20. 2013年8月24日 13:49:52
: S2ksoSFczA
>>15 「あ〜ん!こら!」様へ1、今回の参院選で反TPP ・反増税・反改憲・反原発の旗を掲げる勢力の共闘が大規模になされたのは沖縄のみであった。社民党も同様であるが、それなりの理由はあるにせよ共産党は全国の各選挙区にくまなく候補を擁立し、反「自公維新みんな」に対抗する他党の候補と票を奪い合い、結果として自公が擁立した候補の当選に力を貸したことになった。 2、7.21参院選における共産党および注目すべき他党の候補について、選挙区票並びに同区域内の比例区票を見ていただきたい。 選挙区 候補者(政党) 選挙区票 比例票 差(選挙区票-比例区票) 北海道 森英士(共産) 272102 261323 − 10779 青森 吉俣洋(共産) 48290 47484 − 806 岩手 菊池幸夫(共産) 46529 54057 + 7528 関根敏伸(生活) 91048 102112 + 11064 山形 太田俊男(共産) 33718 33887 + 169 舟山康江(ど社) 252040 39476 −212564 *舟山比例票は、みどり票と社民票の合計 新潟 西沢博(共産) 60317 77964 + 17647 森裕子(生活) 165308 45182 −120126 富山 高橋渡(共産) 51569 20719 − 30850 島根 向瀬慎一(共産) 26255 23931 − 2324 亀井亜紀子(ど社) 115043 19779 − 95264 *亀井比例票は、みどり票と社民票の合計 以上からわかる事は、共産党の比例票についてマイナスになっているのは、北海道、青森、富山県であり、プラスになっているのは、 岩手、山形、新潟 である。 3、一般的に、ある選挙区における立候補者数が政党数よりも少なければ、各政党が獲得する比例票は選挙区票よりも少なくなるはずである。例えば、有権者60万人の選挙区で3人が立候補し、比例区で10の政党があり、各候補が30万、20万、10万の票を得たとする。しかし比例区では、他の7つの政党を支持する有権者もあって票が分散することになる。したがって、30万の得票を得た候補の支持政党の比例票がその30万を下回る事はあったとしても、この30万を大きく上回ることなど通常は考えられないのである。また上記の3選挙区の中で、 関根敏伸氏(生活)の比例票が + 11064 となぜか増えている一方、 舟山康江氏(ど社)の比例票は −212564 と明らかに異常な減り方をし、 亀井亜紀子(ど社)の比例票は − 95264 と明らかに不自然な票となっている。 これらはあまりにも不自然であり何らかの異常な事態が起きたとしか思えない。同様の不自然さは、 岩手県の菊池幸夫氏(共産) +7528 であり、 新潟県の西沢博氏(共産) +17647 にも言えることである。 舟山氏(山形)、森氏(新潟)、亀井氏(島根)の比例票激減のありさまを見ると、まるで3氏の比例票を各政党に配分したとしか思えないのである。(島根の向瀬氏は別として) 反自公勢力の中では生活の党を始めとした勢力は、特殊法人の整理や特別会計の一般会計化などを訴えていた。共産党は国民・庶民の味方というものの、財源については防衛費削減と大企業優遇の批判ばかりであり、寡聞にして特別会計についての政策を聞いたことがない。この特別会計は、官僚機構にとっては何があっても守りたい領域である。同じような政策を掲げていてもなぜ共産党だけ躍進し、ほかの政党が惨敗したのかの分かれ道はこのへんにあるかも知れない。仮に、共産党自らが不正に加担したのではないとしても、不正を働いたものから何らかの便宜を不正に受けていたとすれば、軽重はともかく糾弾されなければならないことは当然である。 4、共産党は働く人たちの味方としての政策を掲げており共感できる部分も多い。しかし現実には、選挙において反自公勢力と並行して対抗馬を立て、結果として自公推薦候補の当選に力を貸している。また、小沢裁判の判決に対しても検察側のリークを真実と断定した上で批判をしている。本当に証拠があるのなら東京地検特捜部へ提出すべきだと思うが、それをせずに根拠なき批判を今も続けている。検察の捏造報告書や秘書裁判2審における86通の証拠の却下に見られる司法の不法行為や不実を指摘せず、無罪となった小沢氏に対し更に追い打ちをかけるような姿勢は、政敵を陥れるためだけの軽蔑すべき行為であり、日本国憲法下における公党としての見識を疑わざるを得ない。自分だけが正しいとするこのような姿勢は、自公政治を批判する有権者とそれによって成立すべき政治勢力を分散させ、無力化させるという意味で、自公の補完勢力であるという誹りを免れることはできない。政権与党に限ったことではなく、権力は腐敗するのである。 >参議院23回選挙結果 http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/ >第23回 参議院議員通常選挙 発表資料(総務省) http://www.soumu.go.jp/senkyo/23sansokuhou/ >兵頭に訊こう:http://m-hyodo.com/election-23/ ところで、今回の参議院選挙を分析するポイントのひとつは共産党である。共産党は議席が倍増した。大勝したことで、3年後の衆参同時選挙でますます選挙協力には応じないだろう。現在の共産党は、国の幸せよりも党の幸せ、国民の幸福よりも党員の幸せを追求しているように見える。憲法改悪阻止は共産党の生命線だった。その危急存亡のときにあっても、共産党は単独での勝利を目指した。おそらく自民党に真に対抗できるのは共産党だけと思っているのだろう。現在の戦略で進めば、共産党単独での過半数制覇、単独政権しかありえない。そしてそのようなことは金輪際ありえないのである。> >赤旗は「小沢氏無罪判決」をどう評価しているのか http://lailai-hanyu.at.webry.info/201204/article_1.html 赤旗の主張「小沢氏判決 秘書有罪、本人無罪で終わらぬ」を読むと、あの石川議員などの推定有罪判決を疑わず、検察捜査の問題点や検察審議会の胡散臭さにもまったく触れていません。しかも確たる証拠でも握っているのでしょうか、検察が起訴できなかったゼネコンからの金の流れ、いわゆる「天の声」はあったという前提で書かれています。今回は他社のマスコミ社説はまったく読んでいませんけれども、おそらくそれらと似たりよったり、革新を標榜する分、むしろ悪質、そんな気がしています。・・・> >水谷建設の新証言「5000万円の授受はなかった」!?――新証拠申請を却下した高裁 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=3116
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