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官僚の利権構造からオウム真理教、統一協会と幅広く日本の闇を国会で追及してきた石井紘基氏は、原発利権をも調査していた。
石井紘基氏暗殺事件に関して、つぎのような不審点がある。
・事件から6日前の10月19日、石井議員は「車に追われている」と言って知人のところへ駆け込んでいた。
・また同月23日、石井議員が何者かにリンチに遭った様子で帰ってきた、と妻が話している。
・事件後、石井議員が病院へ運ばれる時、妻が救急車に乗せてもらえなかった。
・石井議員の手帳と、鞄の中身の資料が押収品目録から消えている。手帳があったと遺族側から何度も警察に申し出ても、調査してもらえなかった。
・事件当日は、28日に国会で質問する資料を委員長に提出しに行く日だった。その書類の中身は、体制が崩壊するほど重要な資料だった。しかし、その書類は鞄の中から消えていた。
・運転手が、事件後倒れている石井議員の後ろにしゃがんで、自分の携帯電話でどこかへ電話していた。本人は自動車電話から車両部にかけたと言っている。
・救急車が到着する前に既にパトカーが何台も狭い路上に止まり、なかなか救急車が入れなかった。
・伊藤白水は殺害を依頼され、3000万円と1500万円の報酬を2回に分けてもらっている。
石井紘基氏暗殺事件の究明委員会会長である江田五月議員は次のように発言している。
「石井さんが追及しようとしていたことが、時の権力の中枢に大変な打撃になるようなものであった、ということですね」
石井紘基氏は、三菱マテリアル(株)大宮総合整備センターの地下施設に保管されている放射性廃棄物が劣化ウランであり、この劣化ウランが米国から輸入され、その製造元は確認できず、その輸入通関書類がないという事実を把握していた。
石井紘基氏は、劣化ウランの存在から、濃縮ウランの製造に日本政府と電力会社が深く関与している疑いを強め、調査をすすめていた。
石井紘基氏が「米国ユーセック社からのOEMで東京電力が濃縮ウランを生産している証拠」を掴んだ可能性を否定できない。
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