http://www.asyura2.com/13/cult12/msg/165.html
Tweet |
ダブルスタンダード。
小出裕章先生は原子炉は各製造装置って言ってましたね。北朝鮮の原子炉はどうなんですか?
原子力発電所は 核兵器を持ちたいという 国家意思の表れ … 小出氏の 講演より … イギリスBBCが伝える 東電のずさんな 汚染水対処
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-861.html
・・・
小出裕章氏: 福島の問題はもちろんとてつもなく重大な問題です。 しかし、原子力の問題というのは、単に安全か危険かという問題ではありません。 もともと日本が原子力をやろうとした動機は、「核開発」です。
すでに1969年にこういう方針 (核兵器製造の経済的・技術的ポテンシャルは常に保持するとともにこれに対する掣肘(せいちゅう)をうけないよう配慮する。) を建てて原子力を進めてきたのです。 すでに1969年にこういう方針を建てて原子力を進めてきたのです。
ある時には外務省の幹部が新聞(朝日新聞 1992年1月19日)のインタビューでこんなことを答えています。
個人としての見解だが、日本の外交力の裏付けとして、 核武装の選択の可能性を捨ててしまわない方がいい。 保有能力はもつが、当面政策として持たないという形でいく。 そのためにもプルトニウムの蓄積と、 ミサイルに兼用できるロケット技術は開発しておかなければならない。
原子力の平和利用だと言いながらプルトニウムはどんどんどんどん蓄積して懐に入れてきました。 すでに日本には45トンの分離されたプルトニウムがありますが、 それで原爆をつくれば4000発作れてしまいます。
そしてつい先日はイプシロンというロケットの打ち上げようとしました。 その前にはH2ロケットは沢山打ち上げているんですね。 それも全てミサイルに転用できるロケット技術を開発できるという事でやってきたのです。
日本国内では、たとえば朝鮮民主主義人民共和国が人工衛星を打ち上げる、 そのために「ロケットを打ち上げるんだ」と言って、イカオ(ICAO)という国際的な団体に申請しました。 申請した通りにロケットを朝鮮民主主義人民共和国が打ち上げた。 それに対して日本という国は「実質的なミサイルを打ち上げた」というんですね。
「撃墜する場合もある」というような事を言う国でした。 何のことはない、日本は沢山H2ロケットでもなんでも打ち上げている。 「それはじゃあ、実質的なミサイルではないのか?」と、むしろ私は聞きたくなります。
その国連の常任理事国は、米国、ロシア、英国、フランス 中国ですけれども 沢山の連合国があった中で、なんでこの5カ国だけが常任理事国になっているのかと言えば、 核兵器を持っているからです。 核兵器を持つという事は現在の世界を支配するために決定的に重要なファクターになってしまっているという、 そういう世界があります。
しかしそういう体制の中で、 核兵器保有国ではなくて中心3技術 (ウラン濃縮、原子炉、再処理、という3つの技術) の全てを持っている国が世界で1カ国だけあるんです。 どこですか? 日本ですよね。
日本という国は平和利用だという事を言いながら、 実質的な核保有国にすでになったという、非常に特殊な国なのです。
私は原子力にいる人間として、 原子力は徹底的に危険だと思います。 こんなものはやってはいけないと思いますけれども、 私が原子力に反対しているのは単に危険だからではありません。
原子力というのは他者の犠牲の上にしか成り立たないという、そういうものです。 差別に基づかなければできないという、そういうものに私は反対しています。
もともと原子力発電所で働いている労働者の被ばくは、 9割以上は下請け孫請けの労働者が担ってきました。 そこで事故が起きたら大変だという事で、都会を離れて過疎地に押し付けた。 過疎地で事故が起きてしまえば、そこの人達が本当に苦難のどん底に突き落とされて、 そして事故の収束に行くのは 下請け孫請けの労働者たちがまた被ばくをさせられてしまうということになります。
仮に事故が起こらなくても、原子力を使ってしまう限りは、 核分裂生成物という放射性物質を生み出してしまって、 その放射性物質を私たちが無毒化する力を持っていないのです。 100万年にもわたってどこかに隔離をしなければいけない。 そんな事が出来る道理が無いのです。
私が死んでも、皆さんが死んでも、自民党政権なんてなくなっても、 無くならない毒を残していくという事になります。
その上で今聞いていただいたように、 原子力というのは核です。 核兵器そのものなのです。
皆さんは原子力と核は違うものだと思い込まされてきたかもしれませんが、同じものなのです。 その核を持つ事が世界を支配するための力なのだと、 要するに自民党政権もみんな思っているわけですけれども、力の論理で平和が築ける筈はないのです。 その事に気付かなければいけないと思うし、 私たちは他の人々を犠牲にするという、そういう原子力、 原子力的なものというものを捨てるということが必要なのだと思います。
<参考リンク>
・北朝鮮の原子炉再稼働、事実なら「大規模人災の恐れ」 露外交筋(AFPニュース)
http://www.asyura2.com/13/cult12/msg/164.html
・<反原発に潜む同和と在日の影>「食肉と部落の関係」学ぶ 経産省前「テント談話室」で(「解放新聞」)
http://www.asyura2.com/13/cult12/msg/163.html
・<反原発のヒーロー小出裕章>核開発は北朝鮮の当然の権利!日本は朝鮮に創氏改名、天皇崇拝を強制したのだから!という主張
http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/518.html
・"チェルノブイリへのかけはし"が懸命に北朝鮮擁護 偽装環境派の正体が暴かれた
http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/580.html
・原水協と繋がった「チェルノブイリのかけはし」 同和・北朝鮮人脈が透けて見えるのは気のせい?
http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/583.html
・<デクシャ JOYヒーリング 反原発>人騙しの目的はなんだろう?
http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/627.html
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。