05. 2014年3月11日 23:35:39
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「日本から輸入した生活用品、放射能汚染は人体に無害な数値」=韓国(1) 2014年03月10日13時55分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] ・http://japanese.joins.com/photo/690/1/111690.html?servcode=a00§code=a10&cloc=jplarticlelpicture 写真拡大 先月28日に開かれた大韓放射線防御学会冬季ワークショップで米国の放射線専門家ジョン・フレイジャー博士が福島の管理現況について発表している。(写真=大韓放射線防御学会) 2011年3月11日、地震と津波が日本の東北地方を襲い、福島第1原子力発電所の災害が始まった。日本政府は放射能汚染がソ連のチェルノブイリ事故と同水準の最高危険段階であるレベル7であることを発表し復旧作業を開始した。隣国の災害は韓国にも恐怖として忍び寄った。そして3年が流れた。依然として真偽のわからない放射能をめぐる怪談が飛び交い、日本製の食品や生活用品に対する不信と懸念があふれている。果たして危険水準はどの程度なのだろうか。福島原発事故発生から3年を迎え内外の放射線専門家らが集まり、日本の放射能管理現況と安全性に対する議論が行われた。先月28日に忠清南道扶余(チュンチョンナムド・プヨ)で開かれた大韓放射線防御学会冬季ワークショップを取材した。 ◇福島、放射性物質は減少または非検出 ある人は福島を「死の地」と呼ぶ。日本の国土の70%が放射線に汚染されたといううわさも飛び交う。だが、この日の発表者は相反した意見を出した。元米国保健物理学会会長のジョン・フレイジャー博士は福島の管理現況と安全性に対し肯定的な見方を明らかにした。フレイジャー博士は、「1月23日に国際原子力機関(IAEA)が発表した日本全域の環境モニタリング結果によれば、現在福島原発の放射性物質はしっかり統制されている。原発に隣接した一部制限地域だけで放射線汚染が確認された」と説明した。事故当時に流出した放射性物質であるセシウム134・137は大幅に減った。セシウム134は初期放出された量の35%が減少した。ヨウ素131はすべての地域で検出されなかったということだ。 韓国原子力医学院のチン・ヨンウ博士もやはり「福島原発事故による放射線被ばく水準は人体への危険を決定する基準値より低く懸念するほどではない」と主張した。韓国原子力医学院によると事故後に日本に短期・長期滞在した327人を放射線非常診療センターで検査した結果、特異異常者は1人もいなかった。チン博士は、「実際に東京の放射能数値はソウルの半分程度だ。一般人の出入りを統制する事故周辺地域を除いては日本訪問や居住にともなう放射線リスクはない」と話した。 ・http://japanese.joins.com/article/743/182743.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|article|ranking_news 「日本から輸入した生活用品、放射能汚染は人体に無害な数値」=韓国(2) 2014年03月10日13時55分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] ◇韓国、年間3ミリシーベルトの自然放射線に露出 福島原発事故後、放射能に対する韓国民の敏感度は高まった。だが、放射線数値が「ゼロ」でなくては安全でないというのは誤った認識だ。太陽、地面、食べ物など、生活環境の中でも絶えず自然放射線が発生している。韓国では年間平均3ミリシーベルトの自然放射線にさらされている。チン博士は、「100ミリシーベルト以上の放射線にさらされると1000人に5人ががんにかかり死亡するとされるが、それ以下での危険性はまだ明らかになったものはない」と説明した。 だが、1ミリシーベルトの放射能でも不安感が造成される。チン博士は「国際放射線防護委員会が設定した個人放射線量限度は自然放射線を除き年間1ミリシーベルト。これは放射線被ばく源を安全に規制するための水準にすぎず、危険を判断する基準線ではない」と説明した。1ミリシーベルトの被ばく後にがんにかかる危険は100万人当たり2人程度。これは交通事故やバスルームで溺死する確率より少ない危険度だという。 ◇放射能の恐怖、実際より誇張 日本製の食品・生活用品は放射能から安全なのか。フレイジャー博士は、「米国や欧州などで実施する広範囲なモニタリングで日本製品の放射線汚染はなかった」と話した。 韓国原子力研究院は日本製生活用品の放射線数値の測定を続けてきた。原子力研究院のチ・ヨンヨン博士は、「福島事故後に日本製生活用品、特に化粧品に対する試料分析依頼が増えた。昨年化粧品、シャンプー、ベビー用品、動物用薬品など200件余りの生活用品の放射能を分析した結果、飼料・動物用薬品からセシウム134と137がそれぞれ0.3ベクレルと1.8ベクレル以下で検出され、それ以外はすべて最小検出濃度以下だった」と明らかにした。最小検出濃度以下で測定された値は「非検出」と扱われる。 福島事故後に日本は放射線規制基準を強化した。成均館(ソンギュングァン)大学薬学部のイ・ビョンム教授は、「他の国の飲料・乳製品のセシウム基準は370ベクレルだが、日本では10〜50ベクレル程度を基準とする」と話した。続けて「ソウル市が韓国の輸入食品の放射能危険性を評価した結果、日本製からは放射能が検出されなかったか、人体に害にならない水準の微量が検出された」と説明した。 参加者は実際の危険度に比べ放射能に対する恐怖が誇張されたと口をそろえた。フレイジャー博士は、「恐怖には科学的根拠がない。だが、科学者はサンプルを通じ測定した客観的数値で話す」と付け加えた。 ・http://japanese.joins.com/article/744/182744.html?servcode=A00§code=A10 |