http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/772.html
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「平成24年3月24日から1ヶ月間、「ガラスバッジ(個人線量計)」を用いて、
生活パターンの異なる8名の学生と2名の教職員の積算放射線量を測定しました。
その結果、10名中8名が不検出、2名が0.05〜0.06mSvでした。1年間に換算した積
算放射線量は0.55〜0.66mSvで、国の年間放射線被曝量の基準値1mSvを下回る
結果となりました。」(日本大学工学部)
放射脳カルトの妄想が打ち砕かれたようです。
これでも東京や大阪で鼻血、心臓麻痺、突然死と騒いでる人間は詐欺師です。
■日本大学工学部のホームページから
http://www.ce.nihon-u.ac.jp/fubokai/josenhokoku.html
平成24年10月12日
日本大学工学部父母会会員殿
日本大学工学部
原発事故による放射能汚染に対する
工学部の取り組みと現状について
下図は、 日本大学工学部のホームページで公開している工学部キャンパス内
の主要な場所での空間放射線量率の値が、原発事故からの経過時間と共にどの
ように変化してきたかを示すグラフです。 横軸は原発事故からの経過時間で、単
位は「年」です。現在、原発事故から1年半(1.5年)が経過しております。また、縦軸
は空間放射線量率で、単位はμSv/h(マイクロシーベルト毎時)です。グラフを参照
しながら、以下の解説記事をお読み下さいますようお願い申し上げます。
http://www.ce.nihon-u.ac.jp/fubokai/josen1.jpg
@ 原発事故直後の工学部キャンパス内の空間放射線量率
平成23年3月の原発事故直後の工学部キャンパス内の空間放射線量率
(μSv/h)は、グラフの左側に■、●、▲等の記号で記されているように、工学部正
門、70号館(学生の多くが講義を受ける建物)前の通路、グラウンド(学生が運動
する場所)、そしてハットNE(学生食堂のある建物)の東側通路は1.1〜1.3μSv/h
程度ありました。ただし、70号館内の講義室(7044教室)や学生食堂内(グラフに
は記入していない)は1桁小さい0.11〜0.12μSv/hでした。なお、グラフ中の理論値
(参考)は、放射性セシウムをそのまま何もせず放置しておいたとき、空間放射線
量率が自然にどのように減少していくかを示しています。これはあくまでも参考値で
す。
A 外部被曝を軽減するための対策(除染作業)
学生諸君が勉強する講義室や食堂内の空間放射線量率は、@に記したように、
最初から低い値を示していたため、外部被曝軽減のための除染作業は野外を中
心に昨年の6月頃から着手しました。作業内容は、高圧水洗浄で、学生が利用する
通路や建物の外壁などを除染しました。これによって、工学部全体の空間放射線
量率が0.6μSv/h程度まで低下させることができました。グラフの「高圧水洗浄作
業」と記したところの値を見ていただくと、低下の傾向がご理解頂けると思います。
しかし、グラウンドは空間放射線量率が低下しなかったので、「表土を取り除く作 業」を今年の春休み期間中に実施いたしました。これによって、空間放射線量率を
0.15μSv/h程度まで大幅に下げることができました。
さらに、70号館前の通路(敷石としてブロックを並べた通路)の空間放射線量率 が低下しなかったため、ブロックを新しいものと交換する作業を今年の夏休み期間 中に実施いたしました。その結果、空間放射線量率を0.15μSv/h程度まで低下さ せることができました。
工学部キャンパス内の空間放射線量率の最新の値(10月5日現在)は、工学部
正門が0.29μSv/h、70号館前が0.15μSv/h、70号館教室内が0.05μSv/h、ハット
NE前(通路)が0.26μSv/h、ハットNE1階食堂内が0.08μSv/h、グラウンドが
0.10μSv/h、国が設置したモニターリングポストのある本館南側が0.22μSv/hで
す。なお、空間放射線量率が0.23μSv/h以下であれば、年間被曝量が1mSv(ミリシ
ーベルト)以下になるということで、国の基準では除染の対象外になります。
また、平成24年3月24日から1ヶ月間、「ガラスバッジ(個人線量計)」を用いて、
生活パターンの異なる8名の学生と2名の教職員の積算放射線量を測定しました。
その結果、10名中8名が不検出、2名が0.05〜0.06mSvでした。1年間に換算した積
算放射線量は0.55〜0.66mSvで、国の年間放射線被曝量の基準値1mSvを下回る
結果となりました。
このようにキャンパス内の空間放射線量率は、原発事故直後に比べて確実に低
下しています。しかし、正門などキャンパスの一部で基準値を若干超すところがあり
ますので、今秋から春休みに向けて、キャンパス内の芝生の張替え作業や再度の
除染作業等を実施することになっております。今後とも除染作業を推進し、さらに空
間放射線量率の低い環境を作りたいと考えております。
B 内部被曝を軽減するための対策(放射能測定)
http://www.ce.nihon-u.ac.jp/fubokai/josen2.jpg
放射性物質で汚染されている食物や飲料水等を口にすると、内部被曝の原因に
なります。そこで工学部では、学生食堂で提供している食材とその加工品、そして
飲料水の放射能を今年の4月から定期的にゲルマニウム半導体検出器波高分析 装置(写真)を用いて測定し、その結果をホームページ
(http://www.ce.nihon-u.ac.jp)で公開しております。ご覧頂ければ幸いです。
現在までに調べた測定結果はすべて1ベクレル/キログラム以下で、国が定めた
基準値(水は10ベクレル/キログラム, 食物は100ベクレル/キログラム)を大幅に下
回る値になっております。
今後とも放射能を測定し、安全・安心が確保できるように努めてまいります。
以 上
<参考リンク>
■放射線量 除染基準超地点 ゼロ(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130730/CK2013073002000105.html
■国の除染目標下回る0.9ミリシーベルト 伊達市民の平均年間外部被ばく 市が実測値公表(福島民報)
http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/756.html
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