http://www.asyura2.com/13/cult12/msg/793.html
Tweet |
今、国民の願いとしては、「われた20年」からいち早く脱却し、景気を回復させ、民生を安定させることではなかろうか?
ヘンなイデオロギー闘争で日本を苦しめることではないと思う。
学問道場の副島氏の投稿から一部抜粋
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
ここで、「反原発は、世界のリベラル派の結集軸だ。だから自分は反原発だ」と今も信じて疑わない者たちに、私から反論しておく。
日本は、貿易赤字に2012年から転落した。もうすぐ経常収支(けいじょうしゅうし)も赤字に転落しそうだ。その原因は、燃料代(エネルギーの輸入代)である、石油・石炭・天然ガス(火力発電所の運転費用)が嵩(かさ)むからだ。
私が、私の金融本でずっと書いて詳しく説明しているとおり、2012年で6兆円の燃料代が増えた。2013年は、おそらく10兆円に近くないっている。 原発を動かさないからだ。 誰が、この負担を真剣に考えるのか。企業経営者のまっとうな保守精神をした、責任感のあ者たちは、このことを正面から考える。 馬鹿は考えない。
「原発というのは、トイレのないマンションだ。核廃棄物の廃棄処理のサイクル技術は完成してない。放射性廃棄物の半減期は、2万7千年だ」と、言い続けている人たちが今もいる。 自分のことをインテリ(頭がいい人間)だと、密かに自惚(うぬぼ)れている。
原発運用、核燃料の処理の問題の、専門家の学者たち(東大工学部と 東工大にいる)に、冷静に話をさせるべきなのだ。彼らのことを、一絡(ひとから)げにして、「原発御用学者ども」と、知能の足りない恐怖感からくる集団ヒステリーに罹って、大騒ぎしたものだから、自分たちの内心に、深く恥じているものだから、彼ら、原発管理・運用の専門家の原子力工学の専門家たちの意見を、真剣に聞こうとしない。 それが、自民党支持者(ネトウヨまでを含めた)を含めた臆病者どもの、今に至る怯懦(きょうだ)の態度だ。
「トイレのないマンションが原発だ」と今も言う。 私、副島隆彦は、自分の体で、原発の近くまで何回も行って放射線量を測ったから、文科系知識人にすぎないが、それでも、自分の体で分かることがある。 私は、自分が実感で分かったことしか分かったとしない。
核廃棄物など、それほど恐ろしいものではない。人体に危険でもない。このことを正直に、平易にいう人が、全くいない。私は、自分が、キチガイ言論人 扱いされることに、もう20年もたって、慣れているから、はっきりと言える。あと20年ぐらい経(た)てば、「副島隆彦が言っていることが正しかった」となるだろう。その時は、私は、もう死んでいるだろう。
原発から出る核廃棄物を、再処理して、高濃縮のプルトニウム(これが核兵器になる)を取り出したあとは、まとめて濃縮してドラム缶の親玉みたいなものに詰める。私は、10年ぐらい前に青森県の六ケ所村の核サイクル施設を、なぜか、見学に行っている。ここで、大型の、高さ8メートルぐらいの楕円の卵型の容器にすべてを詰めて、それが、何千本も、六ケ所村の、巨大な地下の空間に貯めてあった。地下の施設の長さ=奥行きは5キロぐらいあるのではないか。
核廃棄物を、危ない、危ないと、言い過ぎる。私は、瞬間(爆発性の)被曝であれ、作業員(積算、せきさん)被曝であれ、 2シーベルト(2000ミリシーベルト=2百万シーベルト)以下の放射線量は、人体に悪くない、と考えている。
あまりにも極端だと言うか? このことについては、どうか、私が弟子たちと書いて出した『放射能のタブー』(KKベズトセラーズ、2012年刊)を読んで下さい。何と、この本を苦労して出してくれた、編集者が、先日、私に、「副島先生。彼らを説得するのは無理でしょう」としみじみと言った。 私は唖然とした。
だから、「トイレのないマンション、原発」という 恐怖心を散々、煽って、それで、そこで思考が停止している、多くの原発恐怖症患者に、私は、「そんなに心配することはないんだよ。人間が作ったものだから、人間は問題の解決策も作るんだよ。」それがサイエンス(学問)と技術(テクノロジー)の進歩ということだ。
核廃棄物を過剰に危険だと言う人々は、原発利権に絡んでいる人たちだ。核廃棄物の処理でも、高い金(予算)をふんだくりたいものだから、(この悪巧みは、GE=ジェネラル・エレクトリック社が、東電を脅して、唆(そそのか)して作ったものだろう)だから、核廃棄物を過剰に危険だと、言い募(つの)るのだ。使用済み核燃料など、何の危険もない。ただの燃えカスだ。
メルトダウンだとか、メルトスルーだとか、馬鹿なことを書き続けるな。45シーベルトの放射線量が出た、とか、扇動ばかりする。今も、映像を見ていると、原発作業員たちが、淡々と、原発のわきで作業をしているではないか。何を遠くから、そんなに顔を引き攣らせるのか。
「原発作業員たちの現場は危険であり、劣悪だ」とか、聞いた風なことを言うな。日本全国の、そこらのマンション建築現場の作業員(肉体労働者)たちの作業所の雰囲気と、まったく同じに決まっている。これまでに作業現場での肉体労働というのをしたこともない人間たちが、勝手な妄想で、インテリぶって、あれこれ馬鹿なことを言うな。
お前はどうなんだ、と反論されるなら、私、副島隆彦の人生行路は複雑だから、現場作業の肉体労働も少しだが知っていると答える。 工場の労働者というのは、要らぬ、余計なことは、しゃべらない。ボーボー火が燃えている現場で「これが自分の仕事だから」で働いているのだ。人からの哀れみや同情など無用である。
放射線量が50ミリシーベルトぐらいの危険な作業工程ですが、だれでも出来ますから、日当5万円でやりませんか、と誘われれば、私、副島隆彦は今でもすぐ行くぞ。本当だ。何もコワイことはない。
何をそんなに、「自分の脳の想像力」だけで、勝手に怯(おび)えているのか。そのくせ、日常生活では、何の心配もしていないで、生きているくせに。 原発問題をイデオロギー化してしまっている、おかしな人間どもだ。
それに、核廃棄物というのは、それほど危険な放射性物質ではないことが、私は、分かった。だから、「私は怖がらない」と、誰に向かっても言います。 おそらく高田純(たかだじゅん)札幌医大教授が、この「放射線防護学(ほうしゃせんぼうごがく)」の権威であり、本当の専門家( 福島原発事故の前から、自分の体で被曝実験とかしていた。
彼が2007年に書いた『核爆発災害』(中公新書)である。もうすぐ事故から3年が経つのだから、高田純氏が、自民党や民主党の政治家たちに、ずっとご進講(しんこう)して回って、真実を政治家たちレベルでは知ってしまっている。
ただし、「これを言うと、自分たちが袋叩きにされるから、有権者(国民)にはまだ言わないようにしよう」と、勝手に、政治家たちは神妙になって、組織決定で馬鹿な緘口令(かんこうれい)を敷いている。
「原発は、トイレのないマンション」だと、自分の口で、500回以上、確かに自分は言ったと正直に言える人とは、私は、おそらく2年後には真実はどうなのか、の決着をつけるでしょう。その時は、福島原発事故から5年が経つ。
福島では、赤ちゃんひとり、作業員ひとり、あの原発事故の放射能の影響で、倒れて発病している人はいない。これが、ずっと言い続けている副島隆彦の標語だ。
それから、気に入らないのは、医者たちの一部に、「原発事故の放射能が、長い目で見て、人体の細胞に悪い影響を与える危険性がある。遺伝子に影響が出る可能性がある」というのがいる。私は、この しったかぶりの医師たちにも、不愉快だ。専門家の振りをして、自分が、温厚で丁寧で、上品な、深い気配りのできる人間だと、まわりに売りたいばかりに、こういう「危険性の可能性がある」という、慎重な判断をすることが、優れた医者だと思い込んでいる。
自分の医学部の学生時代の友人で、放射線医学者になった者たちから、もっとしっかりと知識を学べ。 放射線医療の医師たちは、長年の経験から何でも知っている。放射線医学者たちも、原子力工学の専門家たちと同じく、「余計なことを言うな」と政府から、脅されて、規制されて、何も言わなくなっている。
私は、会員ページで、日本の放射線医学の若手の権威である、中川恵一東京大学医学部附属病院放射線科の准教授にズケズケと聞き出して、対談している。自分で読んで判断しなさい。 福島原発事故のあと、何と、直後の、2011年3月15日には、外国人記者クラブで、中川医師は、「事故は収まったようです。これぐらいの事故では、放射能による患者は出ないでしょう」とはっきり言った。
そのユーチューブの映像も残っている。 私は、「中川先生は天才だ。さすが、東大教授だ」とホメた。 私、副島隆彦は、ちょっとやそっとの事では人(専門家)を褒めない。 こういう経緯(けいい、いきさつ)も皆、よく知っていて下さい。 大きな大勢に流されればいい、どうせ反対なんか出来ない、というものではない。 真実は、権力や体制よりも強い のです。
以下略
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。