韓国に帰国した後も、今住むこの国に来た後も、誰かに会えば、韓国と同様に、日本が良い国であることを伝え、日本で経験した美しい文化や楽しかった思い出について話したりしています。
私が言いたいことは、カイカイに書き込まれている日本人のコメントが、日本を代表する意見ではないように、カイカイが取り上げる韓国人のコメントも韓国を代表する意見ではないということです。
私が日本で暮らした1年間、ただ一度も差別を受けたことはありません。むしろ、多くの人から笑顔と力をもらいました。その日本人の優しさは、本物であったと私は信じています。
これと同様に、韓国にも日本を好きな人がたくさんいます。私のように日本語を勉強している人が多いというのも、その証拠の一つだと思います。道に迷った日本人を見かければ目的地まで案内したり、日本人は優しく礼儀正しいと好印象を抱いている韓国人は、おそらくみなさんが考えているよりも、ずっと多いと思います。もちろん、互いに反感を抱いている人もいるでしょう。しかし、こうした小さな思いやりが積み重なることで、お互いの距離を縮めていくものになると私は信じています。
まとまりのない文章ですが、お読みいただきありがとうございました。
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