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正しいことを言えば通じると考えていた - 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科長・山下俊一氏に聞く
http://www.asyura2.com/13/cult12/msg/216.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2013 年 9 月 22 日 17:07:44: 8rnauVNerwl2s
 

「放射線は見えない。分かりにくい。あおられる、皆の口コミで、「危
ない」と広がる。「水道水が危ない」となり、ペットボトルの買いだめ
に走る。集団ヒステリーに近い形で、パニックになる。

 そうしたものに対して私たちは無防備だった。「正しいことを言えば、
通じる、分かってくれる、大丈夫だ」と思っていました。しかし、実際
には叩かれる。それに対して、ブロックしたり、ウソの情報、間違った
情報をつぶすという考えは頭になかった。」(山下俊一氏)

 
 
 

子供健康倶楽部から
http://kodomo-kenkou.com/shinsai/info/show/1134


山下俊一先生のインタビュー最後。

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正しいことを言えば通じると考えていた -
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科長・山下俊一氏に聞く◆Vol.5
(m3.comに登録が必要)http://www.m3.com/iryoIshin/article/138643/

リスク・コミュニケーションの仕方は反省

2011年7月12日 聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

山下俊一氏は、「国、あるいは専門家などが、社会に対してどう情報発信
していくかは、今後の課題」と語る。

 ――最近は、東京でも放射線量の測定ポイントを増やすなどの動きがあ
ります。また福島などでは子供に個人線量計を配布して測定するとしてい
ます。この意味をどうお考えでしょうか。

 それは安心のためでしょう。先ほども言いましたが、数値が一人歩きし
ていますから、測定しないと皆が納得しない。環境モニタリングを行うと
同時に、個人の線量も測定する。これは間違った対応ではないと思います。

 ――何かを不安に思うこと自体が、病気のリスクになる。

 そうです。ただ、数値の解釈を知らないと、測定することにより、か
えって不安になる懸念もあります。また放射線被曝をめぐり、悪徳商法、
便乗商法も見られ、私自身、驚いていますが。

 ――なぜ情報が正しく伝わらず、安心を求めるのか。

 放射線は見えない。分かりにくい。あおられる、皆の口コミで、「危
ない」と広がる。「水道水が危ない」となり、ペットボトルの買いだめ
に走る。集団ヒステリーに近い形で、パニックになる。

 そうしたものに対して私たちは無防備だった。「正しいことを言えば、
通じる、分かってくれる、大丈夫だ」と思っていました。しかし、実際
には叩かれる。それに対して、ブロックしたり、ウソの情報、間違った
情報をつぶすという考えは頭になかった。まずは危機管理、パニックを
抑えることから始めた。この点は、非常に反省しています。これが私の
リスク・コミュニケーションの最大の欠点。ただ、これだけ長く続くと
は思わなかった。もっと早く収束すると思ったという事情もあります。

 ――それは原発事故の対応のことでしょうか。

 そうです。原発事故が収束しないと、リスク・コミュニケーションは
難しい。火中の栗を拾ったというのは、そうした意味なのです。

 ――5月の初めに、福島の二本松市で講演した内容は、「You Tube」
などでも流れています。

 地元以外の方もたくさん来ていました。「ここは危ない、逃げろ」と
いったビラを配る。その後、別の講演会では、講演の後にインタビュー
を受けたりもしましたが、一部のみがカットされ、ネット上に流れる。
情報が操作されていると分かりました。

 インターネットで情報が瞬時に広がり、不特定多数の人たちが何でも
言える時代。今回、私は初めてこうしたことを経験した。だから、我々
も防御しなければいけないのですが、全く無鉄砲で、素手で入っていっ
た。いい教訓だと思います。国、あるいは専門家などが、社会に対して
正しい情報をいかに発信していくかは課題でしょう。

 ――医師が専門家として意見を言っても、正しく伝わらないことが少
なくない。

 “人間学”として考えた場合の人の心理です。何かに頼りたい、すが
りたいのです。今までの我々の日々の生活は、剣が峰を覚悟して選ぶよ
うなことはしてこなかった。お任せだった。その典型が原発安全神話だ
と思うのです。これが崩れたことは、日本の一つの大きなシステムが崩
れたことを意味します。日本は変わる時なのです。だから僕は覚悟した
わけです。長崎でがんばってもいいのですが、火中の栗を拾うことは、
やはり一つの転換点になる。広島、長崎、チェルノブイリで蓄積された
ノウハウを生かすことができればと考えた。

 ――今、どれくらいの割合で福島に行かれているのでしょうか。

 東京での仕事も結構多いので、東京と福島を往復し、長崎にはほとん
ど帰れない日々です。震災前、私は研究科長(編集部注:山下氏は、長
崎大学大学院医歯薬総合研究科長)の仕事をし、研究も行い、海外にも
結構行っていました。しかし、この3カ月間は、ほぼすべての会合をキャ
ンセルし、日本にいた。私にとっても非常事態だからです。

 ――今後も、福島県民の健康調査と住民への啓発活動を続ける。

 幸い、(長崎大学の)学長、教授会、教室のスタッフは、私の活動を
後押ししてくれています。今、問われているのは、リスクとベネフィット
をどう考えるか、福島県民がどう選択するかという問題です。その選択は
国が命令するものではありません。個々人がジャッジできるような情報を
我々が提供するのが仕事。その時に誤った情報は与えたくないし、誤った
情報が伝わることもよくない。

 しかし、今、多くの方が後方、外野席にいます。皆、評論家なのです。
現場から出てきた情報をどう吸い上げ、問題を解決するかが重要。それは
行政がやるべきことで、政府がお金を付けるべき。それが全部、丸投げな
のです。また本来ならば現地災害対策本部は現地にあるべきでしょう。今
は約60km離れた福島市にあるわけです。もう3カ月経ったのだから、本来
は現場に行かなければいけない。しかし、そうした発想が全くない。

 ――福島県で、そうしたことをやる人がいないのでしょうか。

 医療者などにはがんばっている人がたくさんいます。私はこうした人を
上手に束ねていきたいと考えています。

 ――今、医療は福島県立医大が中心になっているのでしょうか。

 もう一つは医師会です。医師会の先生方がフロントラインで、診療の合
間に、「放射線は心配ない」と言ってあげれば、地域は安定化します。医
療は本来、一対一の関係で成り立つものであり、今回の問題もそれが基本
だと思うのです。

 ――啓発活動も、マスで実施していくのではなく、一対一でやっていく
必要がある。

 そうです。コミュニティーベースで広げていかなければなりません。放
射線に対する“リハビリ”を進めていく。医療関係者が、診療の現場で、
「心配は要らない、もう大丈夫」と言ってあげれば、それだけで落ち着く。
私は、これまで集団を対象にやってきたことを個別にやっていくようなネ
ットワーク作りをやっていきます。

 県や大学を支援しながら、福島を支えていく。それが私のこれからの
仕事です。

 

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コメント
 
01. 2013年9月22日 23:39:54 : XAaaUPoVDU
山下俊一は信用ならん、薬剤師の部下を出して

最高裁事務総局の行政指導に従ってる姿を出さないから、

会員番号4135号よ、原発推進派が除染に成功してる地区あるから」

本当に存在する事実を現場に行って撮って来いよ。


02. 2013年9月23日 13:48:01 : IL3lrOSfTw
↓山下俊一氏は、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに就任するまでは、正しいことを言っておられたのですが。。

▼避難指示地域の隣町の在住者が山下俊一・長崎大学教授の「朝日ジャーナルでの発言」を「飯館村で話してきたこと」と矛盾していると批判
僕は飯館や浪江、川俣の一部の数値が高いのを見て、自主避難ではだめだ、きちんと命令してあげないといけないと言ってきたんです。国に対しては、30キロ圏外でも必要ならば避難させなきゃだめだとも言ってきました。
http://twitpic.com/52aitv
http://merx.me/archives/16264
▼本当に同じ人?! あるアドバイザー(医師)の発言と論文 ←山下俊一
ある県のアドバイザーの先生は「1年100ミリまで大丈夫」、「放射線は健康に良い」と言われています.
機会があって、その先生の論文(お医者さんの学会での講演をまとめたもの)を読みました。講演は患者が放射線の被曝を受けるCTスキャンなどを使うときにどのように考えれば良いかということが中心でした。
そこでは、次のように書かれています.
つまり、レントゲンとかCTスキャンなどで患者が被曝することが多く、特に日本ではあまりに気軽に診察で被曝させていると警告しています.
ヨーロッパではガンになる人の1%が医療によるもので、被曝量の多い日本ではそれが3%になるとしています.
そして、この「3%」について、「1%と3%で差がないと思いがちだが、3%というと日本人で9000人だから、交通事故よりも多い」と警告しています.
つまり、医療用に低い線量の被曝をしてもかなりのガンが発生しているとアドバイザーの先生は言っておられます.
さらに、次の文章は、この先生のご講演などをお聞きになった福島の人は信じられないでしょう.
このところでは次の4つのことが書いてあります.
1)広島、長崎では低い被曝でもガンのリスクがある、
2)年齢が低いとガンの危険性が高い、
3)20才未満では、10ミリシーベルトで発がんが起こる、
4)だから年間被曝量を考えてCTなどをとるのは危険。
先生に特別の意図があったのかも知れませんが、医者を相手にした学会では、10ミリシーベルトで危険と言っておられます.
これは、「一般人で1年1ミリシーベルト、健康を管理していれば1年5.2ミリシーベルトにできる」という「日本の法律」に沿ったもので、これまでに長く言われてきたことと同じです.
10ミリで発がんの危険性があるのですから、一般的な基準値としては、レントゲンを撮ったりする人もいるので、その10分の1、健康管理していれば2分の1という値は適当なのです.
http://takedanet.com/2011/06/post_a564.html
▼山下俊一の嘘が暴かれた (nuclear allergy)
大人と異なり、小児甲状腺がんの約4割は、この小さい段階(超音波で甲状腺結節を見つけて、1センチ以下、数ミリの結節の事)でみつけても、すでに局所のリンパ節に転移があります。
すなわち、放射線と健康影響を考えるときに、広島、長崎の外部被ばくの様式と異なり、この地域(チェルノブイリ)の一般住民には内部被ばくの放射線影響があることを示唆しています。
いったん被ばくをした子供たちは生涯続く甲状腺の発がんリスクをもつということも明らかになりました。(チェルノブイリの調査結果。2009年3月)
長崎、広島のデータは、少なくとも、低線量率あるいは高線量率でも発がんのリスクがある一定の潜伏期をもって、そして線量依存性に、さらに言うと被ばく時の年齢依存性にがんリスクが高まるということが判明しています。
主として20歳未満の人たちで、過剰な放射線を被ばくすると、10〜100mSvの間で発がんがおこりうるというリスクを否定できません。
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/799.html
▼山下俊一氏アメリカNCRP講演「福島では10人が小児甲状腺がん」 2013年3月11日
先に行われた、第10回福島県県民健康管理調査検討委員会の報告の中で、事故当時18歳以下だった福島県の子どもたち3万8000人の中で3人の小児甲状腺がんの患者が見つかり、あと7人に細胞診の結果「小児甲状腺がん」の疑いが強いとされました。(2013年2月13日)
しかし、山下氏はこのアメリカのNCRPで行った講演で、記者会見(2013年2月23日)で語ったことと全く違ったことを報告しています。
10名全員が小児甲状腺がんとしてカウントされています。
http://www.radiationexposuresociety.com/archives/2649
▼3.11以後、最悪の健康被害の発表「女子小学生の54.1%、女子中学生の55.3%に『のう胞』か『結節』発見。38人の中から1人小児甲状腺ガン発見」
これは山下俊一氏らが2000年に放射能非汚染地域の長崎の子どもたちを甲状腺検査した結果(のう胞が見られたのは0.8%)、チェルノブイリ事故の5〜10年後にチェルノブイリ地域の子供たちを調査した結果(のう胞が見られたのは0.5%)と比べて途方もない数字です。
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2012/09/blog-post_929.html
▼小児甲状腺ガンは事故の翌年からわずかに増え始め、五年後から増える。だからメンゲレ山下は今、逃げるのだ!
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/122.html


03. 2013年9月23日 19:37:54 : IL3lrOSfTw
▼山下俊一教授の調査・研究によると“福島県の子供の10人に一人は癌になる”
山下教授がチェルノブイリで行った健康調査では「1センチ以下や数ミリの結節がみつかってきたが、当初は甲状腺がんであるとは予想しなかった」が「大人では結節をさわると大体100人に1人か2人にがんの可能性があり」、「子供の場合は約20%ががん」であったと発表しているのである。
http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/578.html

04. 2013年9月25日 21:10:47 : Q82AFi3rQM

「正しいことを言えば通じると考えていた」ってなんですか。

 ガリレオは何を教えているのか山下氏が知らないわけはないだろう。
 「正しいこと」って山下氏が決めるのか。
 「通じると考えていた」って、人生なにを見て今日ただ今まで生きて
 こられたのか。
 「通じると思っていた」ってのが通じるなら、誰だってそう思いますよ。


    私はこう思い、正しいと思っていた、通じると思っていた。

 
 山下氏が無邪気にこういうことを言っておられるのなら、そうとうのバカ。
 計算して言っておられるのなら、やはり原発推進勢力の一員。

  一読、一聴して不可解な山下氏の「お言葉」でした。
 笑っていれば放射能の影響がない、とは...お笑いだ。

 長崎大学が氏を支援しているとかおっしゃっておられるが、長崎大学も
 まことにお気の毒、これで日本中に大学として三流四流であることを公言
 したわけだ。

  原爆投下をこうむった長崎でこういう人物を存在させることについて
 大学関係者は、なんとも思わないのかまことに不思議ですね。

  山下氏は福島から「身の危険」を感じて逃げた。

  当然でしょう。

  わらってて放射能の影響がないなら、ご本人が寿命がつきるまで福島
  で「笑って」存在していることがその主張の正しさを裏付けるんだから。

  逃げ帰って、長崎に泥を塗るニンピ人。

  良く、こんな話をここに投稿する糞。

 
 


05. 2013年9月26日 00:19:54 : 2ZW1HOVjKg
う〜〜ん!「こ」の野老は、放射能から避難しても、

シッカリ金はフトコロに頂戴していやがるっ!

メンゲレ道に俊じて一番!よりも、福の一番へ!

福一作業員の東電委託の医療業務せんかぇっ!

  電磁推進機研究者談


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